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SSスレッ!!!!!!!!!!
316
:
さくや
:2016/01/18(月) 09:45:51 ID:4N1WnR1M
レイ「…………」
m2「よ、邪魔するぞ」
レイ「m2……貴方でしたか」
m2「どうした、外なんか眺めて……雪なんぞもう見慣れてるだろう?」
レイ「ええ、まあ」
レイ「……ですが、今年は少し、思うところがありまして」
m2「ほう?」
レイ「この綺麗な雪を―――この冬を、この情景を」
レイ「私たちは後何度、見られるのでしょうか、と」
レイ「そう思いを馳せていると……また感慨深いものがあるのです」
m2「ふぅん、そんなもんかねえ」
m2「ロマンチックなのは結構だが、程々にしておけよ」
レイ「ええ、承知しておりますわ……それで、私に何用でしょうか」
m2「何、簡単な報告だ……そろそろ“始まる”って事を伝えに来たのさ」
レイ「……!」
レイ「そう……ですか」
m2「気に病むなよ、お前が気負ってちゃ他の奴らまでしょぼくれちまう」
レイ「……では、この唐突な雪景色も」
m2「だろうな、これも予兆の一つだろうさ……」
レイ「この平穏も、静寂も、一時の物なのですね……悲しいものです」
m2「報告は以上、また情報が入ったら報告しに来る」
レイ「ご苦労さまですわ、それでは……御機嫌よう」
m2「……闇の加護があらんことを」
レイ「あら、貴方が詩情を零すだなんて」
m2「はは、らしくないか?でもたまには、な……こんな雪の日だ、もう雨も霙も降りゃせんしな」
闇世界のとある冬の光景
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