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エロゲー「絶対特権主張しますっ!」

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/04/12(水) 21:05:13 ID:SIYivaRU
幼馴染の藍子、クラスの人気者茜、サイキックな後輩裕子
テニス部の先輩愛梨、地味な日陰者輝子
あなたは誰を攻略しますか?

170名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/02(金) 18:00:05 ID:E8Ubg6/A
あ^��

171名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/02(金) 20:37:52 ID:8hCG2rAU
ええぞ!ええぞ!

172名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/03(土) 23:40:44 ID:gw2BCseQ
おほ^〜続き来てる
ええぞ!ええぞ!

173名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 03:15:24 ID:ovQ.62Lg

そんないつもの日常の中、一週間のうち数回訪れる体育の時間がやってきた。
暖かな日差しにすっかりおとなしくなっていた運動部の生徒たちが、いっせいに活気づく。
ざわめく教室の中で、藍子と視線がぶつかった。人が出口へと流れてゆく中で、困ったように笑う藍子がいた。
もちろん更衣室は男女で別々だから、僕らはいったんここで離ればなれになる。女友達に連れられて背中を向けるとき、藍子は少しだけ、哀しそうな顔をするのだった。
そんな藍子たちが教室から消えるのを見てから、僕も荷物を持って立ち上がるのだった。

174名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 03:18:35 ID:ovQ.62Lg

男子更衣室で着替えと準備を終えた後、昇降口まで降りてグラウンドに向かおうとした時、僕の友達が声をかけた。

「ん、お前さ、いつも持ってるタオルはどしたん?」

「あれ、そういえば……今日持ってきたのは確かなんだけど」

「更衣室に置き忘れたとか?」

「そうかも、ちょっと見てくるから先に行ってて。もし先生になんか言われたら上手いこと言っといて」

「おっけ、でも早めに来いよ、あの教師、マジで性格わりーしめんどくさいからな」

友人たちが小走りで去ってゆくのを見て、僕は来た道を引き返す。
更衣室の引き戸を開け、誰もいない部屋の中、自分の荷物を取り出した。
閉めきった窓ガラスから、グラウンドに集まった生徒たちの声がざわざわと伝わってくる。

「うーん、おかしいな」

着ていたワイシャツやズボンをひっくり返しても、財布やスマホ、定期入れなどは過不足なく出てくるのに、なぜかマフラータオルだけが見つからない。
持参することが必須なわけではないし、今日は別に無くてもいいか。そう考えることにした。むしろ、授業開始に遅れるほうがいろいろと面倒だ。
さっき友達のひとりが言っていたように、僕らの体育の先生は些細なことで機嫌を損ねるし、細かい規律にもうるさい。
ひどく機嫌の悪かった日には、始業時間に遅れた生徒を徹底して無視して、授業に参加させないようにしている、という光景を目の前で見てしまい、僕としても本当に苦手な先生だ。
少し急いで、乱雑に制服を畳み、体操着袋にしまう。

突然、体操着の襟がぐいっと強く引っ張られたという感触を、喉元が認識する。ほんの少し遅れて、僕の身体が後ろに倒れた。
バランスを崩し、後ろに手をついた僕に、誰かがまたがるようにしてのしかかってきた。
ふわりと、辺りに芳香が舞い上がる。この香りに僕は覚えがある。

「十時、先輩……!!」

175名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 04:00:29 ID:UuYde4zM
先輩!なにしてんすか!まずいですよ!

176名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 05:35:51 ID:gpSMylwQ
また始まってる!(歓喜)

177名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 23:29:19 ID:ovQ.62Lg

「えへへ、お久しぶり」

にこやかに笑った十時愛梨先輩がいた。
間違えるはずもない。一週間前のあの時、同じ香りをあれほど近くで吸い込んでいたのだから。

「ねーぇ、探し物はもしかして、これ?」

十時先輩の手には、紛れもなく僕が探していたタオルがあった。

「なんであなたが持ってるんですか!? 返してくださいよ」

「えへへ、だぁーめ。これはあとで返すから、ね?」

まるでお気に入りの公園の遊具に乗る子供のように、先輩は僕のおなかの上にまたがっている。
押し付けられ平たく形を変えた、柔らかい太ももの感触に神経が集まりそうになる。
いったん目を閉じて、息を吐く。
努めて冷静に、十時先輩を睨み付ける。

