[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
SSスレッ!!!!!!!!!!
335
:
サクヤお誕生日でとうSSプレゼンテッドバイ執事
:2016/03/30(水) 02:43:39 ID:2KBpkoWU
困惑するサクヤ。泣きじゃくるルキ。
この部屋はまさにカオスだった。
その時、おもむろにドアが開いた。
執事「んだよ騒がしいなぁ・・・て、お前何泣かせてんだ!?」
サクヤ「あいや、これはその、」
執事はまさに怒り心頭と言ったところだ。
執事「お前ちょっとこっちこい」
そのまま執事の部屋へと引きずり込まれた。
執事「はぁ・・・で、ルキの気持ちに気付かず、ひどいことを言ってしまったと。」
サクヤ「悪いと思ってる・・・」
執事はなにやら考え込む素振りを見せ、おもむろに立ち上がり棚から何かを出した。
手にはなにやら歴史の古そうなバタフライナイフが握られている。
執事「心配するな。こいつは過去の遺物。もう殺傷能力はない。観賞用だ。」
サクヤ「は、はあ・・・」
執事「これがお前へのプレゼントだ。」
サクヤ「あ、ありがとう・・・」
サクヤにそれを手渡すと、棚の戸を閉めに、また背中を向ける。
そして振り返ることなく、サクヤに語った。
執事「んでさ、答えは・・・どうなの?」
サクヤ「答え・・・?」
一瞬ころねの方かと思ってしまったが、状況的に考えてルキの事だと察する。
サクヤ「別にコクられたわけじゃないし・・・」
執事「いや、答えは必要だろ。イエスか、ノーか。今答えなくても、いづれ答えることになる。」
もっともだった。
ここで逃げてもただの延命措置。
それに、答えは決まっていた。
サクヤ「・・・ノーだ。」
執事の肩が下がるのが目で見てわかった。
執事「よかった。ならまだ俺にも、チャンスがあるってものだな。」
これは驚いた事を聞いたサクヤだが、ここは冷静にすますことにした。
サクヤ「ああ。そうだ。超強力な恋敵が自ら辞退するなんて、願っても無いことだよなあ。」
ハハハッと笑うサクヤだったが、想像と違う。
執事の笑い声が重ならない。
嫌な予感がし、執事の背中を凝視する。
執事「まっっっっったくわかってないよお前。一昔前のラノベの主人公かよ。」
それ以上言うな!言わないでくれ!!と心の中で叫ぶサクヤ。
執事「こんだけ頑張ってんのにお前はどこ向いてんの。なあ。」
サクヤ「お、おちつこ?」
執事「この際だハッキリ言うよ。俺はお前が」
身を返し、目を見る執事。
執事「俺はお前が、好きだ。サクヤ」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板