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みほ「はあ…早く転校先の学校、決めなくちゃ…」

177名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/02/08(月) 23:03:41 ID:s3Nqv2eQ

アンチョビ「……そっか。そんなことが」

みほ(アンチョビさんは私の嗚咽交じりの声を、神妙な面持ちで聞いてくれていた)

みほ(――瞼の奥が、火傷しそうなくらいに熱くなっていた)

みほ「…………でも、本当に怖かったのは、傷つくことじゃなくて」

みほ「戦車に乗るのが、怖くなったわけでもなくて……」

アンチョビ「……うん、うん」

みほ(もう、止まらなかった。耐えられなかった)

みほ(攪拌された泥みたいにぐちゃぐちゃの感情が、涙とともに溢れていた)

みほ「ただ……! 戦車道を嫌いになってく自分が、怖くて!」

みほ「大好きな戦車を嫌いになんかなりたくなくて!」

みほ(――だから、あの決勝戦以来、私はずっと戦車道から距離を置き続けた)

みほ(大切な人たちとの、大事な思い出だけは、綺麗なまま残しておきたかったから)

みほ「っ……うぅううっ、うわああああああん!」

みほ「ひぐっ、ひぐっ、うぇぇぇ……わあああああああん!」

アンチョビ「……よしよし」


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