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205
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:19:30 ID:VTr7n4sc0
lw´‐ _‐ノv「おや、ドクオ君のお父さんは彼らと一緒に海に行かないのですか?」
(メA`)「はっはっは、私は彼らの遊んでる姿を見るだけで充分ですよ」
lw´‐ _‐ノv「・・・もしかして泳げない?」
(;メA`)「ふ?え、いやあ、そんあことありまへんよ?」
lw´‐ _‐ノv「まあ、人それぞれですな」
(;メA`)「いや!!本当に違いますから!!」
(メA`)!
(メA`)「三瀬さん?どうしたんですか?」
lw´‐ _‐ノv「いつもの貴方ならこの後、この人の金槌疑惑を追撃しそうな気もしなくはありませんが」
(メA`)「はっはっは、そんなことはどうでもいいのです!!」
(メA`)「三瀬さん、随分と不安げな顔ですね。もしかしてツンちゃんかデレちゃんは泳げないんですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「ええ、そのはずなんです。だから、いつも…」
(メA`)?
lw´‐ _‐ノv「それならこんな場所で雑談せずに、彼らのところに行きますか」
ミセ*゚ー゚)リ「…そうしますか!!」
(メA`)「あ、ちょっ
タッタッタッタ
206
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:20:02 ID:VTr7n4sc0
砂浜
【+ 】ゞ^)「きゃあ!みずかけないでえ〜」パシャッパシャッ
【+ 】ゞ^)「それ!お返しだぁ」パシャッパシャッ
ζ(゚ー゚*ζ「きもいわよ、あんた」
【+ 】ゞ-)ハア
【+ 】ゞ゚)「私のようなエレガントでリッチな大人は、中々独り身でこの様な場所には来ないんですよ」
207
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:20:59 ID:VTr7n4sc0
【+ 】ゞ゚)「なので一人でカップルを演じていただけですよ?」
ζ(゚ー゚*ζ「その発想がキモイのよ」
ξ゚⊿゚)ξ「おりゃ!!」
ζ(゚ー゚*ζパシャッ
ξ^∀^)ξ「デレの髪がワカメみたいになってるーーー!!!」
川 ゚ -゚)「やあ!!」
ζ(゚ー゚*ζパシャッ
川 ゚ -゚)「デレちゃん、ソンナとこに居ないでこっちで遊ぼう!」
【+ 】ゞ^)「それ!!!」
ζ(゚ー゚*ζパシャッ
【+ 】ゞ゚)「油断大敵ですね」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだね、今そっちに行く」
【+ 】ゞ゚)「あれ!?ムシ!?」
ζ(゚ー゚*ζ「むう、」
川 ゚ -゚)「足重い?」
ζ(゚ー゚*ζ「ちょっとかな」
【+ 】ゞ゚)「おさむ君は浮遊してるんで大丈夫ですよ!!」
ζ(゚ー゚*ζ「誰もあなたには聞いてないよ」
208
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:23:25 ID:VTr7n4sc0
10分後
ζ(゚ー゚*ζ「えい」
lw´‐ _‐ノv「それ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「やあ!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「ヘイパアアアス!!!」
(#'A`)「やああ!!!」
川;゚ -゚)「わッ!」
(;メA`)「え?ちょ!!!とおいいいいいい!!!」
【+ 】ゞ゚)「ビーチバレーですか、いいですねえ」
(#メA`)「男のダッシュをみよ!!!!」ダッダッダッダ
(メA`)「あ」
ドサア
川;゚ -゚)「あ!!!」
ξ;∀;)ξ「ドックンのパパ転んだああああ!お尻見えてる!!!」ゲラゲラ
ミセ*゚ー゚)リ「うわ、キッたね」
lw;´‐ _‐ノv「女の子がいるのにセクハラは辞めてほしいなあ」
(;'A`)「ぱ、パパ、毛が凄いよ」
ζ(゚ー゚;ζ「凄い…」
(;メA`)「や、やばい!!!ふんどしが!!!」
209
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:24:41 ID:VTr7n4sc0
【+ 】ゞ゚)「おやおや、少し不味そうですね。手助けしてきます」
ζ(゚ー゚*ζ「何する気よ」ヒソヒソ
【+ 】ゞ゚)「あのままだと暴君が見えてしまいますし、見えないように上手く調節します」
ζ(゚ー゚*ζ「なら良いけど」ヒソヒソ
【+ 】ゞ゚)「よいしょと」
(メA`)「おお!!!風が!!」
(;メA`)(今なら締めなおせる!!!この褌を!!)
