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【SS】みほ「特別強化訓練?」
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杏「そうそう、西住ちゃんにはそれやってもらおうと思うの。もちろん訓練をつける側で」
みほ「でもなんで急に……」
桃「今度、特別ルールによる戦車道バトルロワイヤルが開催されることになった」
柚子「強襲戦車競技(タンカスロン)みたいに一台の戦車で争う内容なんだけど、一対一じゃなくて一対多で行われることになってるの」
柚子「それと、その大会では本来タンカスロンで適用されてる十トン以下の軽戦車のみという項目が無いから、どの戦車を出してもいいんだ」
桃「複数の学校がそれぞれ任意に一台だけ選出した戦車を用いて殲滅戦を行うのが戦車道バトルロワイヤル、という訳らしい」
杏「最後まで残った高校には戦車道連盟から莫大な賞金が出るらしいから、参加しない手はないじゃん?」
みほ「なるほど……わかりました。私は何をすればいいんですか?」
杏「西住ちゃんにはこれから大会に出すメンバーを決めてもらった上で、その子達に付きっ切りで訓練してあげて欲しいんだよ」
みほ「期間は?」
杏「二週間」
みほ「二週間……」
桃「車長は当然西住がやるとして、残る四人程度は独断で決めてもらって構わない」
桃「あと、使用する戦車だが……」
柚子「全国大会で優勝したお陰で戦車道に使用できる補助金があるから、今ある戦車じゃなくても大丈夫だよ」
杏「まぁ先にメンバー選んでもらった方がいいんじゃない? パパっと決めちゃってよ〜」
みほ「では、>>2さん、>>3さん、>>4さんと>>5さんで」
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KMR
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赤羽P
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ハギヨシ
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トリトドン
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何だこの面子!?
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トリトドンかわいい
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>>7
可愛いけどどこの役割を担うんだろう
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みほ「では、KMRさん、赤羽根さん、ハギヨシさんとトリトドンさんで」
杏「オッケー。かーしまー、連絡してすぐに集合させてー」
桃「わかりました」
柚子「戦車はどうする?」
みほ「>>11で」
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エレファント
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レッドウルフ
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オブイェークト279
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E100
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トリトドンなんか載せてどうするつもりなんですかね…
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どっちのトリトドンかちゃんと決めて、どうぞ
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みほ「レッドウルフを」
柚子「レッドウルフ?」
みほ「メルカバMk-3のマイナーチェンジみたいなものです。フルパッケージは購入できないと思うので、オプションモジュールはこちらの訓練次第で判断してリストを出します」
みほ「それから、今まで扱ってきた戦車とは少々違うので、自動車部の皆さんが整備に困らないように新しい工具の発注をお願いします」
柚子「じゃあ明日までに用意するね」
杏「説明するまでもなく今回のルールの盲点をついてくるとは、さすが西住ちゃんだよねぇ」
みほ「ふふ、『どの戦車を出してもいい』だなんて、みんなすぐに気が付きますよ」
杏「だろうねぇ。そこであえて大戦中の戦車を持ち出すとこもあるだろうけど……ま、とりあえず明日からよろしくぅ〜」
――翌日
桃「集合! 話は聞いていると思うが、これよりお前らには西住隊長の元、二週間の特別訓練に励んでもらう」
赤羽根P「俺、戦車なんて動かしたことないぞ……大丈夫かな」
ハギヨシ「戦車をも動かせてこそ執事。万事お任せください」
トリトドン「キュイー!」
KMR「え、僕もやるんですか」
杏「当たり前だよねぇ?」
桃「そういうわけで隊長。頼むぞ」
みほ「はい……皆さん、二週間の間よろしくお願いします!」
初日の訓練内容 >>19
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トリトドンはじこさいせいがあるから戦車回復できる
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>>15
ポケモン以外のトリトドンがわからないゾ……(池沼)
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トリトドンを育てる
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>>18
多分青かピンクかってことだと思うゾ
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>>20
じゃあとりあえず蒼い方にしとくゾ
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┏┓ 回 ┏━━━━┓ ┏┓
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{r'´0`7フー':::::} ┗━┓┏━┛┗┛ ┃┃┏━━┓┏━━━┓┗━┓ ┏┛
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イj′ { {;;;;;;;0;;;;o;;;;;;く、 < / ̄ < / ̄ < / ̄
V ヽー--‐==ーや、 \ 、 ⌒) よ \ 、 ⌒) よ \ 、 ⌒) よ
ノ ` 、 ` ̄´ r 、_ ヽ,  ̄  ̄  ̄
'ー '´ `ー 、_ r'^ー一′  ̄
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トリトドンに草
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赤羽根P「まさか初日からポケモン育成とは……」
ハギヨシ「こういうのも楽しいものですよ。ほーら、こっちです」
トリトドン「ポワーオ」グチョグチョ
みほ「うーん、形容しがたい声ですよね、ホント……でもかわいい」
KMR「えっ」
赤羽根P「まぁ厳選から始まらないだけいいか……よし、俺もアイドル専門とはいえプロデューサーの端くれ! 今日一日でお前を成長させてやる!」
トリトドン「キュゥーイ」
みほ「あ、だめだよそっちは……」
ハギヨシ「ああ、ぬかるみで泥水まみれになってしまいましたね。洗ってあげましょう」
KMR「じゃ、流します……」
みほ「バケツの水を……さすが、準備がいいですね!」
KMR「いや、そんなこと……」
赤羽根P「よし! 真流の筋トレをお前にも伝授してやるぞ! 来い、トリトドン!」
トリトドン「ポワーオ!」グチョグチョ
初日が終わりました
トリトドンのレベルが30から40に上昇しました
全員の連携レベルが1上昇しました
――二日目
みほ「戦車がしっかり届いてますね」
ホシノ「マニュアルもばっちり読んでおいたから、整備は任せてね!」
KMR「ありがとうございます」
赤羽根P「昨日の筋トレで腰が……」
ハギヨシ「ふふふ、はしゃぎすぎましたね。それで、今日は何を?」
みほ「>>26」
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レッドウルフに乗って練習
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>>19
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ジムリーダー戦
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戦車について勉強
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せめてレベル50にしないと対戦に使えないからね仕方ないね
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左腕を関節ごと右回転! 右腕をひじの関節ごと左回転!
そのふたつの拳の間に生じる真空状態の
圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙!
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あのチャンピオンシロナも使っていたトリトドンの力を信じろ
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特性的には水に縁のある西住殿に合うのでは(適当)
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任意で戦車が埋まるぬかるみを作れるとすればもう勝ったも同然ですね
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みんなしてトリトドン愛でてるだけで草
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みほ「今日もトリトドンさんを育成しましょう」
赤羽根P「トレーナーじみてきたなぁ……じゃあ、今日は響流の自然一体化法をやってみるか。ほら、KMRくんも見てないでこっちきて」
KMR「わかりました」
ハギヨシ「自分もお手伝いします」
みほ「では山に行きましょうか」
――山中
赤羽根P「そうだ……静かに瞑想をして……木々と一体になって自然と同化するんだ」
みほ「…………」
KMR「…………」
ハギヨシ「…………」
トリトドン「…………」グチョ…
二日目が終わりました
トリトドンのレベルが40から50に上昇しました
全員の集中力と忍耐力が上昇しました
全員の連携レベルが1上昇しました
――三日目
杏「そういや西住ちゃん、強化訓練以外のメンバーはレッドウルフの慣熟するときに練習相手として使っても構わないからね」
みほ「わかりました」
KMR「今日は何するんですか」
みほ「>>37」
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オーランド伍長と演習
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オホーツク海で遠泳
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どろばくだんによる煙幕
自己再生で車体修理
地割れで敵戦車破壊
だくりゅうで黒森峰のトラウマを刺激
強い(確信)
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たくわえる覚えさせて物理耐久鍛えたら砲弾とかも受け止められそう
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みほ「オホーツク海で遊泳したいと思います」
KMR「やめてくれよ……(絶望)」
ハギヨシ「今の時期でも寒中水泳になってしまいますね」
みほ「いえ、自然と一体化する感覚を掴んだ今こそ、大自然の権化たる北の海に挑まなくてはならないと思うんです」
みほ「というわけで会長、艦のクルーザー借りていきますね」
杏「気を付けて〜」
――オホーツク海
赤羽根P「あずささんを迎えに来て以来か……いや、半年前に貴音の撮影で来たんだったか」
トリトドン「ポワーオ……」
ハギヨシ「やはり冷えますね」
KMR「気持ちいいです(錯乱)」
みほ(皆さん平然としている……)
赤羽根P「は、は……ハックション!!」
KMR「うわ」
三日目が終わりました
全員の忍耐力が更に上昇しました
――四日目
桃「どうだ西住。訓練は順調か?」
みほ「まあまあですね」
赤羽根P(まあまあなのか……)
KMR「今日はなにするんですか」
みほ「>>41」
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そろそろ操縦訓練と射撃訓練しましょう
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レッドウルフに乗って練習
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みほ「そろそろ操縦訓練と射撃練習をしようと思います」
赤羽根P「おお、ついに本格的な訓練をやるんだな! 戦車には初めて乗るからワクワクするぞ」
ハギヨシ「誰がどの位置に就くのかは決めているのですか?」
みほ「いえ、まだです。皆さんには戦車に慣れてもらいながら、それぞれのポジションを最低一回はこなしてもらおうと思っています」
みほ「それで私が皆さんの適性を見極めてからポジションを決定しようかと」
KMR「わかりました」
みほ「今日は操作説明と各種機材の説明もしながらゆっくり訓練しましょう。では、パンツァー・フォー!」
――訓練中
赤羽根P「昔の戦車は砲弾を手動で入れてたって聞いたことがあるんだが……」
みほ「このメルカバも本来はそうですよ。でも、レッドウルフは自動装填装置を組み込んであるのでその手間はありません。代わりにウリである中の広さはなくなってしまいましたが……」
ハギヨシ「すると、装填手分の乗員が浮くのでは?」
みほ「そうなりますね。けど、人手があって困ることはありませんから」
みほ「……KMRさん、操縦上手ですね」
KMR「ウフフ、よく言われます」
ハギヨシ「これは照準を中央に合わせるだけでいいのですか?」
みほ「射撃管制装置がありますから、後はトリガーを引くだけです」
赤羽根P「通信機材はいいのか?」
みほ「私たち一台しかいませんから、管制装置の確認と切り替えくらいにしか使いませんね。装填手用の機銃がそのままですから、位置と使い方を確認しましょう」
トリトドン「ポワーオ」
みほ「お腹すいちゃった? もう少しだけ待ってね」
四日目が終わりました
全員の練度が上昇
全員の連携レベルが2上昇しました
――五日目
みほ「日曜日は休暇にしたいと思っています」
ハギヨシ「丁度よかったです。日曜日は衣様から呼び出されておりましたから」
赤羽根P「それで、今日は何を?」
みほ「>>45」
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ハンス・ルーデル教官に指導してもらう
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アヒルさん相手に模擬戦
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バレー部死んだな(確信)
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意外とまともに訓練してる
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ほのぼのいいゾ〜これ
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トリトドンくんは揺れる車内の衝撃を緩和する係かな?
