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Fate goの男主人公くん(ぐだ男)大好きスレッド
139
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2017/08/05(土) 00:40:10 ID:8KXwkXak
ドレス姿は思いのほか似合っていた。どこで勉強したのか顔にうっすら化粧をし、睫毛が瞳をより大きく、女らしく見せていた。
カツラは少し適当なのか、反発した強い髪の毛が立ち、地毛の黒がちらちらと見え隠れしていた。
そして目線を落とすと唇は厚めに塗られていて、かさつきなどがない、ぷるぷるとした瑞々しさに満ちていた。
無駄な毛は沿っているのか、それでも腋はぴたりと閉じ、内股でもぞもぞとしている。それでも発達した筋肉と、骨はごまかせないのかどこかごつごつと、男らしさを感じさせる肉体だった。
そしていざ先ほどの下着に包まれているであろう場所に目をやるとぎゅうと縮こまったまま子どものようにいやいやと顔を振っていたけれど、観念したのかゆっくりと、指先一本ずつをすそにあてるようにしながら、たくしあげた。
そこにはもっこりと、窮屈そうに曲がった、完全に勃ちきっていないけれど、確かに芯の入った肉棒があった。玉は半分間抜けにこぼれ、しわの少ないつるりとした顔をのぞかせている。そして部屋の光でそれは、わずかに濡れていることがわかった。
無言でいるとちらりと目をやり、どうかと聞かれて、言葉に窮していると俺、と何度かいいかけて私、と最後は消えかけるような、そんな気遣いを見せてくれて、最高だと返事をした。
その瞬間ばさりとすそは落ち、はぁはぁと荒い息を吐きながら今日は終わりと押し出されてしまった。そのとき特に意味もなく抵抗を、こちらの体を押す手に重ねるように手のひらを乗せたとき、あっと一度、チークの朱色をはるかに上回るような赤が彼の顔から爆発するように発せられ、そのまま叩く様に追い出されてしまった。
部屋からでるときなんだか精臭がぷんと漂い、やはり若い男なのか、ゴミ箱の掃除はきちんとするよういわなくてはと帰り足、そう思った。
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