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78ななくしゃ:2017/12/24(日) 19:54:43 ID:fqwjHBzY0
So she runs

10/20/2017
お別れだ。これで本当にお別れだ。もう考えなくてもいい。遠くに見送って、もう見えない。すべてを決定してしまったら、たった数年前の感覚さえ取り戻せなくなってしまった。フォーレもラヴェルも、何も関係がない。はるか遠くの記憶のかけらすらにじまない音の連なりでしかなくなってしまった。思えばいろんな人がいた。でももういいだろう。アフタマスを書き終える前に友人としたやりとりが、とても現実的だった。


 「一度だってそいつらのことを愛したことないでしょ。」

 「愛?彼らが僕を好きなんでしょ、なんで僕が愛なんかくれてやらなきゃなんないの?」

 「ほら、憎んでるの。心の底から憎んでるでしょ。」

 「憎んでる?僕が?憎んでいたの?知らないよ、自分の事なんて。」

 「私のことは好きでしょ?だってよくプレゼントくれるもの。だけど、そいつらにただの一回でも無償のプレゼントをあげたことがある?」

 「どうして?あいつらが僕を体験するために支払うんであって、どうして僕がプレゼントなんか。」

 「でしょ。憎んでるの。呪ってるの。いい加減にしないと本当に破滅すると思うけど。」

 「わからないけど、わかった。君は感がいいから、君の直感を信じるよ。」

 どんな事実であれ、嘘を吹き込まれて騙されて目くらになっているよりは、向き合って血を流すほうがいい。デスクライトを、G-SHOCKにあてて眠る。これは僕の育てている発電する植物みたいなものだ。僕は運がいい。僕は友人には恵まれている。彼らがいてくれるのなら、僕は生きているというだけで幸福な人間になれるかもしれない。このところ、寝るときにかける音楽がない。心が湿っていないから、音で乾かす必要がない。枕にはローズマリーオイルを一滴落とす。どんな芸術で空間を満たすより、素朴な自然の音楽が時間とともに人間になるのを嗅ぐのが、気楽で心地いい。


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