[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【そんなもの効かぬ!】模擬戦施設@民間開放【これならばどうだ!】
1
:
管理人@管理神
:2012/11/03(土) 21:37:14 ID:???
ここは模擬戦をおこなうための施設です
節度とマナーのある戦闘をお楽しみください
507
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/02/22(金) 23:04:12 ID:3kSpRy2s0
>>506
模擬戦場へとやってきた少女が齎した風は、何処と無く感じる高貴なもので、髭面は微小な変化を感じ取ったのか慌て正座に直った
見上げる少女の姿は幼き頃のアナシィを感じさせるフリフリとした格好で、可愛らしいと言えば可愛らしい
だがしかし、ここは舞踏をする場ではない。否、表現として武闘と舞踏をでかけるのはありなのだが
もしかして逆に自分が間違えたのやも知れぬ、だがここは気を抜くべきではないし
髭面は体制を低くし、保ちながら二重ベルトに刺してあった懐刀を抜き出した
「じょぉぉおうちゃあああああんぅ?あぁそびましぃよう?」
先手必勝、少女の前方から走り、近づいて行く
もし抵抗を見せれば、問答無用で斬りかかる
腹部横一線のバックハンド横薙ぎだ
508
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/02/22(金) 23:14:21 ID:H1d/B3360
>>507
「きゃ!」
突然斬りつけられ後ろに倒れて尻餅をつく。
クララの反応が良かったのか、髭面が様子見で浅く斬りつけたのか、
薄皮にも傷はついていない。そして衣服の胴部分が横に避けている。
「そうだったわ。ごめんなさいね。
ここに何をしにきたのか思い出せたわ。」
そう言うクララの瞳孔が開く。思い出せてもこの体勢はよろしくない。
成人男性が刃物を持って、尻餅をついた丸腰の少女の前に立っているのだから。
「起こして下さる?」
しかしクララは髭面に右手を差し出す。
509
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/02/22(金) 23:29:16 ID:3kSpRy2s0
>>508
刃渡りはそれ程長い訳では無いが、人を殺すには十分過ぎる長さである髭面の懐刀
少女の服を掠めただけであったが、少女の感得の仕方によっては後に牽制になるかもしれない
髭面は息も荒げず、ただ走って来た風の残滓を背後に感じながら尻餅をついた少女を見下ろしていた
懐刀を手首の動きで細やかに動かしながら、小技を含みつつもバックハンドから普通の持ち方に直す
視線を下にずらすと、屋内故に足元は綺麗に掃除されており滑りやすく、光が反射して自分の姿を確認する事ができた
再び少女と顔を合わせると、少女の口が動いた
(……何だこいつ……)
戦闘が出来るタイプというのは一瞬で判別つくものではある
例えばその人物特有の雰囲気だとか、ある程度顔を知られている人間であればそれこそ顔を見るだけで分かる
雰囲気というのは殺すことはできない、だがこの少女から感じさせるのは高貴さと──
否、変わった。少女の瞳孔が開くと同時に先ほどの感じ得ていた柔らかさが一気に鋭利な刃物へと変わった
髭面はその一瞬を見逃すことは無かった、視界に意識を高め、見るものだけを信じる
そのためか外界の音声は一切絶っているかのような状態で、髭面はじっと少女の視線を躱す事なく見つめたまま、懐刀を二重ベルトの鞘に仕舞った
「悪かったな、嬢ちゃん……敵かと思ったよ」
緊迫した二人の世界に、髭面は左手を差し伸べて少女に返した
少女の手を取って、立ち上がらせようとしたのだ
だが、何時でも攻撃はできる状態──能力を使用した、相手を惑わす一撃を
510
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/02/22(金) 23:45:51 ID:H1d/B3360
>>509
「クスクス…敵はわたしよ。でもありがとう。
そういう正々堂々とした人は好きよ。」
クララは髭面の手を借り起こしてもらう。
クララが得意なのは戦闘ではない。
「そして… 捕 ま え た わ 。」
クララが得意なのは狩猟だ。戦うのでなく狩る。
髭面が取ってくれた掌を変形した指が絡みつく。
彼女の体重は39kg。
人間相手なら髭面の懐刀すらいらない。
拳骨だけでも通用しただろう。肩車もおんぶも楽勝の体重。
しかし39kgと言えば大型テレビ程度の重さである。
そして重い物は柔らかいものほど持ちにくいものだ。
クララの重さを体重と表現してはいけない。重量である。
目の前の美少女は突然足払いをかけてくる、と次の瞬間には球形の塊に変形した。
左腕を重量物にとられての状態での足払い、通常ならそのまま頭から地面に落ちるものだが髭面はどうか。
511
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/02/23(土) 00:08:13 ID:w9Avj9Rs0
>>510
長年傭兵をやっていて思うこととは多々あるがその中でも毎回思わせられるのは能力者同士の戦いに意外という言葉は似合わない
相手の能力を知らない限り常に警戒をしなければならない、つまり牽制されている状態で意外何ていう言葉は絶対に使ってはならないのだ
意外と思った時には死んでいるのと同じ、相手の動作に感動すればそれは死を示すのと同じ事
髭面は左手に絡みつく何かを振りほどく為にはどうすれば良いかを試行錯誤で練りならがも、能力の使用を躊躇っていた
髭面の能力とは無駄を行った分だけ、行動の過程を飛ばす能力
髭面の今回の無駄は多大な量あるのだが、相手にこの能力を悟られると非常にいけない
確かにこの能力は一対一を最も得意とする、だがもし相手が見破れば、予想がついてしまうのだ
能力者という幾つもの戦闘を繰り返してきた存在は特に、だ
能力を使用せずとも左手を切り落としてしまえばいいことなのだが、そうは行かない
重量で肩が外れそうになる──片手に米俵を巻きつけられているのと同じなのだ、普通ならば倒れてもおかしくはない
重点を右に置くことによって体制を保っているものの、少女であった何かが足払いを行った
微量な行動の風が先行して髭面の足を薙いだ。このままでは倒れてしまう
恐らく相手の能力は変態か何かだろう、ならば倒れてしまって首に同じように重量技でも掛けられたら一貫の終わり
本当にどうすべきか、髭面は迷いに迷った末、諦めた
「……こりゃぁ残念だったわ」
薙がれ、崩れる髭面の視界は斜めに落ちて行く
まだ相手の能力に不透明な部分がある、そこを明かすまでは能力の使用を禁止しようと自らで戒める
情報戦という文字通りの戦いも、この戦いには含まれているのだ
髭面は崩れ落ち行く最中、重い質量を思いっきりに振り上げて、床に衝突する時勢いづけて振り下ろそうとした
まず知りたいのは、可変した状態でも痛覚はあるのか、ということ
もしこれで痛みを感じているとするのならば、自重と勢いで尋常じゃない痛みが少女であったなにかを襲うはずだ
512
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/02/23(土) 00:36:14 ID:0hLrvF8U0
>>511
クララは髭面だけを地面に叩きつけるつもりだった。
その髭面の自爆とも呼べる行動に驚くと拘束を緩めてしまった。
地面に叩きつけられる二人。
しかし床に全力で叩きつけられたかのような衝撃は髭面にはない。
むしろ柔術や柔道でいう引き手を取って貰った時の様な感触。
一旦クララは髭面の拘束を緩め、転がりながら離れ、そして変形を解く。
片手をついて立っている少女の姿だ。しかし不敵に笑みを浮べている。
目の前の少女には大したダメージがなさそうだ。
「無駄よ。わたしは刃物で斬りつけられれば切り傷と同じように変形する。
槍で突かれても自分で自分の身体に穴を開けるだけ。
叩かれても鈍器を包み込む。そういう事ができるの。」
この言葉に嘘臭さはない。演技か詐欺の才能でもあればそれも隠せそうだが。
次の攻撃手段か、クララの両手の指がすべてナイフのように変形する。
そしてゆっくり髭面に近づきながら、腕もゆっくり伸びていく。
513
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/02/23(土) 00:59:23 ID:w9Avj9Rs0
>>512
拘束が緩んだと同時、床に叩きつけられるも痛みを感じずに、直ぐに立ち上がって背後に二回跳躍した
変態の能力の厄介な所は稀に伸びて間合いを詰められる、ということ
間合い程に戦闘に於いて重役を果たすものはないであろう
髭面は無駄を蓄積するためか、懐刀の抜き差しを行っている
相対する少女に外的な傷害は認められないあたり、自分の考えは間違えていた様だ
ならば今後どういった方針でいくか、という事になってくるのだが、と髭面は呑気にも顎鬚を摩り始めた
少女が言うには傷に対して形を変える、という事
つまりどれだけ物理で押しても意味はない、ということだ
(──圧倒的に不利だな……)
髭面の能力は最終的に打撃となってしまう
相手の過程を吹き飛ばすのは難しい、蓄積した無駄を全て消費してもおかしくはない
それを持ってしても完膚なきまでに叩きのめす事は不可能
相性が悪過ぎる、これは逃亡を図るのが懸命な判断だろうか
じりじりと近寄ってくる、今は少女の形をした何かを見据えて、抜き差しを繰り返した懐刀を、腰より低い位置に構えた
(物理で押しとおらないのならば──熱はどうだ?)
