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ようこそ夕闇列島へ!のようです
58
:
◆8aac7uEWYg
:2018/01/08(月) 23:20:08 ID:SY6XH99k0
从;゚∀从「知っているのか?」
(゚、゚;トソン「1ヶ月前に家族全員が行方不明になった、芸術家の一族だろ?」
从*゚∀从「そうそう、芸術家の一族の………」
从;゚∀从「お前、今何て言った?」
(゚、゚トソン「『1ヶ月前に行方不明になった』って言ったんだ。」
(゚、゚トソン「一家全員が一夜にして姿を消したんだ。何の手掛かりも無く、何の書き置きも無く。」
(゚、゚トソン「ニュースにも取り沙汰されたがな。」
59
:
◆8aac7uEWYg
:2018/01/08(月) 23:20:57 ID:SY6XH99k0
从;゚∀从「そんな………。一家が何処に行ったかは………」
(゚、゚トソン「分からないな」
从; ∀从「………………」
从 ゚∀从「なら、私が探す。」
(゚、゚トソン「……………は?」
从 ゚∀从「私には義務がある。ドクオの死を。ドクオは、立派な男だと、空条家に伝えなきゃいけない」
60
:
◆8aac7uEWYg
:2018/01/08(月) 23:21:45 ID:SY6XH99k0
从 ゚∀从「色々教えてくれてありがとうな。じゃあな」
(゚、゚;トソン「待て待て待て待て待て!」
(゚、゚トソン「お前、空条家が何処にあんのか知ってんのか?」
从;゚∀从「そ、それは………」
(゚、゚トソン「それにお前はこの国の事を知らな過ぎる。ここは『閉ざされた島国』なんだぞ。外国人が無闇に動いたらエライめに合うぜ」
从;゚∀从「………………」
61
:
◆8aac7uEWYg
:2018/01/08(月) 23:22:36 ID:SY6XH99k0
(゚、゚トソン「お前、射撃得意なん?一発でヘッドショット決めてたけど」
从 ゚∀从「射撃か………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
。:::・゚::::・゚::・。 ( ☆W☆)つ。:::・゚::::・゚::・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
从 ゚∀从「………ああ、得意だぜ」
(゚、゚トソン「じゃあお前、私の『用心棒』になれ。」
从;゚∀从「用心棒?」
62
:
◆8aac7uEWYg
:2018/01/08(月) 23:26:37 ID:SY6XH99k0
(゚、゚トソン「こう見えて『敵が多い』からな。私がお前の探し物を手伝ってやる。だから、その間、私をトラブル(主に家事全般)から守れ」
从;゚∀从「なんかトラブルに余計な括弧がついてんだけど……」
(゚、゚トソン「どうでもいいだろ。どうすんの?うん?」
从;゚∀从「………宜しくお願いします」
(゚、゚トソン「オーケェ。じゃあ空条家に連れて行ってやるよ。ついてきな。」
从;゚∀从「いや待って。アンタは何だ?名前とか聞いていないんだけど。」
(゚、゚トソン「名前?私の名前か?私は………」
(゚、゚トソン「都村トソンだ。」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
63
:
同志名無しさん
:2018/01/09(火) 17:45:27 ID:q0C0L2mM0
乙ssu
64
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:29:15 ID:R2uqkpd.0
#4 真実はどこへ?
ーーーー80階【船】エリアーーーー
夕闇列島の60階〜89階は【船】と呼ばれている。
列島は巨大な建物だと言うのは説明したが、その階層は横の方から見ると『滑走路』が飛び出ている。
この滑走路は『飛行機』の到着場であり、この国の物資を輸送している。
物資は夕闇列島を囲む『拠点』から作られて、夕闇列島の国民を潤しているのだ。
65
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:30:11 ID:R2uqkpd.0
(゚、゚トソン「この階だ。」
从;゚∀从「…………」
ハイン達はエレベーターで80階まで上がり、この階にある空条邸を目指していた。
(゚、゚トソン「さっきも言ったが、あんまり長居は出来ないぞ。就労用の通行パスを偽造しているんだ。1枚でも高いのに2人分だからな…………」
(゚、゚;トソン「わりと辛い出費だ。」
从;゚∀从「か、感謝している………」
(゚、゚トソン「感謝は言葉じゃあなく、金か行動だけを受け付けている。口なら何とでも言えるし、この国じゃあ言葉には価値が無いのさ」
(゚、゚トソン「ここだ。」
66
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:31:00 ID:R2uqkpd.0
2人はとある家の前に到着した。ハインは家を一瞥し、一言、
从 ゚∀从「なんか思った以上に普通だな。」
(゚、゚トソン「豪邸だと思ったか?」
(゚、゚トソン「空条家はこの国の人間にしては珍しく質素倹約に努めていてな。贅沢はあまりしなかったらしい。」
(゚、゚トソン「入るぞ」
ーーーー空条の家・1階リビングーーー
从 ゚∀从(………当然だが人の気配がない。ただ家具はそのままにしてあるみたいだな。大部分が残っている)
67
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:31:31 ID:R2uqkpd.0
(゚、゚トソン「知っているか?治安維持隊が行方不明の通報を受けて捜査をしたが、争った形跡が全然無いらしい。しかもテーブルの上には食事が置かれていてな。これからまさに家族で食べようという様だったらしい」
(゚、゚トソン「そんな家族がいきなり失踪するか?」
从 ゚∀从「確かに奇妙な話だ」
(゚、゚トソン「夕闇列島内でもかなり噂になったよ。借金をこさえて【深海】に逃げたか、ヤバい事をして悪い連中に消されたとかな。」
从 ゚∀从「……………」
(゚、゚トソン「さてお喋りはお終いだ。お前は隈なく手掛かりを探せよ。私は辺りを警戒しておく」
从´゚∀从「一緒に探してくれないのか?」
(゚、゚トソン「私にそこまでの義理は無いし、何より見張りは必要だろ。こんな所を誰かに見られたらなんて言い訳するんだ?」
(゚、゚トソン「バレそうになったら教えてやるから。さっさとやるわよ」
68
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:32:32 ID:R2uqkpd.0
私はトソンの意見に従い、空条家の探索を始めた。
2階に登り、部屋をつぶさに見て回る。
そして、とある部屋の前で私の足は止まった。
ーーーードクオの部屋ーーー
ドアを開け、部屋に入る。
家具には薄っすら埃が積もっており、この家に主がいない事を改めて実感する。だが家具や小物はそのままにされていた。
从 ゚∀从(きっとドクオの帰りを待ってたんだ。いつ帰ってきても部屋が使えるように。)
从 ゚∀从「ドクオの帰る場所はここだったんだ………」
从 ゚∀从「……………」
69
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:33:12 ID:R2uqkpd.0
ちょっとした悪戯心だった。
男の子はベッドの下にえっちな本を隠していると聞く。
アイツはきっと巨乳とかおっばいばっかの本だと思うが、はたして………。
从;゚∀从(…………?)
