武内P「そろそろ身を固めたほうがいいかもしれませんね」

96：名前なんか必要ねぇんだよ！：2016/08/28(日) 23:49:45 ID:W297UhrM: 武内P「…ご両親に何もいわず一人で外国に来るのは感心できませんね。ドバイは治安がいいとはいえ、渋谷さんはまだ子供なのですから」

凛「子供って…私もう高校生だよ？」

武内P「高校生でもまだ子供のようなものですよ。次に来るときは友人や家族と一緒に来るか、成人してから来てくださいね。そろそろ寝ましょう」

武内Pは自然に、それでいてさりげなく話の方向性をすり替えて終わらせにかかった。

凛「待ってよ、プロデューサーはなんでドバイに来たの？」

しかし凛はまだ終わらせようとは思っていないようだ。まさか本当のことを言うわけにもいくまいと、武内Pは当たり障りのない嘘の理由を考えた。

武内P「少し慰安に来ようかと思いまして」

凛「嘘でしょ」

しかしその嘘はすぐに看過された。武内Pの心臓がびくりと跳ね、熱が上昇する。ここからどんな言い訳をしようとも鼓動や体温が如実に真実を語るだろう。

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