(#メA`)「はあ!!!!!」
【+ 】ゞ゚)「あ」
(;メA`)「あ、やべ」
ミセ*゚ー゚)リつ(;メA`)グイッ
ミセ*゚ー゚)リ「だいじょうぶですか?」
【+ 】ゞ^)「ナイスです!」
ζ(゚ー゚*ζハア
(;メA`)「すみません、助かりました。褌を締めなおそうとしたら足がもつれて」
ミセ*゚ー゚)リ「見えちゃうから直してくださいよ」
(メA`)「勿論ですとも!」
210
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:26:01 ID:VTr7n4sc0
__________________________________________________________________________________________
_________________________________________________________________
____________________________
川;゚ -゚)「あ、ドクオ君のお父さん」
川;゚ -゚)「ごめんなさい!!!」
(メA`)「うん?どうして謝るんだい?」
川;゚ -゚)「だって私がボール飛ばしたせいで…」
(メ∀`)「はっはっは!!良いの良いの!クールちゃんは気にしなくていいぞ!!」
川;゚ -゚)「でも…」
211
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:26:27 ID:VTr7n4sc0
ミセ*゚ー゚)リ「いいんだよ!!グリイイイインだよ!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「綺麗???くりーんなの???」
ζ(゚ー゚*ζ「違うよソレ」
【+ 】ゞ゚)「お姉さまは英語が分かるんですか!」
ζ(゚ー゚*ζ「お母さんが偶に教えてたでしょ」ヒソヒソ
【+ 】ゞ゚)「そういえばそうですねぇ…」
lw´‐ _‐ノv「とりあえず再開しますか」
ミセ*゚ー゚)リ「うっしゃああああ!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「私の華麗な技をみしてやるう!!!!」
212
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:27:03 ID:VTr7n4sc0
夕方
ξ゚⊿゚)ξウトウト
ミセ*゚ー゚)リ「だいじょうぶ?ツンちゃん」
ξ゚⊿゚)ξ!!
ξ゚⊿゚)ξ「私お姉さんだもん!!デレが歩いてるなら私も歩く!!」
ξ゚⊿゚)ξウトウト
ミセ;゚ー゚)リ「あぶないなあ」
(メA`)「ツンちゃんはえらいなあ」
( -A-)グウグウ
(メA`)「でも無理はいけないぞ?」
ξ゚⊿゚)ξウトウト
ミセ*゚ー゚)リ「よいしょと」
ξ --)ξグウ
ミセ*^ー^)リ「まだまだ子供だね」
213
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:27:28 ID:VTr7n4sc0
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんは大丈夫?」
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「辛くなったらいうんだよ?」
ζ(゚ー゚*ζ「わかった」
川 --)スウスウ
lw´‐ _‐ノv(重くなったなぁ)
【+ 】ゞ゚)「眠くないんですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
【+ 】ゞ゚)「子どもは遊んだ後に眠くなるものですよ!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「あら、随分と面白いことをいうのね」
【+ 】;ゞ゚)「何一つとしてそんなこと言ってませんよ!!」
214
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:30:44 ID:VTr7n4sc0
家
ミセ*゚ー゚)リ「よっと」
ξ゚⊿゚)ξ「ねむーーーい!!」
ζ(゚ー゚*ζウトウト
ミセ*゚ー゚)リ「お風呂入ってさっぱりしたし!!眠るか!!」
ξ゚⊿゚)ξ「うん!!!」
【+ 】ゞ゚)「おやおや…」
ζ(--*ζスウ
【+ 】ゞ゚)「冷たい仮面を着けていても、眠れば唯の子供になるんですな」
【+ 】ゞ゚)「それではおやすみなさい、お嬢さん」
【+ 】ゞ___
【+ ______
【_____________________
____________________________________
215
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:31:16 ID:VTr7n4sc0
( A)デレ
なあに?ドクオ。愛の告白でもしに来た??
( A)…
( A)クールとさ、付き合うことにした
ッ!!!!!!!
( A)…
( A)そんな、そんな顔すんなよ
だったら言わなきゃいいのに
( A)お前にだけは言いたかったんだ
…
( A)本当にさ、大切な人だから…
ッ!!何がよ!!!知らない、貴方なんか知らない!!!大っ嫌い!!
