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Nー1 High School
208
:
杏子
:2017/05/20(土) 23:56:00
-電車が近づく気配が好きなんだ-
棘人さん、今どうしてますか?
-高架線のその下で耳を澄ましてた-
僕は、勇太と楽しく暮らしています
-柱の落書き 数字とイニシャルは誰が誰に何を残そうとしたのだろう-
棘人さんのおかげで出逢えた勇太。
僕を大切にしてくれてます。
そして僕も、勇太を大切にしています。
-時の流れは(時の流れは) 教えてくれる(教えてくれる)-
両親が亡くなって、祖母も施設に入って、ひとりぼっちだった僕。
幸せとか、大切なものとかわからなかった。
-大切なもの 遠ざかっても 新しい出会いがまたいつかはきっとやってくる-
両親という、初めて僕を愛してくれて、そして僕が愛した大切な人。
亡くなった時は何が何だかわからなかった。
一生孤独だと思った。何も信じられなかった。
けれど、勇太という新しい大切な人が僕の元にやって来てくれた。
___________
-サヨナラを振り向くな 追いかけてもしょうがない-
思い出は、今いる場所に置いていこう。
思い出は、記憶から一生消えない。
全ては、かけがえのない足跡となるのだから。
「勇太ー、書類とお弁当持った?」
『いけねえ、忘れた!』
「もう…ほら、お弁当」
『ありがと。行ってくる!』
「いってらっしゃい」
いつもと同じ朝。
慌ただしい勇太を送り出して、洗い物と洗濯と掃除機がけをする。
お昼を食べて、週に1度の平日の御褒美にモールでショッピング。
休日は勇太とのんびりしたり、おでかけしたり。
それは夢見てた、幸せな日々。
そして__________
「沙稀、おっきした?」
『沙稀しゃ〜、おはよう〜、パパだよ〜♡』
「もうパパ!時間ないんだから
それに沙稀もっと泣いてるでしょ!」
赤ちゃんができました。
どうやって?それは…
内緒で(笑)
棘人さん、本当にありがとうございます
何回も言ったけど、何回も言っちゃうくらい、
僕はとってもしあわせです________
209
:
杏子
:2017/07/31(月) 22:12:48
キミコイ。
もっと、もっと_______
俺の上で腰をふれよ。
その顔、踏みつけたい。
体も心も、俺のものにしたい・・・・
Genki.S
おれの好きな人。年下で、かっこよくて、しっかりしてて。
憧れの王子様って感じのイメージ。
???.S
俺の好きな人。かわいくて、甘えたがりで、周りから愛されて。
俺に甘えてくれたことはないけど。
ねえ、先輩?
210
:
杏子
:2017/07/31(月) 22:25:49
「おつかれっしたー」
野球部は遅い。
下校時間から部活終わりまで4時間ぶっ通しで練習。
帰宅する頃には8時過ぎ。
よく見ていた番組とも疎遠になり、録り溜めしているドラマを見ながら、母親の作ってくれたご飯を温め直して食べる。
最後に家族揃って飯食ったのいつだっけ?
気がつけば、唯一一家が揃う夕食時の食卓にもう3ヶ月もいなかった。
普段なら注意されていた食事中のケータイも、それぞれが自分のことをしているため、全くスルーされるようになった。
クラスのグループラインを流し読みしては、既読だけつけて終わり。
「もう退会しようかな・・・」
縛られることが大嫌いなおれは、必要のないそれを取り払おうと退会ボタンを親指で押した。
「ボタン一つで関係を操れるんだから」
子供社会に呆れて、ぼそっと呟き麦茶を一気飲みする。
「母さん、お茶ー」
『注いで、くらいはつけなさい』
「あーい
ん、さんきゅ」
『はい』
いつもの母親とのやりとり。
学校でもこんな感じ(笑)
平穏で、普通で、そこそこで、でも楽しい日常。
後輩(男)を好きということさえ除けば__
211
:
杏子
:2017/07/31(月) 22:38:25
でも、そんな平穏は長く続くわけがなかった。
「おつかれっしたー」
いつもの部活終わり。
いつもの帰り道。
「あーっ、炭酸飲みてぇ!」
無性に炭酸ジュースが飲みたくなったおれは、5m先のコンビニに駆け込んだ。
___慌てて追いかけてきた足音に気が付かずに
「ありがとうございまー」
イマドキな可愛いめの店員の愛想のない声に送られて、ペットボトルのキャップを開けながら店を出る。
「やっぱ部活終わりの炭酸うめぇ、」
そう言って半分ほど飲み干すと、喉が痺れたように痛くなった。
が、それはすぐに引いた。
「一気飲みするものじゃないか(笑)」
一人で笑いながら街灯からどんどん遠ざかっていく帰り道を行く。
『げーんき』
「ふぇっ!?」
高い男の声。
「だ、れ?」
どこか聞いたことある声なんだけどな、と思いながらもヤバイ予感がしてそう聞いた。
『さあ?誰でしょう』
「こ、わい…」
なんとか後ずさって逃げようとした。
けれど、呆気なく捕まってしまい、路地裏に引きずり込まれた。
『ここなら見つからないし、げんきを好きにできる』
「ねえ、やめて…」
そんな声も聞き入れず、変態(わかんないけど多分そう。嫌な予感しかしない。)はユニフォームをギチギチと引きちぎり、パンツを下着ごと下ろした。
212
:
nanohana
:2017/08/18(金) 00:47:06
杏子〜!!!!
本当に来れなさすぎて
今更なんだよこんにゃろ!って思うと思うけど
ていうか覚えてるかも分からないけど久しぶり〜!
読めてなかったとこと読んだとここ読み返して
感動&興奮←してしまった
そしてやっぱり杏子の文才に恐れおののいたよ
最高です、大好きです、愛してます←きもいよね、これなかったばかのくせに
213
:
杏子
:2017/08/22(火) 00:09:06
久しぶりー!!
もう飽きられたのかと思ってたよ(笑)
元気そうだしおぽてくれてて良かった(*´ω`*)
来てくれてありがとね
そんなこというと愛してるって言い返すよー←おい
214
:
杏子
:2017/09/09(土) 23:17:51
パシッ__
頬を打つ乾いた音は、じわじわと神経を走る痛みと引き換えるかのように、路地裏で響くことなくすぐ消えた。
「いけねぇ、乱暴しちゃった」
こわい。
こわいこわいこわい。
『だれ、なの』
「玄樹のことをよく知ってる人」
ストーカー?
『おれ、は、あなたのこと、知って、るんですか…』
声が震える
「さぁ?」
『教えて…』
「じゃあ自分で見てみなよ」
暗くて、見えない
「スマホ、今日隠して持ってたんでしょ?
それで照らせば見えるじゃん」
『は、い…
あでも、ズボン…』
「っ、はい」
手探りで電源ボタンを見つけて、スイッチを入れ、画面を彼に向けて顔の位置までずらしていく。
『っ、!?』
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