抜き差しを繰り返した分、今から行おうとしていた抜き差しの過程を吹き飛ばす事によって一気に懐刀を高温にしたのだ
摩擦による熱の上昇、刀の形が変形してしまうかもしれないが、細かいことは気にしないで良い
相手にはこの事がまだ発見できないはずだ、だが次の行動で能力を知られる可能性がある
髭面は、再び軽く背後へと跳躍を行うと、あろうことか少女である何かの背後へと立っていた
長時間の待機の一部の無駄を使用し、今から行おうとしていた少女の背後への移動の過程を飛ばした
少女は大きな大気の揺れを持って髭面の移動を察知できるだろう
だが、その大気の揺れも一瞬
この一秒とも満たない刹那の勝負は、ほぼ賭けに近い
髭面は右手の高温を伴った懐刀を、押しやる様にして少女の腹部を穿とうとした
514
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/02/23(土) 01:16:03 ID:0hLrvF8U0
>>513
「高速移動?
で も そ れ で も 遅 い わ よ … 。 」
彼女の肋骨が、彼女の衣服を引き裂きながら反転する。
ナイフ状の指のついた腕もありえない角度から髭面を挟もうとする。
かなり速い変形ができるようだ。ハリネズミの様な姿のクララの攻撃。
そして懐刀の刀身に合うような穴も同時に腹部に開かれていくのが 見 え る 。
変形によって造られた孔に咥え込まれた懐刀がクララの肉を焼き始める。
「痛ッ…熱い!熱い!何なのこれは?!」
この攻撃を受けるまで懐刀が熱を帯びている事に気づいてはいなかった。
熱も有効だが、彼女の変則的で反則的な回避にはまだまだ秘密がある。
それでもクララにとっての今の一大事は発熱した懐刀だが。
内臓が沸騰しそうだ。髭面を牽制するためにハリネズミの針を増やす。
515
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/02/23(土) 01:38:25 ID:w9Avj9Rs0
>>514
だから化け物は嫌いなのだと、髭面呟きながら普通ならばありえない動きを取る少女に対して感嘆する
空を切ったかのように思えた熱を伴った懐刀は確実に少女の体内を焼いている
だがこちらも熱くてたまらないのだ、だが我慢するに値する価値はある
他に打開策はあるのか、そう思うと同時、髭面は一つのことを思い出した
少女の致命傷、否急所とは何なのか
例えば人間の雄ならば股関が急所で、当たれば一溜まりもない
だがしかしこの様に変態する化け物の弱点は何なのか、まだ仮定の段階だが、もし弱点があるのならばそこを守るように変形する筈だ
という事はつまり、がむしゃらに、そして同時に攻撃して相手の体にどうしようもない位の穴を開けようよする
ならば急所だけは守らんと周りの肉は集まり、それを剥いでいけば、答えは見えるはずなのだ
だが同時に大量の攻撃をするにしても、武器は懐刀だけだ。些か効率が悪いし、非現実過ぎる
相手の変態したナイフを切り落として鹵獲してしまおうか、いや体の一部分だから意味はない
髭面の能力では可能な事なのだが、あえて髭面は、逃げた
(……気づくなよ……?)