「それより、なんでここにいるんですか……っていうか先輩、授業は……」

「えー? たまたま、偶然だよぉ、偶然っ。ぐーぜん授業を抜け出して来たら、キミがいたんだぁ」

178名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 23:38:31 ID:ovQ.62Lg

偶然。
こんな状況でこの人が言うところの偶然ほど、恐いものはないと思った。『恐い』というよりも、『怖い』というか。
毅然と、冷静に応対するつもりだったはずなのに。
偶然と名付けられたこの状況下、僕は完全に空間を支配されてしまっている。
僕の胸に両手を乗せて、十時先輩がぐいっと前屈みになる。
端正な顔が近づいて、重みで押し下がったスプリングセーターの胸元に、丸くて濃い影が二つできた。

「わたしね、今まではぁ、頑張ってキミの気を引こうとしてたから、ああやって藍子ちゃんもガードを堅くしてたってことに、やっと気が付いたの」

「はぁ? なんの話を……」

「だからぁ、もうそういうめんどくさいこと、ぜーんぶ飛ばして、一発で仕留めちゃえばいいんだって」

一発で仕留める。
その真意がいまいち汲み取れないながらも、まるで獲物を狙う狩人のような、いや、むしろ僕という人間に、獰猛でしなやかな肉食獣が襲い掛からんとするイメージが脳内に浮かんだ。

179名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 23:45:42 ID:ovQ.62Lg

「でも、藍子ちゃんもだいぶ頑張ってましたけど、詰めが甘いっていうかぁ、油断しすぎですよねぇ」

憐れむような口調で、それなのに楽しそうにくすくすと、昇降口で藍子と対峙した時のような笑みをこぼす。

「わたしが藍子ちゃんの立場なら、更衣室にでもトイレにでもついて行くのになぁ。それとも、所詮その程度の想いだったのかな」

僕を床に押さえつけたまま、十時先輩が呆れたように首を振る。
二つに結ばれた髪の束はゆらゆら揺れて、僕のあごをかすめた。
なにか仕草をするたびに、髪から、指先から、制服から、意識を侵すような香りがふり撒かれる。
輪郭がぼやけそうな思考の中で、十時先輩の言葉にかすかな違和感が生じた。

「……ちょっと待ってください。十時先輩はなんでそれを知って……まさか」

そんなわけない、ありえない、といった陳腐な言葉なんてこの人はいくらでも覆す人だから。
僕は一番ありえないと思った選択肢を、一言一句違わず言葉にする。

「……この一週間、ずっと僕らを見てました?」

十時先輩がほほ笑む。薄く開いたまぶたの間から覗く瞳が僕を射抜いた。
ぞくり。僕の体内で確かに音を立てて、寒気が全身を駆けた。

「ん〜? それはどうかな、さすがにわたしもそんなにヒマじゃないし」

暇だったらやっていた、とでも言わんばかりの、またもや絶妙にかみ合わない答えが返って来た。

180名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/05(月) 23:53:31 ID:ovQ.62Lg
久しぶりの更新で申し訳ありません。
待っていてくださった方々、ありがとうございます。
とりあえず今夜はここまでです。またお待たせしてしまうかと思いますが気長にお待ちください。

181名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/06(火) 00:00:45 ID:cOGEchWY
好評、絶賛!次回も期待してます!

182名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/06(火) 00:09:03 ID:3BA8Be4c
乙ナス!
もうひと悶着ありそうですねクォレハ…

183名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/08(木) 22:31:30 ID:nOz94HUA
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(興奮)

184名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/06/16(金) 05:03:39 ID:oDF28FoA
なぜスレ主を気にするんだい? 彼の文章はとっても上手だよ

185名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/07/13(木) 17:31:49 ID:nW/Ol6YU
続きが読みたいんだよなぁ…
まだ時間かかりそうですかね〜?