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チーム名はウミウシさんチームですね
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みほ「恐らくうちのチーム内で一番練度の高いであろうアヒルさんチームと模擬戦をします」
赤羽根P「いきなり強いとことやって大丈夫なのか?」
みほ「こちらは第三世代戦車ですから。三突やポルシェ・ティーガーでも、普通なら相手にはなりません」
みほ「ですので、どうせならば最も動けるチームに的に……んん! 練習相手になってもらった方が色々と捗るかな、と」
KMR「えっ」
ハギヨシ「なるほど」
みほ「そういう意味ではうさぎさんチームでも良かったんですけど、アヒルさんチームなら何度でも付き合ってくれそうなので」
KMR「えっ……えっ」
赤羽根P「じゃあやるかぁ! おーい、アヒルさんチームのみんなー!!」
典子「なんですかー!!」
みほ「かくかくしかじかくろもりみねなので、突然ですが準備してくださーい!!」
典子「はーい!! みんな、いくよー!!!!」
――模擬戦
みほ「仮の位置になりますが、操縦手にハギヨシさん、通信手に赤羽根さん、砲手にKMRさんでお願いします。ポジジョンはローテーションしますので」
赤羽根P「了解……き、緊張するなぁ」
トリトドン「ポワーオ」
赤羽根P「おう、そうだな! リラックスリラックス……」
ドーン……ゴーン!!
みほ「直撃……! さすがアヒルさんチーム。開幕から接近戦を仕掛けてくるなんて」
ハギヨシ「後退しましょう」
みほ「いえ、向かってくる八九式に前進してください。交差後に砲塔を百八十度旋回、砲撃して撃破します」
赤羽根P「ど、どうすればいいんだぁ!?」
みほ「赤羽根さんは機銃をお願いします。正面を抜けない機銃で撃てば、あっちも油断してそのまま前進を維持するはずです!」
赤羽根P「わかった! うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」ガガガガガガ‼ カカカカーン! チュイーン!
KMR「やめてくれよ……(恐怖)」
トリトドン「ポワーオ」グチョグチョ
みほ(トリトドンさんがKMRさんの震える手を包んで……)
KMR「……ありがとうございます」
みほ「――!! すれ違います……今!! 砲塔旋回!!」
KMR「オラ、なめてんじゃねぇぞ!」カチッ
ドーン!! ……シュポッ
みほ「やりましたね! 撃破です!」
赤羽根P「お、おおぉぉおぉ……!!」
ハギヨシ「たった数分で……こんなにも緊張するものなんですね」
KMR「ナオキです……(疲労困憊)」
みほ「まだまだ続けます。赤羽根さんは会敵まではレーダーから目を離さないように気を付けて下さい」
赤羽根P「あ、はいっ!」
みほ「KMRさんは照準のコントロール速度と目標判断力を上げましょう」
KMR「わかりました」
みほ「ハギヨシさんは戦車の走り方に慣れて下さい。基本が上手ですので、すぐにできるようになると思います」
ハギヨシ「承知しました」
みほ「トリトドンさん、二人の緊張をほぐしてくれてありがとう。よかったら私の膝の上にいてくれるかな?」
トドリドン「ポワーオ」
みほ「うん……じゃあ、開始地点を変更してもう一度行きます!」
みほ「ホシノさん、アヒルさんチームの戦車の点検が終わったら連絡を下さい」
ホシノ『りょうかーい。十分で済ませるよ』
あけび「……地獄ですかね?」
典子「強豪校はこれくらい厳しいしごきだよ……多分」
五日目が終わりました
全員の練度が大きく上昇しました
全員の士気が上昇しました
トリトドンがムードメーカー○を取得しました
赤羽根Pは通信手に適正があるようです
ハギヨシは操縦手に適正があるようです
KMRは砲手に適正があるようです
――六日目
杏「やーやー西住ちゃん。けっこう頑張ってるっぽいねぇ」
みほ「皆さん覚えるのが早いから……」
KMR「いや、そんなこと……」
赤羽根P「照れるなよKMR。一番当ててたじゃないか」
ハギヨシ「そうですよ(便乗)」
杏「そいで、今日は何する予定だったの?」
みほ「>>53」
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アンツィオに乗り込む
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プラウダと模擬戦
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トリトドンくんかわいい
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みほ「プラウダと模擬戦をします」
赤羽根P「別の高校と!?」
みほ「というわけで会長」
杏「連絡しといたよ〜。オッケーだって」
みほ「ありがとうございます。皆さん、行きましょう!」
――プラウダ高校
カチューシャ「久しぶりね、ミホーシャ!」
ノンナ「お久しぶりです」
みほ「お二人とも元気そうでなによりです。今日はありがとうございます」
カチューシャ「私たちもバトルロワイヤルに出るつもりだったし、ちょうどよかったわよ!」
ノンナ「……そちらも」チラッ
みほ「はい。比較的に新しい戦車を」
カチューシャ「ルールの穴を見つけてるなんて、さすがミホーシャね!」
カチューシャ「ノンナ! 格納庫に行くわよ!」
ノンナ「わかりました。では皆さん、先に演習場でお待ち下さい」
みほ「はい」
赤羽根P(うーん、スカウトしたくなるような二人だったな……)
みほ「それでは皆さん乗車しましょう」
プラウダ側の戦車 >>57
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アルマータ
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IS-2
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KV-2
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NGワードに苦戦してるからちょっと待ってほしいゾ
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Yのカタカナ表記はよくかかるので気を付けて下さい
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>>60
ありがとうゾ
なるべく早くどうにかしてみるゾ
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メタルマックスの戦車はCユニットくんのおかげでオートで一人操縦可能だからぶっちゃけ西住殿以外居なくても動かせるんだよなぁ……
S-Eで何載せるか期待
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ヒュー…バーン!
みほ「戦闘開始ですね。まずは様子を見ましょう。ハギヨシさん、右手の丘へ」
ハギヨシ「アイアイマム」
赤羽根P「……レーダーの探知範囲が狭いのがなぁ」
みほ「それでも三キロ程度は感知できますから、あるだけありがたいです」
KMR「徹甲弾のままでいいんですか」
みほ「はい。とりあえずはそのままで。先制できればそれに越したことはないんですが……」
赤羽根P「……ん? 今なんかレーダーに影が……」
みほ「方向は」
赤羽根P「北北西、約二キロ」
みほ「………………見つけた」
ハギヨシ「どういたしますか?」
みほ「相手はどうやらIS-2のようですね。でこぼこの地形を利用して完全に姿を見せないように移動しています」
みほ「ですので、対戦車榴弾に変更。地面ごと吹き飛ばします」
KMR「わかりました」カチッカチッ
トリトドン「キューィ」
KMR「大丈夫です……装填完了」
みほ「……撃て!!」
ドォーン ゴシャッ、シュポッ
カチューシャ『ちょっと!! 近づけないじゃない!!』
みほ「あはは、ごめんなさい……」
カチューシャ『もう一度よ、もう一度! 次は別の持ってくるから!!』
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みほ(大会までに戦力を見せたくないのか、それとも既存の戦力から選ぶのかはわからない、か……)
カチューシャ『ミホーシャ! 準備はいい?』
みほ「あ、はい!」
六日目が終了しました
全員の練度が大きく上昇しました
トリトドンがやる気に満ちています
プラウダに出場戦車が把握されました
プラウダに現在の練度が露見しました
他校との模擬戦により、全員の技術が上昇しました
――八日目
みほ「訓練は今週の土曜日までです。皆さん、しっかり休めましたか?」
赤羽根P「少し仕事が溜まってたのと、真美の相手をしていたせいで目が……」
ハギヨシ「執事たる者、体調管理には気を配っていますから」
KMR「(寝)疲れました……」
トリトドン「ポワーオ」←ポケモンセンター
みほ「では、今日は>>61をします」
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安価先が過去になってるゾ
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分割したら普通に投稿できたゾ……(困惑)
安価は>>67でオナシャス‼
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>>19
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まだ育てるのか…(困惑)
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ポケモンかまってばっかじゃねえかお前んちい!