髭面が選んだのは建物を支える大きな何本かの柱の影
体制を立て直す仕草の過程を飛ばし、いきなりの跳躍状態で少女の目の前に現れると、手をつき背後へと跳躍
熱懐刀は内臓沸騰が起こる前に抜き取ってしまう──破裂して飛散した物で攻撃も考えられるからだ
距離をとったところで、熱懐刀の熱を冷ます過程を飛ばす、そろそろ溜めてきた無駄が少なくなってきた
能力の乱用は厳しくなってきた所で、建物の柱の影につく
そして攻撃を誘うように、肩を半身出しておいた
516
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/02/23(土) 01:56:30 ID:0hLrvF8U0
>>515
「痛い…痛い…」
焦げたモンスターの身体の一部が床にボトリと落ちる。
火傷で破損した身体器官は捨てるものだ。
焼肉は肉ではない。なんの役にも立たない。
髭面が何かの能力を使った事はわかる。
それは発熱と瞬間移動だろうか。
じっさいにクララが見たのは突然背後に現れた髭面と熱を帯びた懐刀のみだ。
だが、何か怪物の勘なのか、女の勘なのか、狩猟者の勘なのか違和感を覚える。
だいたい戦闘中なのに無駄な行動が多すぎる。癖なのか、能力発現のための条件なのか。
それすらわからない。
だからクララは相手の正体を探る事は諦めた。
この模擬戦は主導権を握る事でも勝利する事ができる。ペース争いだ。
ここでクララは恐ろしい行動に出る。跳躍→変形→反射→反射→反射→反射→反射→…
刃を帯びたゴムボールのようなものが室内を跳ねまわり、
凄まじいスピードで髭面の隠れている柱を削り抉るように通過する。
そして一部が砕ける柱。
517
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/03(日) 22:31:10 ID:eLbFMoMU0
>>516
髭面は幾多もの戦闘と死地を掻い潜って来た結果、パターンをある程度自由が効いたテンプレートに収める事によって行動している
一見して無駄のない行動で、髭面の能力には不向きな所があるようにも思うが、髭面の性格上無駄な事をしてしまう
つまりテンプレートだったとしても何処かで無駄が生じてしまうのだ。その事を自己で理解した上での戦法
敵が跋扈する中でも対応できるのは髭面のテンプレートと性格の混合が故の結果なのだ
その内に、人外と相対する時の教訓をふと思い出した
シニフィが相対した人外を目の当たりにして思った事、それは考えを持っていると思ってはいけない
人間と同じように損得を考え、どういった結果が生じるかという事を思い行動しているのではない、ただ理性のまま行動を起こす
人間の様にモラルなどある訳がない、そこさえ誤らなければどうとでもなる筈なのだが
今回の場合、もしかすると相手は少し頭が良過ぎるかもしれない
単純な攻撃というよりも、相手を如何に困らせる事ができるかをしっかりと考慮した上での攻撃をしている
髭面は影から相手を見据えつつも、呼吸を何度か過剰に増やし、無駄を増やして次の行動に踏み切る
「お嬢ちゃんだった化け物、お前月夜は嫌いかァ?」
言って、相手が自分を柱ごと穿つであろう場所から数歩バックステップを過剰に行って回避する
ゴムボールの様に反射を作用させて速度と破壊力を増す彼女だったものは触れるだけで致命傷となり得るだろう
思う間にも右頬を掠り、切り傷のように浅くなったところから血が滲み出て唇まで伝う
舌舐めずりをして拭うと、前方に空中で一回転を行いつつ跳躍して相手の跳弾を躱した
次に来るのは右脇腹当たりか、回避に余念は無く跳躍の反動を活かして再度バックステップを踏む
月夜のお陰か人口の光とは別に窓から差し込む月光が境界線を作り出しており、髭面が回避を行うのは境界線のギリギリまで追い詰められていた
柱達があるのは人口の光の場所、つまり相手が跳ね続け攻撃力が増して行くのはあそこだけ
髭面はもちろん、相手が柱を攻撃して落盤することを狙っていたが、それと同時に得られる効果を期待していた
元より落盤ごときで倒せる相手だとは思っていないが、万が一倒せたというのならラッキーだ
相手がこのまま跳ね続けてくれることを祈り、脆弱化した柱に向かい、少量の無駄を消費してノーモーションの懐刀の投擲を行った
狙う先は丁度相手が柱と水平になる部分、真っ直ぐに行かないことは読めているので少々ずらしている
もし懐刀の投擲が成功すれば落盤が発生し、一部天井が粉々になり雨のようにして降り注ぐだろう
髭面は動かした気にならない腕を回しながら、口に広がる鉄の味を嫌気のさした顔で味わう
518
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/03(日) 23:00:00 ID:0MPVusLE0
>>517
体液中の酸素濃度が下がってくる。
組成した筋肉に疲労物質が溜まってくる。
それは疲れという感覚でクララを襲っていた。
せめて深呼吸がしたい。
だが自分は人間ではない。
マラソンマッチでも人間を追い詰められる。
だが酸欠状態では思考も判断力も鈍ってくる。狙いも甘くなる。
疲れている事を悟られずに体力を取り戻す方法はあるだろうか。
- お前月夜は嫌いかァ? -
そこに男の声がした。「ソコニイル…ノネ!」
今は休憩よりダメ押しの機会だ。"あの柱"を蹴って一気に男に近づき今度は切り刻もう。
ゴムボールから扇風機のファンの様な刃が生え回転を加えて柱を足場に跳ね…られない。
投擲された懐刀の存在に気づいていなかった…。
「キャアアアアアアアアアアアアアアアァ!!」
変身が解ける。右前腕が柱に縫い付けられ出血しはじめる。
(
>>512
無駄よ。わたしは刃物で斬りつけられれば切り傷と同じように変形する。
槍で突かれても自分で自分の身体に穴を開けるだけ。
叩かれても鈍器を包み込む。そういう事ができるの。 )
しかし確かに柱に縫い付けられていた。
逃げることも出来ずに落ちてきた天井の瓦礫に埋もれていく。
攻め手から受け手へ回ってしまった。これは不味い。
身を守るためにクララは頭上を見上げて破片すら避け、
受けては投げ、それでもどうしようもない分は潰される。
音を立てながら積み重っていく瓦礫の山。
しばらく経つと静かになる。
崩落した瓦礫の下には出血の跡と髭面の懐刀が残されていた。
しかしそこをあらためても怪物の少女はそこにはいない。
「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」呼吸音が何処かから聞こえる。
反響のせいで位置がはっきりしない。
519
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/03(日) 23:29:37 ID:eLbFMoMU0
>>518
やったのだろうか、手応えはあったが砂塵が舞って先が良く見えないので、生死ははっきりとは認識できずにある
模擬戦施設は幸運な事に終了すれば何もかもか元通りになるので、被害は弁償しなくても良いのだ
ちょっとした安堵が身体の疲労に堆積し、ゆっくりと融解して行く心地良さを見に感じながらも、気を抜いてはいけないと戒めて砂礫の方へと近づいて行く
相手は狡猾な人外、まだ死んでいるとは思えない
血痕と自分の懐刀が落ちているのが認められたのを期に、髭面は腰を屈めて懐刀を持ち上げる
血痕の跡を辿って行くベキなのか、これは罠ではないのかと髭面の危機感は警戒感となる
終わりに近いからこそ細部までしっかりと考えろ、相手は自らの姿を元通り以下の大きさとなったのだ
質量を圧縮できたとしたら、霧散に近い事だってできるのではないか?
あくまで予測だ、だからこそやるべきことは一つと言っていい
「──Alles klar?」
独逸人の髭面は攻撃時に母国語を使う癖があるが、一々口に出す無駄な行為という意味で使っていた
しかしいつしかシニフィにもそれが浸透して一つの戦闘スタイルの様になってしまったのだ
今回はそんなことを口に出す暇もなかった、だが今は少しばかり余裕がある
大丈夫か?という意味の独逸語を吐く髭面は深い吐息をついた
微かに感じられる吐息の音に耳をひくつかせて、髭面は懐刀を胸元で十時に切って空へと投げる
すると、懐刀が空中で固まった
それにつられる様に、呼応する様に周りの瓦礫たちも宙に舞い、同じく空へ固定された
髭面の無駄を消費して、空中に留めるという行動の過程を飛ばしたのだ
このように能力を使うのはあまり好きでは無いが、化け物でも救いが必要であろう
不意打ちされたならまだ手はあるし、というよりこちらの方が本命なのだが
とにかく、これで彼女の姿は確認できる筈だ、と髭面は目を凝らし始めた
見つければ一応手を差し伸べるだろうが、本当に姿はあるのか
520
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/03(日) 23:31:33 ID:eLbFMoMU0
>>519
/おげふぅう!ちゃう!!一つ一つ瓦礫に触れて行って宙に固定する、です!!
