心も体も、もう抗えなくなって、溺れたまま底へ、底へと沈む。後の事を考える頭など残らない
「今日も来たの？ 提督ったら……いけない子」
この鎮守府の提督も、愛宕という薬に溺れてしまった人間であった
愛宕によって犯されたあの日、提督はある意味で狂ってしまった
「じゃあ、今日も気持ちよくしてあげるね」
愛宕は提督の服を手早く脱がし、接吻を交わす
提督は抵抗しない
抵抗しようとした。反抗しようとした。命令しようとした
できなかった。快感に沈んだあの日、提督は確かにおかしくなってしまったのだ
「誰にもバレてない？」
まだ未熟とも言える彼の性器を口に含み、一通り舐めまわした後、愛宕は見つめる
「バレて、ないよ」
「そう。よかった」
バレたら二人で一緒に逃げましょうという言葉までは、提督の耳には入らなかった
もう、性的快感を覚えるのに精いっぱいだったから
サーヴァント召喚スキップして聖杯手に入れるようなレベル
窓から差し込む月明かりだけが、彼らを怪しく照らす
「もう少し、我慢してくださいね、提督。大きくなって、我慢してるこれ、大好きなんです」
含み、舐め、吸い、愛宕は快楽を遠慮なく与え続ける
愛宕の唾液と、提督が先走らせた汁が混じりあって、床にぽたぽたと落ちる
「あっあっあっ……ああああぁぁ…………」
虚ろな目をした少年は、がくがくと全身を震わせる
それを知って愛宕は、口の動きを早める
汚らわしい音が、一層大きくなった
座り込んでいた愛宕の頭を、ぐいと提督は抱きしめた
爆発した彼のそれは、白い粘液を彼女の口内に大量に放って、汚した
戸惑いも、吐きもせず、愛宕は性器を含むのを止めないまま、それを飲み干した
喉が音を立てた。どくどくとも、ごくごくとも、表現できる音を
「提督……いえ」
普段、鎮守府内ではあまり呼ばれない彼の名前を呟いて、そして、愛宕はなお口淫を続けた
獣のように喘ぐ提督の、聞いてはいられないような声が、部屋を犯す
何度も、何度も射精した提督を、愛宕は自分の敷布団の上に下ろした
何度も同じことをやった。だが、本番はこれからだった
事実、提督の性器は未だ治まりを見せていない
「来て」
女を明確に表す部分を曝け出して、愛宕は彼を受け入れる
その部分は、ひどく濡れていた
「愛宕、愛宕」
狂人のように名前を繰り返しながら、提督は愛宕を塞ぐ
塞いで、動物と化して、その穴を蹂躙する
音の発信者たちは、お互いが快楽を求め合い、与え合い、貪り食う
二人以外は誰も知らない夜の部屋は、正しく、二人だけの物であった
「もっと、もっとぉ」
「愛宕、愛宕、愛宕」
交わりを続けながら、二人は互いの口内さえ、自分たちのそれで狂わせる
唾液が漏れ合う、儚さも美しさもない接吻
「いく、いくよ、いっちゃうよ、愛宕」
「一緒に、いきましょう……」
そして、二人は溺れながら、沈みながら、達した
気絶した提督を彼の部屋に運んで、愛宕は思う
今ある関係が、およそ他人には認められないことは分かっている
だが、そんなことは関係ない
「また明日も、一緒に」
これからもずっと、と付け加えて、耳元で囁く
「一緒に、一緒にいましょうね」
最後に、彼の名前を呟いて
終
もう出ないよぉ…
なんでよりにもよってここで書いちゃったんですかね…
初体験が愛宕とか中毒になってもおかしくない
もう愛宕以下の女とやっても興奮しなくなりそう
というか>>10の例えに草
訴訟
雷ちゃんはそれはそれで中毒不可避じゃないですかね…？
どういう人生を歩めばそんな危険な発想ができるのか
自問自答で草
そもそもそのレスを見るまで誰も思いつかないと思うんですが…
エロパロスレに投下して、どうぞ
草が生える
http://i.imgur.com/rk3ErxS.jpg
かく言うお主もNaNが全部大文字で御座るよ
なんだこれは…たまげたなあ
| ,' ` {_ﾋri}ﾞ. , 〈 .ﾞ ﾋrﾘ.》ヽ
やめろぉ！(建前)やめろぉ(本音)
完結したSSスレってさぱっと落としてほしいと個人的には思うんだけどなあ
勉強になる