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【ガルパンSS】ふたりのはじまり
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戦車道。華道や茶道などと並び乙女の嗜みとされてきている一つ。
支持を出し、履帯を回し、気を込めて、鉄(くろがね)を放ち、旗を取る。
その戦車道の二大流派のひとつである「西住」
私はその魂を継ぐ者。簡単に言えば家の跡継ぎだ
戦車道を一緒に行うメンバーの皆、破損部位などを修繕してくれる整備士たち、支援をしてくれる色々な人たち
彼ら彼女らは家元の娘である私を信頼し、あるものは尊敬してこの私に黙って付いてきてくれている
指揮官としては本当に良く出来た駒で助かる限りだ
…ただ一人を除いて
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もう始まってる!
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もう始まってる!
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もう始まってる!
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お?常しほか?
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素早いNaNじぇい民だいすき
応援してる
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ホモガキが3人…くるぞ遊馬!
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「あ!西住さん!戦車の整備完了です!もう動かして大丈夫ですよ!」
常夫というこの整備士の男だ…
同僚「常夫君!家元の娘さんに失礼だよ!」
常夫「え?そうですか?すいませんでした!」
同僚「家元の娘さん!本当にすいません!ホラ!頭下げとけ!」グッ
同僚の男が常夫の頭を押して下げさせる。うっとおしい
この同僚だけじゃない。他の整備士も物資を運んできてくれる人なんかも全員そうだった
家元の娘である私に媚を売るためなのかどいつもこいつも下から口調でうっとおしい限りである
ただしこの常夫は違った
…彼と話しかけるとどうも気が狂う
この男だけはどうもベタベタした感じで喋ってきたり
話しかけるときの言い方なんかもやわらかいというか
一言で言うならば…
「馴れ馴れしい男…」
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いいゾ〜これ
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お前ぇ…なかなか上手えじゃねぇか…
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だが整備士である彼らは内心この私達西住の戦い方を快く思ってはいないだろう
”撃てば必中 守りは固く 進む姿は乱れ無し 鉄の掟 鋼の心 ”
それが西住流である
まあ、簡単に説明すればどのような犠牲を払ってでも勝て。である
それに私は知っている
整備士の彼らの放った陰口を
たまたま戦車の整備倉庫へ忘れ物をした事があった。
目的の物を見つけて戻ろうとしたその時
「…たこんなに壊しやがった…直すヤツの気も…」
「…当だよな…流派がどう何だかしらねぇがふざけるなって話だよな…」
「…ったくだよな本当に…」
聞こえた。いや聞こえてしまった
すぐにでも目の前に出て何か言いつけてやりたかったが彼らの小言は胸にしまうことにした
「…文句がなんだ。私は結果を出している。それに付き合っているお前達は光栄に思え」
私も彼らに聞こえないほどの声量でつぶやいてしまった。
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いい文章書いてるけど、何かスポーツとかやってたの?
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実況『〜チームフラッグ車!走行不能!』
勝った
今日も勝った
試合後のあれこれが終わりチームでの整列を行う
「皆、ご苦労だった。しばらくは休みに入るためゆっくり休んでくれ!」
私の発言にチームの全員が「はい!」と元気よく挨拶をする
そして私の解散の合図と共にバラバラに帰っていった
「さて、私はまだやることがあるな・・・」
隊長室へ戻った私は机に向かい戦車道の勝敗の記録をつける。試合後の日課みたいなものだ。
私はつい読み返していた。勝利、勝利、勝利、勝利…
中止を挟んではいるもののそこには「敗北」はなかった
「…しまった、読みふけてしまった。今何時だ?」
こんな事をしていたらかなり遅い時間になってしまった
続きは後日に回して私も帰ろう…
急ぎ足で荷物をまとめて帰宅準備をする私
ふと窓からすっかり暗くなった外を見た私はあるものに気が付いた
「…何だ?戦車倉庫に明かりが付いている?」
電気の消し忘れとはたるんでいる。犯人がわかったら注意が必要だ
そう考えながら向かい、電気がついて明るい戦車倉庫を覗いた
私は目を疑った
「あの男…」
常夫だ
彼がひとりこの戦車倉庫に残って壊れた部位と格闘していた
常夫「あ!西住さん!何かあったんですか?皆はもう帰っちゃいましたよ!」
常夫「いやー今回はちょっと履帯の部分がかなりやられちゃってて〜…早く直るようにひとりで残ってやってたんですよ」
馬鹿らしい。しばらく試合の予定は無いはずだ
それに練習用の戦車もまだいくつかある。急ぎの修理ではない
「…嫌だとは…思わないのか?」
つい私はつぶやいてしまった
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何を聞いてるんだ こんなの答えは決まっている
彼もまたあの時と同じように勝つために戦車を壊していく西住のやり方に否定的なはず…
常夫「え?何がですか?」
…は?