521
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/03(日) 23:50:23 ID:0MPVusLE0
>>519
地面が喋った。
「本当に勝つまで勝利を確信してはいけないわよ。」
クララの能力は変形と変容。霧散はできない。
まるでタコの擬態のように、いやそれ以上だろうか。
身体の色や質感を変えて髭面を待ち伏せていた。
髭面が踏んでいる床はクララの身体の真ん中。
髭面を囲んでいるのはクララの身体の端。
この変形は能力か生態か、それは本人にもわからない。
髭面の足元に伸びる触手と周辺に立ち上がる肉の柱が七本。
足元に伸びる職種は、脚を掴んで逃げるのを阻止するのがその意図だろう。
落下運動を止められた瓦礫はいつまでも空中に制止していられないかもしれない。
周辺の肉の柱は細長いが人間の腕に似ている、掌に当たる箇所には五本の爪。
逃げれば容赦なく引っ掻く。髭面の着衣、装甲が弱ければ引き裂かれるだろう。
「ところでおじ様はどうして瓦礫を止めたの?」
522
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/04(月) 00:07:20 ID:cv0mA9Mo0
>>521
髭面の能力である【不純玲瓏】は何度も言うように無駄にした行動を消費して行動の過程を飛ばす、という物
自分の行動と、触れている物の行動でしか飛ばすことはできないが、ありえない事までできるのだ
だが、例えば過程を飛ばすにしてもその過程の中で相手が干渉する可能性があればその能力は終わった後の感触だけが残るという
強力であるが故に自身でも扱いづらい、だが限りなく自分に合うのだ
髭面の足元に絡みつく幾つかの触手は、不快感を身に宿して止まらない
動けば即死だろうか──これは詰みでもあるし、勝利とも取れる
触れている物の過程を飛ばす能力、つまり今触手が自身を殺す過程を飛ばしてしまえば、相手は殺した感覚を感じ取り、一瞬だけ幻覚に陥るだろう
殺す過程を飛ばしてしまえば、殺すという行動自体は行われない──自分が干渉しているからだ
その一瞬の隙をつけば、逃げ出す事だって可能な筈
だからこそ、ここは交渉でどうにかせねばならない
「瓦礫を止めた理由……?それともどうやって止めたか、訊きたいのか?
……教えてやる、どちらを訊きたいんだ?」
523
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/04(月) 00:15:05 ID:efbWBW2s0
>>522
「止めた理由を知りたいわね。」
髭面を中心に牙の並んだ顎のような物が床から上がってくる。
足は止められ停止した瓦礫の下。
今にも髭面をかじろうとする牙。
そして五本の鋭い爪を持った七本の触手。
「囲んだわよ。これは詰みじゃないかしら?」
524
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/04(月) 00:37:38 ID:cv0mA9Mo0
>>523
四方八方を固められ、これ以上の行動は難しいであろう、髭面は命の危機と言うものに仕方のない生理的な現象を起こして、感じられていないかと胸の鼓動が早くなる
感じ取れる空気の冷たさが漸く感じ取れたのを皮切りに今までの運動の激しさを悟らされ、仕方のない状況を俯瞰するには重すぎる
もし、これが模擬戦でなければ自分の人生が終わりだと思うと、胸の底が抉り取られる様に痛い
まだ諦めている訳ではないが、模擬戦だという皮肉を口の奥で噛み締めると、血の味が再び感じられた
危機的状況で、冷静になると全てが客観的に見える事を知っているであろうか
唐突な死を目の当たりにすると身の毛が竦み、冷や汗と共に笑顔が滲み出るらしい
だが思ってもみれば死とは優しいもので、ゆっくりとしたものは時として鋭利なものではなく優しく柔和に受け止めてくれる
しかし今回の場合はそうはいかないようだと髭面は空中の懐刀を、空を仰ぐと同時に確認した
月がよく見えると思えば雲に翳り、月光は薄まり優しく髭面の目に映えた
「止めた理由ねぇ……お嬢ちゃんは物事に理由をつけたところで、納得しかできないだろ?
ならそれって、無駄なことじゃないかな?俺は思うんだがね、人ってのは無駄を気にして生きているけれども、自分が無意識に起こす無駄ってのは中々気づかないんだよなぁ
そうだな、あえていうのなら、攻撃の布石として。そして演出が派手でカッコいい」
髭面は目を伏せ、右頬に力を込めて笑って見せた
わざと相手に余裕を見せるための物だが、効果は期待してはいないが、髭面的にはカッコ良くて良いのだろう
ゆっくりと、戦意の喪失を表す為に両手を宙に向かって仰ぎ始めた
懐刀に手を付けようとするのならば、ジャンプが必要になってくる
だが怪しい動きは敵に見せることはできないのだ、万が一の場合は身体の繊維を考慮されずどうしようもない痛みを感得しながら死ぬ
惨劇は避けたいが如何にかするにもまだ相手の隙は見れないのだ、どうにかして相手の気を惹かせ、尚且つ糸口を探し出すか
答えは単純明快に相手に興味を持ってもらうこと
あえて自分が変わったことを言えばかならず相手は自分に懐くはずだ
そうなれば直ぐに相手に自分を殺した事にする、だがまだ早い
ここは空気を見る──髭面は加える様に触手に語りかける
「だってよぉ、派手な攻撃っていいじゃん?ポケモンであれば破壊光線とかすっっげぇそそるじゃん?
強そうな技を使いたい、俺の能力は地味だからな」
525
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/04(月) 00:52:30 ID:efbWBW2s0
>>524
「かっこいい?
