したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

● 病気

1匿名:2013/05/19(日) 08:14:11


爬虫類・両生類/両生類・爬虫類の病気・健康管理

両生爬虫類のズーノーシス 「ミドリガメ」って悪者なの?

ペットを飼育する上で最近話題にあがるのが「人畜共通感染症」です。我らが両爬にもあるのでしょうか?あるとするならば、どんなことに注意をすればよいのでしょうか!?




更新日:2002年04月23日
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .


全国の両爬ファンのみなさん、こんにちは!
長く両爬の飼育をされている方は「何を今さら...」と思われるかもしれませんが、みなさんは「人畜共通感染症(Zoonosis・動物由来感染症)」と言う言葉をご存知でしょうか?そう。動物から我々人間に感染してしまう病気のことです。特にペットとして普段の生活の中で動物と接する私たちのような趣味を持っている場合は人事ではありません。今回は「両爬の人畜共通感染症」にCloseUpです。

▼病気?持っていて当然です!!

先に結論めいたことを書いてしまうようですが、両生爬虫類に限らず、動物は一般的に(特に野生の個体は)様々な人畜共通感染症の原因を持っているのが普通です。
人間だって、そうでしょ?小学校などの保健教育で習ったのを覚えている方もいると思いますが、よく洗った手の平にだって様々な菌類が付着しています。空気中にだって多くの菌類やウィルスが浮遊しているのですから。
大切なのは、その認識の中で我々人間がいかにそういう病原体から身を守る努力をするか、です。
病原体を持っている動物達が悪いのではないのです。くれぐれもその辺を理解した上で、動物と接していただきたいと思います。

▼両爬が持つ人畜共通感染症

もちろん両爬の世界と言うのはわからないことばかりですから、両爬のもつ人畜共通感染症についてもよくわかっていません。
また、感染症は生物学的な分類が近い種類同士の方が共通に感染しやすいのが当然ですから、哺乳類である人間と両生爬虫類では共通の感染症と言うのは少ないのです。
現在、その可能性が示唆されているのは2つです。
・サルモネラ感染症
・アメーバ赤痢感染症
私の不勉強で、果たしてこれらの病気が今までどれほどの症例があるのかは定かではありませんが、あくまでも可能性としては「有り」なわけです。
これらの病気がどのような症状なのかは私自身も医学の知識がなく、素人としての言葉になってしまうので控えますが、どちらも「下痢」「腹痛」「発熱」などの食中毒症状で、最悪の場合は死に至る場合もあるようです。
特にアメーバ赤痢は診断した医師が届け出る義務がある重大な病気です。
またペットとして輸入されている両爬たちは税関でも検疫などをされていないのが普通ですから、他の病原体を持っている可能性だって否定はできません。

2匿名:2013/05/19(日) 08:14:57
どんなことに注意すればいいのか?

サルモネラ菌や赤痢アメーバは動物達腸内に住んでいますので、排泄時に糞便に含まれている可能性があります。
また、一時期話題になってしまった「ミドリガメ」などの水生種は、水中に排泄しますので体全体に病原体が付着しています。
ちょっと話は逸れますが、よく「ミドリガメのサルモネラ菌」の話に関して質問を受けます。事実ミドリガメの60%(一説によれば90%)以上がサルモネラ菌を保有していると言います。またアメリカのある州では法律で「子供の口に入るような小さなミドリガメ」の販売を制限している、と聞きました。
繰り返すようですが両爬たちが病原体を持っているのは当たり前なのです。扱う人間が注意するべきなのです。
話を戻しますが、それでは感染しないためにはどうすればいいのでしょう。

・扱った後は手を洗う
これに尽きます。トイレで用を足した後は手を洗いますよね?それと同じです。私の友人などは生き物の世話をする時は必ず「消毒用エタノール」の入った霧吹きを用意して消毒します。大袈裟な話と感じられるかもしれませんが、有効ではあります。
・糞便は速やかに処理する
両爬たちの糞は病原体が入っていて当たり前です。乾燥によって糞便が空気中に舞い、口の中に入ってしまうことだって考えられます。ケージ内をきれいにしておきましょう。
・咬まれたり、引っかかれたりしたときはすぐに消毒をする
ヘビやモニターなどにはよくありますが、咬まれたり引っかかれたりした場合は傷口から病原体が入ることが考えられますので、消毒を忘れないようにしましょう。爬虫類は歯を磨きません。口の中は雑菌がいっぱいいるでしょうから。またネコの場合はひっかき傷からパスツレラ病という恐ろしい病気になることだってあるのですから。
他にもイヌやネコの飼育者の方々ならば「口移しに餌を与えないこと」などがあると思われますが、まさかヘビにピンクマウスを、トカゲにコオロギを、「口移し」で与える人はいないでしょうから...

