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SSスレッ!!!!!!!!!!

334サクヤお誕生日でとうSSプレゼンテッドバイ執事:2016/03/30(水) 02:42:54 ID:2KBpkoWU
それからしばらく食堂で過ごしたが、どうにも気持ちがフワフワする。
落ち着かない。
何か気分転換がしたかったが、特に出来ることも無いため、ルキの部屋へ向かってみることにした。

コンコン

「どうぞー」

いつもとかわらぬ白を基調とした殺風景な部屋。
科学者はみんなこうなのかと毎回思う。

ルキ「おう、よく来たな。お前への誕生日プレゼントは、これだ!」

そういって差し出したのは大量のカルメ焼き。
砂糖と重曹を混ぜ合わせれば小学生でも簡単にできるお菓子だ。
よく部屋の隅を見れば、アルコールランプや台が冷やされている。
そしてなによりカルメ焼きは、熱かった。

サクヤ「時間ないのはわかってたけど、科学者としてこれはどうなんだよ・・・」

サクヤにとってはほんの些細な小言だった。
大した悪意のない、小さな小言。
だが、彼女の心を壊すのには十分だったようだ。

ルキ「うっ・・・グスッ・・・」

サクヤ「ええ!?」

サクヤは心底驚いていた。
普段からこの程度の小言、さんざん言ってきたからだ。
違うところと言えば、今日が自分の誕生日と言うところだが、それでも泣くほどのことか。

ルキ「私はどうせ科学者の端くれにも置けませんよぉ・・・」グスッ・・・

サクヤ「ご、ごめん・・・でも、そんな、泣くこともないだろう?」

ただの本音だったが、ぶつけてはいけなかった。

ルキ「うるさい!!バカ!!!私はね!!あんたのことが、心から好きだったの!!愛してるの!!なのに・・・こんなのって・・・こんなのってないよ・・・!!」

サクヤ「は?」


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