人間独特というより男の人ほど気にするみたいね。
馬鹿馬鹿しい。でも、そういう所は可愛らしいとも思うわ。」
地面から少女の上半身が出てくる。
表情を見る限りは楽しそうだ。愛くるしい笑顔の怪物は続ける。
「でもわたしは格好良さに興味はないし、そもそも狩りの練習をしにきたの。
おじ様と戦うつもりはないし、戦っていたつもりはないの。狩るつもりだったの。
ここまで手こずらされる相手がいるとは思わなかったわ。」
「王手ね。ちょっとした臨死体験をあげる。」
模擬戦場内での死は現実世界での死ではない。
段階的に髭面を貫こうとまずは七本の触手が順番に爪を打ち込んできた。
526
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/04(月) 01:08:57 ID:efbWBW2s0
複数人でヤンデレキャラを作って、
だれかのキャラを追いかけまわしたい。
そんなロールを思いつきました。
527
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/04(月) 01:09:44 ID:efbWBW2s0
//
>>526
は誤爆です。すみません。
528
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/04(月) 01:14:07 ID:cv0mA9Mo0
>>525
少女の表情を察するに、空隙があるとすればここしかないであろうと、髭面は表情を変えずに足元を動かした
足元を動かす動作は何も移動だけではない、靴を脱ぎ、片方は更に靴下も脱ぎ始めた
何の意味もない、しかも髭面が格好良さを求めていたとするのならばこれは不恰好でいい物とは言い難い
だが髭面の先程までの表情を察するに無駄の貯蓄はもうとっくに尽きていたようだ
今回の戦闘分と決めていた分が無くなっただけで予備を持ってこようと思えば持ってこれる
だが、ここで使うのも微妙だ。敢て使わず、相手を仕留める
相手が狩をしているのならば自分はその的という事になるが、それでも相手を見くびる猟師ほど愚かな者は居ない
髭面が靴を脱ぎ終えると、肉の食い込みがやってきた
捕食対象を喰らい尽くすような肉食植物の様に足元に食い込む
肉の繊維が一つ一つ、縄を断ち切る様な感触が伝うと同時に鮮血が迸る
鈍痛、足元が無くなる感覚に近いそれは足元に痛みの限界、熱を帯びさせて激しく慟哭する
熱は次第に高くなり脳に伝播し、堪えきれず倒れこむが、その衝撃でさえ感じ取るには薄すぎる
叫び過ぎて喉が痛くなって来た、そして段々と熱が引いてきた
死の感覚、柔和に包み込む死──白く淡い光
髭面は、おそらくその様な幻覚を刹那見ているであろう少女を尻目に、高度に宙へと飛んでいた
少女に対して自分を殺す過程を飛ばしたのだ。無駄は彼女の分から引いた
自分は空へと行く過程を飛ばし、途中宙の瓦礫に触れる
鋭利なそれは能力の補助を失い、少女目掛けて落ちて行く──首元を狙い、幾多もの石が何度も執拗に責め続ける
「俺の予想が当たれば……」
相手は変化している、だが何処かに中心となる核が見える筈なのだ
もし、彼女がこの攻撃を甘んじて受けるとするのならば、核を回避して肉の形を変えるだろう
それが単体ならばそうだろうが、複数では対処しきれないであろう
安易だとは思うが、これ以上の良策は考えられない
少女の能力の弱点とは──一体何なのか
空の瓦礫達を踏みながら歩いて行く、髭面が通る道は伴うように石が落ちて行く
行き先は全て少女
529
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/04(月) 01:42:11 ID:efbWBW2s0
>>528
一撃目で髭面の足元を取る。
二撃目で髭面の胸を貫く。
三撃目で肺を貫く。ここで髭面は絶命していく。
四劇目で乱暴に遺体を捕獲しようと…できない。
髭面が自分が殺された事実を消去したからだ。
五から七の三本の肉の柱が運動を止める。
クララが周りをみまわしても髭面はいない。
彼は彼女の上にいるのだから。
「姿が消えた?」いや、事実が消えたのだがクララには理解出来ない。
クララは空から降ってきた瓦礫を受けて「うぐっ」と呻き前のめりになる。
一部の瓦礫は肩から、背中からクララの身体に刺さり出血させる。
「身体を…治さないと…」
まだ動けるようだ。決まった核など無いのだ。
恐らくだが身体構造はほぼ人間同様なのだろう。そして確かに傷はついている。
攻撃にあわせて変形し、回避できる怪物は、その攻撃を認識できない場合に対処できない。
「上ッ!!」
髭面めがけて肉の柱や触手が爪を立てながら追いかけていく。
弱点は敢えて言えば速さ。超変形を超える超高速がその一つ。
そして今も見せた通り、死角や盲点からの攻撃に弱い。
変形できるから不死身なのではない。
変形しないと不死身の怪物でいられない、人に近い存在。
530
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/18(月) 22:59:46 ID:3paFkuUY0
>>529
髭面は宙にて歩を進めるごとに思う、少女は何を思い戦っているのかと
たかが模擬戦、されど模擬戦とでも言うのだろうか。異形の物が技を磨きに来るというのは少々聞いた事が無い
若干興味が湧いてきた所で、目下で蠢く何かが自分を穿たんとするのを認められた
髭面は前方にある瓦礫達を前から順に能力を解除する事により階段を作り、そしてそこを走り抜け、回避とする
中途懐刀を振りかざす事によって牽制をしつつ、当たりに来た触手を薙ぎ払う様な動きをとり、前進
空中で滞空できているとするならばメリットは多くあるが、常に滞空できていないのならば話は変わってくるのだ
空隙に身を委ねるのはあまりいい事では無い。傭兵は余裕を持つことは赦されない
地上に足を着けると何処か久しい感触が身を伝う。踵を返して少女の方を向くと、態勢を低く整えた
両足を斜めにずらし、懐刀を持つ右手を腰に当てて、いつでも跳躍できるように、と
髭面は相手の弱点を未だに理解していない。というよりは面倒なので考える事を放棄したのだ
余裕を持つことは赦されない傭兵のくせに、あるまじき行動だ
「嬢ちゃん、今日はなんで戦いに来たんだ?」
髭面は走った後の呼吸を整え、休戦を求めるかのように宙に浮く瓦礫達を全て解除した
少女の頭上にある分は全て落としたので被害はないであろう
531
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/18(月) 23:13:58 ID:xV.UnNiI0
>>530
この執拗さは彼女の設計による。ミミックというのは宝物を守るための怪物。
スプリガンの一種。生命に変えても何かを守る事は本能になっている。
それが狩猟本能と直結しているのだ。獲物への執着心は他の肉食獣との比にならない。
「わたくしは、狩りの方法とその矜持を学びに来ましたのよ?」
話しかけられたので答えた。緊張感の欠けた話だがそうすべきだと彼女は判断した。
無茶な変形のおかげで着衣はボロボロだ。
髭面が攻撃を休めた事も不思議そうな顔で見ていない。
まるで人間の戦士のように、休憩だか休戦だかを受け入れる。
「ねえ、おじさま。決着をつけたいわ。でも、おじさまは付き合って下さるのかしら?」
532
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/18(月) 23:35:17 ID:3paFkuUY0
>>531
少女の話に耳を傾け、聞き終えた髭面の顔には笑みという一つの表情一色に塗られていた
愉快な気持ちと、ここに来た理由が一致し、心踊ったのだ。その表情を包み隠さず見せた辺り相手を気に入ったのだ
異形ながらも、限りなく人に近い感情を持つ。だが人では無い力を持ち、韜晦を辞さない辺りが心地よい
遠慮という言葉があるが、遠慮は戦闘に於いて無意識に適応されてしまう。相手を本当に殺して良いのか、という躊躇いができてしまうのだ
「狩り、か……く、くく……」
躊躇うもなく大声を出して笑い出した髭面は、態勢を崩すも直ぐに立て直して相手に畏敬の意を感じる
そうか、そうだな、俺も本来の目的を忘れかけていた──
「遠慮無き殺し合い……韜晦なんてない殺し合い……これがしたかったんだよなァ……」
少女は感じるだろうか、髭面を纏う雰囲気が一転した
首元を掻き切られる様な不安、喉元を獣に噛みちぎられる様な焦燥、胸を抉り取られる恐怖
髭面が発したそれは、殺意
「じゃぁお嬢ちゃん、決着、つけようか」
言った直後の刹那の跳躍は、無駄の消費による物ではない
だがしかし、ほぼ見えない程の瞬発力を目の当たりにするであろう少女の目の前には髭面の姿
斜めに態勢を入れ、左足を軸として回転の捻りをつけて右手のバックハンドにて懐刀を振りかざす
勢いは尋常ではない。髭面が今まで隠してきた物──それは無駄のない行動
533
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/18(月) 23:50:23 ID:xV.UnNiI0
>>532
向かってくる髭面を見てクララは立ちながら両手で口を覆う。
その期待の眼差しをまっすぐに髭面に向けて両腕を刃物に変える。
「素敵なステップね。」
髭面が崩した天井からは月光のスポットライト。
月に照らされて戦場の紳士に迷宮の少女はエスコートされるように舞う。
そう人間ならば無駄な動きになる行動がクララにとっては違う意味を持つ。