( A;)・・おれ・・・お・・・・・ご・・・・
216
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:32:02 ID:VTr7n4sc0
_______________________________________
_________________________
______________
なぜ私に貴方の心を向けてくれなかったの
知ってたんでしょ?私があなたのこと好きって
苦しい、苦しいよ
一人にしないで…
もう嫌なの…もう、もう…
217
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:32:33 ID:VTr7n4sc0
_______________________________________
_______________________
_________
ζ(;ー;ζウッウッウッ
ミセ*゚ー゚)リ!!
ミセ;゚ー゚)リ「どうしたの?デレちゃん」
ζ(;ー;ζウッウッウッ
ミセ*゚ー゚)リ(目を閉じながら泣いてる)
ミセ*゚ー゚)リ「怖い夢を見てるの?大丈夫だよ、わたしもお姉ちゃんもいるよ」
ζ(;ー;ζウッウッウッ
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*-ー-)リζ(;ー;ζウッウッウッ
ギュウ
ミセ*゚ー゚)リ「大丈夫、皆そばにいるよ…」
218
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:32:53 ID:VTr7n4sc0
____________________________________
_____________________
_______
219
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:33:21 ID:VTr7n4sc0
凍える夜、世界は眠りにつく
世界とは、一人称の我々が把握できるほんの一握りの世界だけ
我々が観測しない限りは眠りについてい
220
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:33:42 ID:VTr7n4sc0
【+ 】ゞ゚)
221
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:34:13 ID:VTr7n4sc0
風が涼しい
まるで、太陽を嫌った何かが、彼を認識の外に追いやってしまったかのようだ
【+ 】ゞ゚)「いやぁ、こういう仕事は嫌になりますねぇ」
私がそう言うと、認識の外にある世界が私を見つめる
私が彼らを知っているように、彼らも私を知っている
222
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:34:35 ID:VTr7n4sc0
ζ(゚ー゚*ζ
女は知らない、これは繰り返しではないと
本当の意味で知ったわけではない
223
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:35:11 ID:VTr7n4sc0
('A`)
男は知らない
歯車とは得てして摩耗するものであると
224
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:35:53 ID:VTr7n4sc0
川 ゚ -゚)
開かれた世界は化学反応のごとく永久に交わりつづける
安定したように見えても、安定したわけではない
プラスとマイナスの量が同じになっただけだ
決して消滅したわけではない
225
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/04(月) 18:36:28 ID:VTr7n4sc0
【+ 】ゞ゚)
本当は眠りが必要ない我々は、彼らと同じ世界にありながら、別の世界の住人だ
【+ 】ゞ゚)「やれやれ、私も狂いましたね。このような感傷に浸るようになるとは」
世界が私を再度、見つめなおした
_________________________________
___________________
__________
____
226
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:16:15 ID:og0VvCK20
次の日の朝
ζ(゚ー゚*ζ「…目元が赤い、私に何かした?」
【+ 】ゞ゚)「おさむくんはパリピなのでザ銀でウェーイwwwwしてましたよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あっそ」
【+ 】ゞ;)「もっとかまって!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「デレーーー!!!おさむくんと遊んでないで私にも鏡みしてーーー!!」
ζ(゚ー゚*ζ「わかった」
227
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:16:48 ID:og0VvCK20
朝食
ミセ*゚ー゚)リ「今日も二人きりかー、変な人を家に入れちゃだめだよ?」
ξ゚⊿゚)ξ「ドックンのおとーさんはー?」
ミセ*゚ー゚)リ「うーん…」
ミセ*゚ー゚)リ「ぎりオッケー」
ξ゚⊿゚)ξ「はーい!!」
ミセ*゚ー゚)リ(つっても私と同じで仕事だろうけどなぁ)
ξ゚⊿゚)ξ「ドックンはーーー?」
ミセ*゚ー゚)リ「もちオッケー」
ミセ*゚ー゚)リ(…離れてるしさすがに一人では来ないと思うけどなあ)
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ行ってきます!食べ物はチンするんだよー、お菓子を食べすぎないように!!!」
228
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:17:17 ID:og0VvCK20
ξ゚⊿゚)ξ「わかったーー!ママみたいな牡牛さんに成らないようにする!!」
ミセ*゚ー゚)リ「聞き捨てならないねぇ、私はグラマラスなだけだから」
ξ゚⊿゚)ξ「わかったーー!!!!グラマラスにならないようにする!!」
ミセ;゚ー゚)リ「「とにかく!!!変な人は入れちゃだめだよ??」
ζ(゚ー゚*ζ「分かった」
ミセ*゚ー゚)リ「うしっ!!!行ってくるぜい!!」
ガチャ