186名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/07/20(木) 21:03:39 ID:Q6SXgk8o
1ヶ月以上たってるんだよなぁ…続きあくしろ〜

187名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/08/04(金) 05:26:09 ID:EZo3YOmk

そんな僕の心境をよそに、十時先輩は辺りをきょろきょろと見まわす。

「ふぅ、暑いなぁ……」

そう言いながら、身体を起こした十時先輩がスプリングセーターをたくし上げた。

「うわわっ」

セーターの裾をつかんで交差した腕が、肩まで引き上げられたとき、白いワイシャツに包まれた双丘が、たゆんと揺れた。
開け放たれた第一ボタンの奥から、肌色が目に飛び込んでくる。
脱ぎ捨てたセーターを片手に、ふるふるっと小刻みに二、三回首を振った。

「今日は暖かいもんねぇ、男の子の更衣室にはエアコンないんだ、かわいそう」

「いやそうじゃなくて、なんでいきなり脱ぎ始めるんですか」

「えー、だってこの部屋暑いじゃない? かといって窓開けちゃったらバレちゃいそうだし」

微妙にかみ合わないこのやり取りも、人目をはばからないで服を脱ぎだす癖も、みんなが知っているいつもの十時先輩そのもの、のはずだ。
なのに。この人はいったい誰なんだろう。
藍子もそうだった。みんないつもの仕草で、いつもと同じ声で、僕が全く知らない一面が隠れていた。
女の子はみんなそういうものなんだろうか。
もしかしたら、茜も、裕子も、輝子も。
そんな、あったかもしれない可能性に思いを馳せていると、気づけば十時先輩がワイシャツのボタンに手をかけていた。

188名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/08/04(金) 05:44:47 ID:EZo3YOmk

上から四つ目のボタンは、すでに情けなく宙ぶらりんになって、繋ぎ止められた五つ目のボタンの隙間から覗く、薄黄色のブラと目が合った。
僕は慌てて視線を逸らす。

「あははっ、見えた? そんな恥ずかしがらなくたっていいのに」

「ちょっ、やめてくださいマジで怒りますよ」

「ほんとにぃ? ホントにやめて欲しいと思ってる?」

「どういうことですか……僕は本気で」

「ほーらぁ、ここ」

そう言われた瞬間、僕の下半身が跳ね上がった。一緒に十時先輩がビクンと揺れる。
屹立した僕のズボンの真ん中に、柔らかい二本の指がぐりっと押し込まれたようだ。

「ふふふっ、ね? すっごい嬉しそうだよ?」

耳元に唇をよせて十時先輩が囁く。甘い香りがぐっと近づいて、たわわな胸が僕の鎖骨あたりにぺたりと接地している。
そのままお互いの左頬が触れ合って、床に寝転んだ僕にぴったりと密着するように、十時先輩に抱きしめられていた。

189名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/08/04(金) 05:46:49 ID:qQWAnpVE
もう始まってる!

190名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/08/04(金) 06:09:28 ID:r1WzvHkc
ええぞ!ええぞ!

191名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/08/04(金) 06:13:53 ID:EZo3YOmk

「いい? よーく聞いてね」

吐息が耳をくすぐる。同時に僕の反対側の耳元はすりすりと撫でられている。
はむっ、と柔らかいものが僕の耳を挟んだ。それが十時先輩の唇だと気が付くまでには、少し時間がかかった。
唇の弾力が耳を包んで、キャンディーを舐めるかのように、優しく、ゆっくりと舌先が撫でつけられる。
かと思えば、くちゅり、くちゅりと音を立てて甘噛みが始まった。
艶めかしく甘噛みを繰り返して、耳の先っぽにキスを落として、もう一度温かい吐息が吹きかけられて。
僕の耳に全ての神経を集中させるかのように、ねちっこい刺激が与えられる。
頭はのぼせている、なのに、脳にまともに血液が通っていないかのように思える感覚。
刺激が、香りが、密着する柔らかさが、それら全てが、僕の身体に流れる血液を下半身の一点に集中させてゆく。
不意に、十時先輩の身体が離れる。僕を見下ろした体勢で、先輩が口を開く。

「どぉ? 気持ちいい?」

僕は何も答えない。耳に焼き付いた熱い感触を思い出さないように、十時先輩を精いっぱい睨み付ける。

「ふぅん……まだそんな目をするんだね」

ずいっ、とまた十時先輩が顔を近づけてきた。抵抗しようと、僕はまた身体をよじらせる。

「わたしを……愛梨のこと、よーく見ててね」

お互いの鼻先が触れ合いそうな距離で、十時先輩が僕をじぃっと見つめる。影が差した金色の瞳に射抜かれ、僕はあることに気が付いてしまった。

この瞳は……藍子の瞳に似ている―――。

身体から、溶けて流れ出すかのように力が抜けてゆく。
目の前にいるのは紛れもなく十時先輩、のはず、なんだよね?
じたばたすることをやめた僕を見て、十時先輩は満足げに笑う。

「ふふふっ、えらいえらい」

濡れた唇からは、するりするりと、言葉が流れ出る。
言葉は、僕の耳へと流れ込んで、体内を、脳内をとっぷりと浸していった。

192名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/08/04(金) 09:57:07 ID:5MHocS2A
も始!

