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ぐだ男「安価でサーヴァントとエッチなことしよう」

443名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/10/23(日) 20:13:21 ID:I22bpIeE
風呂上がり。入浴時と同じく、背中を向けあっての着替え。…用意するのを忘れていたと思ったら、玉藻が男物の浴衣をどこからか取り出してくれた。ついでに下着も。彼女はというと、同じように浴衣を着て、濡れた髪をタオルで拭っている。

玉藻「ふう、いいお湯でしたねマスター♪」

ぐだ男「う、うん。玉藻の部屋のお風呂、立派でびっくりしちゃったよ」

浴衣を着終わり、玉藻の方を向くと。すっかり上気して桜色を帯びた玉藻の肌が目に入り。はふ、と暖かそうな息を吐いていると、その魅力的な様子に息を飲んでしまい。

玉藻「マスター、どうかなされました?もしかして、のぼせちゃったとかですか?」

無言の様子を見て、心配した玉藻が顔を覗き込んでくる。

ぐだ男「ああいや、大丈夫、大丈夫だよ?」

玉藻「それならよかったですけれど。これからメインイベントなんですから…ね?」

そうだ、これからはこちらから提案した添い寝の時間。付き合ってくれるのだから、感謝しないと。

畳張りの寝室へと向かう。電灯も行燈のようで、和のテイストが大事になされていて。

玉藻「それでは、同衾、しちゃいましょう?」

先に布団に入る玉藻。ぐだ男の分のスペースも開けて、手招きをしている。

ぐだ男「うん…わ、あったかいね。」

中に入ってみると、これがまた実に気持ちよい。肌寒くなってきたこの時期、まだ布団をかぶると暑いものだと思っていたが。通気性よく、不快感を全く感じさせないものだった。

目線が混じり合う。しばしの沈黙。玉藻は微笑んでおり、耳はとろんと垂れている。あまりの心地よさに眠りそうになってしまい、それは玉藻も同じようで。うつらうつらとときおり目を閉じながらも、視線はこちらへ向いたまま。

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