私は耳を疑ってしまった
「何がって…面倒だとかは思わないのか?どうしてすぐに破壊するんだとか愚痴をこぼさないのか?」
つい強気になって問い詰めてしまう
だがこの男の返答は私の想像とはまったく違った
常夫「そりゃ…直すのは大変ですけど…それが西住流なんですよね?」
常夫「確かに戦車の使い方は荒いなぁなんて思った事もありました。でも西住さんはそれで勝ってる。結果を残してる」
常夫「だったらその戦い方にトコトンのっかってやろうじゃないか!ってだけですよ」
信じられない…
面倒じゃない?厄介じゃない?
ありえない。戦車の整備はその道のプロですら大変だと音を上げると聞いたことがある
常夫「西住さん」
「は、はい!」
つい声が高くなってしまう。恥ずかしい
常夫「どう戦っても、周りが何か言ってもです。俺はなんも言いませんよ。ハデにぶっ壊してください!俺が2日で直してみせます!」
…この男は本当にわからない
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おちたな(確信)
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それからというもの私はすこし変わった
練習や試合が終わり日が沈んだ頃合になると私の足は自然と戦車倉庫へ向かっていた
向かうたびに電気が灯る戦車倉庫
そこには決まってあの男の姿があった
常夫「あ、西住さん!どうしたんですか?」
しほ「何でもない。気にしないでくれ」
この男のスパナさばきなんかを定期的に見に来てしまう
私には戦車修理は応急処置程度でここまでのものとなるとさっぱりわからない
やれといわれても絶対に出来ない
しかし彼の修理する姿を見ると私は自然と見入ってしまっている。それどころか落ち着いてしまっている。
彼と定期的に一緒している内にある評判が広まった
チームメイト「ねえ、隊長なんか変わったよね?」
チームメイト「うんうん。なんかほんの少しだけどやわらかくなったよね」
私が砕けてきた。らしい
どういうことだ…全くわからない…
無論、自分ではメンバーたちにはいつもと変わらずに接しているつもりだ
…何故私の足は戦車倉庫へ向かっているんだ?
今の時間は他の整備士もいるはずだ…
同僚B「常夫の奴遅いな…トイレか?」
同僚A「ったく…常夫の奴はああだけどなぁ俺はあの戦い方には文句が…」
同僚B「なぁ…やべ!おい!そこにいるぞ!娘さん!」
同僚A「…あ!すいませんでした!」
しほ「いつもご苦労だな。例を言う」
同僚A「…え?あ、はいありがとうございます…」
同僚A「信じられねぇ…どういうことだ?」
同僚B「明日雪でも降るんじゃねぇか?」
…間違いない。私は以前とは変わってしまっている
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チームメイト「しほ隊長、なんか変わりましたね」
しほ「私が…変わった?」
チームメイト「まさかいい男でも出来たんですか?」
しほ「ば、馬鹿言うな!心当たりはない!」
チームメイト「でも定期的に夜出歩いている姿を見かけるって証言ありますよ」
しほ「うるさい!練習に集中しろ!」
良い男でも出来た?