ベッドの下にえっちな本は無かった。たが、代わりに『変な物』を見つけた。
从;゚∀从「なんだぁこれは?『石』?」
つ♢
約5cmの薄荷色に輝くそれは『鉱石』の様だった。
从;゚∀从(ドクオに鉱石の趣味は無いはずだ。彼の物でなかったら……?もしかして犯人の物?)
残念ながら私に石の知識は無い。トソンに聞くしかないだろう。
70
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:33:54 ID:R2uqkpd.0
ーーー空条の家・1F応接室ーーー
(゚、゚トソン「うーん。分からないな。石ころに興味は無いし」
从´゚∀从「そっかー」
(゚、゚トソン「そーゆーのは【海中】にいる『質屋』に聞けよ。鑑定ついでにウンチクを言ってくれるからな」
(゚、゚トソン「それよりも、これを見ろ」
m9
トソンが指差した先には「金庫」があった。
金庫には6つの小さな液晶パネルに数字キー。
そのすぐ下には3つのランプがあり、その内2つは赤く付いていた。
71
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:34:21 ID:R2uqkpd.0
(゚、゚トソン「夕闇列島名物『防犯金庫』だ。暗証番号を3回間違えると爆発し、不審者と中の物を木っ端微塵にする」
从;゚∀从「物騒過ぎるッ!!」
(゚、゚トソン「だが、お陰でセキリュティには信頼がおける。」
(゚、゚トソン「他の何者か?治安維持隊の手癖の悪い奴か?どちらにしても、2回試してダメだったから諦めたみたいだ。」
(゚、゚トソン「きっと大事なものが入っているんだろうな」
从 ゚∀从「……………」
72
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:34:46 ID:R2uqkpd.0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
('A`)「実は父も僕(やつがれ)と同じ、いや、それ以上におっぱいが大好きなんだ」
从 ゚∀从「………へぇー、そう……」
('A`)「父は女性にモテた。その中でも一番美しいおっぱいを持つ女性を選んだ。それが母だ」
从 ゚∀从「ドクオとは大違いだな」
('A`)「傷つくわー」
从 ゚∀从「あと、それはトイレのドアを開けて言うことかな?今ならしこたま殴るだけで勘弁してやるよ」
('A`)b「大丈夫。僕はおっぱいにしか興味無しスカトロ趣味は無し。安心して、おしっこをしてくれ」
从 ゚∀从「よし、わかった。お前の生爪全部剥がすわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
73
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:35:45 ID:R2uqkpd.0
从 ゚∀从
从 ゚∀从「081081(おっぱいおっぱい)、っと」ピッピッ
(゚、゚;トソン「ちょヤメろ!!爆発すんだろうがァア!」
金庫ピーン!
金庫「ロックヲカイジョシマシタ」
(゚д゚;アゼン「嘘ォ!!」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙ 从;゚∀从つ︎ I ┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
「見ろ、トソン。これは………これは何だ?」
それは金属の箱だ。細長い長方形で中に何かが入っている。
形のイメージとしてはサラン○ップの箱に近い。
74
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:36:26 ID:R2uqkpd.0
(゚、゚;トソン「何だ?箱の表面に何か書いてあるぞ。」
从 ゚∀从「ID225689?」
(゚、゚;トソン「は?何それ?」
从;゚∀从「分からないな。とりあえず持って帰るか?」
(゚、゚;トソン「あまり考えてる時間は無い。長居し過ぎた。」
二◎つ
私達はあの後、空条家を後にした。
空条家に私達の侵入が発覚し、治安維持隊の警戒レベルが上がったのは、その2日後のニュースで知った。
証拠は残していないので、私達だとバレてはいないが、もう捜査は出来ないだろう。
75
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:36:54 ID:R2uqkpd.0
(゚、゚トソン「結局、あの家で見つかったのは変な金属の筒とよく分からん石だけだったな」
从 ゚∀从「それでも何も無いよりはマシさ。」
(゚、゚トソン「あと私の用心棒になる約束はちゃんと守れよ。まず手始めに、だ。」
(゚、゚*トソン「オムライスとか作れるか?」
从 ゚∀从=3
从 ゚∀从「アイアイさー、ボス」
76
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:37:30 ID:R2uqkpd.0
ーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーー【水平線】52階・娼館ーーーー
(//、///グッチョグッチョ
「アッん♡アッ♡アッ//ダメ////アッ」
(* ><)パンッパンパンッパン////
(* ><)「と、トソンお姉ちゃん………もうイッちゃうんですっ」
(//、///トソン「いいよッ///な、膣内(なか)に出してぇ!」
:(* ><):「ふわぁあああああ………」ビュryビュル
(゚q ゚*トソン「孕むぅううううう///////」
77
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:38:31 ID:R2uqkpd.0
(//、//ハァハァ♡
(* ><)ハァハァ////
( ><)「…………………」
( ><)「トソンお姉ちゃん、悩み事なんですか?」
( ><)「………いつもより上の空って感じでしたよ」
( 、 トソン「…………そんなこと………」
ーーーーーーーーー从 ゚∀从ーーーーーーーーー
(゚、゚トソン「………………………」
( ><)「お友達とケンカしたんですか?」
(゚、゚トソン「…………そう、かもね………」
78
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:39:07 ID:R2uqkpd.0
ーーーー41階【海中】エリア・質屋ーーーー
从 ゚∀从(何も知らない国で闇雲に動くのは危険だと思ったから行動に移さなかったが、もういいだろ)
从 ゚∀从(この石を鑑定してもらい、犯人を捜す)
つ◇
「おまたせ致しました。」
(´・ω・`)「本日担当させて頂きます。燐葉石ショボンと申します。」
从 ゚∀从「宜しくお願いします」
从 ゚∀从つ◇
「早速だが、この鉱石を鑑定してくれ」
(´・ω・`)「…………………。拝見します。」
79
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:40:13 ID:R2uqkpd.0
眉尻の下がった男はハインから石を受け取り、鑑定を始めた。ルーペの様な物でじっくりと観察する。やがて口を開いた。
(´・ω・`)「これをどこで手に入れましたか?」
从 ゚∀从「祖母の形見なんです」
もちろん嘘である。出所を聞かれた時に怪しまれないようにする為だ。
(´・ω・`)「これは『フォスフォフィライト』と言って、産出量の少ない珍しい鉱石なんです。」
(´・ω・`)「その為、研磨すれば大変高価な宝石になります。そうですね、この大きさなら、このぐらいのお値段は付きますよ」
从;゚∀从(うぉっ!?0がいっぱいある!!マジかッ!!?)
