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ここだけ不思議の避難所ロールスレ★1

111螢子:2014/01/30(木) 05:19:31 ID:uipJjST60
【都市郊外スラム赤線地域】
 螢子は街の花売りだ。隠さないでもいいだろう。花売りは身体を売る仕事だ。

 第三次世界大戦は何年前に終わったのやら。
 そろそろ多くの人々の心の傷も癒えはじめ、その傷痕も消え始めている昨今。
 それでも戦後復興事業に取り残される人々はいる。彼らは残った痕である。
 その一人である目つきの悪い小憎たらしい顔つきの少女 螢子 はスラムでの闇医者の
仕事をきっかけにある娼婦と知り合った。そして飯を押し付けられて身売りを禁じられた。
「とにかくあんた若いんだから客なんて取っちゃだめだよ」
「客を取らないと生きていけない…」
「ご飯の心配なんてしなくていいから、わたしが食わしてあげるからさ!」
「ご飯よりもお金がいるんだけれど…」
「先ずはご飯だろう?とにかく、危ない仕事はもうちょっと大きくなってからしなさい。」
 螢子を拾ってくれた娼婦の名前は愛理。「1時間したらご飯を用意しときなさいね!」
 愛理は器用に筆も使わず指で化粧を終わらせ客のいる部屋に向かった。

「偉そうな人だな。」螢子は愛理の昼食を物色するために市場に向かった。
// 絡み募集開始です

112>>111の補足:2014/01/30(木) 05:32:30 ID:uipJjST60
豆腐屋、ガス屋、竹竿屋…etc.etc...
平成も終わって数年たっても残る昭和慕情
時の物売りが鳴らすチャルメラが何種類もあって、
そういう生活に慣れている螢子はその演奏を無碍に聴いていた。
「イワシ売りが来ているのか。乾物でも買っとくかな。」

螢子は異能の一人である。元々から比較的強力なサイコキノの一人であり、
イメージの力で恐ろしいレベルにまで物理的干渉能力を進歩させた能力者の一人。

「誰も見てないね?」
周辺を見回してこっそり動いたつもりで自転車に乗るような感覚で大胆に能力を発現する。
力をチカラに、チカラを重さに、重さを投げて圧力に、圧力を連続的に投げれば身体が投げ出されて…

キリスト教の天使が持つ天輪のような物を射出しながら螢子はイワシ売りを追いかけ出した。


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