私がそんな定期的に出歩いてでもあっている人間なんて…
「いた」
それからの私は彼に会うたび態度を変えたりしてみた
時にはきつく怒ったり。時には冷たく接したり。
それでも彼はいつもと変わらない笑顔で私を出迎えた
まったく、私は何をしているんだ…これじゃまるで…
あー馬鹿!馬鹿!らしくないにもほどがある!
しかしある日、事件は突然起こった
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『こちらチームB!回り込まれました!すいません迎えません!』
『こちらチームF!走行不能です!申し訳ありません!』
チームメイト「隊長!このままじゃフラグである我々が丸裸です!」
しほ「旋回してジグザグに逃げろ!C地点の待機車両となんとしても合流…」
チームメイト「でも隊長それでは!」
しほ「いいから急げ!早く!」
何をしているんだこのままではフラッグ車である隊長車が…
その瞬間だった。私の乗っている戦車が轟音と共に揺れる
焦った表情で顔を出して戦車を見渡すとウィークポイントに黒煙を吹き上げる着弾痕が見つかる
パスッ!
対戦相手の車両から嫌と言うほど見た白旗が上がる
…私たちの戦車から
実況『フラッグ車走行不能!』
負けた
私が負けた
西住流が負けた
しほ「ウソだ…」
チームメイト「隊長…」
しほ「ウソだああああああああああ!!!!!!!」
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相手は島田流かな?
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ちよきちにしてやられたと言う
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西住流の敗北
絶対王者であり負けの許されない流派の敗北
やってしまった
ドロを塗ってしまった
チームの皆は「隊長の責任じゃありません!」などと必死に慰めてくれていた
しかし放心状態の私にその言葉は一つも届かなかった
トボトボと家に帰った私はこれでもかと現在の家元に。母に説教を食らう
たるんでいる
西住の自覚を忘れている
気合が入っていない
集中をしろ
練習をさぼっていたのか
何をしていたんだ
西住の名に泥を塗った事実がわかるのか
言い返したりしたかったがその気持ちもすべて貯めて押し殺した
そうだ、悪いのは私だ、もっとしっかりしていればよかったんだ
何時間にも渡る言いつけが終わる。
母はもう寝て休みなさいと最後に言った。もう休めというせめてもの慰めなのかもしれない
「少し…外の空気を吸いたい…」
長時間の正座で軽くしびれた足を無理やり動かす
フラフラしていておぼつかない足取りで私は外へ出歩いた
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暗くなり月の光に照らされる夜道をフラフラと歩く
財布も何も持ってきていないから買い食いなんかもできない
でもそれでよかった。今は何も考えずに夜風に吹かれていたい
どれほど歩いただろう。さすがに足が痛くなってきたな…
ふと顔を上げた私は我に返った
「…ここは」
私の足は自然とこの場所に向かっていたようだ
今までも何度も着ていたあの場所に
しほ「戦車…倉庫…」
ここだけは変わらない
どんなときでもここだけは変わらない
常夫「あ!西住さん!」
そう、彼のいる戦車倉庫だった
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もしかして・・・常夫さんのことが好きなのか?(青春)
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常夫「いやーハデにもらったね〜…でもここを直せば走るだけならできるから…」
しほ「…なんでなの」
常夫「え?何が?」
しほ「何であなたはいつもそうなの!?わからない!わからないの!」
つい声量が上がる
自分でもやかましいと思うくらいに大きい声で叫んでしまう
常夫「西住さん」
叫ぶのに力を使い肩で息をする私に彼が話しかけてくる
常夫「…わかるよ。今の西住さんの気持ち」
わかる?私の何がわかるんだこの男に
常夫「西住さん。辛いんだよね」
しほ「えっ…」
常夫「無敗の西住を負けさせちゃったんだ。辛くて当たり前だよ」
しほ「そ、そんな事は…」
常夫「…またそうやって溜め込む!」
しほ「ひっ…!」
いきなり彼が大きい声を出す
つい情けない声が出てまう
常夫「家元の娘だとか流派だとか…はっきりいって僕にはさっぱりわからない」
常夫「でも…そんなことをしてたらなんにもならない。いずれ爆ぜて西住さんが壊れちゃう」
常夫「僕なんかでよければ…グチくらいいくらでも聞いてやるよ!だからもう自分に溜めこまないで西住さん!」