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切り札として活躍させるなら悪くないかもしれない
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じこさいせい覚えるまで育てなきゃ……
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赤羽根×トリトドン好き
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みほ「では、今日はトリトドンさんを育成します」
KMR「えぇ……(困惑)」
みほ「メンバーなのに戦車を扱っていませんから、ちょっと体力が有り余ってるみたいなんですよね」
赤羽根P「じゃあ今回は社長式軍隊訓練でもするかぁ」
――森
赤羽根P「いたぞ、いたぞおおおおおおおおおおお!!!!」ババババ
ハギヨシ「ハイドロポンプを食らいましたね。びしょ濡れですよ」
KMR「拭いてる暇もありませんよ」
パァン‼ ポワーイ‼(瀕死)
みほ「これでできました」
KMR「ありがとうございます」
八日目が終了しました
トリトドンのレベルが50から60になりました
五人は忍耐力がけっこうあります
五人は集中力があります
五人の戦車の練度はそこそこあります
五人の連携レベルは良いほうです
――九日目
杏「仕上がりはどう?」
みほ「意外と順調です」
赤羽根P(意外と……)
みほ「今日は>>75」
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トリトドンにけづくろいして上げる
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トリトドンの技構成ガチる
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技マシンで技を覚えさせる
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みほ「折角ですのでトリトドンさんには切り札になってもらいましょう」
ハギヨシ「切り札?」
トリトドン「ポワーオ?」グチョグチョ
赤羽根P「けど努力値は……」
みほ「技の構成を考えるんです。私よりか赤羽根さんやKMRさんの方が詳しいですよね?」
KMR「少しだけ」
赤羽根P「まぁ多少は」
ハギヨシ「私も少しは」
みほ「個人的にはトリトドンさんの可能性を信じてじこさいせいは取っておきたいんですけど」
赤羽根P「のしかかりは戦車相手には役に立たないからな……あまごいで天候を操作するのは?」
みほ「あまごいは指定位置に降らせられるんですか?」
トリトドン「キューイ」
ハギヨシ「そうですか、局地的には可能だが範囲指定は難しいと」
KMR「技マシンありますけど」
赤羽根P「どれどれ……はかいこうせんにメロメロにどくどく……うん、トリトドンに使えるのは一通り揃ってるな」
ハギヨシ「しかし、どうしましょうか」
トリトドン「ポワーオ」
赤羽根P「だくりゅうで相手を戦車ごと押し流す!? あ、危ないぞそれは……」
みほ「うーん……」
議論の結果、トリトドンの技構成は>>78、>>79、>>80、>>81となった
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だんがいのつるぎ
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大爆発
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ヘドロばくだん
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メロメロ
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たくわえる
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みすてっぽう
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トリトドンが覚えられない技はさすがにノーカンじゃ……
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大爆発で飛び散るトリトドンとそれを見て興奮するみぽりんが見たかったものでつい…
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>>84
安価だから多少はね?
申し訳ないが、安価を忠実に取り込むゾ
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みほ「議論の結果、技の構成は『だんがいのつるぎ』、『だいばくはつ』、『ヘドロばくだん』、『メロメロ』となりました」
赤羽根P「技の構成はともかく、だんがいのつるぎを覚えていたなんてな」
ハギヨシ「筋トレをしたり自然と一体化したり冷たい海で泳いだ成果では?」
みほ「けど、こんな構成になると思いませんでしたね」
赤羽根P(相手の戦車のハッチをこじ開けてヘドロばくだんとか想像してしまった……)
ハギヨシ(メロメロで試合前に相手の意識を反らすのか、試合中に囮に使うのか……)
KMR(こっそり相手の戦車が隠れているところに近づいて大爆発……)
みほ(だんがいのつるぎでどんな場所でも車体の上下の角度が自由に取れる……)
トリトドン「ポワーオ?」
――十日目
みほ「段々と日数も少なくなってきてますね」
KMR「今日は何するんですか」
みほ「>>88」
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ニンジャを殺す
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トリトドン育てる
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他校のスパイかな?
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アイエッ!?
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アエエエエ!!ニンジャナンデ!
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知波単汚いなさすが知波単汚い
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ドーモ、センシャスレイヤーです。
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あらやだナラクおじいちゃん、宿主が違うでしょ
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みほ「ニンジャを殺します」
ハギヨシ「……忍者?」
みほ「ノー。ニンジャ」
赤羽根P「ニンジャ」
みほ「イエス」スッ
KMR「?」
シュッ ザクッ アイエエエエエ!?
赤羽根P「!?」
みほ「どうやらどこかしらからたくさん来ているようですので、歓迎しましょう。盛大に」
ハギヨシ「これも訓練のうちですか?」シュッ
みほ「そうなりますね。トリトドン=サン、ヘドロボム!!」
トリトドン「スゥ……ズドオッ!!」
ブシャッ!! ヌワアアアア!!
赤羽根P「考え直せ! ヘドロを人間にぶち込めば(激臭の粘液で)グチャグチャだ!」
みほ「その通り!!」
KMR(なんだこれ……)
無事にニンジャを成敗した五人
そのニンジャは何処の刺客だった? >>98
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マジノ
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文部省眼鏡
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楯無
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ヨーグルト学院
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赤羽根Pがドンパチ賑やかになってて草
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ヌワアアアで草
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みほ「ようやく捕まえましたよ。あなたは一体なんの目的で大洗に?」
刺客「…………」
KMR「じゃ、(川に)流します」
刺客「ま、待て!! ワタシは文科省から依頼されてお前たちを調査していた!!」
赤羽根P「も、文科省? どうして?」
みほ「私たちは文科省から二度、廃校を言い渡されてます。要するに今回も何かあるみたいですね」
ハギヨシ「綺麗さっぱり喋ってもらった方がいいのでは?」
みほ「それは会長に任せましょう。運がよかったですね、トドリトンさんの餌にならずにすんで」
刺客「アイエエエ……」ジョワァ
十日目が終わりました
戦闘によりトドリトンがレベル60から70に上がりました
戦闘により四人の能力値が上昇しました
刺客を杏に譲渡しました。尋問権は生徒会に委ねられます
――十一日目
みほ「様子はどうですか?」
杏「なかなか口を割ってくんないから、船舶科に頼んで昨日から海面に引き摺らせてる」
桃「わかり次第報告する」
赤羽根P(なんか今とんでもないこと言ってなかったか……?)
ハギヨシ「今日は何を?」
みほ「>>105」
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トリトドンのニックネーム決める
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総仕上げに入りましょう
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北野映画の鑑賞会
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トリトドンを用いた実戦訓練
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アンツィオに乗り込む
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みほ「日曜日は休養にあてるつもりなので、今日を併せて後三日しかありません」
みほ「ですので、総仕上げに入りましょう」
ハギヨシ「おお」
赤羽根P「ついに」
KMR「終わりが見えてきましたね」
トリトドン「ポワーオ」グチョグチョ
みほ「今日は現在時刻からヒトハチマルマル時まで慣熟訓練とします。全員、乗車!」
――訓練中
みほ「この戦車なら行進間射撃で十分に命中可能です! 自分の腕を信じて!」
みほ「重装甲でもそう何度も当たっていては同じです! スラロームで射線軸を合わされないように!」
みほ「機銃を有効活用してください! 後部の増槽や操縦手の覗き窓を狙って!」
みほ「そうです! 下部は完全に装甲が薄い場所! そこに潜り込んで大爆発できれば一撃です!」
――一八時
赤羽根P「」ゼェ、ゼェ
ハギヨシ「」フゥ、フゥ
KMR「」ハァ、ハァ
トリトドン「」ヒンシ
みほ「皆さんお疲れ様でした。これにて訓練終了です!」
赤羽根P「死ぬかと思った……」
ハギヨシ「ここまで披露して汗水を流すのはいつぶりでしょうか……」
KMR「疲れました……」
トリトドン「ポワーオ……」ゲンキノカケラ
みほ「でもこれで完璧です。恐らく皆さんの力があればどんな相手でも勝てます!」
みほ「大変な訓練だったのに、付いて来てくれてありがとうございました」ペコッ
赤羽根P「……不思議な達成感があるな。楽しかったような、きつかったような」
ハギヨシ「ははは、まだ大会があるんですから終わったかのような事を言わないで下さいよ。ねぇ、トリトドンさん」
KMR「ナオキです(苦笑)」
みほ「トリトドンさんはそっちですよ」
ハギヨシ「おや、私としたことが」
赤羽根P「ぷっ……はっはっはっ!」
KMR「ウフフ」
ハギヨシ「フフフ」
みほ「あはは、もう……」
トリトドン「ポワーオ」
十一日目が終わりました
全員の練度が大幅に上昇しました
全員の対戦車技術が向上しました
それぞれの仮ポジジョンがそのまま正式配置になりました
全員の連携レベルが大幅に上昇しました
全員が『友情』で結ばれました
五人は忍耐力がけっこうあります
五人は集中力があります
五人の戦車の練度はかなりあります
五人の連携レベルは非常に高いです
――一二日目
桃「訓練はいいのか?」
みほ「切りが良い所で仕上げました。もう十分だと思うので、四人には休養を」
桃「そうか」
みほ「ところで、刺客の方は?」
桃「まだ何も。昨日から場所を水力発電の水車に移したが、一切口を割らない」
みほ「そうですか……小山先輩」
柚子「オプションモジュールの話?」
みほ「はい。お願いしようかと」
柚子「予算を考えると、高価じゃなければだいたい二つのパーツが買えると思うよ」
みほ「……じゃあ、>>112」
1、火力の強化
2、装甲の強化
3、バランスよく強化
-
3
-
1
-
1
-
みほ「……じゃあ、火力を強化します」
みほ「このスモールパッケージと、同じ主砲をもう一つ」
柚子「スモールパッケージと一二〇ミリと……うん、到着次第、自動車部のみんなにつけてもらうね」
みほ「ありがとうございます」
十二日目が終わりました
戦車(レッドウルフ)の火力を強化しました
主砲 → 一二〇ミリ水平二連装滑空砲
車体上部後方 → 地対地短距離小型ミサイル
――一三日目
杏「西住ちゃん、刺客が口を割ったよ」
みほ「ようやくですね。それで、目的はなんだったんですか?」
杏「>>115」
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トリトドンのメガシンカのための研究
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↑
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文科省は実はロケット団に支配されていた
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もはやトリトドンが主役じゃねーか
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杏「トリトドンのメガシンカの為に観察してたんだってさ」
みほ「トリトドンの?」
杏「なんでもトリトドンの高い耐久値に目をつけたみたいでね。次のメガシンカの研究に優秀な素材だって言ってた」
杏「特に西住ちゃんの持ってるトリトドンは普通は覚えない技も持ってるしレベルも高い」
杏「狙われるには十分な理由だね」
みほ「……許せません」
杏「ね。私もこの話を聞いてトサカに来ちゃってさぁ。ちょっとこっちに対処任せてもらってもいい?」
みほ「わかりました。お任せします」
杏「トリトドンは大会までうちのポケセンでしっかり見とくから安心してね」
――一四日目
みほ「明日が大会か……」
みほ「じっとしてるのも落ち着かないなぁ」
みほ「なにかしよう」
>>120
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西住流の技の習得
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アンツィオに乗り込む
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トリトドンと融合
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ウミウシのイタリアンってあるのかな?