ξ゚⊿゚)ξ「デレ!!ロマネスク見よ!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、カギ閉めてからね」
229
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:17:55 ID:og0VvCK20
昼
ξ゚⊿゚)ξ「めしだああああああああああああああ!!!」
【+ 】*ゞ゚)「それより続き見ましょうよぉ〜、ダイオードはどうなっちゃうんですか!!!?」
ζ(゚ー゚*ζ「遺伝子を採取されてぶら【+ 】ゞ゚)「ダメ!!!!!ダメです!!!!ネタバレはやめてください!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「貴方が見たいって言ったんじゃない」
【+ 】ゞ゚)「続きが見たいだけでネタバレしてほしいわけじゃないんですよ!!」
ζ(゚ー゚*ζ「めんどくさいわね」
こんこん
ζ(゚ー゚*ζ【+ 】ゞ゚)ξ゚⊿゚)ξ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
230
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:19:19 ID:og0VvCK20
ξ;゚⊿゚)ξ「ま、窓から!!!??なにやつ!!!」ドキドキ
【+ 】;ゞ゚)「あ、あ安心してください!!!!イザとなったら不思議な力でウェーいwwwwします!!!!!!!!!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「いみがわからないよ」
ζ(゚ー゚*ζ…
川 ゚ -゚|ヒョコッ
ζ(゚ー゚;ζ「クール?なんでここに?」
【+ 】ゞ゚)「え!!?」
【+ 】ゞ゚)「大人が歩いて15分の距離ですよ!!?子どもだったらもっとかかるし・・・」
【+ 】ゞ゚)「何より彼女はこの家を知らないのでは???」
ξ゚⊿゚)ξ「クーちゃん!!!!!!!!!!」
川 ゚ -゚)( 'A`|…
ξ゚⊿゚)ξ「あの梅みたいな顔・・・ドックン!!!!!!!!!」
【+ 】;ゞ゚)「梅みたいな顔って酷いですね」
ζ(゚ー゚*ζ「まあお姉ちゃんだから」
ξ゚⊿゚)ξ「今アケルーーーー!!!」
ガラララ
231
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:19:58 ID:og0VvCK20
川 ゚ -゚)「あ、お姉さんこんにちは」
ξ゚⊿゚)ξ「はいってはいってーーー!!!」
(;'A`)「窓からだけど大丈夫??」
ξ゚⊿゚)ξ「勿論!!!!」
川 ゚ -゚)「お、お邪魔します」
ζ(゚ー゚*ζ「どうやってここまで来たの?」
川 ゚ -゚)「うん、ドクオが私の家に来たんだ」
ζ(゚ー゚*ζ…
川 ゚ -゚)「デレちゃんのお家に行こうって誘われて、私は行けないって言ったんだけどドクオが私【+ 】*ゞ<)「きゃああああああああああ!!!!!!押し倒されたんですか!!!!?」
【+ 】*ゞ゚)「まったく最近の子供は!!!!肉食化が過ぎますよ!!!!!!!!」
ζ(゚ー゚#ζ(聞こえなかったんだけど。というかなんで昼ドラみたいなことが子供二人、しかも玄関で起こるのよ。頭おかしいの?)
川 ゚ -゚)「だからデレちゃんの家に来たんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんだ」(とりあえず返事はしておこう)
232
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:20:27 ID:og0VvCK20
ξ゚⊿゚)ξ「でも二人とも!!!子供が二人で出歩いちゃ危ないよ!!」
【+ 】ゞ゚)「それは言えてますな」
(;'A`)「ご、ごめんなさい」
ξ゚ー゚)ξ「ゆるす!!」
【+ 】;ゞ゚)「え!?許していいんですか?」
川;゚ -゚)「お父さんとお母さん、怒るかなあ」
ξ゚ー゚)ξ「うん!」
【+ 】;ゞ゚)「そこは冗談でも否定してあげましょうよ!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「とりあえず二人とも上がって、カギ閉めちゃうから」
川;゚ -゚)「う、うん」
233
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:21:36 ID:og0VvCK20
昼飯
ξ゚⊿゚)ξ「フレーク食べよ!!」
川 ゚ -゚)「ふれーく?」
('A`)「フレークって何?」
ξ゚⊿゚)ξ「ごはん」
川 ゚ -゚)「食べ物?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん」
ζ(゚ー゚*ζ「御昼は冷蔵してあるよ」
234
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:22:37 ID:og0VvCK20
ξ゚ー゚)ξ「お客さんにはそんなもの出せないよ!」
【+ 】ゞ゚)「とかいいながら自分が食べたいからでしょうな」
ζ(゚ー゚*ζ「でしょうね」
ξ゚⊿゚)ξカラカラカラカラ
ξ゚⊿゚)ξ「はい!!!」
川 ゚ -゚)「これがふれーく?」
('A`)「たべてみていい?」
ξ゚⊿゚)ξ「いいけど牛乳かけた方がおいしいよ!!」
('〜`)ムシャムシャ
('∀`)「あまい!!」
川 ゚ -゚)パク
川 ゚ -゚)…
川*゚ -゚)「おいしい!!!」
ξ゚ー゚)ξ「牛乳かけたらもっと美味しいよ!!」
235
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:23:55 ID:og0VvCK20
昼飯後
川 ゚ -゚)「あ!!ロマネスクだ!」
('A`)「ダイオードが捕まっちゃう話?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだよ」
【+ 】ゞ゚)「一目見ただけでわかるんですか」
ζ(゚ー゚*ζ「そりゃね」
ξ゚⊿゚)ξ「見る?」
【+ 】ゞ^)川*゚ -゚)「見るーーーーーー!!!」('∀`)
ζ(゚ー゚*ζ(まあ家の中で変なことするよりはいいか)
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ今ビデオ入れるね」
ξ゚⊿゚)ξカチャ
ξ゚⊿゚)ξポチ
( ФωФ)<ダイオード…今助けるのである!!!!