(´・ω・`)「当店で出せる金額は今このぐらいですね。お時間を頂ければ、各店舗から資金を集めます。」
(´・ω・`)「そのぐらいの価値はありますよ」
从;゚∀从「あー、また来ます……」
80
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:40:45 ID:R2uqkpd.0
ーーーーー【海中】34階ーーーーーー
从;゚∀从(………事実として、あの鉱石は高い価値を持つもので、ドクオの生家である空条家の一室から出てきた)
从 ゚∀从(この石は『破片』だ。これが空条家の家族が失踪した手掛かり……)
男「すいません………」
从 ゚∀从「あ?」
声を掛けられ、思考の渦から顔を上げると若い男がハインに声を掛けてきた
81
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:41:35 ID:R2uqkpd.0
男「すいませェん。道を尋ねたいンですけどォ」
从 ゚∀从「お前、私が暇そうに見えるのか?他をあたれよ」
男「そう言わずにさァ、お願いしますよォ」
男はそう言ってハインの下腹部に「銃を突きつけた」
从 ゚∀从「……………」
男「大人しくしろ。一緒に下の階の路地裏に来てもらおうか」
ーーーーーー【海中】33階・路地裏ーーーーー
男に脅され、ハインは33階の路地裏に連れてこられた。
そこにはガラの悪そうな男が1人待ち構えていて、意地の悪い薄笑いを浮かべていた。
82
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:42:05 ID:R2uqkpd.0
チンピラ「Yo-yo!逃げようなんて思うなよ!ここには監視カメラなんかねぇ無法地帯だからよ!!」
男「お前質屋から出たよな?なんか換金したって事だろ?」
男「死にたくないなら大人しく金目の物を全部出せ」
从 ゚∀从
男「なにダンマリ決め込んでいるんだ?今から死体になる練習か?」
チンピラ「それとも早速でっちゃったのかもよッ!!言葉が分からない作戦ンンンンンンンンン!!!」
从 ゚∀从「こんな事をして治安維持部隊が黙ってないだろ?」
83
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:42:53 ID:R2uqkpd.0
チンピラ「治安維持隊!?ブフーっ!何も知らねーのかコイツぅ」
男「言ったはずだ。ここは『監視カメラの無い場所』だ。つまりは俺らの『職場』なんだよ」
「ここでの出来事は治安維持部隊も黙認している。そいつらのみたいなクズでも仕事をして税金を納めさせる為だ」
男「あ!?誰だ?!?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ(゚、゚トソンゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
.
84
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:43:27 ID:R2uqkpd.0
从;゚∀从「トソン…………」
(゚、゚トソン「路地裏の出来事はこの国の皆が知っている。だが皆黙っている。」
チンピラ「おっほぉ!上玉が2人もいるじゃあねぇかァ!」
チンピラ「どうせ殺しちまうんだろ?ヤッちまってもいいよな!な?な?」
(゚、゚トソン「こいつらにも生活がある。だから容赦とか慈悲は一切期待出来ない」
(゚、゚トソン「お前は目的も果たさず、黙って犯されて死ぬのか?」
从;-∀从=3「仕方ねーな」
85
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:43:50 ID:R2uqkpd.0
男「オイっ!妙なマネすると…」
从 ゚∀从「銃で脅したいんだったら安全装置くらい外せよ」
男は咄嗟に銃を見た。安全装置は外れており、いつでも発射出来るようになっている。
男「外れてんじゃ从 ゚∀从「そうだ。嘘だ」
从 ゚∀从つrー<・ズドンッ!
男は眉間に鉛玉を喰らい、銃声と共に絶命した。
86
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:44:47 ID:R2uqkpd.0
チンピラ「て、テメェッ!!!」
ハインは振り向きざまに3発発砲した。弾丸はチンピラの肝臓と腎臓2個を撃ち抜いた
チンピラ「ギィヤアアアォアアアアアイ!!!!!グゥウツウククウウウウウウウ……………」
从 ゚∀从「次からちゃんと相手を見て選べ」
つrー<
从 ゚∀从つrー<・┣゙ン┣゙ンッ!
.
87
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:45:40 ID:R2uqkpd.0
从 ゚∀从「皆知っているが、皆黙っているか……。掠奪の金を税として奪うこの国はなんなんだ?」
(゚、゚トソン「この国が病んでるように思うか?ハインリッヒ・ブルー」
(゚、゚トソン「でも私達はこの生活しか知らない。生まれた時から奪う事しか教えて貰えなかったから。」
.
88
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:46:20 ID:R2uqkpd.0
从;-∀从「………済まない。トソンの気持ちも考えずに勝手な事を言ってしまった」
(゚、゚トソン「前にも言っただろ。言葉じゃあなく金か行動で示せって」
(゚、゚*トソン「手始めにな、オムライスを作ってもらおうか」
从 ゚∀从
从 ゚ー从「アイアイさー、ボス!」
89
:
◆8aac7uEWYg
:2018/02/17(土) 22:47:26 ID:R2uqkpd.0
「あと喉に良いものを食べたいな。」
「娼館のビロちゃんにいっぱいマ○コ突かれてさぁ、喘ぎまくって喉痛めちゃった。」
「そーゆーとこ、本当にヒく。」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
90
:
同志名無しさん
:2018/02/18(日) 11:14:31 ID:xn4OSgs20
乙
ハインはほんとにたくましくなったなぁ
91
:
同志名無しさん
:2018/02/19(月) 02:17:36 ID:i3d56EdI0
ロクでもねえ回想過ぎて笑ったわ
92
:
同志名無しさん
:2018/02/20(火) 06:37:04 ID:nYWWNszE0
乙
安全装置のくだりいいね
かーっこいい!!