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――アンツィオ高校
アンチョビ「やはりこのバトルロワイヤルで優勝して、その賞金でP40の修理と新しい戦車を……うーん」
ペパロニ「でも姐さん、この大会はマジでなんでもありって話ですよ? やばくないっすか?」
カルパッチョ「出場校の一部は最新式の戦車を持ち出していると聞きますし……」
アンチョビ「だけど、これ以上みんなのおやつタイムを削る訳には……」
ペパロニ「姐さん……」
カルパッチョ「ドゥーチェ……」
みほ「あのー、すみませーん」
ペパロニ「お? 誰だろ。はいはーい」
カルパッチョ「あら、あなたは……」
みほ「こんにちは」
アンチョビ「おお! みほじゃないか! どうしたんだ急に。また屋台でも巡りに来たか?」
みほ「>>125」
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私たちの専属料理人になるやで
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そちらもポケモンを引き入れたそうですが
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もはやガルポケじゃねーか
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みほ「そちらもポケモンを引き入れたそうですが」
アンチョビ「そ、その情報をどこから!?」
みほ「そこの子が話してくれましたよ?」
アンチョビ「こンの、おバカー!!」
アンツィオ生A「ご、ごめんなさいドゥーチェ! つい!」
アンチョビ「いやまぁ別にいいんだけどさ……ん? もしかしてみほもポケモンを?」
みほ「ええ。トドリドンを」
ペパロニ「意外な趣味してるっすね。てっきりヒメグマあたりかと……」
アンチョビ「そうか、大洗も……。でもわkるだろう、みほ。ウチには金がないからな、ポケモンにでもなんにでも頼るしかないんだ」
みほ「その、別に咎めたりしてるわけじゃないですよ……?」
アンチョビ「あ、ああ、そうか。それで、それがどうかしたのか?」
みほ「>>129」
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目があったらポケモンバトル
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バトルしましょう
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そのポケモン貰い受ける!
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さっきからトリトドンになったりトドリドンになったりするのはなんなのか
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本日のポケモンスレはここですか?
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>>131
非常に申し訳ないゾ……
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みほ「せっかくですからポケモンバトルしませんか?」
アンチョビ「ほう、いいな!」
ペパロニ「ポケモンバトルを生で見るのは初めてっすよ姐さん!」
カルパッチョ「はいはい、ちょっと離れましょう」
みほ「お願いしますね、トドリドンさん」
トリトドン「ポワーオ」グチョグチョ
トリトドン レベル70
だんがいのつるぎ ヘドロばくだん
メロメロ だいばくはつ
アンチョビ「よし、行け! >>136」
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ヌオー
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ポッポ
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カモネギ
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はいお湯ー
-
アンチョビ「よし、行け! ポッポ!」
みほ「あ、かわいい」
アンチョビ「だよなぁ!! こんなに可愛いのにみんなして進化させた方がいいって言うんだぞ!? そりゃピジョンもピジョットもかっこいいけどさぁ!」
ペパロニ「進化させた方が強いのになぁ……」
カルパッチョ「というか、進化させないままだといくらレベルが高くても……」
みほ「その、確かに進化させないのもいいと思うんですけど……」
みほ「バトルだとこうなっちゃいますから」ヘドロヘドロベトー
ポッポ「」瀕死
アンチョビ「」
ペパロニ「ああー……」
アンチョビ「ポッポぉ……ごめんなぁ……」ヒグヒグ
みほ「ご、ごめんなさい」
アンチョビ「グスッ……いい、勝負は勝負だ。それで、負けた私はどうすればいい」
みほ「>>141」
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協定を結びましょう
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P40を押収します
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ポッポをもっと育てる
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大洗で修行させる
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ごちそうしてください
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なんてことだ・・・
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かわいそう(小並)
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しゅ、修理して返すんだよ(震え声)
-
みほ「P40を押収します」
アンチョビ「なっ!?」
ペパロニ「そんなの横暴っすよ! いくらなんでも酷いっす!!」
カルパッチョ「その、少ないけどお金ならあるから……」
アンチョビ「待て、お前たち」
ペパ・カル「!!」
アンチョビ「みほ、P40……持っていけ。勝負に負けたんだから言う事は聞く」
みほ「ありがとうございます。では、大会が終わったら返しに来ますね」
アンチョビ「えっ」
ペパロニ「? ……??」
みほ「今回の大会は優勝すれば莫大な賞金が手に入るそうです。大洗は優勝を狙っています」
アンチョビ「……そうだな」
みほ「それは他の高校も同じ。プラウダも出る気満々でしたし、黒森峰や継続、マジノやサンダース辺りも出てくるかもしれません」
カルパッチョ「…………」
みほ「私たちは補助金から第三世代の戦車を購入し、選出した乗員にも特訓を課して勝利への可能性を引き上げました」
ペパロニ「…………」
みほ「けど、勝負は完全ではありません。いくら完璧に準備をしても負ける時は負けます」
みほ「ですので、勝利をより確実なものに昇華させる為に、アンツィオの皆さんに協力していただきたいのです」
アンチョビ「つまりP40は人質か」
みほ「大会の間だけです。大洗が優勝すれば賞金の一部から修理して返しますし、大洗が負ければうちでできるだけの修理をしてお返しします」
アンチョビ「そうしてそんなことを? 協力なら最初からそういえば……」
みほ「アンチョビさんは試合中の状況を見て他校と協力する事はあっても、試合前から談合を組むなんて真似はしたくない性格だと思ってます」
アンチョビ「…………まぁ」
みほ「ですからこうして、ポケモンバトルにも勝って、人質としてP40も預かって交渉しようと考えたんですよ」
アンチョビ「…………」ハァ
アンチョビ「怖いなぁ、みほは。わかった、協力しよう」
みほ「本当ですか!」
アンチョビ「こっちとしては好条件だからな。うちの車両じゃ優勝はキツそうだったし、それならそっちに協力した方がいい」
みほ「ふふ、ありがとうございます」
アンチョビ「まったく……ペパロニー! カルボナーラを人数分と舌平目のシャンピニョンを!」
ペパロニ「!! はいっす!」
アンチョビ「前祝いだ。食っていくだろ、みほ」
みほ「はい、いただきます」
最終日が終了しました
戦闘によりトリトドンのレベルが70から75に上がりました
アンツィオ高校が協力してくれることになりました
P40を押収しました
みほの食欲が非常に満たされました。翌日の戦意が高揚します
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続きは明日っす
-
オツシャス!
むちゃくちゃな安価な割に面白かったゾ
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レッドウルフは戦車が好きになったきっかけの車輌だから頑張ってほしい
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お疲れ様です!
面白かったです!
-
しかしこのトリトドンも現環境で十分戦える事実
ポンプ受けトップ対応様々な役割を持てる強ポケ
-
oおお
-
――大会当日
ハギヨシ「ついにこの日がやってきましたね……」
KMR「緊張します」
赤羽根P「ああ、俺もなんだか久しぶりに胃痛が……」
トリトドン「ポワァーオ」グチョグチョ
みほ「皆さんなら大丈夫です。できることは全てやりました。後は、全力で試合に臨むだけです!」
赤羽根P「……うん、そうだな!」
ハギヨシ「ふふ、武者震いが止まりません」
KMR「行きましょう」
トリトドン「キューィ」
みほ「全員、乗車!!」
――大洗のスタート地点
赤羽根P「マップを見てみたが、殆ど中央が開始位置なんだな」
ハギヨシ「様々な地形が網羅されているのに見通しの良い平原からスタートとは困りましたね」
みほ「どこの高校も第二世代以上の戦車を使用しているところはそうみたいですよ。恐らく別の見通しの良い場所に配置されているかと」
KMR「開幕の動きとかはどうするんですか?」
みほ「アンチョビさん達に偵察をお願いしていますので、その情報を待ちます」
赤羽根P「この場でか? 危険だと思うぞ」
みほ「いえ、マップ左端の小高い場所に微速前進で向かいます」
ハギヨシ「その心は」
みほ「こちらの武装にはスモールパッケージがあります。下手に遮蔽の多い場所に移るよりかは、見通しの良くてミサイルのロックオンが障害物に邪魔されにくい平原の方が逆に有利だからです」
KMR「ミサイルも僕がやるんですか」
みほ「射撃操作は砲手の手元に統一されていますが、同時に二つは厳しいでしょうから赤羽根さんに担当してもらいます」
赤羽根P「練習はしたが……。通信手席のコンソールで射撃管制のスモールパッケージを選んで、画面の照準の中央に敵を捉えればいいんだよな?」
みほ「そうです。モニターが一台しかないせいでレーダーのチャンネルが共有されてますから、切り替えを確実に行ってください」
赤羽根P「りょ、了解」
みほ「では行きましょう。パンツァー・フォー!」
トリトドン「ポワァーオ!」
キュラキュラキュラ…
アンチョビ『みほ、こちら木馬チームだ。ブリーフィング通りに左端の丘に向かっているのか?』
みほ「はい。何かありましたか?」
アンチョビ『丘に向かうまでの森林に>>157高校の校章をつけた戦車を発見した』
-
ちはたん
-
聖グロ
-
もうはじまってる!
