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( ^^) _旦~~

560りんご:2013/08/24(土) 14:20:47 HOST:p1225-ipbf1405hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
沙良が康孝に好意を持ってることは、良く知っている。
そのせいであたしも、中1の頃から何度か沙良に嫌がらせを受けたことがある。
そしてそのせいであたしは、しばらくの間誰とも口を利かない時期があった。

「どうした?秋穂。大丈夫か?」

康孝はいつも通り声をかけてくれたけど―あたしは康孝を無視してしまった。
家に帰って、自分の部屋で一人声をころして泣いた。
しばらくたって、どういう訳か沙良達が、今までの事など嘘のように馴れ馴れしくあたしに話しかけるようになった。
○○かったから、適当に愛想笑いを浮かべて、適当に返事して、別の友達と話すようにした。
そうして平穏が訪れたとき、あたしは康孝に屋上に呼び出された。

「ごめんな、俺、お前の事何にも分かってやれなくて」

そして、そう謝られた。

「何で康孝が謝るのよ。悪いのはあたしなのに・・・。
それに、あたし、康孝の事無視しちゃったし・・・
あの時はほんとゴメン」

「気にしてないから、大丈夫だよ。それで―」

康孝はそう言った後、顔を上げて、



































「秋穂、俺と付き合ってくれないか」

そう言った。


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