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【和書】本は読んどけ!【洋書】
794
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2023/01/02(月) 22:08:05 ID:099b542E
スチュワート・リチャーズ『科学・哲学・社会』岩坪紹夫(いわつぼ・あきお)訳 紀伊国屋書店(1985)
原題『科学哲学と科学社会学 1つの入門』
2部構成。
1部は科学について哲学する。
デュルケム、ポパー、ベーコン、ミル、アリストテレスなど
2部は科学と社会と宗教
まず、若干の数学用語が出てくる。
命題と証明、三段論法、集合を使って科学的態度について一通り語られるので
ちょっとだけ数学を知っている方がいい。学校で習う程度の基礎でよい。
科学者の倫理があまり守られてないので、守るために科学哲学と科学社会学の面から書いている。
1部でどのように科学が発展したか、簡単な歴史を振り返る。
2部で数学を使って三段論法をたっぷり乗せた後、科学と宗教の対立を収める方法を考える。
科学の発展と、科学と宗教の対立についてありとあらゆる話題を盛り込んでいるので広すぎて膨大で、
少々理解できなくても気にしないこと。
科学と宗教がまとまるには、結局は宗教が扱う神のような概念がかかわってくる。
科学者は機械的に済ませないで、人の感情に配慮するように言って、
宗教の「すべてはどこから来たか」を想像し、改めて人に優しくあるための考え方を再教育する。
すべてがどこから来たか物理学で語られることは決してないためだ。
第1原因の奥を想像する必要がある。
批判するとすれば、科学者だけ性格を治せと言われている気がする。
宗教信者がとくに心がけるべきところは書いてなかった気がするので。
しかし、科学哲学は宗教差別と科学の対立を超えるために語る。
科学は結局人の生活を変えて来たので、社会的影響を全く無視して
人の満足をないがしろにしながら研究するのは疑問である。
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