-
もは
-
アンチョビ『丘に向かうまでの森林に聖グロの校章を付けた戦車を発見した』
みほ「車両はなんですか?」
アンチョビ『すまない、位置が悪くて校章のエンブレムしかわからないんだ。丘までの道を見下ろせる傾斜についている』
みほ「わかりました。こちらは接敵してみようと思います。そのまま偵察進路を変更して、周囲に別の戦車がいないか警戒して下さい」
アンチョビ『了解だ』
KMR「種類がわからないのに近づいていくのは不味いんじゃ……」
みほ「相手は木々の間、それも傾斜に身を潜めています。遠距離への砲撃は勿論、移動もすぐに行えないでしょうから発見次第即撃破の可能性は低いです」
ハギヨシ「聖グロがそれを理解していないとは思えませんね」
みほ「そうですね。ダージリンさんが待ち伏せをしているという時点で何かしらの考えがあるのは確実です」
赤羽根P「避けて行った方がいいんじゃないか?」
みほ「それをすると、丘に上がった後に見えない足元から後方に回り込まれかねません。ですので、撃破できずとも森林から遠ざけたいんです」
赤羽根P「なるほど……」
みほ「強速前進! 森林に到着次第、全速全身に切り替え敵をおびき出します!」
ハギヨシ「アイアイマム」
キュラキュラ……ブォォォォォ!!
赤羽根P「森林に入ったな……」
みほ「スモールパッケージとレーダーは役に立ちません。ハッチを開けて視界を確保しましょう」
赤羽根P「わかった!」
ハギヨシ「行きますよ……!」ガチャッ
ブォォォォォォ!
みほ「………………」
キィ
みほ「――!! 停車!!」
ギィィッ‼ ズドンッ‼
トリトドン「キュゥーイ!?」
KMR「右側から砲撃です」
赤羽根P「あそこだ、あの土がむき出しの所!!」
聖グロの車両 >>161
-
チャーチル
-
ダージリン「外してしまいましたわね」
オレンジペコ「どうしますか?」
ダージリン「チャーチルではまともにやりあえません。作戦通りにいくわ」
みほ「チャーチル……! あれなら正面でやり合える。森林から街道に引き摺りだします!!」
ハギヨシ「承知しました」ブォン
みほ「KMRさん、弾数を節約する為に砲撃は目標を開けた場所に出すまで控えて下さい」
KMR「わかりました」
赤羽根P「これ相手の装甲には通らないのかー!?」ガガガガガガガ‼
みほ「チャーチルの装甲は堅固です! 履帯を執拗に狙って下さい!」
赤羽根P「わかったー!!」ガガガガガガガ‼
みほ(…………? チャーチルが砲塔を上に……)
ドォーン‼
トリトドン「ポワッ‼」
赤羽根P「なんだぁ!?」
みほ「ッ! 四方の木が倒れて……!?」
ズシャァァァァァッ!
ローズヒップ「やりましたわー!」
アッサム「成功ですね。ローズヒップ発案のツリー・スクエア」
ダージリン「ええ。最初は木々に細工をしてトラップの中央に誘い込んだ相手を、四方から倒れた木で動けなくするというのはどうかと思ったけれど……」
オレンジペコ「これだけの量の木が倒れてますからね。砲撃で撤去するしかないでしょう」
アッサム「そうして相手が木々の囲いから抜け出す前に上の丘から砲撃して撃破する、と」
ローズヒップ「完璧ですわ!!」
ドォーン!
ダージリン「早速撤去に掛かっているわね。それでこそ……」
オレンジペコ「?」
ドォーン! パチパチ…
ローズヒップ「クンクン……なんだか焦げくっせぇですわ!」
アッサム「早く移動を……」
ダージリン「……まさか」
オレンジペコ「え? ……! 木が燃えて……!」
キュラキュラキュラ……
アッサム「……火の中から、燃える木を突き破って……!?」
ダージリン「ナパーム弾を持っているなんて――!」
バリバリバリ!
みほ「KMRさん、ナパーム弾をAPFSDSに換装してください」
KMR「わかりました」
ハギヨシ「敵車両が後退していきます。どうしますか?」
みほ「>>164」
-
トリトドン、ヘドロばくだん
-
性能差の活かしてごし押し
-
みほ「追撃します」
ハギヨシ「かしこまりました」
赤羽根P「これも罠である可能性は?」
みほ「私たちが倒木から出て来て進路を街道から森林に切ってます。恐らくそれが攻めから守りに入ったということではないかな、と」
トリトドン「ポワーォ」
みほ「そうだね。先に展開してた聖グロがまだ何か仕掛けてるかもしれないけど……押し切ります!」
赤羽根P「砲撃!!」
ドォーン! ヒュゥンッ!
KMR「スレスレ……」
みほ「訓練の成果が出てますね。木々の間を抜けながら回避運動もできるなんて、さすがハギヨシさん」
ハギヨシ「これも隊長の指導の賜物ですよ」
ブォォォォォ!
みほ(距離が近づいてきてる……)
みほ「KMRさん、相手は森林を蛇行してこちらを振り切ろうとしています。右手が街道で正面が平原になる以上は左に切るしかありません」
KMR「そうなるんですか?」
みほ「もしかすると街道方向に曲がる事もあるかもしれませんね。ですが、曲がる以上は若干速度が落ちます。その時が最接近する勝負の分かれ目」
KMR「わかりました。決めます」
みほ「お願いします。KMRさんならやれます」
みほ(こっちは一二〇ミリが二砲身……当たれば撃破は確実。KMRさん……!)
キュラキュラキュラキュラ! クイッ
みほ「右!!」
KMR「!」カチッ
ドォーン! ズガァンッ! シュポッ
審判員『聖グロリアーナ女学院、チャーチル、戦闘不能!』
赤羽根P「お、おお!」
ハギヨシ「お見事です」
トリトドン「ポワーオ」
みほ「KMRさん、やりましたね!」
KMR「ウフフ、ありがとうございます」
みほ「この調子で行きましょう。当初の目標通り、丘へ向かいます!」
――フィールド西端 丘
ハギヨシ「到着しましたね」
みほ「ええ。トリトドンさん、手筈通りお願いしますね」
トリトドン「ポワァーオ!」ピョン
赤羽根P「トリトドンは何を?」
みほ「トリトドンさんには一部のここに繋がる経路以外を遮断しに行ってもらうんです」
赤羽根P「遮断?」
みほ「はい。ヘドロばくだんによる攻撃で腐食させた木を横倒しにしたり、道の一部をぬかるみに変えて走りにくくしたり……」
ハギヨシ「ここに腰を据える、と」
みほ「そうなりますね。レッドウルフの一二〇ミリなら、最初に居た平原までカバーできますから」
アンチョビ『こちら木馬チーム。みほ、聞こえるか?』
みほ「はい」
アンチョビ『南から丘に向かって行く戦車がいた。申し訳ないが音だけで姿は見てない』
ペパロニ『それと、いま目の前を>>167の車両が大きく迂回してそっちに向かってるっす』
-
継続高校
-
syamuさん
-
ペパロニ『それと、いま目の前をsyamuの車両が大きく迂回してそっちに向かってるっす』
赤羽根P「syamu?」
みほ「サークル参加ですね。高校以外にも居るとは聞いていましたが……」
アンチョビ『私たちの地点が丁度平原と森林の境目だ。多分、北東からそっちに向かうつもりなんだと思う』
みほ(見通しの悪い南はトリトドンさんに通路を封鎖してもらってる)
みほ(とはいえ、北東から来るチームの相手をしていたら道を乗り越えてくるかもしれない)
みほ(挟み撃ちは避けないと。ここに拘ったって危なかったら意味ないもんね)
みほ「とりあえずチームsyamuの車両を教えてください」
ペパロニ『>>170』
-
オイ!車
-
クーゲルパンツァー
-
ペパロニ『クーゲルパンツァーっす』
みほ「えっ」
アンチョビ『マジだぞ』
KMR「えぇ……(困惑)」
赤羽根P「ほっといてもいいんじゃないか?」
みほ「いえ、相手がどういう手段で出てくるかわかりませんから油断は出来ません」
ハギヨシ「では作戦は?」
みほ「>>173」
1、北東から迫るsyamuチームを迎撃する
2、北東から迫るsyamuチームに打って出る
3、syamuチームは無視し、南の敵に備える
-
1
-
一
-
みほ「この場で北東から迫るsyamuチームを迎撃します」
ハギヨシ「少々手狭なここでは小回りの利く相手に有利では?」
みほ「機銃がありますから」
KMR「主砲は……」
みほ「一応スタンバっておいてください。弾種は榴弾を」
赤羽根P「マップによれば、北東から来ると高台の崖に当たるから結果的に北から来ることになるな」
みほ「そうですね。旋回してそちらに正面を――!!」
syamu「ショートカットなんて――」
みほ(崖を跳んで越えて来た……!?)
syamu「人の勝手でしょ!!」
ズシャアアアアッ
赤羽根P「な、後ろから!?」
syamu「ウィィィィィィィィィッス! どうも、シャムでーす!」
みほ「赤羽根さん! 機銃を!」
赤羽根P「!! くらえっ!」ガガガガガガガ‼
syamu「おほ^〜(跳躍)」
KMR「飛び回って当たらない……」
ハギヨシ「クーゲルパンツァーの後部の補助輪がバネ仕掛けになっているとは!」
赤羽根P「かえるかよ!!」ガガガガガガガ‼
みほ「うさぎじゃないですかね」
KMR「そんなこと言ってる場合じゃないと思うんですけど(名推理)」
ハギヨシ「しかし、相手に大した武装はないように見えますが……」
syamu「戦車には爆弾が効く。戦車には強力なC4で挑む」ピョーンピョーン
赤羽根P「爆弾背負ってるじゃないか!?」
みほ(接近して起爆されたらレッドウルフでも損害は必至……)
みほ(ここは>>177)
-
短いですが今日はここまでで
-
だんがいのつるぎ
-
上
-
みほ(ここは……)
みほ「南側に退きます! ハギヨシさん、いいですね?」
ハギヨシ「……! ふっ、承りました」
ブォォォォォ!