脚が腕に足が手に手が刃になり、回りこむような髭面の背面から首を狙う。
534
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/19(火) 00:06:56 ID:LOm1.ahA0
>>533
視界に入るものを限定して行動するのではなく、全ての感覚の情報を元に行動する事によって、微々たる変化も逃すことはない
このようなことは器官の疲労を倍加させ、更に使用していない部分も多くなり無駄ができてしまう
この無駄を使用して戦う事も出来るのだが、髭面が取った戦法は使用する感覚の限定を高速で切り替えるということ
無駄が減り、更には疲労も減少する一手となる。つまり髭面は自らの能力を捨てた
「……ッ!」
一回転する時に垣間見えた──否、見えなくとも風が動く感覚で判断する──刀を跳ね返す為にともう一つ回転を行って、刀の腹を蹴った身体の一部となっている刀を蹴ったとすれば、相手の軸もずれるであろう
蹴った後に、刀が自分に当たらないことを前提として少女の首を、右のバックハンドで通り過ぎざまに切ることを試みた
まだ攻撃を終える気はない、連続した攻撃で相手に変化の休息を与えない
もし首を切ったとするならば、髭面は先ほどの休息の無駄を使用して周囲の瓦礫を少女に向かって一斉に放擲する
これで全ての無駄は出し尽くした。今の髭面は、至純の玲瓏だ
535
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/19(火) 00:22:33 ID:muOo.3tE0
>>534
他方のクララは相手の状況を想像できるほど成長していない。
だが所謂そういう生き物なので反応は早い、そして実際に周囲を見られる。
「クスクス…弱くなっている…。」
少しずつ少しずつ相手の戦力を削り取っていく。
これは戦術でも戦法でもなく彼女のゴリ押しの結果だ。
単純に人間より強い。
異能が無ければ彼女を駆除する事はほぼ不可能だろう。
死角に髭面が入ると目を作る。その目で髭面を補足し…、
その目に瓦礫のうちの礫を喰らい悲鳴を上げる。
目を作るという事はそこに神経を密集させるという事なのだから、触れられるだけでも痛む。
「きゃあああぁぁぁあ!!」咄嗟にうずくまり、身を守るために無数の刺を体表から生えさせた。
536
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/19(火) 00:42:48 ID:LOm1.ahA0
>>535
全ての攻撃が通じたと判断した瞬間から、髭面は蹴りを何度も叩きつける準備を終えていた
人外の反応速度は決して人間に越えられるものでは無い
ならばどうすればいいか──常に先を急がないければならない
将棋を行う棋士は相手が読む何歩先を上回る事によって勝利を得る
それを自分の経験に物を言わせて連続することによって行われた予測は必死に値する
髭面は、ただ単に運が良かっただけなのかもしれない
「WeinenWeinenWeinen……!undWeinen!undWeinen!」
泣け泣け泣け……そして泣け、そして泣け、そして泣け……髭面は穿つ瓦礫を押すように蹴り続けるだろう
相手を踏みにじるような格好で──突き出でる棘が掠ろうとも、今更痛いとは思わない
棘ごと瓦礫で押し通してしまえばいいのだ
ごり押しにはごり押し、もう終わりが見えてもいい頃合いだ
「Alles kral? 」
とどめの一撃と言ったところか、血塗れの足を押し通そうするが、少女は抵抗の意を見せるのか
537
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/19(火) 01:07:50 ID:muOo.3tE0
>>536
感覚器官を構成する暇もない追い打ちに対抗できる怪物はいない。
そこから続く執拗な攻撃。ならば身体変形による防御は不可能。
それが出来ないならばクララに勝ち目はない。
「ありがとうおじ様。わたくしおじ様から色々学ばせて頂きました。
返し技をお勉強しなくちゃ…がふぁ!」
髭面に踏まれて吐血する。
「わたくしの負けです。だからお礼におじ様に一つ教えてあげます。
わたしは一人で何体もの怪物の攻撃も模倣できますが、
そんな怪物はこちらの世界にもそうそういないでしょう?
でも相手が数匹いればこうなるのです。」
いつの間にか釜の様な爪が髭面の首を挟み切るように待機している。
「化物退治に人間の常識は通らないのですわ。
人間という怪物は自分を過小評価しているのかしら。
持てる力を使いきらずに他の怪物に狩られる変な怪物なのです。」
そう言いながら微笑むと髭面の首を挟んでいた刃、爪は脱力して地に落ちた。
ノックアウト。止めを刺すのもありだが、今の勝者は髭面だった。
538
:
髭面
◆o9r4YJ5QH6
:2013/03/19(火) 01:23:10 ID:LOm1.ahA0
>>537
シニフィなら十字を切っている所だが、髭面は神を信じていない
だがしかし、目の前の人外を見る限りでは悪魔という存在を認めざるを得ないのでは無いか
髭面は自嘲の笑みを浮かべ、懐刀を二重のベルトに突き刺すと、懐から煙草を取り出して口に咥える
大きく鼻から息を吸うと、気づけば耳の辺りに刃が突きつけられていた
油断は大敵だな、と思いながらも回避しないのは次に少女が倒れることを知っていたからだ
化物を侮ってはいけない──か
「……ありがとさん、次から気をつけるよ」
少女が倒れることを確認した後、髭面は少女を俯瞰して、しゃがみ込んだ
足が痛むのを堪えて、逆に十字を切る
次あった時は全力で行かしてもらう、と。その前に人外に対してもう少し技を練らねば
久しぶりに勉強でもしようかと、月を仰いでそう思うのであった
/長い期間、ありがとうござうました!!何かすっげぇごり押しな感じしましたけど気のせいです!あーもう考えるの面倒くせぇ!(億泰)
539
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/03/19(火) 01:28:00 ID:muOo.3tE0
>>538
「ねえ、わたしおじ様が好きよ。」
本気なのかからかいなのか。
そんな言葉を残して模擬戦場の屋上から跳躍して去っていった。
月を見上げている髭面からみればそれは月に消える怪物でなくもっと別の何かだった。
// こちらこそ、面白い上に濃密な模擬戦をありがとうございました。
540
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/25(月) 20:05:32 ID:GPo0u6CY0
月明かりを遮る針葉樹の木陰。
そこに厳つい顔をした大男が丸太のような腕を組み胡座をかいて座っていた。
「そろそろ来るか…。」
気乗りはしない。喧嘩に勝ち負けはつきものだし勝算があるのはありがたい。
が、今日は勝ちに来たという気持ちになれない。
相手を見くびっているだけかも知れないが、
戦って勝つというより襲って潰すような予感。
/ それではよろしくお願いします。
541
:
しんら
:2013/03/25(月) 20:34:40 ID:i6Z190Bw0
>>540
不思議な気分であった。 何処からか...無限に力が湧いてくるような感覚も
生命維持のためでなく..純粋な闘争を求めて獲物を探索する気分も…
きっとこれは夢なのだ。力をもとめたゆえに夢を見ているのだ。闘争のなんたるかを知るための…
「みつけた...よろしくね。おにいさん」
そんな夢の中で少年はエモノを見つける
体の底から溢でて滾る力に困惑と喜の思いを馳せて
その背より一対の 幾重にも分岐した枯れ枝を思わせる翼を羽ばたかせ
男に、微笑んで見せた
542
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/25(月) 20:39:58 ID:GPo0u6CY0
>>541
「ここに来てしまったからには仕方ねえ。」
穏やかそうな相手だ。
闘争には似つかわしくないというのが鬼塚のシンラに対する印象。
しかしここに来た、という事が意味するのはやはり敵なのだろう。
「ゴングはなしだ。インターバルもない。これはスポーツじゃない。
わかっているな?」
ゆっくりのっそり立ち上がり、力強い足取りでまっすぐ歩いて近づいてくる。
戦いはもう始まっている。
543
:
しんら
:2013/03/25(月) 20:52:58 ID:i6Z190Bw0
>>542
自分よりも強そうだ…なんて、シンラはどこか夢見心地に考える
まぁ、夢なのだから 自分の中の『強そう』なイメージの象徴なのだろうと
だが恐れてはいけない…恐怖した瞬間、自分の負けは決まってしまうのだから
シンラは男の言葉にゆっくりと相槌を打つと その場で両手を合わせ祈る様な体制にはいる
瞳を閉じて…命の流れを感じ相手の動きを読み…穿つのだ。その命の源流…生物の急所を。
「他人の物まねでも、案外つよいとおもうんだよね…しんじゃったら、ごめんね…? 」
開かれた翼から無数の枝が伸び男の命を穿とうと、放たれる…
回避を行えど追尾する. 命を持つものを無差別に狙う 無慈悲な翼 破壊の翼が
544
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/25(月) 21:00:52 ID:GPo0u6CY0
>>543
「フッ…試してみないとわからないさ。」
どの程度の威力があるのか?どの程度頑丈なのか?