93
:
同志名無しさん
:2018/02/22(木) 22:46:40 ID:cSnqc06k0
>>73
不覚にもワロタ
94
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 00:59:27 ID:az6z/3C20
#5 強奪(ヴァイキング)
西暦2102年2月15日
今から43年前。世界は海に沈んだ。
南極と北極の氷が溶けて、ほとんどの大地が海に沈んだ。
その際に人類も壊滅したが、全滅にはならなかった。
生き残った人々で持てる技術を駆使し、人口島や強化プラスチックの浮島、風力や太陽光などの自然エネルギー、果ては海藻などの藻類から取れるバイオ燃料。
だげど、私達にはそんな話は関係ない。
生まれた時から奪う事しか教えて貰ってない。
ここは【深海】。頼れるのは自分だけ。
95
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:00:14 ID:az6z/3C20
ーーーー【深海】・9階ーーーー
ハハ ロ -ロ)ハ(もうちょっと味噌を足すか?野菜もクズばかりだけど煮込めば食べれそう)
ハハ ロ -ロ)ハ「よし、出来た♪」
「ママァー!ママァアア!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「はーい、今ご飯持ってくねぇ」
彼女の名前は伊藤ハロー。『9歳』の女の子。
彼女はこの劣悪なスラム【深海】で同居人と暮らしている
96
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:00:52 ID:az6z/3C20
('、`*川「ママ!ママ!ママぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「今日のご飯は野菜の雑炊だよ。栄養満点だから沢山食べてね」
('、`*川「ママァ!ぺににご飯食べさせてぇー」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ンフフ。ペニちゃんは『27歳』になるのに甘えん坊さんですね」
('^ `*川「プンプン!ママ意地悪言わないで!」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ごめんごめん。ホラ口を開けて」
('д`*川「アーン」
('〜`*川「おいちぃーー」モムモム
97
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:01:26 ID:az6z/3C20
ハハ*ローロ)ハ「うふふふふ」
( 、 *川「フワァ〜〜〜〜〜」ショワー
('、`*川「ママァ!ぺにねぇ、しーっしちゃった」
ハハ ロ -ロ)ハ「うん。じゃあオムツ取ろっか」
ハローは慣れた手付きで同居人の下を脱がせる。
履いていたオムツをとり、屎尿で汚れた尿道と膣口をウェットシートで拭いてやる
98
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:02:17 ID:az6z/3C20
(//、//*川「あっ///あっ///」
(//、//*川「ママ!ママ!ぎゅっする!ぎゅっするぅぅ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「あっ!ちょっと拭きにくいじゃん。めっするよ、め!!」
(//、//*川「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
下半身がとたんに粘度を帯びる
ウェットシートを離すと愛液が糸を引いた。
ハハ*// -///)ハ「ぺにちゃん………シたいの?」
(//、//*川 コクン♡
99
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:03:23 ID:az6z/3C20
ーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
(-、-*川………すっーー………すっーー
ハハ*ロ -ロ)ハ「フフフ……可愛い」
小一時間、2人はお互いに愛撫をし合っていた。同居人の方はイき疲れたのか、そのまま眠ってしまった。
ハハ ロ -ロ)ハ(……食料とか日用品とか……そろそろストックが切れそうだな……)
ハハ ロ -ロ)ハ(でも私を雇ってくれるところは精々ロリコン専用の娼館……。それに『ペニサス』を置いていく事は出来ない)
ハハ ロ -ロ)ハ(【深海】生まれの私は奪う事しか知らない。私が、私がこの日常を守らなきゃ)
ハハ ロ -ロ)ハつ□ スッ
100
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:04:14 ID:az6z/3C20
ハローは一世代前のスマートフォンを取り出し、電源を入れる。
メールも電話もアプリも起動出来ない。ネットがギリギリ繋がっているだけだ。
だが、『それで十分だ』。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ へ(○w○へ)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
スマホのディスプレイには大型のバッタの様なヴィジョンが写っている。
青と緑のまだら模様で凄く不気味だ。
ハハ ロ -ロ)ハ「一稼ぎするわよ『ヴァイキング』」
スアァーーーーーーー(゚ ゚д ゚ ゚トソンーーーーッ!!!!
Σ从 ゚∀从ビクッ
101
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:04:53 ID:az6z/3C20
从;゚∀从「どうした?急に大っきい声を出して。」
( 、 トソン「……2円足りない」
从;゚∀从「え?」
(゚、゚#トソン「私の口座残高が2円足んないんだよォオオオ!!!!」
(゚、゚トソン「私は毎日預金残高を確認していて、もちろん額も1銭2銭単位で把握している」
(゚д゚ドウイウコトダヨッ「それなのに急に2円も減っていたんだッ!!」
从;゚∀从「何かの間違いじゃあないのか?使ったのを忘れたとか?」
102
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:05:37 ID:az6z/3C20
(゚、゚#トソン「私は毎日の支出だって記録に付けている。それに2円なんて細かい金、使うのが難しいわ!」
从;゚∀从「えー?……じゃあ、機械が風邪引いたんじゃあない?」
(゚、゚#トソン「ハァ?………ああ、コンピュータウィルスって事?それも無いな」
(゚、゚トソン「最新のセキュリティソフトとファイヤーウォールを使っている。もし破れるとしたら、相当強力なウィルス………」
(゚、゚トソン「……待てよ?もしかすると………」
つ□
そこからトソンのタブレットを監視する生活が始まった。
トイレや食事中、はては睡眠時間を削って液晶に映る預金残高を見ていた。
その瞬間が訪れたのは、監視を始めてから1週間後だった。
103
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:06:15 ID:az6z/3C20
(゚、゚トソン
つ□
(゚、゚トソン
つ□
(゚、゚トソン!
つ□
(゚、゚トソン A^Wつズァアッ
つ□
「捕まえたぞーーーーー!」
从;゚∀从「ビックリした!何を捕まえたって?」
(゚、゚トソン「タブレットには刹那の単位まで口座の動きを反映するソフトを入れた。ここ一週間マジで辛かったが、チャンスは私にある」
(゚、゚トソン「ハインには見えないかもしれないが、『犯人』はここにいる」
104
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:07:10 ID:az6z/3C20
┣゙┣゙┣゙┣゙S ^A^Wつ(○w○へ;)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
(゚、゚トソン「数字が変わった瞬間、私のスタンドで捕まえてやった」
从 ゚∀从!「原因は何者かのスタンド能力!」
(゚、゚トソン「このタイプはパワーが無い分、射程距離が広いのが特徴だ。大きさも昆虫と同程度の事を考えると、おそらく群像型のスタンド。」
(゚、゚トソン「十中八九、こいつの能力は『他人のネット口座から電子マネーを掠奪する事』。」
(゚、゚トソン「1円か2円なら発覚が遅れるし、もしかしたら気づかない人もいるわね」
从 ゚∀从「だけど、そんな小銭を奪ってどうする気なんだ?」
105
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:07:44 ID:az6z/3C20
(゚、゚トソン「いい事を教えてあげる。昔から『塵も積もれば山となる』って言葉があるんだ」
(゚、゚トソン「群像型の特徴はスタンドのヴィジョンがめちゃくちゃ多いんだ。下手したら数百体もいる。そんなのが1円とか集めたら、かなりの金額になるわ」
从;゚∀从「やべーな……で、どうする?」
(゚、゚#トソン「もちろんヤキを入れてやる!当然だろ」
从 ゚∀从「落ち着けよ。犯人の目星はついてんのか?」
(゚、゚トソン「大丈夫よ。私に考えがある」
106
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:08:23 ID:az6z/3C20
ーーー4日後・【深海】9階ーーー
从;゚∀从「ここに来んのは久しぶりだな。覚えてる?あの魚人共に殺されそうになった事」
从 ゚∀从「ホントにこの階層にいるのか?」
(゚、゚トソン「ああ。その証拠に『見えるわ』、ワラワラと沸く虫ケラが。」
トソンの瞳にはフロアを埋め尽くす程の虫型スタンドが写っていた。
スタンドは電子マネーだけでなく、道に落ちている貴金属や小銭などを盗っている感じだった。
107
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:08:46 ID:az6z/3C20
从 ゚∀从「一体何をしたんだ?」
(゚、゚トソン「ネットに噂を流したのよ。『大規模な金融恐慌が起きて電子マネーか使用出来なくなる』って。」
从;゚∀从「そんなのに引っかかる奴がいるのか」
(゚、゚トソン「当然いない。ある程度の教育を受けていたら、こんな与太話信じないし、アホな奴はそもそも電子マネーが分からない」
(゚、゚トソン「これに動揺する奴はな、自分の世界に閉じこもって他者とのコミュニケーションを取らない奴よ。自分自身が絶対だから、話を鵜呑みにすると途端に盲目的になってしまう。」
(゚、゚トソン「そぉーら見えてきた。『ここが』一番虫が多い。」
108
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:09:10 ID:az6z/3C20
ハハ;ロ -ロ)ハ「クソ……集まりが悪いな。私のヴァイキングじゃ一気に大金を稼げない。」
ハハ;ロ -ロ)ハ「金融恐慌が始まる前に稼げるだけ稼いで、換金率の高い貴金属とかに変えないといけないのに…………」
ハハ;ロ -ロ)ハ(いや待て。話しを聞いて慌てて行動を起こしたが、そもそも情報の真偽はどうなんだ?)
