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SSスレッ!!!!!!!!!!

127えむつー:2014/11/30(日) 22:36:31 ID:???
闇。

夏の茹だるような暑さが深淵の黒き館に染み、焦げてしまったのではないかと履き違えるほどの灼熱の中で、執事服の男がワルサーP88を構えていた。



静寂。



刹那。

白黒波紋の人型の中心に穴があく。

つんざく銃声を重ねる。

穴は一つ。

真ん中。

10数発撃っても変わらず。これが毎日の賜物と言えよう。

汗は噴き出せど構えた手は一切震えない。

だが、

しつじ「だーっ、なんだこの暑さ!!納涼的な意味で水着が見てぇよ全く!!」

なんて愚痴は先程の集中が切れれば汗と共に溢れ出してしまう、そんな青年の姿があった。


数分後、日課の射撃演習を終えたしつじはアイスの棒片手に、もう片方には器用に愛用のパイソンを器用に人差し指でくるくると回しながら自室に戻っていた。

しつじ「このアイス昨日ルキがみんなに50本くらい作ったもんだけど、変なもん入ってねぇよな…?
まぁ、食ってみればわかるか。いただきまー」

と口を開いた時


コンコン


とノック音が。

部屋に誰か訪ねるのは割と珍しいので音に反応して反射的にアイスとパイソンを構えてしまう。

声がする。

???「おーい、入ってもいいか?」

という声と同時に戸が開く。

聞き慣れた声にしつじはアイスをくわえ、パイソンを下ろした。

しつじ「ふぁんふぁひょふぇふふーか、ふぇふはひぃはほへほふぇふぁひふふふぁんへ」

m2「折り入って話があるんだよ、時間いいか?」

と図々しく腰を下ろしながら言った。

拒否権は無いらしい。


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