その翼と持ち主についてはそこが気になるところだ。
鬼塚は身体強化、生来の怪力に加えてのデタラメな腕力で、
一本の杉を「?開戦乃打撃(ファーストインパクト)ッ!!」へし折り小脇に抱えた。
樹齢の高そうな杉を振り回しシンラごと迫り来る翼を横殴りに薙ぎ払おうとする。
545
:
しんら
:2013/03/25(月) 21:18:16 ID:i6Z190Bw0
>>544
無数に分岐した枝は 男の豪腕により薙がれた樹木と衝突 次いで拮抗 転じて敗北
押し切ろうと更なる増殖を試みるも 支えの弱い翼では、男の豪腕など止められず...
輝く粒子を散らしながら崩壊する翼。 しかし、勢いを殺すことには成功し後方へと跳躍
翼は失ったが、男と自分、互いに傷は無い。 やれる まだ勝機はある。
何故なら翼の支えが弱いのならば、自分も男のように豪腕をもてばいいのだから
(夢の中じゃなきゃこわくてできないけど…感覚だけでもつかめれば…)
自身の左腕を拒絶の力へと変換…巨大な爪と、長く大きな腕…華奢な少年に聊か似つかわしくないが、問題は無い。
自分の生み出した力の産物は、自在に操れるのだから。
「ぼくも、いくよ…!
いっせのーの…しんらいんぱくとーーー!! 」
少年は 巨大な左腕を豪快に薙ぐ。恐ろしい豪腕を魅せた男のように
力の象徴である男のように。高い硬度を持った巨大な爪を 力任せに、ただ強く
546
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/25(月) 21:38:53 ID:GPo0u6CY0
>>545
「うおぉお?!」
杉の大木は爪に砕かれ、
鬼塚の逞しく太い巨躯が横くの字に曲がり一瞬足が浮く。
「これがこいつの能力の片鱗か…。」
再び足が地につくと、それでも勢いは残っており
地面を削りながら「ふん!」両脚に力を込め止まる。
面白くなってきた。
そうだ、シンラを待っていた時にシンラから感じ取れなかった物が今はある。
緊張感だ。目の前の穏やかそうな少年の顔は相変わらずだが凄みが出た。
「お前…やるじゃねぇか。
弱っちそうなのが来そうでさっきまではこの喧嘩に乗り気じゃなかったぜ。
だが今はお前を認めよう。なあ、お前、パーじゃなくてグーは作れるか?
さっきお前がやったのは引っ掻きだ。切れ味はある。強い。が、パーは軽い。
本当に重くて強いのはグー。グー、チョキ、パーのグー。拳骨だ!!」
そして開戦乃打撃と同じ構えで次はシンラを向く。
「これはできるか?耐えられたら、次はお前が俺にやってみろ。」
助走の勢いを乗せた真っ直ぐな右ストレート、2つ目の打撃。
「追撃乃打撃(セカンドインパクト)ッ!!」
避けるのが賢い、杉の一薙ぎで吹き飛ばされた時までの
シンラが受ければ正面から入って背骨に到達しかねない。
これを受けて立てれば、もうそれは動物ではない。
547
:
しんら
:2013/03/25(月) 22:02:38 ID:i6Z190Bw0
>>546
「えへへ…おかしいなぁ…ぼくのゆめなのに、ぼくの知らないことを教えてくれるなんて。
でも、ぼくの夢だからかな。 とっても強い敵なのに、お友達になりたいと思うのも…」
杉を粉砕し、慣性により振切られた左腕を地面へと抉り込ませ、力強く…大地にしがみつくように拳骨を作り上げ
全身を構成する生命力の密度を上昇させ…全身を拒絶エネルギーへと変換し、肉体の鎧を作り上げ…
─────受ける… 受け止める 進撃の一撃を 命の重みを持って 受け止める
次いで、シンラのカラダに未知の衝撃が奔る。 感じた事の無い圧力…圧倒的な破壊の力
されど受け止める…そう意気込み、爪と両脚に力を込めて、耐えようとするも…
(無理だっ…! 強過ぎる…! とってもつよいよ…このひと)
数秒の間を持って、少年は弾け飛ぶ。
拳の破壊力と数メートルの飛翔の応酬、着地時の衝撃、左腕と衝撃を緩和した拒絶の力が無ければ、今頃は粉微塵であったか…
などと脳裏に過ぎる恐怖を払い除け、地に伏したまま…深呼吸…
周囲から、有象無象を問わずに喰らう…森に点在するあらゆる生命を、喰らい癒しに掛かる
追撃を与えるならば、今のうちだろう
548
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/25(月) 22:19:23 ID:GPo0u6CY0
>>547
しかし待つ。喧嘩の準備はまだ整っていない。
「足腰が弱い。腰も背中も弱い。肩が中途半端。強くできるのは腕だけか?