ふっふっふ、よくもまぁそんなこと言えたわね>( )
(;ФωФ)!!!!
(;ФωФ)<だ、ダイオード?
/ ■、■ /<くくく…
【+ 】;ゞ゚)ドキドキ
川;゚ -゚)ゴクッ
ζ(゚ー゚*ζ(なんか眠くなってきた)
(*'A`)…
236
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:24:23 ID:og0VvCK20
夕方
ζ(--*ζスウスウ
ξ;゚⊿゚)ξつ/←ペン
川;゚ -゚)(デレちゃん起きちゃうよ!)
(;'A`)(怒られちゃうよ…)
237
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:25:33 ID:og0VvCK20
ダメだよ! 後ちょっと、あと少し!!
川;つ゚ -゚)つ(;つ'A`)つ⊂ξ;゚⊿゚)ξつ/ζ(--*ζスウスウ
グググ
【+ 】ゞ゚)(落書きですか、起こした方がいいんですかねぇ)
【+ 】ゞ゚)…
【+ 】ゞ゚)(ζ(゚ー゚#ζなんでクールがドクオの体を抱きしめてるのに私を起こさなかったの?馬鹿なの?死ぬの?というか顔に落書きされてるんだけど)
【+ 】ゞ゚)…
【+ 】ゞ゚)(ここは狸寝入りでもしておきますか)
【+ 】ゞ゚)〜zzZ
ピンポーン
【+ 】ゞ゚)!!!
238
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:26:42 ID:og0VvCK20
【+ 】ゞ゚)〜zzZ
ζ(゚ー゚*ζ「うん?」
ξ゚⊿゚)ξつ/ζ(゚ー゚*ζ
ξ゚⊿゚)ξサッ
ξ゚⊿゚)ξ「ママが帰ってきたーーー!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「ねえ、今何持ってたの?」
ξ゚⊿゚)ξ
タッタッタッタ
ζ(゚ー゚*ζ…
川;゚ -゚)「えっとね、そのね」
(;'A`)「止めようとしたんだよ!!、で、でもね」
【+ 】ゞ-)〜zzZ
【+ 】ゞ゚)チラッ
ζ(゚ー゚*ζ
【+ 】;ゞ゚)〜zzZ
239
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:27:35 ID:og0VvCK20
ミセ*゚ー゚)リ「みんなただいまー・・・って」
ミセ;゚ー゚)リ「あれ?クーちゃんにドクオ君?」
ξ゚⊿゚)ξ「遊びに来たの!!!」
ミセ;゚ー゚)リ「そ、そっか。ママかパパにちゃんと言った?」
('A`)「ううん」
川;゚ -゚)「いってない」
ミセ*゚ー゚)リ「わかった。今連絡するね。お母さんたち困ってるだろうから」
(*'A`)「ありがとーー!!」
川;゚ -゚)「ありがとうございます」
240
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:28:48 ID:og0VvCK20
夜
ミセ;゚ー゚)リ「本当にすみません」
lw;´‐ _‐ノv「いえ、こちらこそお宅に迷惑をかけてしまったようで」
川;゚ -゚)「ごめんなさい…」
ミセ*゚ー゚)リ「大丈夫!!むしろうちの子たちも喜んでたから!」
lw´‐ _‐ノv「それじゃ、また」
ミセ*゚ー゚)リ「はい、それでは」
ガチャ
ミセ*゚ー゚)リ「ふう」
ξ゚⊿゚)ξ「あークーちゃん帰っちゃったか」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだね」
241
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:29:31 ID:og0VvCK20
【+ 】(#)ゞ゚)「ドクオ君も帰っちゃったし暇ですな」
ζ(゚ー゚*ζ「でもこの調子なら暇なときに来るんじゃない?」
【+ 】(#)ゞ゚)「そうかもしれませんな」
【+ 】(#)ゞ゚)「しかし…」
【+ 】(#)ゞ゚)「こどもは案外に、行動力があるんですな」
ζ(゚ー゚*ζ「…かもね」
ミセ*゚ー゚)リ「さっ!テレビ見よ!デレちゃん!」