赤羽根P「……追って来ないな」
バシュッ
みほ(…………来る!)
syamu「それは君らがそう思ってるだけやで。アッアッアッアッ」
赤羽根P「上!? クソッ、銃撃が間に合わ――」
みほ「停車!! 今です、だんがいのつるぎ!!」
ミシミシッ、ズドォッ!! ギシィッ!
syamu「あれぇ? 丘people!?」
KMR「盛り上がった鋭い岩石にクーゲルパンツァーが刺さってる……」
トリトドン「ポワァーオ」グチョグチョ
みほ「ありがとう、トリトドンさん。戻ってくるのが間に合ってよかった」
赤羽根P「な、なんだ? 全部計算ずくだったのか?」
ハギヨシ「ええ。トリトドンさんが妨害工作に出た南側に向かうことで、戻って来た彼を回収しつつ不意打ちを狙ったわけですね」
みほ「こちらの装備だと撃破に手間取りそうでしたし、下手に火器を直撃させると爆発に巻き込まれかねませんでしたから」
KMR「心臓に悪いです」
syamu「えー、今日は、大会当日ですけども。誰一人、撃破する事はできませんでした……爆弾を使う事はなかったです。ポケモンにしてやられたという……」ブツブツ
赤羽根P「なんかブツブツ聞こえるけど撃破しとくか……」ガガガガガガガ‼
syamu「アッ」
ドゴォォォォーン! シュポッ
審判員『syamu_game、クーゲルパンツァー、戦闘不能!』
ハギヨシ「爆弾満載だっただけに、派手に散りましたね」
みほ「そうですね。トリトドンさん、ありがとうございました。S地点とSE地点の封鎖はどうでしたか?
トリトドン「キューィ」
みほ「さすがです。しばらく車内でゆっくりしてください」
赤羽根P「さて、丘から下って南側に出て来てしまったな」
KMR「このままだとこっちに向かってきてるっていうどこかの戦車と遭遇するかもしれないですね」
アンチョビ『みほ、聞こえるか?』
みほ「はい。どうしました?」
アンチョビ『E10地点、平原付近で三校が衝突している。それと、北端の山岳に一台陣取っていた』
みほ「わかりました」
みほ(大会の参加数は十……私たちとアンツィオ、撃破した聖グロとsyamuを除けば残りは六両)
みほ(その内の三台が戦闘状態で、北側には山岳に腰を据えているのが一台)
みほ(そして一台がこの辺りの森林に居る。残る一台がどこにいるのかわからないのが怖いなぁ)
赤羽根P「隊長、これからどう動くんだ?」
みほ「>>180」
-
少し様子を見る
-
見敵必殺(サーチアンドデストロイ)
-
みほ「見敵必殺です。このまま森林の南部を進行、遭遇戦に備えて下さい」
赤羽根P「了解」
ハギヨシ「しかし、封鎖した部分が多くて敵と遭遇しても機動戦には持ち込めそうにありませんね」
みほ「そこは戦術でどうにかします。レッドウルフの装甲なら、だいたいの攻撃は直撃を受けても即撃破にはなりませんしね」
トリトドン「ポワーオ……」
KMR「あ、(汚れ)流します」フキフキ
赤羽根P「俺の汗もあとで拭いてくれよな〜」
ハギヨシ(手が離せないので私の汗も拭いてもらいたいですね……)
キュラキュラキュラ
みほ(そろそろ遭遇してもいいはずなんだけど……)
ハギヨシ「橋ですね。ここを越えれば森林を抜けてマップの南端に出ますが、どうしますか?」
KMR「……待ってください。橋の向こう側からこっちに向かってくる車両がいます」
みほ「あれは>>183!」
赤羽根P「あの車両は>>185だぞ!」
-
プラウダ
-
↑
-
継続
-
IS-3
-
知波単
-
アルマータ
-
T-90
-
高校ならプラウダ
戦車ならSU-152
-
みほ「あれはプラウダ!」
赤羽根P「あの車両はIS-3だぞ!」
ハギヨシ「重装甲で重火力。正面からぶつかったらこちらの損害も必至ですね」
みほ(お互い直線状にいるけど、左右には森林があるから身を隠すのには苦労しない)
みほ(けど、プラウダもこっちを視認してるから逃がしてくれるとは思えない)
みほ(敵の前面装甲は厚い上に傾斜装甲だから二連装のAPFSDSでも有効ダメージは期待しないほうがいいかも)
みほ(車体も重装甲の割には低いから投影面積が少なくて当てずらい)
みほ(とはいえ足回りはこちらの方が上だし、IS-3は次弾装填までが長いから砲撃を釣って接近するのは簡単)
みほ(ここは>>192)
-
KMR覚醒
-
↑
-
↑
-
徹底的に叩く
-
みほ(ここは前進して相手の砲撃を回避。そして次弾装填までに橋を渡って向こう岸に渡っちゃおう)
みほ「ハギヨシさん、このまま蛇行しつつ前進してください。敵が撃ってきたら全速前進で橋を渡り切ります」
赤羽根P「その後は?」
みほ「左の森林に進入しつつ街道沿いを前進、敵車両に接近して側面を捉えます」
KMR「待ってください」
みほ「KMRさん?」
KMR「現状維持で直進しましょう」
赤羽根P「いやいや! 確かにその方が早いけどこっちもダメージ貰っちゃう確率が高いんだぞ?」
トリトドン「ポワーオ」
みほ「…………」
KMR「僕に任せて下さい」
みほ「……わかりました」
ハギヨシ「いいんですか?」
みほ「はい。本当はあまり不整地を重戦車で走行したくなかったんです。いくら最新式の戦車でも、何度も土砂を巻き込めば段々と調子が悪くなりますからね」
みほ「ふぅ……前進!!」
ブォォォォォ!
カチューシャ「なによ? こっちの砲撃を誘うっていうの?」
ノンナ「どうしますか?」
カチューシャ「橋を落としてやりなさい!」
ノンナ「Уразуметно」カチッ
ドォ、ドォーン! バギィンッ!!
ノンナ「なっ……!」
カチューシャ「な、なに!? すごい火花が散ったわよ!!」
ノンナ「砲弾を、撃ち落とされました……」
カチューシャ「そんなことできるわけないじゃない!!」
ノンナ「橋が落ちていないのが何よりの証拠です」
カチューシャ「砲撃で相手の砲弾を撃ち落とすなんて、鴨撃ちじゃないのよ!? 後退!!」
ドォーン! パキーン!
ノンナ(履帯が……!)
ドォーン! パキーン!
KMR「どうした、ロシアの姉ちゃん。こんなもんか?」
赤羽根P「直撃! どっちの履帯も切れてるぞ!」
みほ「まさか砲身を片方ずつ使っての連続砲撃で左右の履帯をほぼ同時に切るなんて……」
ハギヨシ「敵の初弾も相殺……人間離れしてますね」
みほ「敵は身動きがとれません! 全速前進で接近! 回り込んで撃破します!!」
KMR「よう、西住の姉ちゃん。これを忘れてないか」pppppp!
バシュバシュバシュバシュバシュ! ズドドドドドドンッ! シュポッ
みほ「スモールパッケージ!」
赤羽根P「そうか、敵の履帯を切って身動きを封じて確実にロックオンが取れるようにしたんだな」
ハギヨシ「素晴らしい」
トリトドン「ポワァーオ!」
KMR「いや、そんなこと……」
審判員『プラウダ高校、IS-3、戦闘不能!』
みほ「KMRさんのお陰で難なく撃破できましたね。さてと……」
アンチョビ『みほ、応答してくれ』
みほ「なにかありましたか?」
アンチョビ『平原で交戦していた黒森峰とサンダース、知波単に、北側に居座ってたの継続がちょっかいを掛け初めてな。泥沼だぞ』
みほ「状況は?」
アンチョビ『最初は継続がサンダースを利用する形で知波単を追い込んだんだが、黒森峰が継続を抑えたせいで知波単がまんまとサンダースにカウンター』
アンチョビ『躱したサンダースが知波単を引き剥がしにかかってたら黒森峰が今度はサンダースを抑えだした』
アンチョビ『その隙に継続がサンダースを撃破しようと接近したんだが、同じ思惑の知波単と衝突しそうになったせいでどっちも手をこまねいてる』
アンチョビ『殆ど膠着状態だな』
みほ「わかりました。ところで、最後の一チームはまだ見つかりませんか?」
アンチョビ『それが、全くどこにも見当たらないんだ。まだマップの北東を探索してないから、今からそこへ向かう』
みほ「お願いします」
赤羽根P「どうする、隊長」
みほ「>>197」
-
トリトドンを愛でてリラックス
-
ポケパルレする
-
トリトドン愛されてますなあ
-
飛んでいる砲弾に、砲弾を当てたというのですか!?
