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まずは、「騙し討ち」の具体的なケースを見てみましょう。
・スサノヲ、ヤマタノオロチを討伐するのに酒樽を大量に用意[本文]
・神武天皇、東遷において強敵・土蜘蛛を歓待すると見せかけて一斉虐殺[本文]
・ヤマトタケル、男の娘となって熊襲健に近づき暗殺に成功[本文]
・ヤマトタケル、出雲健と偽って仲良くなり騙して暗殺に成功[本文]
・後の応神天皇、都への帰還に不安で棺の中に偽って入って反乱軍に相対す[本文]
・後の応神天皇、反乱軍に母の神功皇后死去の偽情報を流して混乱させる[本文]
・応神崩御後の反逆で皇太子、自ら船頭に変装して反逆者を追い詰める[本文]
・反逆された履中天皇、弟に反逆者追討を命じ、その弟は騙し討ちでミッション完遂[本文]
スサノヲのヤマタノオロチ討伐のは騙し討ちというよりも作戦という色彩が強くはあります。ヤマトタケルが西国遠征においていずれも騙し討ちで熊襲と出雲の巨大な敵を制圧したのは事実。
神武天皇も東遷において、この部分だけ、異質な描写による騙し討ちで敵を粉砕しています。
その他のものは、先に指摘したように「反逆」と対になった形で、あの手この手を繰り返す中で、騙し討ちが利用されているケースとなります。
騙し討ちが卑怯なもの、正々堂々としていないもの、という価値観はもっとずっと後世のものであり、古事記の物語で展開されている時代にはもっと荒々しく、何をやっても結局勝った者が称えられる気風があって、そうした意味で、古事記においてこれらの騙し討ちが卑怯なものであるという認識は、登場人物がそもそもあまり持っていなさそうなのも特徴。
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