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
242
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:31:25 ID:og0VvCK20
1週間後
ζ(゚ー゚*ζ…
川 ゚ -゚)…
ξ--)ξグウゥ
ζ(゚ー゚*ζ「あ川 ゚ -゚)「でれちゃん、なにしてあそぼっか」
ζ(゚ー゚*ζ…
川 ゚ -゚)…
【+ 】ゞ゚)「ここは私を使って姑ごっこでもします?」
ζ(゚ー゚*ζ「却下」
川;゚ -゚)「きゃっか?ってなに?」
ζ(゚ー゚*ζ「…お人形遊びでもする?ってこと」
川 ゚ -゚)!!
川*゚ -゚)「うん!!」
【+ 】*ゞ゚)「あ、何だかんだ言って私の案、採用ですか?」
243
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:33:01 ID:og0VvCK20
川 ゚ -゚)「デレちゃんってやっぱりお人形さんいっぱい持ってるの?」
ζ(゚ー゚*ζ「まあ・・・」
川 ゚ -゚)「…そうなんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「…うん」
【+ 】ゞ゚)「ちょっと!!!」
【+ 】#ゞ゚)「コミュニケーションがうまくいかない男女ですか!!?なんで次の会話に繋げようとしないんですか!!」
ζ(゚ー゚#ζ(本当にうるさいな)
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ今持ってくるね」
川 ゚ -゚)「…あのさ」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「うん?」
川 ゚ -゚)…
ζ(゚ー゚*ζ…
川 ゚ -゚)「やっぱり何でもない」
ζ(゚ー゚*ζ「…そう」
244
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:33:46 ID:og0VvCK20
【+ 】ゞ<)「もおおおお!!!!もっと会話を続ける努力をしましょうよ!!初対面じゃないでしょ!!!?」
【+ 】ゞ゚)「そこは『うん☆もっとわたしにきいていいんだよ?☆私クーちゃんの事が…』位行きましょうよ!!」
ζ(゚ー゚*ζ「貴方ってこの子のことになると人が変わるよね」
川;゚ -゚)「え!?」
ζ(゚ー゚*ζ「…クールちゃんのことじゃないよ」
川 ゚ -゚)「…おさむくんと話してたの?」
ζ(゚ー゚*ζ「…うん、まあ」
ζ(゚ー゚;ζ(これだと不思議ちゃん一直線ね)
川 ゚ -゚)「…いいなぁ」
【+ 】ゞ゚)「お!!!会話のチャンス到来ですよ!!!」
ζ(゚ー゚*ζハア
ζ(゚ー゚*ζ「どうして?」
川 ゚ -゚)「え?」
ζ(゚ー゚*ζ「だって四六時…ずっとずうっと話しかけてくるんだよ?」
川 ゚ -゚)「でも」
川 ゚ -゚)「独りぼっちよりもずっといいから…」
ζ(゚ー゚*ζ「ふうん」
川 ゚ -゚)…
ζ(゚ー゚*ζ…
川 ゚ -゚)…
ζ(゚ー゚*ζ…
245
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:34:41 ID:og0VvCK20
【+ 】#ゞ゚)「ちょっとおお!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「なによ、うるさいな」ボソボソ
【+ 】#ゞ゚)「そこでもっと話を掘り下げてあげるんですよ!!なにが『ふうん?』なんですか!!」
【+ 】#ゞ゚)「そこで『何かあったの?』くらい聞きましょうよ!!」
ζ(゚ー゚*ζ「子ども相手に言葉を合わせるのって案外難しいのよ?」ボソボソ
【+ 】ゞ゚)「今のは明らかに会話をするのがメンドクサカッタだけじゃないですか!!」
ζ(゚ー゚*ζハア
ζ(゚ー゚*ζ(小姑がずっと横に居るのってこんな感じなのかしら)
ζ(゚ー゚*ζ「何かあったの?」
川 ゚ -゚)!!!