▼予防法はないの?

しかし、自分がかわいがっている動物にたくさんの病原体がいる、なんて考えるのも辛い、っていう方もいるでしょう。動物病院の先生の話によると、
「うちのカメに病原菌がいるかどうか検査してくれ!」
っていうような飼い主の方もいるそうですが、残念ながら、そのような検査というのは簡単ではなく時間もかかるのが一般的です。ですから、完全な予防というのは難しいのです。また腸内に住み着いている細菌類というのは彼らの消化吸収に役立っているものも多くいるので、一概に細菌をやっつけてしまおう、と言うのも考えモノです。アメリカなどでは両爬に与えることによって腸内の「善玉菌」を殖やしサルモネラなどの「悪玉菌」をやっつけさせる、という目的のサプリメントも売られているようです。

▼繰り返しますが...

確かにサルモネラを見ても両生爬虫類が持っている病原体は恐ろしいモノではあります。
しかし、これらは健康な成人であれば、そして動物との過度のスキンシップなどのコミュニケーションを避け、前述したような衛生的な飼育と毎日の世話を心がければ、ほとんど神経質になるべきモノではありません。事実、私のように家でも職場でも両爬に囲まれて毎日を送っていても健康上の問題がない人間もいます。彼ら両爬と我々人間は同じ生き物ではない、同じ生活はできない。そんな認識をしっかりと持って、彼らとの良い関係を保ってもらいたいものです。
最後にもう一回。
「自然の生き物が病原体を持っているのは当然。病気を避けたければ注意深く彼らと接しましょう。」

3匿名:2013/05/19(日) 08:17:09
病気
特別に、ミドリガメがかかりやすい病気というのはないと考えていいでしょう。

よく質問に来るのは
・餌を食べない
・背甲に穴が空いたり、はがれて肉質の部分が露出した
・手足が白くなってきた
というものです。

・餌を食べない
これは、小さい時に多く見られます。
ちょっと残酷なようですが、私は個人的に小さいミドリガメではどうしようもないことだと思っています。

何百万匹という大量な数のミドリガメの子供が、冷蔵庫で孵化するタイミングをずらされて、狭い容器に入って売っているのですから、もともと自然界でも育ちきらない個体だっているはずです。
ですから、そういう弱い個体を飼ってきてしまったのならば、その子は残念ながら死ぬ運命であったとしか、私は考えてしまいます。

ただし、秋口とか冬とかにこの手の相談が来ることがありますが、これは気温が低いから餌を食わないので、暖かい間にきちんと餌を食っていたのならば、それほど心配しなくてもいいでしょう。

成長したミドリガメが、暖かいのに餌を食わないのだとすれば、やはり体調が悪いのでしょう。
うちでは父が、その度に正露丸を飲ませていましたが...

生きた餌などを与えてみたりして、それでも食わないのならば動物病院に連れて行きましょう。

・背甲に穴が空いたり、はがれて肉質の部分が露出した
これは背甲の小さな傷から細菌が侵入し、化膿してしまったことが原因です。特に、水換えを怠ると、こういうことになります。

ひどくないうちならば、きれいな水でよく洗って、薄いアルコールで消毒し、「テラマイシン軟膏」という抗生物質の軟膏を塗り、一日水から出して乾燥させます。そして翌日は水に入れてあげて、翌々日にまた消毒とテラマイシン軟膏を塗る、ということを繰り返せば、たいていは治ります。

ただし背甲の甲板がはがれてしまって、肉質が露出しているような場合は、動物病院に連れて行きましょう。

・手足が白くなる
これはよく相談されるのですが、私は経験がありません。
ただし、これもまた水換えを怠るとなりやすいようです。やはり水換えをして対応してみることでしょう。
これでも治らない場合は、動物病院に連れて行きましょう。

