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SSスレッ!!!!!!!!!!
268
:
闇の名無しさん
:2015/11/19(木) 14:53:30 ID:nVpxcsjo
「サクヤ、ちょっといいか」
朝日が差し込む午前5時。黒と赤の基調が映える廊下の曲がり角で私を引き止める声が響く。
珍しい。私より先に起きている住人がいるなんて。それも、早起きとは程遠そうなm2が。朝の日差しに照らされ私へ歩み寄る。
朝とm2。不思議な組み合わせの光景が目の前に広がっている。例えるならば……広い海をライオンが泳いでいるような。
眩そうに目を細ませてm2はあくびを一つ。よく見てみると目元には深い隈。徹夜明けなのだろうか?なんて考察を巡らせていると
「昨日の事で話がある」
……ああ、昨日の。真剣な――眠気のせいか若干気が抜けているが――顔付きとその言葉だけで大体内容を察してしまう。
昨日。私は戦場へ赴いた。今は第三次白黒大戦のまっただ中だ。暗殺やメイド業が主とはいえ、前線に赴くことは珍しいことでもない。
斥候が主な任務、後は敵の陽動や錯乱を担当したり色々と。直接的な戦闘は避け、敵の戦力を削ることを目的とする。
そうして戦力が減った状態で闇の主力部隊と対峙させるというわけだ。当然闇側は万全の状態で挑む。どうなるかは火を見るよりも明らかだろう。
故に私が率いる斥候部隊はそれなりに戦闘の行方を左右する大事な役割を任されている。そして昨日も同じように斥候へと向かって。
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