川*゚ -゚)「えっと、えっとな…んふふふ」
【+ 】ゞ゚)「あれですな、教室の端っこで本を読んでいる子が笑うときのあれみたいな」
ζ(゚ー゚*ζ「貴方にしては珍しく辛辣じゃない、同意見だけど」ボソボソ
川 ゚ -゚)「…やっぱりな、その、」
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
川 ゚ -゚)…
ζ(゚ー゚*ζ…
川 ゚ -゚)…
ζ(゚ー゚*ζ…
【+ 】;ゞ゚)「そ、そこで止まるんですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「だから言ったじゃない、私だけが問題じゃないのよって」
246
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:36:28 ID:og0VvCK20
十分後
川 ゚ -゚)…
ζ(゚ー゚*ζ…
【+ 】ゞ゚)…
【+ 】ゞ゚)(これが本当に小学生の遊んでいる風景なのでしょうか)
247
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:37:15 ID:og0VvCK20
【+ 】ゞ゚)(運ばれてきた人形)
( ФωФ)/ ゚、。 /\(^o^)/| ^o^ |( ・3・)
248
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:38:48 ID:og0VvCK20
【+ 】ゞ゚)(何故か正座している二人)
川 ゚ -゚) … ζ(゚ー゚*ζ
( J J し し )
(、_)_) (_(_, )
249
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:39:43 ID:og0VvCK20
【+ 】ゞ゚)(そして放置された私)
ξ--)ξ〜zzZ
【+ 】ゞ゚)(お姉さまはずっと昼寝してるし)
250
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:41:30 ID:og0VvCK20
川 ゚ -゚)あのさ ζ(゚ー゚*ζ
( J J し し )
( 、_)_) (_(_, )
川 ゚ -゚) ζ(゚ー゚*ζうん
( J J し し )
( 、_)_) (_(_, )
川 ゚ -゚) … ζ(゚ー゚*ζ
( J J し し )
( 、_)_) (_(_, )
【+ 】;ゞ゚)(会話の止まるスピードが早すぎませんかね)
251
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:42:12 ID:og0VvCK20
川 ゚ -゚)「お人形遊びしようよ」
【+ 】ゞ゚)(お)
ζ(゚ー゚*ζ「そうね、そうしましょう」
【+ 】ゞ゚)(ようやくこの膠着状態から抜け出しましたか)
川 ゚ -゚) … ζ(゚ー゚*ζ…
( J J し し )
( 、_)_) (_(_, )
【+ 】;ゞ゚)(ってなんで元に戻ってるんですか!!!)
252
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/05(火) 19:42:33 ID:og0VvCK20
次回に続く
253
:
同志名無しさん
:2017/12/05(火) 20:55:37 ID:9vd/pZB.0
乙
254
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:06:41 ID:S0TWOrZI0
夏休み終わり直前
(;'A`)「ううう」
川 ゚ -゚)φ_スラスラ
川 ゚ -゚)「デレちゃんはどう?」
ζ(゚ー゚*ζ「わたし?私はもう終わったけど」
川 ゚ -゚)…
川 ゚ -゚)「流石だな」
ζ(゚ー゚*ζ「そう?」
【+ 】ゞ゚)「まあ中身は大人ですからね」
(;'A`)「ううう…」
ζ(゚ー゚*ζ「どくお、大丈夫?」
(;'A`)「ううん…」
ζ(゚ー゚*ζ「みせて」
ζ(゚ー゚*ζ「ここはこうやるんだよ」
(;'A`)「え!?なんで?」
ζ(゚ー゚*ζ「先生が言ってたでしょ」
(;'A`)「そ、そうだっけ」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、そうだよ」
255
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:07:55 ID:S0TWOrZI0
川 ゚ -゚)…
川 ゚ -゚)「ほら、私のノート見て」
(;'A`)「!!あ、ありがと・・・」
川 ゚ -゚)「うん」
ζ(゚ー゚*ζ…
【+ 】ゞ゚)「きれいなノートですな」
ζ(゚ー゚*ζ「そうね」ボソボソ
【+ 】ゞ゚)「貴女は確かノートを取ってないんですよね」
ζ(゚ー゚*ζ「当り前じゃない、とってるふりはしてるけど」ボソボソ
【+ 】ゞ゚)「いやあ、とってたら彼の横に張り付いて教えられたんですけどなあ、彼女みたいに」
ζ(゚ー゚#ζ…
【+ 】ゞ゚)「失礼、用事を思い出しました」
ζ(゚ー゚#ζ…
【+ 】ゞ^)「いってきまーす」
ガチャ
256
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:09:17 ID:S0TWOrZI0
ξ゚⊿゚)ξ「あ!!」
【+ 】ゞ゚)「おや?」
(*゚ー゚)「あれ?ツンちゃんどうしたの?」
【+ 】ゞ゚)「貴女は?」
('A`)「あれ?お姉さんの横に居るのは?」
ξ゚⊿゚)ξ「しいちゃんだよ!!」
(*゚ー゚)「よろしくね、ええと…」
川 ゚ -゚)「クールです」
('A`)「どくおっていうんだ!」
(*゚ー゚)「クールちゃんにドクオ君…そっちの子はもしかして?」
ζ(゚ー゚*ζ「でれです、よろしくお願いします。椎名さん」
(*゚ー゚)?
