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みほ「はあ…早く転校先の学校、決めなくちゃ…」
172
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2016/02/08(月) 22:49:48 ID:s3Nqv2eQ
みほ(私は再び乗り込んだセモヴェンテの中で、ひたすらスコープを覗き続けた。まるで、何かから目を逸らすように)
みほ(トリガーを握る手が震える。視界がぼやける。カチカチと歯がなる)
みほ「……っ」
みほ(あの決勝戦の後、さんざん言われた言葉が頭の中でフラッシュバックされた)
みほ「……ううっ」
みほ(思わず項垂れてしまった、その時――)
アンチョビ「なあ、みほ。よかったら、話してくれないか」
みほ(誰かが、震える私の手に、そっと手を重ねてくれた)
みほ(アンチョビさんだった。相手を安心させてくれる笑顔と、深く澄んだ瞳で、彼女はそこにいた)
アンチョビ「お前がこんな辛い想いをしてまで、戦車道を続ける理由」
みほ「…………」
みほ「……私の家が、西住流っていう戦車道の流派だということは、知ってますか?」
アンチョビ「ああ、知ってるよ」
みほ(それから、私はぽつぽつと語った)
みほ(西住流のこと、お姉ちゃんのこと、黒森峰のこと……、あの決勝戦のこと)
みほ(私自身が目を背け続けていたことを、少しずつ思い出しながら――)
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