したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

ネガティブなレスをコピペするスレ

485('A`)@板開設10周年:2019/07/26(金) 21:13:35 ID:51HvuRgU0
心臓付近を刺された死刑囚
 保見死刑囚の20年に及ぶ田舎暮らしの中で、03年に大きな“事件”が発生している。集落の古老による“殺人未遂”事件だ。彼の手紙から当時の状況を紐解く。
《母が12月26日に亡くなり、S(今回の事件で殺害した男性)が顔を出しに来たので、1月3日にお礼の挨拶に行きました。Sもよく来たといって酒をすすめ、私はビール、Sは焼酎に牛乳を入れて飲んでいたら、酔ってもいないのに台所の下から牛刀2本を出して『おまえケンカができるか』と聞いてきた。いい年してこの男、何を考えているのかと思いました。私が田舎に帰ってきて、はじめて話らしい話をした日です。
 1本の牛刀をアゴの下にあて、もう1本は左胸に。私は本気で殺る気かと聞くと、殺っちゃると言ったので、体をひねりました。その時心臓の外側を刺されました。刺されたあと、私も頭にきたのだと思います。胸に手をやりながら殴りつけてます。
 女(Sの妻)が電話をしていたので119番にしていると思い、帰りました。チェリー(筆者註:保見死刑囚が毒殺を主張した上記の愛犬)が心配して私から離れようとしなかった。私が死んでいたらチェリーがどうなるのか、私は急に悲しくなりました。血止めをしてチェリーと寝ました。
 朝、警察から電話が入り、私が悪いと思われていたので、刺された事を話した。病院に行って診断書をもらって来いと言われ、1月4日、あっちこっち病院を探し、縫ってもらって周南署に行った。
 右、左、前と写真を撮られ、取り調べ室で刑事に「Sも自分が悪かったと言ってるから大事にするな」と言われた。「これからあなたも田舎の人と付き合って行かなければいけない。仲良くして暮して行くように」と言われ、私もそうかと思った》
 以上が手紙の引用だが、本来ならSは殺人事件で立件されてもおかしくない。だが警察は何も動かなかった。保見死刑囚も今後の生活を考え、捜査を要望することはなかった。診断書も取らず、被害届を出さず、示談もしなかった。表沙汰にすることを避けた。
 しかし私との面会では、「これが逆効果だった」と保見死刑囚は嘆いた。「この後、周りの人からなめられるようになったと思います」
 保見死刑囚が自宅にいることを知りながら、「こんなあ、なにもできゃせんに」と暴言を吐きながら玄関を叩かれたこともあったという。
 心臓付近を刺されるというのは極めてレアケースだろうが、近隣住民とトラブルになりながらも矛を収めると、かえって人間関係が悪化したというケースは、昨今の移住ブームでもしばしば見受けられる事例だ。
 例えば、私のデイリー新潮に掲載した記事「憧れの『田舎暮らし』なんて真っ赤な嘘 女性が直面する“移住地獄”とは」(19年1月4日掲載)でも、似たような例を紹介した。山口県だけでなく、全国にいくらでも散見できるのだろう。
次ページは:死刑囚を“差別”した集落




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板