しほ「うっ…うっ…」ボロボロ
私の目頭から熱いものが流れ出る
西住の名の下に戦車道を始めてからは封印していたものだ
しほ「うわあぁぁぁぁん!あああああ!あああああああ!」ボロボロボロ
私は泣いた
人目もはばからずにただただ泣いた
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溜めてた物がすべて流れ出る
辛かったこと、悲しかったこと、大変だったこと、嫌だったこと…
数分泣き続け少し心が落ち着くと彼が話しかけてきた
常夫「西住さんそのさ、落ち着いた?かな?」
常夫「とりあえず顔を拭いて。女の子がそんな顔じゃダメだよ」
彼は何か無いかといった表情で周りを見渡し始める
常夫「これしかなくて…その…ごめんなんだけど…はい」スッ
彼が首に巻いていたタオルを差し出す
受け取った私はそのタオルで涙や鼻水でグチャグチャの顔を拭く
汗と油の匂いがするタオルだった
でも…嫌じゃない
しほ「…ありがとう」
常夫「…気にしなくていいんだよ」
心が少しだけ温かくなった…気がした
常夫「…あーそうだ!泣くと体力使うからなんか食べにいこうよ!美味しい居酒屋知ってるんだ!」
彼の提案に私は無言で頷いて後を付いていった
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店主「あれ、常夫ちゃん今日は彼女連れかい?」
常夫「もー大将黙ってよ!」
店主「大丈夫!今日は常夫ちゃんら2人しかいないからさ!」
常夫「西住さん何か飲む?ここは持つからなんでも頼んでよ」
しほ「…なんでもいい」
常夫「困ったな…じゃあ一緒ので良い?」
しほ「…」コクッ
彼が適当に注文を取る
数分もすると頼んだ品が運ばれてくる
これが美味しいだのここが食べごろだの必死に色々進めてくれる
そんな彼がどことなく眩しかった
なんでこんなに彼が眩しいのか
なんでこんなに彼に引かれるのか
なんでこんなに彼が気になるのか
なんでこんなに彼になら素直になれるのか
その答えは自然とわかった
しほ「ねえ」
常夫「ん?西住さん。どうしたの?」
しほ「しほ」
常夫「へ?」
しほ「下の名前で…しほって呼んで…?」
常夫「えっあっ…じゃあ…しほ…さん」
しほ「…はい!」
私は、彼が好きだ
私は彼を愛している
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おちたな(祝福)
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敗北により崩れた流派西住を立て直す
容易な事ではないが私はしゃむに走った
失った信頼や権威を取り戻すためにひたすら前に走った
そんな中でも彼との秘密の会合は続いた
夜の戦車倉庫でひっそりと2人で話をするだけの会合だけど私にはかけがえの無い時間だった
お互いにあった出来事をしゃべるだけに過ぎない時間
そんな些細なことが何より楽しかった時間だった
何よりも彼の前なら…私は素直になれた
「もう…私は一人じゃない…!」
それが何よりも嬉しかった
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あれから数ヶ月
西住の敗北という出来事も風に流されたくらいの月日が経った…
実況『フラッグ車!走行不能!』
そこにはすっかり立ち直った私たちのチームがそこにはあった
チームメイト「隊長!今日もやりましたね!」
しほ「ああ、ご苦労だった!」
チームメイト「はい!」
しほ「だが油断はするな!勝って兜の緒を締めよ!だ!」
もう私は大丈夫だ
西住に恥じない戦車道の猛者になった
そう悟った私は覚悟を決めた
試合後に整備士達と一緒にいる彼を見つけて呼びかける
しほ「ねぇ常夫さん」
常夫「どうしたの?し…西住さん」
しほ「大事な話があるの。いつもの所に来て」
常夫「…わかった」
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いつもの所…夜の戦車倉庫だ
日が落ちた頃合に私は月明かりの夜道を進み戦車倉庫へ向かった
代わり映えの無いいつもの戦車倉庫
不自然にひとつだけ明りのついた戦車倉庫
その中には彼がいた。
いつもと変わらないツナギ姿で整備をしている格好の常夫さんが
しほ「いたいた、常夫さん。話を始めて…」
常夫「西住しほさん!」
しほ「えっ…?あ…はい…」
いきなり彼に話を折られる
つい驚いてへんな声が出てしまい少し恥ずかしい
常夫「この僕と…付き合ってください!」
嘘…
しほ「常夫さん…」
常夫「家元の娘だとかいろいろあるのはわかってる!でも僕はあなたがいないとダメだ!」
常夫「困難は計り知れないかもしれない!でも僕は絶対に折れない!」
常夫「辛いことも悲しいことも全部一緒に背負う!だから僕の…僕の彼女になってください!」
