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63ななくしゃ:2017/12/24(日) 19:32:49 ID:fqwjHBzY0
アクイファー

7/18/2017
久しぶりに体重計にのると44㎏になっていた。確かに食欲がないとは思っていたけれど、いつもの事だろうと思っていた。朝はビネガーと水、昼ははちみつを入れたコーヒー、夜は700kcalくらいの食事とトレーニングで、減りもしなければ増えもしない自分自身と仲良くやってきたつもりだった。

����あるとき誰かがおぼれかけているとするだろう。あなたは助けるか助けを呼ぶかもしれない。だが、おぼれさせてしまっても、あなたが神に申し開きすることができないだけであって、あなた自身当面困ることもないだろう。いずれ死ぬまでは。人生を楽しむのにはセンスを求められる、だが楽しめない人間が、楽しむ人間の感性をやりこめようとする。ああ俺はつまらないんだ、つまらない俺のようになってくれ!と。だから、こういう言葉も新聞の切れ端にのるのだろう。"生きていない人間が生きている人間の前に出るということは、リスを撃ちに来た父子の気持ちではいられない、あなたは虎か熊と対峙する覚悟がいるのだ。"��こうして食欲のことを考えるのはよそう。それは、どうにもならないことなのだ。どうにかしたいとも思わなかったし、どうにかするつもりがあったわけでもなかったのだ。あそこに見えたのは虫ではなくて、水でできたしみだ。静止した存在が動き続けている、もし彼らに宿を貸す立場になれるのならば、僕は貸さないだろう。ただで美しい人を住まわせよう。それは、家族ならばなおいい。夫は妻子のためにピアノを弾くといい。子供は新しい音をねだるといい。妻はいうのだ、このルンペンが働きに出なけりゃわたしが夜の街にたつことになるの、と。僕は宿から遠く離れた土地に部屋を借りよう。気候のことは吟味するつもりだ。朝と夜は過ごしやすい方がいい。そう思うように次第になった。湿度は、これは低い方がいいだろうが、低すぎてもまた問題だろう。蒸しては息が吸えないが、乾いては干からびるのだ。水をひとくちだけ口にしてから深呼吸をした。そして、充分に検討を重ねよう。充分というのは、子供時代にどの菓子を友達と奪い合うか算段した程度の思慮のことだ。僕は要らなかった、他の子供が触ったお菓子なんて、手に取りたいとさえ思えなかったのだ。ああ、気づくだろう。静止した存在が、一つの奔放な気性のために、また揺れ動いていることに。そして、後悔しながら口をつぐむのだ。どうかあの宿の一部屋は白塗りの壁で、しみのないものを望みたい。ピアノは、これはラヴェルのワルツだけを弾いてくれ、と。


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