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【和書】本は読んどけ!【洋書】
840
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/06/20(火) 22:28:33 ID:npAiwJfQ
M・トケイヤー著/箱崎総一訳『日本に民主主義はない』日新報道出版部(昭和51年)
似非文化人の横行する社会は滅びる
最後にきつい言葉のタイトルになったことを詫びている。
著者はニューヨーク生まれでユダヤ教徒、ラビである。
日本人の自主性のなさは宗教がないことからくる。
第二次大戦で自信を無くし、すっかり諦めてしまう。
だから明るく戻そうとすると妨害するのが日本人である。
日本が良くならないのはそのため。
明治前、ずっと昔からの日本人の考え方はあからさまに民主主義の敵だという。
全体主義で全員をコントロールし、全員が全く同じにならないといけないと考えている。
国民がほぼ同じ動きしかしないのも軍隊的である。
ユダヤでは個人が尊重されていて、日本は逆である。
もっとも金持ちの人たちだけで日本を動かしており、95%ほどの国民は軍隊的に同じにならなければならない。
日本人が責任逃れ、自分の利益を追求する性格がある。
ある場所で生まれ、その地域で育ち、地域内では責任が生じている。
出稼ぎなどで生まれた地域の外に出ると、地域内の責任と、外での責任、
本当に何もかも責任がないという。
そう思うと、責任を取ることだけは過剰反応する理由もわかる気がする。
第二次大戦敗戦後、日本人は「家をなくした鳥は、行き場所を失う」状態になり、
日本人は主体性がなくなり、自分の行動が一貫しなくなる。
そこに新興宗教が興る。
そして、実際に日本人の心のスキマをいくらか救済できているという。
おそらく日本の新興宗教はそういうことをするビジネスなのだろう。
どうして教祖がお言葉を発するのか、本当は実証しなければならないが、日本人教祖は
「神から天啓を受けてそういう事にしている」というだけである・・・
日本の家庭は父親不在。
母親が権力を握っているため、うまくいっていないと著者は考える。
父親は金を家に入れる道具である。
ユダヤでは父親が強い方がうまくいくという。
社会が健全になるには、家庭が健全である必要がある。
家庭が全体主義で個人を認めないから、日本社会全体が個人を認めない。
日本では個人が全体のために存在しており、個人の自由はない。
ユダヤでは逆で、個人のために組織、社会がある。
これだけを見ても、日本が非民主主義の社会に見える。
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