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( ^^) _旦~~

555りんご:2013/08/24(土) 14:16:47 HOST:p1225-ipbf1405hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
「―秋穂」

後ろの席から突然声をかけられて振り向くと、そこにはよく見知った顔が。

「ああ、康孝。おはよ」

幼稚園の頃からの幼馴染、康孝だった。

「あのさ、ちょっと宿題見せてくんね?まだできてなくてさ」

康孝はそうぶっきらぼうに言った。

「ああ、いいよ」

たまに、こうやって康孝に宿題を見せてあげるのも、日常の一つだった。
康孝にノートを見せながら、自分も見直しをしていると、

「青野く〜ん!ちょっと来てよぉ〜」

舌っ足らずな声が響いた。
それは、沙良の声だった。
康孝は沙良の方を見ると、苦虫を噛み潰したような顔になった。

「・・・なんか用?てゆーか、どうしても行かなきゃ駄目なの?」

そういうと、沙良は「・・・」と、あっさり引き下がった。
再び勉強を再開した康孝が一言。

「俺、アイツら嫌いなんだよね」

それに関しては、あたしも同感だった。


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