-
みほ「残りの敵が見つかるまで待ちましょう。平原の戦闘に無理に介入する必要もないでしょう」
赤羽根P「じゃあ待機か……ふぅ」
KMR「疲れました……」
トリトドン「ポワーォ」
みほ「あ、ごめんなさい。工作をしてもらった以外はトリトドンさんに十分な指示が出せなくて……」
トリトドン「キューィ」
みほ「ふふ、ありがとう」
ハギヨシ「おやおや、紳士ですね」
赤羽根P「よーしトリトドン、ポフレやるぞー」
トリトドン「ポワーォ」グチョグチョ
KMR「戦車内でポケパルレするんですか」
赤羽根P「(トリトドンが可愛いんだから)当たり前だよなぁ?」
ハギヨシ「そうですよ(便乗)」
みほ「KMRさんも見てるだけじゃなくて、こっちにきて遊んであげましょうよ」
KMR「ウフフ、わかりました」
赤羽根P「なんだかんだ乗り気じゃないか……ほら、たくさん食べろよー」
トリトドン「ポワーオ……」モグモグ
みほ「あ、麻子さんから貰った飴があるんだけど……どうかな」
トリトドン「ポワーォ」パクッ
みほ「美味しいんだ。よかった」ナデナデ
トリトドン「♪」
ハギヨシ「その、実は私もトリトドンさんの足に触れてみたくて……」
KMR「僕は背中を……」
トリトドン「キューィ」
赤羽根P「待て待て。一気に二人して別々の場所を撫でちゃいかん。いいか、トリトドンは――」
――三〇分後
みほ「じゃあトリトドンさんはひがしのうみ、太平洋出身なんですね」
トリトドン「ポワーォ」
KMR「サメハダーにラプラスと旅をするなんて面白そうな事してたのが意外です」
赤羽根P「しかも三匹そろって大洗の学園艦の定置網にかかるとはなぁ」
アンチョビ『こちら木馬チームだ』
みほ「! はい、どうしました?」
アンチョビ『北東部に敵影無し。いよいよもって残り一台がどこにいるかわからんぞ』
みほ(見つからないまま、か……)
アンチョビ『とりあえず反時計周りに動いているが、ついでに平原の連中の様子を見て来た』
みほ「どうなってました?」
アンチョビ『>>202』
-
巨大な穴があいていた
-
野生のポッポが大量発生してた
-
かわいい
-
これはポケモンスレですね……
-
チョビはポッポ好きなんすねぇ…
-
アンチョビ『あー、その、なんだ……ポッポがだな……』
みほ「ポッポ?」
アンチョビ『ポッポが大量発生してた……んだが』
KMR「えっ」
赤羽根P「えっ」
みほ「……アンチョビさん?」
アンチョビ『待て待て、本当なんだ! 信じられないなら自分の目で確認してくれ!』
ポッポ『ポルックゥ』
カルパッチョ『ちょっ、せま、せまいです!』
アンチョビ『こらポッポ! 勝手にモンスターボールから出るんじゃない!』
ハギヨシ「……どうしますか?」
みほ「黒森峰や継続がどうなったかも確認したいですし、平原に強速前進で向かいましょう」
――平原 西端
赤羽根P「どうだ?」
みほ「確かに大量発生してますね……どうぞ」
赤羽根P「…………うわ、本当だ。渡り鳥の群れみたいになってるな」
KMR「僕にも双眼鏡貸してください」
トリトドン「ポワーォ」
みほ「え? うーん、どうかな? こんなに大量のポッポをかく乱のために持ち込んだとは考えにくいかなぁ」
ハギヨシ「ここからでは中央付近の様子がわかりませんね。前進しますか?」
みほ「はい。微速前進、戦闘継続中かもしれないので注意は怠らないで下さい」
キュラキュラキュラ…
KMR「そろそろ中央付近が見えますね」
みほ「…………これは」
平原中央、ポッポが大量発生して四校が激突していた地点はどうなっていた? >>208
-
4校全滅
-
試合そっちのけで戯れてた
-
ええ…
-
ええ…
-
ポッポを砲火に巻き込めないからね、しょうがないね
-
エリカは文句言いながら愛でてそう
-
お前らもしかして無類のポケモン好きか?
-
何やってんだこいつら…
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ガルポケ路線流行らせコラ!
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やさしい世界すき
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メロメロ使われたんでしょ(適当)
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>>217
つまりポッポはオスか
-
鳩は平和の象徴だし多少はね?
-
絹代「おおぉぉ……こんな柔らかさに突撃するのが夢だったんですよー!!」
福田「た、隊長! ポッポの群れに寝転がっているというのは知波単魂にそぐわないかと!」
絹代「なにぃ!? こっちへ来なさい!」グィッ
福田「ああっ! 羽毛が! 暖かな羽毛がまるで母の腕の中のような感触を!!」
アキ「いいのかな、こんなことしてて……」
ミカ「鳥たちが羽根を休めている中で戦闘をする意味があるとは思えない」ポロロンッ♪
ミッコ「たまにはこんなのもありだよねー」
ミカ「そう、このポッポの群れが戦場に降り立ったことには意味があるんじゃないかな……ふふ、君は砲塔がお気に入りなのかい?」
ポッポ「クルッポゥ」
アキ「適当なこと言って誤魔化してない?」
ケイ「ワオ! 見てよアリサ、この子とても大きいわ!」
アリサ「普通の個体と比べて確かにでかい……進化前?」
ナオミ「ただ太ってるだけじゃないか?」
アリサ「ていうかなんなのよこの状況は……」
ケイ「今更それ言っちゃうの?」
小梅「隊長! この子、私の肩に乗って! はぁ、かわいい……」
まほ「ポッポか……お母様はどのポケモンも進化させていたからこうして見るのは初めてだな」
小梅「そうなんですか?」
まほ「ああ。ピジョットが一番最初はこうなのか……ふむ」ナデナデ
エリカ「………………隊長」
まほ「ん? なんだ?」
エリカ「この私の頭に乗っかってるのと両肩に留まってるの、なんとかしていただけませんか?」
ポッポ「クルッポゥ」バサバサ
エリカ「ちょっ! 三匹が限界!! どきなさいよ、せめて一匹はどきなさい!!」
まほ「なんだ、楽しんでるじゃないか」ウンウン
KMR「えっ、なにこれは(困惑)」
赤羽根P「……ピースマークって鳥ならなんでもオッケーか?」
ハギヨシ「あれは鳩だけだと思いますが……」
トリトドン「ポワーオ‼」ピョーン
クルッポゥクルッポゥ‼ バサバサ……
みほ「あ、あの……」
エリカ「ああ? って、み――ンン! 西住じゃない」
まほ「呼んだか?」
エリカ「いえ、隊長ではなく……」
まほ「わかりにくいので下の名前で呼ぶように」
ケイ「あ、大洗のチームじゃない! みほもポッポとプレイしに来たの?」
みほ「いえ、ポッポが大量発生していたので様子を見に来たんですけど……」
絹代「さすが西住殿はお目が高い! ポッポの魅力がどこでも通用すると言うのがよくわかりますね!」
ミカ「多分そういうことじゃないと思うよ」ポロンッ♪ ポックルゥ ポロロンッ♪
みほ「その、どうしてこんなことに?」
まほ「私が説明しよう。私たちは当初、このフィールドで四校入り乱れの戦闘を行っていた。ふと空を巨大な影が覆い、見上げてみると大量のポッポ達が降りたって来たんだ」
まほ「私たちは降り立つポッポを引かないように停車して戦闘を中断したんだが、ポッポ達がなかなか飛び立とうとしない」
まほ「ここら一帯が埋め尽くされているから戦車も動かせなくてな。仕方がないのでポッポ達が動くまで各校が停戦協定を結び、降車して小休止となったんだ」
みほ「説明ありがとう、お姉ちゃん」
ミッコ「どうしたもんかなー」
アリサ「大会運営に回収願いだしちゃダメなわけ?」
小梅「ボールも檻も数が足りないらしくて……誘導する為のエサも無いって」
ブォォォォォ!
エリカ「戦車の音……?」
アキ「あそこ!! こっちに向かってきてる!」
ドォーン! バッサァー!
小梅「きゃあっ!!」
赤羽根P「網!? 戦車とポッポ達が!!」
トリトドン「ポワァーオ!」
ハギヨシ「トリトドンさんも!!」
エリカ「なによこれは!!」
-
まさか......
-
ロケット団かな?
-
これは文科団ですね…
-
ロケット団かな?
-
本格的にガルポケ化してきて草
-
???「ふっふっふっ」
まほ「あれは……」
みほ「文科省の……!!」
役人「なんだかんだと聞かれれば、答えてあげよう世の情け――私が文部科学省の学園艦教育局長、辻廉太!」
役人「役所を掛ける文部科学省の役人には! ビューティナイト、素敵な夜が待っています!」ババーン!
ケイ「うわきも」
みほ「どうしてこんなことを……!」
役人「私はかねてから文部科学省の役人として仕事をこなす傍ら、ポケモンの研究をしていました」
役人「最近はメガシンカの研究に勤しんでいましたが、どうにもいい研究対象に巡り合えなかった」
役人「そこでピンときたのがあなたのトリトドンです」
役人「私がメガシンカの研究に相応しいポケモンを探すよう部下に命じていた甲斐がありました」
役人「残念ながら部下は失敗を犯してあなた方大洗に捕えられてしまいましたが、そんなのは些細な事です!」
役人「部下の最後の報告で、大洗が選抜メンバーでこの戦車道バトルロワイヤルに挑むと聞き、この大会に参加したのです!」
みほ「大会中にトリトドンさんを攫うつもりだったんですね」
役人「その通り!!」
トリトドン「ポワーォ‼」
エリカ「あんた大人として恥ずかしくないの!?」
役人「ふっ、子供には黙っていてもらいたいですね」指パッチン
ミカ「役人の乗っている戦車からバルーンが……」
ナオミ「ッ! う、浮かぶぞ!!」
役人「ハッハッハッハッハッ! では諸君、トリトドンは戴いて行く!」
アリサ「ちょっと!! 私たちは下ろしなさいよ!!」
ポルックゥポルックゥ!! バサバサバサバサ!
