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【新生俺能】キャラクター登録スレ Part.3

42魔女 ◆M7gJ.wOHjM:2016/05/03(火) 23:06:54 ID:kip/zm26
*<足跡>
私は大国との戦争状態にあった小さな国の巫女だった。
巫女といっても神聖なものではない。ただの戦士たちの士気を上げるための象徴だ。
そして、屈強な戦士たちの食い物にされるために肌を曝す慰安婦だ。
たったそれだけでいい食事にありつけたからまあ不満はなかったよ。一緒に巫女になったあの子なんか泣いて喜んでたさ。
惰性的に男に抱かれて、戦いの前に一言二言決まったセリフを言って、戦いの時は自陣の奥深くで座ってりゃいいだけの楽な仕事だったさ。
だけど、私はそれでよくは思わなかった。
自陣の戦闘で剣を振るって、味方を鼓舞しようなんざ考えてたのさ。馬鹿みたいでしょう?
それもこれも、このクソッタレな聖剣様を握ったから、あの岩に刺さっていた金色の剣を抜いたから。
あれのせいで、こんなバカの考えが私の中に生まれたのよ。

ああ、そういえばあの子について触れてなかったわね。
あの子は私の親友。私を誰よりも分かってくれて、ついてきてくれた巫女仲間。
彼女には聖剣なんかなかったけど、私と一緒に戦ってくれたわ。
感謝している。私が男たちの相手に疲れて諦めようとした時も、戦いのつらさに打ちのめされた時も、いつも支えてくれた。
私の、たった一人の友達。

で、あの子と一緒に戦士たちの前線に立って戦い始めたわ。
巫女の言葉を解析して分かった人の動かし方を取り入れて掛け声をして、敵をいやになるほどに殺したわ。
あの子も、特別な力なんてなかったけどよく頑張っていたわ。
そしたら私たちは大国に勝ち始めたの!
で、それで調子に乗った私とあの子は大国を打ち破り始めたわ。
そして、大国をボコボコにしてやったときよ。
私とあの子は人を惑わす魔女にされたわ。
大国はもう私たちの国に手出ししない約束をして、ようやく戦いが終わったってときによ。
そして、そして……ッ!

あの子は、殺されたわ

私は、助かってしまったわ。私を慕ってくれる輩もいたのね。
私は泣いたわ。どうしてこうなっちゃったんだろう、って。
私が大国を退けたから?私が戦ったから?私が剣を抜いたから?
原因は、このクソッタレな世界そのものだと確信したわ。
この世界はもうどうしようもない。だから、徹底的に叩き壊す。
まあ、まずは直接的にあの子を奪って私の行いを全部否定した私の祖国よ。
国を勝たせた功労者の私に死ねというなら当然勝てなくてもよかった、滅ぼされても構わないってことよね?
ここでも、巫女の経験は役に立ったわ。どうすればどのように人が動くか、そのノウハウを掴めたのだもの。
人々を煽動して、内乱を起こしたわ。大国を揺すって攻め入らせたわ。
そしたら面白いように人が死んでいくの!私を魔女と罵ったお偉いさんも、私を怯える人々もみぃーんな死んだわ。
でも、こんなもので私は許さなかった。
私は、何にも許さなかった。
だから、もっと殺させることにした。

勉強して、いろいろな場所に虐殺を振りまいたわ。
本当にいろいろなところが面白いように殺し合いを始めたわ。
そして、次はここ、能力者の町。
しかし、ここは最悪ね。
馬鹿っぽく笑ってる人の横では、命が無為に消費されている。
歪んでいる、歪み切っている。だから、叩き壊す。
徹底的に、ね。
そのためにまずは、この町を知り尽くしてやる。
そしたら、虐殺をお贈りするわ。

あの子を殺し、私を排除しようとしたこの世界は大嫌い。
私はこの世界を、壊し続けてやる。

*<保有武器 モーデュア>
漆黒に堕ちた聖剣
所持者の精神によって黒くなったり黄金に輝いたりするらしい
所持者の正の感情を感じると本来の性能を発揮するのであるが現在のセシリアの復讐に堕ちた心ではその性能は全く発揮できない
とは言え、聖剣としての性能を全く発揮できないというわけではなく、光の魔力を使うことができる
皮肉なことに、黒く堕ちた聖剣は未だに黄金色の光を放つことができてしまう

*<保有異能【聖剣】>
光のエネルギーを宿した両手剣を操る能力者。
このエネルギーは斬撃として飛ばしたり、目眩ましの要領で周囲を光で照らすことも出来る。
聖剣は帯刀する能力者の正の感情を感じる事で、その刀身を高熱の光で纏うようになる。
身体能力は軍人並みで剣の達人。


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