193名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/08/09(水) 04:28:42 ID:vvBOf9PY
やったぜ。

194名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/09/07(木) 04:00:37 ID:XRVUmfyM
1ヶ月過ぎたんですが…続きはまだですかねぇ〜

195名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/09/18(月) 04:59:15 ID:j3s7e8KQ
続きをくださいお願いします一ヶ月半おちんちん勃ちつづけてます

196名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/09/18(月) 06:35:32 ID:lsejhbDg
これはもうエタッたとみて間違いないっすね…

197名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/10/04(水) 14:23:48 ID:fYFpiQsU
続きはどこ…ここ…?

198名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/03/13(火) 13:24:24 ID:Hid/hpE6
あくしろよ

199名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/03/13(火) 15:01:51 ID:hiAx1Wfk
藍子ちゃんルートだけでも完結してよかったよかった

200名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/13(金) 23:55:44 ID:J9ryP.IA
十時先輩が自らのおさげ髪に手を伸ばす。ヘアゴムがしゅるりと解かれた。十時先輩が軽く頭を揺らして、髪がはためく様子を僕はぼんやりと見つめていた。
優しい目元も、髪の毛の色も、触れている指先も、藍子にそっくりだ。

「さーて、どこまでいけるかなっ」

半ば朦朧とし始めた僕の意識の外側で、十時先輩が動き出した。
体操着のズボンの裾が両手で掴まれる。引っ張られるようにして僕の腰とふとももが浮き上がった。
まるで母親が小さな子どもに手を貸すように、体操着の半ズボンがずり降ろされる。

「やっぱり体操服って脱がしやすーい! らくちんだね」

床の硬さと生ぬるさが、より明確に腰や背中に伝わる。
まずい。
ぼんやりとした思考回路の中に、明確な危機感が浮かび上がる。
このまま為すがままになるのはいけない気がする。
誰かと交わしたはずの言葉が喉まで出かかっているんだけど、思い出せない。
なんとかしてこの状況を打破しようと、僕は必死に身体をよじらようとする。けれど体勢をひっくり返そうとしても、うまくいかない。
不思議なことにさっきから僕の身体が思うように動かない。本来ならば、華奢な女の子にのしかかられるくらい、その気になれば跳ね返せるはず、なのに。
なされるがままに、僕のトランクスに十時先輩の指がかかる。細くて長い指が、僕の腰骨あたりをまさぐっている。

「みんなが帰ってくるまでにぃ、愛梨のこと、いーっぱい好きになってねっ」

201名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/14(土) 00:00:30 ID:ceUCmVzc
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!

202名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/14(土) 00:15:26 ID:CxTyq592
そんな声が聞こえてから、僕のトランクスが引き下ろされた。
引っ張られるようにして情けなく浮かび上がった僕の腰に、生ぬるい空気がまとわりつく。
両足から引き抜かれたトランクスを、十時先輩は二、三回はたいてから床に置いた。

「わぁっ……♡」

こちらに向き直った十時先輩が、嬉しそうな声を上げた。
熱を帯びて、痛いくらいに怒張して小刻みに震える僕のものを、うっとりと見つめている。
そして指先が僕の股間に伸ばされる。

「すごく熱い……」

まるで愛おしいものを撫でるかのような手つきで、指先が僕の肌を滑る。
綺麗な弧を描く爪が軽くひっかかって、そのくすぐったさに僕の身体がびくりと反応する。
十時先輩が片方の手で、ガチガチに力の入った僕のふとももを撫でる。

「これが藍子ちゃんの中に入ってたんだね……いいなぁ……」

そしてもう片方の手は、一本一本の指で硬直したその感触を確かめるかのように、僕のものを弄んでいる。
先輩の手のひらはそんなに温かくなくて、むしろちょっと冷たいくらいだ。
全身の熱が集中した僕の股間から、まるで少しづつ体温を搾り取っていくかのように、きゅっ、きゅっと力をこめている。

203名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/14(土) 00:26:57 ID:5.6tK5x2
詣でた

204名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/14(土) 00:58:42 ID:PXirqH7s
アーイキソ

205名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/14(土) 01:48:34 ID:byADNwGg
ちょっと待って!続きが入ってるやん!