ミドリガメ飼育は、ミドリガメとの長い付き合いですからかかりつけの動物病院を見つけておくといいでしょう。そうすれば、万一の時にも、ミドリガメを病気やケガで苦しめることもないでしょうから。

だから、今飼っているミドリガメの様子が変だからと言って、捨てないで下さい。


脱皮
ミドリガメを飼育していると、ときどきプラスチックみたいな薄い半透明の板みたいなモノが飼育容器内に見つけることがあります。
また背甲の甲板から、半透明の板みたいなモノがはがれかけていることがあります。
「これは何なのか?病気じゃないのか?」
と質問を受けることがあるのですが、これはミドリガメの「脱皮」です。
ご安心下さい。

だから、安心してミドリガメを飼い続けて下さい。

4匿名:2013/05/19(日) 16:26:24
ミドリガメの病気


飼い主の怠慢な心がミドリガメの病気を引き起こします。
ミドリガメは非常に丈夫でめったなことでは病気になりませんが、やはり日ごろ世話をさぼっているとミドリガメも病気になってしまいます。


ミドリガメはしゃべることができませんから、病気になっても飼い主がしばらく気付かないこともあります。
そのようなことのないように毎日観察し、異常を見つけたらすぐに対処しましょう。


基本的にはゲージ内をいつも清潔にし、日光浴をさせましょう。
また、紫外線ライトちゃんと照射し、温度の管理に気を付けていれば、ミドリガメはめったに病気にかかることはありません。
病気になった場合はなるべく早く病院へ連れて行きましょう。


餌を食べない


水槽の温度が正常範囲かどうか確かめましょう。
温度が低いとエサの食べが悪くなります。
また冬眠前や産卵前も食欲が落ちますが正常なので心配要りません。


ハーダー氏腺病


目のまわりが腫れて飛び出たり開かなくなったりします。
生後一年未満の幼体に多く、ビタミンAの欠乏で起こります。
水槽内が不潔だと症状がひどくなります。
ビタミンAを多く含んだエサを与えたり、カメ用の総合ビタミン剤を与えます。
普段から水槽内を清潔にし、バランスのよい食事を与えましょう。


クル病


甲羅が柔らかくなって、手足の変形が起こります。
カルシウム、ビタミンDと紫外線の欠乏で起こります。
総合ビタミン剤をあたえ日光浴をさせます。
日光浴ができない場合は紫外線ライトを1日12〜14時間当てます。
生後一年未満の幼体によく起こる病気です。


口内炎


口を閉じると痛いため開けっ放しになります。
ひどくなると膿を吐き、食欲を無くします。
細菌感染、怪我やビタミン欠乏が原因です。
消毒剤を塗って、普段からエサの栄養バランスに気をつけます。


中耳炎


鼓膜が腫れて、赤くなります。
中の膿を出し洗います。
抗生物質の投与を行います。
ゲージが不潔だとなりやすい病気です。


皮膚病


白いフヤフヤした水カビがつきます。
水温が低かったり、怪我をしたところにつきます。
また水槽に陸場がなくて甲羅を乾かせないときにもつきます。
温度が高ければまず付きません。
一度つくと除去するのに手間がかかります。
治療方法としては一日8〜10時間ほど水の入ってない容器に入れて甲羅を乾燥させ、マラカイトグリーン原液を飼育水に規定量投入します。
治るまで乾燥と薬浴を繰り返します。


呼吸器疾患


鼻水をたらして呼吸をするときにピーピー音を出します。
体を傾けて泳いだり、エサを食べなくなります。
急激な温度の変化、栄養不足などが原因です。
カメの風邪です。
ゲージ内を暖かくし、抗生物質を与えましょう。
エサを自力で食べようとしないので強制的に給餌します。
そして病院へGO。


熱射病


夏に水温が高くなりすぎて起こります。
口から泡を吐いて死亡します。
日陰を作ったり、風通しのいい場所にゲージを置いたりして、ゲージの温度を下げるとともに、カメに冷たい水をかけます。
カメが快適に過ごせる工夫をしましょう。

5モンクレール ダウン 人気:2013/11/30(土) 00:36:05
● 病気 - Q&A (カメ好きの世界) モンクレール ダウン 人気 http://www.pslcbi.com/moncler2014.html

6佐江子:2013/12/25(水) 23:37:20
どうも、佐江子です。
荒らし依頼されたので来ました・・・........999924083778


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板