ハハ ロ -ロ)ハ「情報がもしガセなら得するのは誰?相場師?ただのイタズラ?」
ハハ;ロ -ロ)ハ(私を罠にハメる為………?)
めっちゃくっさい玉「正解者にはプレゼントをあげるよ!!!!!」
ハハ;ロ -ロ)ハ ハッ!?
めっちゃくっさい玉イッチャウウウウウウウウ!!!プシャアアアアアアアアアアア!!!
ハハ;ロдロ)ハ「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア臭ッセェええええええええええええええええええッ!!!!!!」
109
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:09:38 ID:az6z/3C20
(゚、゚トソン「凶悪犯が立て籠もった時に効力を発するのは光や音では無く、煙や人糞と魚を混ぜた臭いが1番効くそうだ。」
从;゚∀从「臭っせ!!私の手臭っせ!!!」
(゚、゚*トソン「ははは!でも効果は絶大だ。スタンドのヴィジョンも消えている!本体は相当パニッくってるぞ!!!」
从;゚∀从!?
从;゚∀从「おい見ろ、建物から誰か出てくるぞ!」
110
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:10:35 ID:az6z/3C20
ハハ;-;)ハ「クソ!誰がこんな事をッ!」ズルズル
ズルズル( 、 *川「………………」ズルズル
ハハ;-;)ハ「ペニちゃん、気絶しないで!」
ハハ;-;)ハ ハッ
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
从 ゚∀从ハハ;-;)ハ(゚、゚トソン
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
.
111
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:11:04 ID:az6z/3C20
从;゚∀从「こんな小さな女の子が例のスタンド使いなのか?」
(゚、゚トソン「年齢は関係ない。過去には赤ん坊のスタンド使いがいたケースもある。要は精神力の問題さ」
(゚、゚トソン「おい、これから私達は死ぬ一歩手前までお前を痛めつけてやるからな。」
(゚、゚トソン「二度とナメた真似はさせねぇ。心の底から後悔しろ。」
( 、 *川ピク
( 、 *川「……マ………な………」
(゚、゚トソン「あ?」
ハハ ロ-;)ハ「ペニちゃん………?」
112
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:12:14 ID:az6z/3C20
( ゚、゚#川「ママに手を出すなぁ!!!」
⊂彡ビュンッ!!
从;゚∀从rー<・ドンドンッ!!
「トソンッ!!防御しろォ!!」
S ^A^W、゚;トソン ビシッビシっ
ハインは反射的に投擲物に向かって発砲した。
破片が弾丸によって飛び散る……。
S ^A^W、゚;トソン(いや、これは破片じゃあないぞ……)
113
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:13:42 ID:az6z/3C20
S ^A^W、゚;トソン「……『鉄球』だ。パチンコ玉ぐらいの小さな鉄球だ……」
ズズズズ( 、゚;トソン「うぉおおおお!!私の左が!」
( 、゚;トソン「『左半身が消えていくゥウ!!』」
ゴ ゴ ゴ ゴ ∀从「マジだ!!ヤバイぞ!!左が!!し、死ぬのか!?」
( 、゚;トソン「この能力は………ッ!?」
114
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:14:17 ID:az6z/3C20
( 、゚;トソン「お前、『伊藤ペニサス』か?」
………∀从「知り合いか?」
( 、゚;トソン「『有名人』だよ」
('、`*川「………もう終わった話だ。今は歩く事もままならない。」
ペニサスと呼ばれた女はずっと腹ばいになっていた。
115
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:14:50 ID:az6z/3C20
( 、゚;トソン(……足の腱でも切られているのか?)
□⊂(゚、゚トソンズズズズ
「……私の連絡先だ。よかったら話を聞かせてくれ」
ハハ#ロ -ロ)ハ「いきなり襲ってきたクセに何言ってんのよ!」
('、`*川 チラッ
('、`*川「今日は帰ってくれ。ママが怒っている」
从; ゚∀从ズズズズ
「おお、左半身が戻った………」
从; ゚∀从(………ママって何?……)
116
:
◆8aac7uEWYg
:2018/03/17(土) 01:15:19 ID:az6z/3C20
各々、複雑な心境を抱えながら、その日は帰路に着いた
ハイン、トソン、ハロー、そして伊藤ペニサス。
この4人を影から覗く者が居た
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
川 々 )「…………キヒャヒャ」
川 ゚ 々゚)「見ツケタゾ………!!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
117
:
同志名無しさん
:2018/03/17(土) 22:11:18 ID:0mZtA7Xk0
OTSU
118
:
同志名無しさん
:2018/03/19(月) 00:09:46 ID:iyI.bW4k0
乙
ハーヴェストみたいなスタンドだね
119
:
同志名無しさん
:2018/03/19(月) 19:36:48 ID:LGqI8jlA0
またブッ飛んだ奴が出てきたな
120
:
同志名無しさん
:2018/03/23(金) 06:19:01 ID:Mwi/UNdc0
乙
ウェカピポさんよォー
121
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:09:41 ID:4OFA9oy20
スタンドデータベース②
スタンド名:強奪(ヴァイキング)
スタンドAA:へ(○w○ へ)
本体:伊藤ハロー ハハ ロ -ロ)ハ
能力:ネットバンキングから電子マネーを掠奪する。奪う金額は1円〜5円程度であるが、群像型のスタンドであり、そのヴィジョンの数はは数百万にもなる。
122
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:10:34 ID:4OFA9oy20
#6 ブラックダイアモンド
事態は切迫している。
へ(○w○ へ)从;゚∀へ(○w○ へ)へ(○w○ へ)
ハハ#ロ -ロ)ハゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ハハ#ロ -ロ)ハ「1週間前からペニサスが私の前から消えたわ。方々探して、ようやく貴女達の塒を見つけた」
ハハ#ロ -ロ)ハ「あのトソンって言う女が仕掛けたんでしょ?ペニサスは何処へやったの?返して」
ハハ#ロ дロ)ハ「返せッ!!!!!」
123
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:11:09 ID:4OFA9oy20
へ(○w○ へ)从;゚∀((○w○ へ)
「落ち着けよ。行方なんて知るわけない……って言いたいところだが、実は同じ時にトソンも『出かけます』って書き置きを残して出ていったんだわ。」
へ(○w○ へ)从;゚∀((○w○ へ)
「誰かに拉致られたとかなら、トソンは何らかの痕跡を残すし、お前の話の日にちを符号すると、どうも一緒にいるっぽいな」
