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SSスレッ!!!!!!!!!!

328さくや:2016/02/14(日) 10:47:51 ID:ipcb7WK6
むぅ「さくやーーーー!チョコ!チョコ頂戴!!!ギブミーチョコレート!!!」

サクヤ「では、どうぞ姫。メイドからのささやかなプレゼントです」

むぅ「やったー!……わぁ、きらきらしてる!宝石みたい!」

サクヤ「ウィスキーボンボンです。とはいえ、姫はまだ子供ですから、食べ過ぎには注意――」

むぅ「子供じゃないよぉ!これくらい食べられるもん!……あはは、美味しい!」

むぅ「でも不思議な味……これが大人の味っていうものなのかなあ。もぐもぐ」

サクヤ「ウィスキーの風味を重視しましたから。どちらかと言えば大人向けですが、そこはまあ少々調整して。」

むぅ「ふうん。もっと食べたいな!もっとちょーだい!」

サクヤ「え、もう食べ終わったんですか!?……ふふ、その食い意地はお姉さん譲りですね……」




甘楽「バレンタインデーだが」

サクヤ「だね」

甘楽「チョコは?」

サクヤ「……欲しいの?」

甘楽「住人に配り歩いていると聞いた。なら俺の分もあるはずでは?」

サクヤ「甘楽、今日が何の日か知ってる?」

甘楽「さっきも言っただろ、2/14はバレンタイ―――――っ!」

甘楽「1926年、血のバレンタイン。1919年、ソビエト戦争開戦……!」

サクヤ「そう。そんな日だというのにチョコを要求するつもり?」

甘楽「……サクヤ、俺は間違っていたよ。そうだな、今日は喪に服すべきだった」

甘楽「おお、迷える御霊に救いあれ……ナムアミダブツ」

サクヤ「(なんとかごまかせた)」





サクヤ「姉さん、いる?」

ルキ「おや、サクヤか……すまんな、先程までチョコを作っていたから研究室内がチョコ臭いだろ」

サクヤ「ああ、私もずっとチョコ作ってたし大丈夫だよ。それと、これ。姉さんに」

ルキ「私宛か?……はは、まさか本命とは言わないだろうな」

サクヤ「うん、家族チョコだよ。だって姉さんには、もう」

サクヤ「……こほん。ともかく、もし良かったら食べてくれると嬉しいな。拙い出来だけどね」

ルキ「ありがたく貰っておくぞ、妹よ」

ルキ「それと私からも……ほら。お前の大好物だ」

サクヤ「これは……和の国の名物菓子「ポット」!ありがとう、姉さん!」

ルキ「最後までチョコたっぷりだ、存分に味わってくれ」


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