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【和書】本は読んどけ!【洋書】
833
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/06/06(火) 01:54:40 ID:KVqF0U/c
R・F・ジョンストン著 入江曜子・春名訳『紫禁城の黄昏』岩波書店700(1989)
清の皇帝溥儀について。
ジョンストン氏は帝師といって皇帝の教師である。
皇帝に各分野の帝師がいる。
ジョンストン氏は英語を教えるが政治に口を出し、宦官、内務府などを終わらせ、清を終わらせた。
といってもジョンストン氏の立場で書いてあるのは当然である。
【復へき】という言葉がキーワードになる。
「ふくへき」という。「へき」は「壁」の上だけ。漢字変換候補になかったのでこうしておく。
クーデターのことである。
清を衰退させた元凶は内務府である。
溥儀はあきらかに毒親に育てられた子供である。
紫禁城内の人間関係が悪質であることを誰も(溥儀も)知らず、ジョンストンが気づく。
おそらく毒親家庭のような状況をどうにかしようとしたのが政治に口出しした始まりかと思う。
始めは溥儀の側についている宦官の誰かが「皇帝は外に出たいだろう」と思って
悪と戦って出られるようにしたが皇帝は出なかった。
皇帝は自分から出たいとは、まだ言ってなかったから。
だが、おそらくそれがきっかけで、結局は外に出ようとし、溥儀の周りの家族と人間が思いつく限りの妨害をする。
宦官、内務府など、邪悪な連中は自己保身のために溥儀の安全と福祉をないがしろにしていた。
この本の後半では、皇帝に否定的な人たち、共和制主義者、中国側に寄った思想の市民、
皇帝に否定的な中国マスメディアなどが皇帝をことあるごとに悪く言っていた。
だから、ジョンストン氏は『紫禁城の黄昏』を書いて、皇帝を否定する人たちの嘘八百の真相を書いている。
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