ハハ#ロ -ロ)ハ「だから何?」
へ(○w○ へ)从 ゚∀((○w○ へ)
「まずは私にまとわりついているだろうスタンドを解除してくれ。話はそれからだ。」
ハハ ロ -ロ)ハ「……………」
124
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:11:43 ID:4OFA9oy20
从 ゚∀从ブァン”
从 ゚∀从=3「ふぅ楽になった」
从 ゚∀从「ありがとう。話を聞いてくれるって事だな?」
ハハ ロ -ロ)ハ「………別にアンタを信用したわけじゃあない。他に手がかりが無いだけよ……」
:ハハ - )ハ:「ペニサスは私が居ないとお外にも出れないし、ご飯だって1人で食べられない。おトイレだって……」
ハハ - )ハ「もし、あの子が独りぼっちで酷い目にあってると思うと、怖くて………」
从 ゚∀从「…………」
ハインはハローに近づくと、彼女の頭を優しく撫でた。
从 ゚∀从「安心しろ。あの姉ちゃんは私が見つけてやる。たまには大人に頼っていいんだ。」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ふ、フン!別に嬉しいとか思ってないからなッ!!襲撃のお詫びとして仕方なしに付き合わせてあげる」
125
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:13:03 ID:4OFA9oy20
ーーーーー【海中】33階ーーーー
从;゚∀从「と言ってもだな、全く手がかりが無いですけど………」
ハハ;ロ -ロ)ハ「えー……さっき見つけてやるって言ったじゃん。」
从 ゚∀从「まあ待て。こーゆーのはまず足で稼ぐんだよ」
从 ゚∀从”ピクッ
ハハ ロ -ロ)ハ?「どうしたの?」
从 ゚∀从「リアクションをしてもいい。ただ絶対に振り返るな」
从 ゚∀从「何者かに追跡されている」
126
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:39:40 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「え!?」
从 ゚∀从「人通りの多い所だからな。気配が読みづらい。だが『確実にいる』」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ど、どうするの?」
从 ゚∀从「勿論、こっちから仕掛ける」
ハイン達はフロアの裏路地に歩みを進めた。
監視カメラの無い無法地帯へ。
裏路地を10mも進まない内にハイン達は黒服の男達に囲まれた。
黒服A「お前……俺達に気づいてたのか?度胸のある女だ」
127
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:40:30 ID:4OFA9oy20
黒服B「また『あン時』みたいに、このアマも犯してしまパァン。:::・゚::::・゚::・。
从 ゚∀从rー<・ドンドンドン!
ハハ;ロ -ロ)ハ「ちょっ!え、え!?」
1人の黒服を射殺して、他の黒服達が混乱している隙に、さらに射殺する。
ハインは瞬く間に黒服達を皆殺しにした。
ハハ;ロ -ロ)ハ「怖ぁ………絶対殺すマンかよ……」
从 ゚∀从「私が敵じゃなくて良かったなハロー。」
「クククククク…………」
128
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:41:19 ID:4OFA9oy20
从 ゚∀从!?
ハインの後方から低く笑う声と、コツコツと足音が聞こえてくる。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ川 ゚ 々゚)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
振り向けば、そこには『悪意』が居た。
川 ゚ 々゚)「見ツケタゾ……」
从 ゚∀从「こいつらのボスって所か?お前の思慮の浅い作戦でお友達はみんな死んだぞ」
129
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:43:48 ID:4OFA9oy20
川 ゚ 々゚)「コイツラハ実行部隊(トッコー)ダ。シヌ事モ仕事ノヒトツダ。ソレニチャント役目ヲ果タシテクレタ」
川 ゚ 々゚)「サッキ何発撃ッタ?お前ノ銃ニハモウ『弾丸』ハ入ッテナイダロウ?」
从#゚∀从「なら本当に無駄死にだ。」
从#゚д从「私が予備の弾倉を持ってないとでも思ってるのかよォオオオオオオ!」
ハインは素早くリロードを行おうとした。
130
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:44:32 ID:4OFA9oy20
|斬ッ!!
∩ミ
川 ゚ 々゚)「オソイ」
襲撃者が隠し持っていた長ドスがハインの拳銃をバターみたいに斬り裂いた。
川 ゚ 々゚)「コレデリロードハ出来ナイダロウ。次ハ足ヲ頂クゾ」
銀色の刃がハインの両足目掛けて襲ってくる。
その速度は速く、ハインの足は切断
131
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:47:23 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「ヴァイキング!」へ(○w○ へ)
川 ゚ 々゚)つーへ(○w○ へ;)ギリギリ
切断はされなかった。間一髪でハローのスタンド『ヴァイキング』の群れが刃を止めた。
ハハ;ロ -ロ)ハ「何とかしてッ!!私のスタンドは戦闘向きじゃあないのよッ!!」
从 ゚∀从「わかった。何とかしよう」
((⊂彡 =====@チュドーン
ハインはポケットから小型の鉄筒を取り出すと襲撃者に向かって投げる
すぐに煙が出てきて、視界を遮った
川 ゚ 々゚)(煙幕弾か…。)
川#゚ 々゚)「ナメヤガッテ……」
132
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:48:13 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロдロ)ハ「ハッ……ハッ……何とか逃げ切ったけど、何処に向かっているの?何だか奥の方に行ってるんじゃない?」
从 ゚∀从「ああ、そうだ。路地裏の奥に向かっている」
ハハ#ロ -ロ)ハ「ちょっと!人通りの多いの所に向かわなきゃ、こんなの殺して下さいって言ってるようなもんじゃない!!逃げないと!!」
从 ゚∀从「いや逆だ。ここで何とかしないと、次は寝込みとか襲われたら、ひとたまりもない。」
从 ゚∀从「荒くれ者を統率し、自身も戦闘能力に秀でてる襲撃者。場当たり的な強盗じゃあなく私達を狙っている」
从 ゚∀从「ちなみにさっきの煙幕で私の武器は無くなった」
ハハ;ロ -ロ)ハ「は!?じゃあ丸腰なの?………終わった。私達死ぬのね……」
从 ゚∀从「そんなに悲観しなくてもいいぞ。目的の場所にはついたからな」
133
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:48:44 ID:4OFA9oy20
ーーー【海中】33階・路地裏のゴミ捨て場ーーー
ハハ;ロ -ロ)ハ「うへぇ……ばっちい………」
从 ゚∀从「………………」ゴソゴソ
ハハ;ロ -ロ)ハ「よくそんな所を素手で触れるわ。」……イン……イン
ハハ;ロ -ロ)ハ?「何?なんか変な音がする………だんだん近づいて来てるわッ!!!」
|ゴインゴイン!!