しほ「常夫さん…」
常夫「しほさん…その…」
しほ「…先に…言われちゃった…」ボロボロ
私の目から自然と涙がこぼれる
でも悔しかったり悲しかったりの涙じゃない
しほ「…嬉しい!」
私は常夫さんに抱きついた
彼はごつくて大きい優しい手で私を包んでくれた
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やったぜ。
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やったぜ。
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やったぜ。
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エンダアアアアアアアアアアア
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ああ^〜
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そうして私と彼との交際がスタートした
私たちが仲良くしているところはすぐに見つかって一大ニュースになった
からかう者、うらやましがる者、仲には何故か嫉妬する者もいた
これは常夫さんの方も一緒らしく同僚にはボコボコ叩かれたらしい
あれからも私たちは夜戦車倉庫に集まりくだらない話をしている
もっと恋人らしいことをしろだの思われてしまうが私たちにはそれでよかった
いや、それがよかったのだ
この先私と彼は恋人同士の向かうべきゴールへ歩んでいくつもりだ
それをあまり快く思わない人たちの反対も間違いなくあるだろう。でも私は絶対に折れない
だってもう私は…
「ひとりじゃないから」
〜おわり〜
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まほ「早く仕込むんだぞ」
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お疲れ様でした
妄想ゼンカイで歯が溶けそうな物語を目指しましたが御目汚しなら申し訳ありませんでした
これ結婚編とかもいるんですかね予定ゼロなんですけど(小声)
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乙^〜
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結婚初夜もやれ
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お疲れナス!
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素晴らし砂糖菓子……
結婚編も読みたいけど露骨なエロシーンはない方がすき(我儘)
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ふ、た、り
の3文字が目に入ると条件反射的にふたなりに脳内変換される
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>>36
勇次郎やめろ
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結婚編オナシャス!なんでもしますから!
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元々が西住姓だったのはしほさんでなく常夫さんらしいけど
こっちの方が王道だよなぁ?
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>>45
例え常夫さんが西住姓な設定でも、しほさん側もそこそこの名家で
家の発展のために西住家にふさわしい女になるようにと親類から口うるさく言われて生活するうちに、
肩ひじ張り過ぎて堅くなってたら、今まで好きでもなかった常夫さんが心を解かしてくれて
家の婚姻関係に過ぎなかった物が、自分が幸せになるための恋愛に代わるような青春だったと考えたうえで
このSS読むといいゾ〜これ
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"西住家の跡取り西住しほ"でも"西住でありながら男に生まれた西住常夫"でも美味しく頂けるからどっちにしろお似合いの二人だってはっきりわかんだね
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公式が入り婿だと言ってなかったっけ
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