206名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/15(日) 02:04:03 ID:Jk4EUYE2
細い指が動く度に、よくわからない危機感と、それを押しのけようとする興奮が僕の中でうねりとなって、身体の奥底から突き上がってくる。
十時先輩が何かを言っているのはおぼろげに聞こえるんだけど、その声は意味を為さずに、僕の脳をゆったりと揺らす音として通り抜けていく。
僕の太ももから脇腹にかけてを、すりすりと撫でる感触と、身体の真ん中を締め付ける、硬いような柔らかいような感触。
なおも与えられる対照的な刺激を、僕の頭は処理できなくなってきていた。
それがどれくらいの間続いていたのだろうか。不意に十時先輩の指先が離れた。
身体から体温が流れ出てゆくのが止まって、ゆりかごで揺らされていた僕は、唐突に投げ出され、収まりの悪い無重力空間をゆっくりと沈んでいった。

「えへへ、ほんとはもぉっと焦らしてあげたいんだけど、一発で仕留めるって言ったからね」

楽しそうに笑う十時先輩と目が合う。今度は何を言っているのか聞き取れた。
というより、その表情が言わんとする意味を否応なしに分からされた。

「あんまり時間もないしぃ、素直になろ? ねっ?」

207名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/15(日) 02:27:33 ID:Jk4EUYE2
そう言って、花を摘み取るかのように両手が添えられた。
そして蝶が蜜を吸うかのように、十時先輩が先端に口を付けた。

「ひうっ」

僕の身体が突き上げられたように跳ねる。十時先輩の柔らかい弾力のある唇が、ちゅっ、ちゅっ、と音を立てて吸い付いている。
熱くて、くすぐったくて。身体の芯までぐずぐずに蕩けて吸いとられてしまいそうな。
僕はまぶたを硬く閉じて、必死になってこの光景を見ないようにした。
だけど、抵抗をしようとするだけそれは空しくて。
見ないように抗おうとするほどに、逃げてはいけないとばかりに身体中が刺激を受け入れてゆく。
先輩の舌の先っぽが、ちろちろと先端部分を擦る。
何がなんだかわからないまま、僕は全身に力を込める。はけ口を持たない力は身体をいたずらに強張らせるだけだった。
添えられていた十時先輩の両手が、もぞもぞと動いた。
きゅっ、と。さっきやられていたように、一瞬だけ軽く握られた。

「……っぁ!?」

それを引き金にして、肺の中に抑えこんでいた空気が吐き出された。
閉じていたまぶたが押し上げられて、更衣室の灰色の天井が目に飛び込んでくる。
おぼろげだった意識が一気に覚醒して、急に周りの音も良く聞こえるようになった。

208名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/15(日) 02:43:31 ID:/u1ZrLKQ
続き始まってる!

209名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/15(日) 14:08:03 ID:zouFofDw
お前のSSを待ってたんだよ!

210名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/04/16(月) 00:52:30 ID:YaVonQwU
ちょっと今夜は続きを載せられそうにありません。楽しみにしてくださっている兄貴達申し訳ございません。

そもそも、最初のレスからちょうど丸々1年も経ってしまって重ね重ね非常に申し訳ないです……。

211名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/05/10(木) 11:14:57 ID:Ecu4ANC2
待ってるぞ

212名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/07/25(水) 00:23:31 ID:N1ZzXqvY
アイコタカモリ……の誕生日だゾ

213名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/07/24(金) 17:08:42 ID:CRfHjskA
昔はこういうパロディSS多かったね

214名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/08/01(土) 22:44:55 ID:ch/sZ.AI
面白い

215名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/08/09(日) 10:08:28 ID:M4uEWZK6
汚いおっさん混ぜても面白そう

216名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/08/09(日) 20:28:46 ID:wHqVoBKU
>>215
ガッ…ガイアッッッ!!

217名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/08/18(火) 20:29:32 ID:mCTfr77k
どうせだしおっさんの上司にPNTRイベも実装しよう

218名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/08/25(火) 07:54:40 ID:pXAQTpGg
急募、特権を主張しないアイドル

219名前なんか必要ねぇんだよ!:2020/08/25(火) 14:08:38 ID:v9AMoZL2
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!


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