∩ミ
川^々^)ゴインゴイン
ー⊂彡ゴインゴイン
襲撃者は驚くべき事に建物の壁を斬り破り、ハイン達の前にショートカットして来た。
134
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:49:14 ID:4OFA9oy20
川 ゚ 々゚)「鬼ゴッコハ楽シカッタカ?」
川 ゚ 々゚)「安心シロヨ。命マデハ取ラナイ。オマエラノ足ヲ斬ルダケダ。」
ハハ;ロ -ロ)ハ「安心出来るかッ!!クソッ!!一か八か、もう一回ヴァイキングで………」
从 ゚∀从
`/⌒ ヽ/L ドォ ̄ ̄ ̄Z____ン
( <ニ□〓〇〓〓Fコ
/_○L|≡)
(__)ー≡
≡
Σハハ;ロдロ)ハ「え………何それ?」
从 ゚∀从「ん?ショットガン」
从 ゚∀从 ダァアアアン!!::・゚::::・゚:
つ( <ニ□〓〇〓〓Fコ<。:::・゚:::: ※
135
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:50:56 ID:4OFA9oy20
ガァアアンッ!!川 々※。:::・゚:::
从 ゚∀从「私はこのフロアの路地裏にいくつもの武器を隠している。追っ手が尾行出来る様に僅かに痕跡を残しつつ、強力な武器がある場所まで誘導する」
从 ゚∀从「捕食者は獲物を追い詰め狩り獲る時に最も油断する。」
从 ゚∀从「狩られたのはお前だったな」
ハハ*ロ -ロ)ハ「きゃああ!カッコいい!」
从 ゚∀从「この至近距離から散弾を撃たれたら、即死…………?」
川 々メ)ユラリ
.
136
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:51:55 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「い、生きてる……?」
从;゚∀从!!「おいっ!アレを見ろ!」
それは奇妙な光景だった。散弾で傷ついたであろう顔には肉が避けた跡ではなく、『黒い宝石』のような物が見えていた。
川 ゚々メ)「チッ……白粉が剥げてしまった」
川 ゚々メ)「そう言えば自己紹介がまだだったな。僕は素直くるう」
川 ゚々メ)「鉱石名は『ブラックダイアモンド』」
ハハ;ロ -ロ)ハ「は?鉱石名?」
137
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:52:36 ID:4OFA9oy20
川 ゚々メ)「硬度10。靭性特級の戦闘に特化した『宝石』だよ。」
从;゚∀从「こいつ気持ち悪いぞ。聞いてもいないのに、自分の個人情報を流暢に話し始めるし……」
从;゚∀从「それに『宝石』だと?何言ってんだコイツ」
川 ゚々メ)「なんで僕が自分の事を話し始めたか理解出来る?」
川 ゚々メ)「僕は人間の事を『可哀想な生き物』だと考えている。」
川 ゚々メ)「寿命と言う限られた生命活動の中で、世代交代と言う脆弱で非効率的なシステムしか持たない生物……」
川 ゚々メ)「心底同情に値するよ。だから僕は人間には優しくするんだ本当だよ。君達を殺すつもりなんて無かった。本当に足を切断して、君のフォスフォフィライトを返してもらうだけだったんだ」
138
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:53:36 ID:4OFA9oy20
Σ从;゚∀从「お前、なんでその事をッ!!」
川 ゚々メ)「だが君達は僕の正体を知ってしまった。正体を知られたからには始末させてもらうぞ」ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
从;゚∀从「……ハロー、私の後ろに隠れてろ」
川 ゚々メ)「試してみようか?本気になった宝石の戦闘能力を。君達の肉は何分もつかな?」
襲撃者は長ドスを握り直し、歩みを一歩進めた。
『壊れゆく鉄球[レッキングボール]ッ!!!』
.
139
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:54:37 ID:4OFA9oy20
从;゚∀从!
川 ゚々メ)))Ф○ギャルギャルギャルギャル!!!
高回転する鉄球が襲撃者を襲う。長ドスの刀身で受け、真上に弾いた。
鉄球は回転を続けながら、小さな鉄球を周囲に飛ばしていく。
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙(゚、゚トソン('、`#川┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
川 ゚々メ)「伊藤ペニサス……」
140
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:55:08 ID:4OFA9oy20
(゚、゚トソン「よぉハイン!元気ィ?」
从;゚ー从「トソン……。テメェ来るのが遅ぇーんだよ」
(^、^トソン「おしっこ漏らしたか?」
从 ゚∀从「お前じゃないから漏らさないな」
(゚、゚トソン「死ね」
从 ゚∀从「お前が死ね」
141
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:55:36 ID:4OFA9oy20
ハハ;ロ -ロ)ハ「ペニー、貴女、足が……。立てるようになったの?」
(゚、゚トソン「金掛かったわー。人工筋肉と神経。リハビリは想像以上に短く済んだけどな。」
(゚、゚トソン「だが投資相手には十分だ。『裏社会最強の殺し屋』ならな」
('、`*川
('、`*川「ママ、怪我はしていないかい?ひどい事されてない?」
川 ゚々メ)「お前ら人間は唾棄すべき存在だ。ペニサス。僕が無力な君に同情してあげたのに、また牙を剥くのか?」
142
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:56:21 ID:4OFA9oy20
('、`#川「同情?お前が私に何をしたのか、私は絶対に忘れない」
川 ゚々メ)「忘れない?そうか、で?復讐したいのか?お前の『左半身失調』は私には効かないぞ」
川 ゚々メ)「お前らはここで終わりだ。殺して魚人の餌にする。」
('、`*川「いいや、終わるのはお前だよ」
('、`*川「『衛星』の攻撃は終わっては居ないッ!」
周辺に散らばった小さな真円の鉄球は高速での回転を続けていた。
そして鉄球の回転のそばの地面がさざ波のように『波打っている』
143
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:57:39 ID:4OFA9oy20
('、`*川「研究を重ね、私は【壊れゆく鉄球】の新しい可能性を見出した」
('、`*川「衛星の回転を最大限に引き上げ、そのエネルギーを伝播させる」
('、`*川「水面に投げた石が生み出す『波紋』の様にエネルギーは地面に伝わり、複数の鉄球のエネルギーと交わる」
('、`#川「エネルギーが交差する場所は新たなエネルギーとなり、増幅されるッ!!」
【:::::川; ゚々メ)ギュンギュンギュン!!
('、`*川「そうだ、ブラックダイアモンド。お前の立っているその場所が交差が一番多く重なる場所だ」
144
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:58:39 ID:4OFA9oy20
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙【:::: W::】┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
回転のエネルギーが霧散しない様に、一つの形あるヴィジョンとして圧縮されていく。
【:::: W::】オォオォオォオォオォオォオォ!!!
【:::: W::】オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!
川。:::・゚:々メ)ガガガガガガガガッ!!
从;゚∀从(すげぇ……。ショットガンでもノーダメージだったのに、粉々に砕いている。なんて破壊力なんだ)
。:::・゚::::・゚::・。 ゚々メ)「この汚らしいアホがーーーッ!!!!」
145
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 18:59:27 ID:4OFA9oy20
m9('、`*川「『カンナム・スタイル』!!これが私のッ!!技術の到達点だッ!!!」
【:::: W::】Yeaaaaaaaah!!Sexy BABY!!
