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20
:
名無しさんの住居は極寒の地
:2018/07/16(月) 10:11:16 ID:???
それから二人、うとうととしてしまいました。
気がついたときには、二人、裸のまま。濡れた服はバスルームに脱ぎ散らかしたまま。
テレビからは、夜のニュースが流れています。
ゆーくんに、服を洗って、乾かしてもらいます。
二人とも、手洗いでも目立たないような、ラフな格好で助かりました。
とはいえ、乾くまでには、時間がかかります。
予定通り、泊まっていくことにします。
シーツにくるまっていると、洗濯のすんだゆーくんが戻ってきます。
「明日には、乾くと思うから」
「私の下着、じっくり見た?」
「いや、見てない見てない」
「ふーん、いいけどね」
「目の前に裸のさゆりさんがいるんだから、別に下着だけ見なくてもいいし」
「えっ? み、見えてる?」
「シーツにくるまってるけど、あちこち見えてるよ」
「もうっ!」
ぎゅっと、シーツを体に引き寄せます。
「あはは。丸っこくなってるさゆりさんは、可愛いねぇ」
「何? なんなの? やっちゃうと、男は豹変っ!?」
「そりゃないよ……」
「だってさっきから、ゆーくんちょっと、いじわるよ?」
「そんなことないよ。さゆりさんのことが、大好きだよ」
「そして、歯切れがいい」
「そんなに悪かった?」
「ちょっとね。かなりね」
「さゆりさんのが、うつった」
「……ちょっと、こっちこい」
「なに?」
「だから不公平でしょっ! ゆーくんが私の裸を見た分、私もゆーくんの裸に触るのっ!」
「あはは。また、エッチな気分になっちゃうよ」
「もうおちんちん、大きくしてるじゃない」
「なんでわかったの?」
「口調と息遣い、そして匂いで」
「……頬に触るよ」
にやりと笑う私の頬を、彼が優しく撫でます。
私は彼にしなだれかかり、彼の体を撫で回します。
私は少し、困った体になってしまいました。
彼に触っていないと、不安で落ち着かない、困った女になってしまいました。
「そんなに、ちんちんばっかり触らないでよ」
「はぁ。なんか、安心する〜」
「ちょっ、そんな、頬ずりしないで」
「ねえ、ちゅーしていい?」
「どこにっ?!」
私は愛しいものを、ちゅーと吸い、ぺろりと舐めました。
この後、私が一晩中おちんちんを触っていたので、翌日のゆーくんの声は、少しやつれていました。
・・・
「できたっ! 盲目の美少女の、愛と感動の物語っ!」
「さゆりさん……これじゃ官能小説だよ……」
「そんなことないよ。昨日ゆーくんとしたことなら、官能的だと思うけどね〜」
「あっ、ははは……」
というわけで、今から二人、昨日の続きをしようと思います。
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