[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
【トラベル】〜〜第二講座〜〜
3
:
名無しさん
:2024/11/26(火) 10:59:56
2.0232 大雑把に言えば、対象全般は無色だ。
2.0233 同じ論理的形式をもつふたつの対象は――それらの外的諸属性を別にすれば――もっぱらそれらが相異なっていることによって区別されている。
2.02331 或るものが他の何ものももっていない諸属性をもっている場合、ひとはそのものを或る記述によって他のものの中から簡単に浮かび上がらせ指し示すことができる。一方、そうではなくて、それらのもつ属性全部が共通しているような幾つかのものが存在する場合には、そのうちのひとつを示すのはそもそも不可能だ。
というのは、ひとつのものが何によっても際立てられないならば、私はそれを際立たせることなどできないからだ。そんなことができたならば、それはまさに際立てられてあるのだから。
2.024 実体は成り立っていることがらとは独立して存立するものだ。
2.025 それは形式と内容だ。
2.0251 空間、時間、色(有色性)は対象全般の形式だ。
2.026 諸対象が存在する場合に限り、世界の不変の形式は存在し得る。
2.027 不変のものと存立しているものと対象はひとつのものだ。
2.0271 対象は不変のもの、存立しているものであり、配置は変化するもの、不安定なものだ。
2.0272 諸対象の配置は事態を形成する。
2.03 ひとつの事態において当の諸対象は鎖の環のように互いに組み合わさっている。
2.031 ひとつの事態において当の諸対象は一定の仕方で互いに係り合っている。
2.032 ひとつの事態において当の諸対象が関聯し合っているその仕方が、当の事態の構造だ。
2.033 構造の可能性が形式だ。
2.034 事実の構造は諸事態の構造から成る。
2.04 存立している事態の総体が世界だ。
2.05 存立している事態の総体は、また、どの事態が存立していないかを規定する。
2.06 現実は諸事態の存立および非存立だ。
(我々は、諸事態の存立をポジティヴな事実、非存立をネガティヴな事実とも言う。)
2.061 事態全般は互いに独立している。
2.062 或る事態の存立ないし非存立から、別の或る事態の存立ないし非存立が推論されることはあり得ない。
2.063 全現実が世界だ。
2.063の「全現実が世界だ。」とは頷けるものであろう。2.0232の「対象全般は無色だ。」とは偽であろう。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板