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【嘘を吐くべきか】道徳論【冗談を言うべきか】

1名無しさん:2024/10/30(水) 14:05:27
★カントの道徳

友人の一人が逃げている。犯人に追われているからだ。友人は逃げ場所が欲しいと<私>の家に逃げ込んだ。犯人は、<私>にさっき追いかけたソイツはどこにいる、と訊いてきた。ここで、私は嘘をつこうか考えた。<私>はここでどう対応するべきであろうか。

ここで「ソイツは家にはいない」と嘘を吐いてはぐらかすことを、私たちは選んでしまうかもしれません。しかしカントは「嘘をついてはいけない」と言います。

しかし、私は「冗談ならいいだろうか」と思い立ちます。オブラートに「どこにいるかわからないかもしれない」「気にしないでくれ」と言えばよいでしょうか。カントは、犯人に逃走者が見つかった際、嘘をついたことを悔やむと主張しています。そんな風に悔やむくらいなら、嘘を吐かなければよかった、と考えます。嘘をつくことが必ずしも正しいわけではないことは、私たちも同感できる点であります。カントは嘘が危ないと思うのでしょう。だったら嘘ではない方法で対応すればよい、と思う。「そんなことより今日バーベキューやろう」とか「友人を殺さないならいいことあるぜ」と引き出しを広げる手段もあります。他には「ソイツを殺さないなら許すよ」「殺すなんてやめようぜ」と問いかけることもできます。私たちは「ソイツはここにはいない」と嘘を吐きたくなるかもしれませんが、冗談で語りかけると効果がある可能性がある、という一説がここにはあります。また、ソイツに銃を持たせる時間と有余を確保することも考えられます。犯人を銃で撃てば自分の命が助かる可能性もあります。私たちは本当は人を殺したいと考えているわけではありません。ですが、自分の生命の確保・維持のために、犯人を捕虜しなくてはならないと考えます。犯人は肉体的に強い相手か、どうしたらこの犯人を仕留められるか、そういう計算もできると上手くいく可能性が見えてきます。この犯人は肉体的に強くない、しかし刃物を持っているから危ない、と考えて、刃物を取りあげることも考慮することはできるでしょう。そのためには自分も強くなくてはならないでしょう。自分が強い方が相手をいなせる可能性は十分あり得ます。自分が強くなりたいなら、身体を鍛えることが肝です。身体を鍛えるのは哲学ではありませんが、身体論という分野で考察できる理論であります。


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