赤羽根P「ポッポたちが……!」
ハギヨシ「四校の戦車に選手まで……!」
KMR「トリトドン……!」
みほ「全員乗車!! あれを追います!!」
赤羽根P「りょ、了解!」
KMR「なめてんじゃねぇぞ……!」
ハギヨシ「少々荒くいきますよ!!」
-
???「お前ら人間じゃねぇぇ!」
-
???「ピカチュウ!10まんボルト!」
-
闇西住殿「トリトドン、大爆発」
-
上手く話まとめててすごいと思う(小並)
-
安価捌き上手いねぇ通りでねぇ
-
すごい(コナミ)
-
みほ「アンチョビさん応答して下さい!」
アンチョビ『こちらアンチョビ。あのバルーンとぶら下がってる網はなんだ!?』
みほ「詳しい話は省きますが、残る四校の戦車と乗員、それと大量発生していたポッポと私たちのトリトドンさんが誘拐されました!」
アンチョビ『はぁ!? もしかして残ってた一チームの仕業か!?』
みほ『ええ。最初からトリトドンさんを攫うのが目的だった文科省の役人です』
アンチョビ『お偉いさんが堂々としていいことじゃないぞ……!? すぐにそっちに向かう!』
みほ「お願いします!!」
赤羽根P「どうする!? 下手に撃てないぞ!」
KMR「せめて下が海なら……」
みほ「とにかく今は見失わないように追いかけます! お姉ちゃん、聞こえる?」
小梅『に、西住さん?』
みほ「赤星さんですか?」
小梅『はい、そうです! 自分が一番戦車に近かったので、隊長が乗車して無線を確保しておくようにと……』
みほ「そうですか。そちらの状況は?」
小梅『ほとんど身動きが取れなくて、正直こちらはお手上げです』
みほ「わかりました。申し訳ありませんが、トリトドンさんを見つけておいていただけませんか?」
小梅『わ、わかりました!』
小梅「隊長ー!!」
まほ「どうした!」
小梅「西住さ――みほさんが、トリトドンを見つけておいて欲しいと!!」
まほ「わかった!」
ミカ「今の聞こえたかな、アキ」
アキ「うん。ちょっとー!! サンダースとか知波単の人聞こえるかなぁー!?」
絹代「なんでありますかー!!」
ケイ「なにかあったー!!」
アキ「大洗の隊長がー!! トリトドンを見つけておいてくれってー!!」
絹代「了解でありまーす!!」
ケイ「わかったー!!」
-
ハギヨシ「不味いですね。このままいくと山中です。道なき道を行くことになりますよ……!」
みほ「大丈夫。なんとかしてみせます」
アンチョビ「みほー!!」
みほ「アンチョビさん!!」
アンチョビ「状況は!?」
みほ「変わりません!」
アンチョビ「大会の運営に協力要請は!?」
みほ「あの役人が居たんですよ。圧力をかけて動かせないようにしてるはずです! 今回の件だって、私たちがここで奪還に失敗すればもみ消しにかかりますよ!」
アンチョビ「なんてこった……!!」
ペパロニ「大人のやることじゃないっすよ!!」
カルパッチョ「酷い……!」
みほ「策はあります。ただ、それにはまだ――」ガ、ガー‼
小梅『西住さん、聞こえますか?』
みほ「こちら西住。どうしました?」
小梅『トリトドンの確保に成功しました! 今はエリカさんが保護してます!』
みほ「わかりました。では、今から言う通りにしてください」
小梅『はい。………………えっ、でもそれじゃあ……』
みほ「それでいいんです。今は指示通りにお願いします」
小梅『りょ、了解!』
アンチョビ「進展か?」
みほ「はい。あとはアンチョビさんの力が必要です」
アンチョビ「わ、私の?」
みほ「そうです。今から作戦の概要を説明します、よく聞いてください――」
-
映画化不可避
-
――バルーン付き戦車内
役人「ふっふっふっ、他愛ない。やはり子どもは子ども。大人程の賢さもありませんでしたね」
役人「まぁそれも仕方のない事。私ほどのエリートであればこれくらいは造作も無いです」
エリカ「ちょっと!! そこのクソメガネ!!」
役人「随分と口の悪い子がいますねぇ……何ですか、騒がしい」
エリカ「あんたはこいつがお望みなんでしょ!!」
トリトドン「ポワーォ」グチョグチョ
役人「!! それをこっちに寄越しなさい!!」
エリカ「言われなくてもそうするわよ。ほら、落ちないように気を付けて行きなさい」
トリトドン「キューィ……」
エリカ「……大丈夫よ。みほなら上手にやってくれるわ。あの子を信じてちょうだい」
トリトドン「ポワーォ」グチョグチョ
役人「おお……! 待ちに待った研究材料が!! ククク、これで私の研究が一歩――」
ポックルゥゥゥゥゥゥ!!!!
役人「な、なんです!?」
ポ? ポ? バサバサバサバサ
役人「網の外にポッポが……ふん、一匹だけ外にはみ出してしまっていたのか。どうでもいい」
ポックルゥゥゥゥゥゥ!!!!
ポ‼ ポ‼ バサバサバサバサ! バサバサバサバサ!
役人「ええい、やかましいぞ!!」
ドォーン!
役人「……ん? いま何か砲撃音のようなものが……?」
ヒュゥウゥゥゥゥゥ パシッ ブチィッ!!
役人「!? 網の根元を狙撃された!? そんなことをすれば戦車もろとも――!!」
役人「な、なにィ!!? 大量のポッポ達が網を持って落下しないように飛行しているだとッ!!?」
役人「そんな知性が全個体にあるはずが……いったいなにがどうなっているんだ!!」
-
――数分前 西住率いるレッドウルフ&アンツィオ
アンチョビ「私のポッポを使って網の中に居るポッポに指示を出すだって?」
みほ「はい。アンチョビさんのポッポは長年一緒に居て非常になついていますし、なにより野生のポケモンと違って人の細かい指示というものを理解できます」
みほ「ですので、アンチョビさんのポッポには網の中に居るポッポたちへの司令塔になってもらいたいんです」
アンチョビ「なるほど……指示内容は?」
みほ「これから、私たちがレッドウルフでバルーン戦車にぶら下がる網の根元を砲撃し、戦車と網を切り離します」
みほ「その際に網が落下しないようにポッポ達に網を掴んで飛行、着地する事をお願いしたいのです」
アンチョビ「……重量の問題は数でなんとかなる、か。よぉし、わかったぁ!!」
アンチョビ「ポッポ、聞いたな! お前の出番だ!」
ポッポ「クックルゥ‼」
アンチョビ「いいな、網の中のポッポたちに今の指示を伝えるんだ。準備が出来たら大きな声で合図しろ――行け!」
バサバサバサバサ……
みほ「KMRさん、両砲門に榴弾装填。遠距離の小さい目標への狙撃ですが、行けますね?」
KMR「絶対当てます」
みほ「ハギヨシさん、アンチョビさんのポッポから合図が来たら停車してください。狙撃の成功を目視で確認後、全速前進。敵戦車の確保に向かいます」
ハギヨシ「アイアイマム」
みほ「赤羽根さん、アレへの周波数はあわせておいてください。一応、スモールパッケージの準備を」
赤羽根P「了解!」
みほ「ふぅ……はぁ……」
……………………
………………
……
ポックルゥゥゥゥゥゥ……!!!!
ハギヨシ「停車!!」
KMR「よく、狙って……」
KMR「――――今」カチッ
ズドゥゥーン!! ブチィッ、バサァッ
赤羽根P「命中確認!」
みほ「全速前進!! 赤羽根さん、回線を」
赤羽根P「チャンネル合わせたぞ」
みほ「んん……聞こえますか、文科省の役人さん」
役人『貴様! 大洗の隊長か!!』
みほ「ええ。人質はいなくなりました。大人しく投降してください」
役人『ハッ! 残念だがそうはいかん。貴様のお友達がわざわざ私にトリトドンを渡してくれたからなぁ!』
トリトドン『ポワーォ』
役人『ハッハッハッ! 哀れなものだ! 戦車道? 乙女の嗜みぃ? それがこの様とはなんとも情けない!』
みほ「…………言いたい事は、それだけですか?」
役人『撃ち落とそうとしても無駄だぞ。バルーンは特殊カーボンを内張りにして並の戦車砲では撃ち抜けなくしてある。戦車本体も強力なECMのお陰で防護されているんだ』
役人『貴方たちはそこで指を咥えて見てるしかないということです!』
みほ「ふふ、よかった」
役人『なに……?』
みほ「いえいえ、ただ私の予想が当たっていてよかったな、と」
みほ「狡賢そうな人だからそれくらいは準備してると思ってました」
みほ「トリトドンさんを網ごと救出してしまったら役人さんを取り逃がしてしまうところでしたよ」
役人『な、なんだ? 何を言っているんだ……?』
みほ「トリトドンさん、聞こえてますね?」
トリトドン『ポワァーオ』グチョグチョ
役人『お、おい!! 貴様いったいなにを――』
みほ「――――だいばくはつ」
カッ‼ ズドォォォォォォォォ…………ン……
-
ポワーオ…
-
トリトドン好き
-
これは黒い瞳のダミアンソーンですわ
-
チェックメイトですな
-
夏のポケモン映画と同時上映しよう(提案)
-
――数日後 大洗学園艦
杏「いやぁ今回は大変だったねぇ!」
みほ「あはは、まさかあんなことになるなんて……」
杏「大会は中断、文科省の役人は逮捕! こんなの誰も予想できないって」
杏「まぁ賞金がうやむやになったのだけは残念だったね。今回の件で国から入ってくる賠償金は各校で山分けみたいなもんだし」
みほ「トリトドンさんは?」
杏「んー、外で赤羽根クンたちと遊んでるよ。最近はみんなに人気らしいじゃなーい、あの子」
みほ「トリトドンさんが無事でよかったです。作戦が成功したのも皆さんの協力あってこそでしたし……」
杏「戦車道を通して戦った人同士が手を取り合って協力する……いやぁ青春青春」
杏「でもさぁ、結局西住ちゃんはだいばくはつさせたってトリトドンが無事なのわかっててやったんでしょ?」
みほ「その確信がなければあんな無茶な事をやらせたりしませんよ」
みほ「この二週間の強化訓練で、トリトドンさんは並のポケモンじゃ歯が立たないくらいにレベルが上がってましたから」
みほ「それにこれがありましたから」
杏「ああ、げんきのかたまり……ポケモンって便利なもんだねぇ」
みほ「ええ。けど、彼らは道具じゃありません」
みほ「私たち人間の――大切な仲間です!」
〈了〉
-
オッツオッツ
完全にガルポケになってて草生えた
-
乙ー安価裁きうますぎである
-
まさか書いててこうなると思わなかったゾ
終わり! 閉廷! みんな解散!!
-
オツシャス!
トリトドン育てたくなったゾ…
-
なかなかやるじゃない!(KNN並感)
安価捌きと設定拾いが上手くてあぁ^〜たまらねぇぜ
-
>>5のトリトドンからこんな話になるとは…
乙
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お疲れナス!
-
いいゾ〜これ
オツシャス!
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レッドウルフ持ち出したみほ達が大人げなく感じてしまうくらいでしたね……
-
第三世代MBTの過小評価が気になった時もあったけど安価採用が上手かったのでそれはえーと忘れた
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ガルポケという新しいジャンルいいゾ〜
-
やりますねぇ!
楽しかったです(小並)
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これはいい安価スレ
ガルパンとポケモン両方大好きだから非常に捗る
オツシャス!
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チーム面子との仲も良好で面白いと思った(小並感)
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とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
もし興味ある方は読まれて下さい。
いずれ誰もが直面する「死の絶望」の唯一の緩和・解決方法として。
(万人にとってプラスになる知識)
《神・転生の存在の科学的証明》
http://message21.web.fc2.com/index.htm
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