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【和書】本は読んどけ!【洋書】

811名前なんか必要ねぇんだよ!:2023/03/15(水) 01:29:32 ID:OyfhFJuE
山田玲司『年上の義務』光文社新書(2016)

日本は年上というだけで偉い(ということにしている)社会である。
年上が、年下に権利を主張するなら、義務があるべきだろう。

その義務は3つ
「愚痴らない」「威張らない」「ご機嫌でいる」

この3つをやらない年上は偉そうにふるまい、全く尊敬できない。
山田玲司は年上を尊敬することが十分にできる環境で育った。
社会に出てすべての年上を尊敬しようとしたが、ダメだった。

3つの義務をやらない年上は、事実、尊敬できない人間なのだ。

そんな尊敬できない人間が日本政府にもいて、まるで若者の敵みたいにふるまう。
若者は本心では「尊敬させてほしい」と思っているが、どんなに尊敬しようとしてもムダであった。
そんな年上にガッカリさせられ、若者は年上を「いないことに」している。

年上、年寄りが若者のことに無知になるのは、年上が年下から無視され、
いないことにされているからである。

年上は、3つの義務を強制的に果たす。
逃げることはできない。

3つの義務を果たす最低年齢はいつかというと、
年下が初めて自分に敬語を使った瞬間からである。
つまり、子どもであろうと、年上の義務を果たさなければいけない。

年上が若者につらくあたるのは、年上自身も苦労したからだ。
過去の自慢をしている暇があれば、3つの義務を果たし、心の傷を治そうではないか。


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