。:::・゚:::・。 ゚々メ)グゥウ……
。:::・゚:::・。 ゚々メ)「こ、こんな……糞!嘘だ」
。:::・゚:::・。 ゚々メ)「お前ら……死んだぞ。絶対に殺してやるからな……」
('、`*川「そうか。だが、それはお前じゃない」
('、`*川「お前はここで終わりだ」
【:::: W::】オラァ!!
。:::・゚::::・゚::・。 バキィイン!!
襲撃者はトドメを刺され、細かな破片と塵になって、空中に消えた。
146
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 19:00:03 ID:4OFA9oy20
从;゚∀从「こんな……こんな生物がいるのか……」
('、`*川「いや、コイツらは生物じゃあない。」
从 ゚∀从「コイツは何なんだ?アンタ何か知っているのか?」
('、`*川「……聞いたら戻れなくなるぞ。いいのか?」
从 ゚∀从「構わない」
ハインは真っ直ぐペニサスの目を見た。
147
:
◆8aac7uEWYg
:2018/04/14(土) 19:00:34 ID:4OFA9oy20
从 ゚∀从「コイツは私の持つ物に興味を示した。失踪した空条家について、何らかの関わりを持っているはずだ」
从 ゚∀从「だからお前の話を聞かせてくれ」
('、`*川「………場所を移そうか。話してやる」
('、`*川「夕闇列島の闇、『宝石』の存在を……」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
148
:
同志名無しさん
:2018/04/14(土) 19:20:03 ID:OemN.d/c0
加速して来たねー
ていうかペニサスカッコよしなんすけどw
149
:
同志名無しさん
:2018/04/16(月) 21:11:32 ID:4XtTbI3U0
乙
150
:
同志名無しさん
:2018/04/16(月) 21:17:21 ID:Xe8RTN860
乙!
前話のペニサスどこいったん
151
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:00:50 ID:M7kvS9X20
スタンドデーベース③
スタンド名:カンナム・スタイル
スタンドAA:【:::: W::】
本体:伊藤ペニサス
能力:触れた物を破壊する。
ネアポリス護衛鉄球【壊れゆく鉄球(レッキングボール)】の衛星の回転エネルギーが収束した力。
厳密にはスタンド能力ではなく、鉄球の技術と科学の複合テクノロジーの結晶と言える。故にスタンド使いでない普通の人間にも見える。
元ネタは韓国のアーティストPSYの「江南スタイル」。
152
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:04:11 ID:M7kvS9X20
#7 美しくも残酷な『宝石』の物語
ーーー【水平線】59階・庭園ーーー
夕闇列島には自然と戯れる場所が数カ所ある。
【水平線】59階にある庭園もその一つであり、何かとストレスの多い住民の癒しのスポットである。
ハハ/// -//)ハ「ーーァアア嗚呼♡ヒィイイイン♡」
('ー`*川「ママ、イキたいんだね?ママの膣(ナカ)欲しがって、私の指を締め付けてる」
ハハ/// -//)ハ「ヤダァ!イキたくない!イッたら寝ちゃうもん!私だけ蚊帳の外になっちゃう!」
ハハ/// -//)ハ「私もペニの話を聞く……
ハハ/// (` *川ハ ンッ………
ペニサスはハローの口を塞ぎ、彼女の上顎を舌でなぞった。
153
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:04:37 ID:M7kvS9X20
ハハ/// -//)ハ「〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡!!」
刺激が強いのか、細かく震えながら、ハローの下から愛液が滴り落ちる
ペニサスは十分に口内を犯した後、ハローの耳に顔を近づけ囁いた。
('、`*川「ママ、我慢しないでイッていいよ。つーか、」
('ー`*川「イッちゃえ♡」グッチョグッチョグッチョグッチャ
::::ハハ/// 益//)ハ::: フーッ
「ーーーーーーーーーーッ♡♡♡♡!!」ビクビクビクビク
154
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:05:05 ID:M7kvS9X20
ハローは大きく震えると、そのまま気絶した。
('、`*川ユビヲナメナメ
('、`*川「さて何から話そうか……」
从;゚∀从「いやいやお前馬鹿なのか?こんな屋外で何やってる?頭おかしいンじゃねーの?」
从;゚∀从「トソンよりイカレてる奴初めて見たわ。」
(゚、゚トソン「おい。私を引き合いに出して、勝手にdisんじゃねぇ」
('、`*川「私はママと片時も離れたくない。だが、これからする話は危険過ぎるから聞かれたくない。ママはオーガズムを感じると気絶するように眠る。」
('、`*川「よってママをイカせて眠らして、その間に話せるだけ話す。これが最適解だ。」
155
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:05:27 ID:M7kvS9X20
从;゚∀从「何だコイツ?キャラ濃すぎだろ。こいつの武器もよう分からんし。」
('、`*川「では私の事から話し始めよう。」
('、`*川「私は伊藤ペニサス。職業は科学者。」
('、`*川「科学を追求し、新しい技術を創造するには如何せん金が掛かる。スポンサーがつけばいいが、そんな恵まれた科学者は一握りだ。」
('、`*川「この国で高級取りになろうと思ったら、高級娼婦か殺し屋になるしかない。私は副業として殺し屋になることを選んだ」
(゚、゚トソン「まあ、ありがちなパターンだよな」
从;-∀从「頭痛くなってきた……」
156
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:06:01 ID:M7kvS9X20
('、`*川「ちょうど今から5年前。この国で『奇妙な死体』が発見された。」
从;゚∀从「死体?」
('、`*川「そうだ。その死体は最初『老人だと思われていた』。だが歯型の記録を調べていくと、その死体は『20代の若者』だった。」
(゚、゚トソン「あー、あったな。そんな話。訳の分からんゴシップ誌が話のネタで載せてた気がする」
('、`*川「治安維持隊はなぜか『即刻捜査を打切り』、事件も時と共に人々から忘れさられた」
('、`*川「だが、私はこの事件に興味を持った。治安維持隊のデータベースをハッキングし、医療データを検証した結果、さらに驚くべき事が分かった」
157
:
◆8aac7uEWYg
:2018/05/15(火) 00:07:10 ID:M7kvS9X20
('、`*川『若者の医療データとその死体のDNAが全く一致しなかった』
('、`*川「指紋、耳紋、歯型などは全て若者だが、DNAは全く違う人物……。これが何を示しているか分かるか?」
从;゚∀从「あー…………?」
('、`*川「人類の発展の歴史は技術の発展の歴史でもある。」
('、`*川「人が石や木を削り武器を作ったのが最初だ。そこから鉄や銅など金属を利用し、電気を発見し、インターネットなどの電子工学、原子力、自然エネルギー。産業の革命が起きる度に技術は発展してきた」
('、`*川「だが人間は文明の始まったずっと昔から絶対未解決の領域を抱えている」
('、`*川「過去の賢者達はそれを克服する事をやめ、受け入れる道を『正』とした領域だ。」
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