「もしも、(この太陽風の)発生がほんの1週間前にずれていたら、地球は集中砲火を
浴びていただろう」と、米コロラド大学(University of Colorado)大気宇宙物理学研究所
(Laboratory for Atmospheric and Space Physics、LASP)のダニエル・ベーカー
(Daniel Baker)教授は語る。
だが、このダニエル氏の怪しげな教義は続いていたようだ。9月22日、YouTubeに“Rabboni Ministries - Lesego Daniel - Congregants drink petrol and say it tastes like pineapple juice”というタイトルで配信された動画によると、ダニエル氏は「ガソリンをパイナップルジュースに変える」と宣言。集会に集まった何百人もの信者の前で、まずはペットボトルに入っていた黄色い液体を洗面器に流し火をつける。燃える炎を見せて、本当のガソリンであることを証明した。そしてダニエル氏は「パイナップルジュースに変わった」と言い、ある男性がペットボトルに入った液体を一口飲む。彼は多少むせながらも「ニオイは強いが、大丈夫だ」と答えた。