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430('A`):2017/06/05(月) 16:44:03 ID:j7gY7nV20
小さな嫌がらせの積み重ね
モラハラの加害者は自己愛的であるだけに、絶えず誰かを軽蔑していなければなりません。そうでなければ、自分が他人とはちがった特別な存在であるという思いが脅かされるからです。その軽蔑はまず自分が憎んでいる相手に向かいます。相手のすることや考えていることはもちろん、時には相手家族や友人までが軽蔑の対象となります。そして、この場合、軽蔑は皮肉や冗談の裏に隠されるのが普通です。

モラハラのやり方は、猫がねずみをいたぶるようで、一見とるに足らない小さな嫌がらせの積み重ねです。モラハラの加害者は人をいたぶる機会があったら、それを逃しません。悪意のほのめかしをしたり、ウソをついたり、ちょっとした言葉で相手を辱めたり、とモラハラを行う方法はたくさんあります。その方法を駆使して、相手の心をゆさぶり、精神状態を不安定にさせていきます。
加害者はわざと曖昧な言い方をします。そうしておけば、「そんな意味ではなかった」と言って、巧みに言い逃れることができるからです。<ほのめかし>という手法を使うことによって、加害者は自分の身は安全なところにおきながら、相手に非難のメッセージを伝えることができます。発言に言外の意味を持たせ、相手を攻撃しておきながら、そんなことは言わなかったと言外の意味のほうは否定します。いつでも言いわけのきく安全な立場にいるので、被害者が問いただすと、加害者のほうは「そうやってなんでも悪く受け取るのは被害妄想だ」と答えるのです。こういったやり方は、相手を不安にさせるのに絶大な効果を発揮します。

被害者がその苦しみを伝えるのは難しい。加害者の言葉がどんなイントネーションで言われたのか、その裏にはどんなほのめかしがあるのか、それが非常に重要なことだからです。攻撃は巧妙で、一つ一つを見れば、別に気にする必要もない、取るに足らないものであることが多い。しかし、それが全体としてまとまりを持った時には精神を破壊するだけの力を持ってくるのです。そのため、たとえ加害者が相手を精神的に破壊するのに成功したとしても、まわりにいる人々は二人の性格が合わなかったせいでそんな不幸が起こってしまったのだと考えるのです。
モラハラの目的は、悪意を持って(場合によっては加害者はその悪意を意識していないことすらあります)、相手を傷つけることです。なんらかの形で「目障りな人物を追い払いたい」それだけです。

モラハラ的な状況、つまり被害者が何をしてもそれはまちがっていることにされ、起こったことはすべて被害者の責任にされてしまう、その状態から抜けだせなくなってしまうと、被害者は恒常的な不安を抱くようになります。人間というのは一時的な悪意には耐えられますが、その悪意が日常的に、また繰り返し示されると、持ちこたえることができません。しかも、その悪意を示す人に対してやり返すことも、弁明することもできない状態であれば、最後には病気になってしまうのです。




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