身体の一部だけを強くしても、どこか身体の弱い部分に負荷が集中する。
そうなると今みたいに必要以上に吹っ飛ぶ事になる。
そして時には自分の攻撃の衝撃で自分の身体を壊すことにもなる。
硬いものを殴ったら拳を怪我するだろう?あんな感じだ。
それから、これは夢じゃないぜ。かといって現実でもないがな。
説明は面倒だから端折るがここで起こっている事は現実の切れ端だ。」
それにしても木のエレメントの様子がおかしい。
精霊の気配が弱くなってきている。(まさかな。)
鬼塚はシンラの能力、いや生態か。何かに気付きはじめる。
鬼塚は立ってシンラが回復するのを待つ。
「次はお前の番だ。打ってこい。」
549
:
しんら
:2013/03/25(月) 22:56:23 ID:i6Z190Bw0
>>548
「えへ、えへへ…むだな食事は好きじゃないんだけどな…
夢の世界だから…大丈夫だと思ったんだけどな…
ふふ…でも、いっか。 きっとこれはむだじゃない…
だってこんなに楽しいんだから…もっと、もっと楽しくなりたいな」
現実の切れ端 夢では無い 理解が及ばない ならば何故此処に来たときから、こんなにも力が溢れてくるのだろうか
自分の中に満ちていた可能性が一気に開放されたかのようなこの力は、いったい何処から来たのだろうか
シンラはカラだを癒しながら夢想し…やがて考えるのを止めた
「うん。やっぱり無駄じゃない。ここが現実なら 力を使いこなせるようになったなら
きっと明日からのぼくは…とっても強くなれるんだから。こんなの 言い訳かもしれないけど
ずるさだって…強さなんだよね? おねーさん」
誰に聞かせるでもなく囁く言葉。 それは喰らわれた命への贖罪か。
はたまた力を求める怪物の咆哮か…小さな小さな怪物の 精一杯の咆哮なのか
いずれにせよ 怪物は立ち上がる。 立ち上がり全身を 本物の怪物へと、変貌させてゆく…
(えへへ…ちょっとだけまねするよ クララ
キミがいつもみせてくれる…ビルとビルの跳躍…あの脚力があればきっと…
おねーさんも…あのでっかくなるわざ…少しだけ真似てみるね…
それと…みとめたくないけど強かった警察官…歪な体でもきっと…大きなささえガあれば)
その両脚と左腕煮に拒絶の力を収束し、思い切り地面を蹴り、殴り 地面と足裏、拳煮に発生する膨大な反発力が、シンラの速度に変換され結果高速での肉迫を果たし
右腕に纏うように大量の生命力を発生させ、装甲のように操り 硬く握り締める
肉体を直接変換させたときよりも聊か制度は落ちるが、それでも変えがたき意味が、装甲化にはあったのだ
装甲の肘部分より放つ拒絶エネルギーの噴出、、、その力により拳は 更なる重みをます
以上の明らかな素人フォームを支えるのが翼。 空気を拒絶し微弱な浮力を発生させ、肉体のバランサーとしての役割を果たす
「いろんなところを補強したんだから…! とってもつよいよ…!
いっせーのーのー! すーぱーしんらいんぱくとーーーーーーーー!」
相手の言葉 浅すぎる経験 慣れない戦闘により産まれた興奮
それらの不安定すぎる要素が産み出した思いつきの一撃
されど、全力を出し切った怪物の一撃
果たして どうなるか
550
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/25(月) 23:26:03 ID:GPo0u6CY0
>>549
見て思った。これはヤバイ打撃だと。
受ければただでは済まない。気迫だけでわかる。
「だが、一撃を受けるという約束がある。」
腰を落とし、身を屈め、腕を腰に構えて胸の真ん中でその突きを受け止める。
そのままのシンラの突進力で背後に引きずって行かれ胸から乾いた音が鳴る。
この激痛、骨折しているに違いない。しかも場所は…胸骨?!
人間同士の殴り合いではまず折れない、先に弱い肋骨を持っていかれるからだ。
衝撃で内蔵もやられたか吐血する。しかし鬼塚は倒れない。
この距離ならばまだもう一発打てる。そして打った後は喧嘩から闘争へ…。
シンラの押し切りが終わると腰に構えた両拳が同時に堅く重ねられ前に突き出される。
「惨劇乃打撃(サードインパクト)ッ!!」
諸手で放たれる第三のパンチ。最後のパンチを出す前にもう鬼塚の弾は尽きた。
尽きたが、サードインパクトに耐えられるならばそれはかなりの化物だという事になる。
551
:
しんら
:2013/03/25(月) 23:43:33 ID:i6Z190Bw0
>>550
装甲伝えに何かの砕けるような音が響く…決して愉快な音でなく決して心地よい感触でもありはしない
ただ、拳に宿る 不快感 されどそれを塗り潰すほどに 心を支配する快楽は 怪物の持ち合わせた 闘争への欲求から来た悦びであろうか
シンラ・アマツキは あちらこちらで人畜無害との賜われた怪物が はじめて闘争への悦びを感じた瞬間であり、また────
(あ…でも、また、まけか…
ちぇっ… くやしいなぁ。 負けるって、こんなにくやしいものだっけ・・・)
俗に言う カウンターパンチ…というものなのだろうか
シンラの一撃に合わせるように放たれたその一撃は
男の胸骨をへし折りなお余りある速度も過剰して、逃げ場の無い恐ろしい一撃となり、少年の意識をかりにきた・・・
ここで、もし癒しの力を使えば、経つこともできたのだろうが…
そんなずるさは 強さとは違う気がして 少年は 沈むのだった
552
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/25(月) 23:52:16 ID:GPo0u6CY0
>>551
ゆらゆらと揺れて膝をつく。
自分の魔道具に手をかけるが倒れるシンラを見て使用する必要は無いと判断した。
「良いパンチだったぜ。良い喧嘩だった。そう思う…ぜ。ゲフォッ!ゲホゲホ!」
ゆっくり笑う膝で身体を支えシンラに近づいてその肩に大きな手を乗せた。
「大した男だよ、お前はな。」
侮っていた。「ごめんな…。」
それが目の前の少年には失礼な気がしてつぶやいた。
553
:
しんら
:2013/03/26(火) 00:15:31 ID:As7gxfvs0
>>552
「えへ、えへへ…ツギはまけないんだからね…
約束だよおにいさん…またあおうね…?
またあって、たのしくたたかおう、ね」
男の大きな手の中に溶け込むように
シンラは眼を閉じ 眠りの中に落ちてゆく
幾度目かの敗北。 されどここまで悔しいのは初めてだった。
ゆえに 明日からもまた シンラは 少年は 強くなれるのだ
「おやすみ、つぎは げんじつで…」
なんて、最後までここの存在を信じずに
少年は夢のなかで 眠ってしまった…
554
:
鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質
:2013/03/26(火) 00:18:08 ID:d//cmFpQ0
>>553
「フフッ、いいぜ。
どこででもかかってきな」
そのまま緊張のタガが外れ、鬼塚詩音もこの空間から眠りながら消えていった。
// お相手ありがとうございました。
555
:
しんら
:2013/03/26(火) 00:19:57 ID:As7gxfvs0
>>554
からみありおつでしたー!
556
:
クララ(ブロンド美少女)ミミック
:2013/08/24(土) 22:35:42 ID:PR.Ihy7c0
【約束の日】
公園のブランコで少女は揺り椅子を揺らしている。
「最低ね、レディを待たせるなんて。
今日は来ないのかしら…お食事達は。」
ブロンドの髪に紫の瞳。幼い少女は待ちわびていた。
こんな都会の中でも星空がよく見える時間にこんな子供がここにいていいのか。
そこは突っ込んではいけない。
「ああ、お空のお星様が綺麗…。」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板