(*゚ー゚)「あれ?名前教えたっけ?」
ζ(゚ー゚*ζ!!!
257
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:10:29 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「しいさんって言ってませんでしたっけ」
(*゚ー゚)「あれ?聞き間違いだったかな。いま椎名って聞こえたような…」
ξ゚⊿゚)ξ「聞き間違いだよ!!!今日初めてだもん!私もまだ話してなかったし!」
(*゚ー゚)「そっか、そうだよね」
(*゚ー゚)「みんな何してるの?」
川 ゚ -゚)「宿題です、デレちゃんのところに集まってやろうってなって」
(*゚ー゚)「そっか」
ξ゚ー゚)ξ「分からないところが有ったらお姉さんにみしてみなさい!」
(;'A`)「これ…」
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「しいちゃん!!!二階であそぼっか!!」
(;゚ー゚)「え?でもドクオ君がξ゚⊿゚)ξ「とにかく行こう!」
('A`)「エ・・・」
ガチャ
バタン
川;゚ -゚)「私が教えてあげるよ。デレちゃんもな、教えてくれるよ」
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
(;'A`)「あ、ありがとう」
【+ 】;ゞ゚)「簡単な計算だったんですが…」
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃんだもん、仕方ない」
258
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:12:26 ID:S0TWOrZI0
1か月後
259
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:14:19 ID:S0TWOrZI0
夏休みも終わり10月に入った
ζ(゚ー゚*ζ
ドクオは相変わらずといったところだ
('A`)「」
( ´_ゝ`)「」
(´<_` )「」
('A`)「」
兄者と弟者との交流は夏休みの間も続いていたらしく、以前よりも仲が良くなっていた
( ・∀・)「」
('A`)!!
('A`)「」
1学期の時は交流が途絶えたと思われたモララーは、ほかのクラスからわざわざドクオたちとおしゃべりの為にこのクラスによく来るようになった。
川 ゚ -゚)「」
川 ゚ -゚)「…ちゃ・・」
川 ゚ -゚)「デレちゃん!」
260
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:15:32 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「クール?どうしたの」
川 ゚ -゚)「何してるのかなって」
ζ(゚ー゚*ζ「…今日の晩御飯は何かなって思ってただけ」
川 ゚ -゚)「そうなんだ」
(゚、゚トソン「何してるの?」
川 ゚ -゚)!!!!!!!!!!!
(゚、゚トソン?
川;゚ -゚)「ええ、ああ、ふほ」
(゚、゚;トソン「大丈夫?」
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの、トソンちゃん」
(゚、゚トソン「え?二人でよく話してるから、何話してるのかなって…」
【+ 】ゞ゚)「ほうほう、トソンさんですか。珍しい、いつもは別のグループの方と話しているのに」
ζ(゚ー゚*ζ「そうね」
(゚、゚トソン「…めいわくだったかな」
川;゚ -゚)「そそそんな!!!そんにゃ!わへないよ」
【+ 】;ゞ゚)「うーむ?彼女ってこんな方でしたっけ?かみっかみじゃないですか」
ζ(゚ー゚*ζ「人と関わらなさ過ぎて関わり方を忘れたんじゃない?」
(゚、゚トソン「そっか、ありがと」
川*゚ -゚)「う、うん!もちろんだ!」
【+ 】ゞ゚)「ふうむ?」
261
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:17:22 ID:S0TWOrZI0
1か月後
('A`)「デレちゃん!一緒に遊ぼ!」
ζ(゚ー゚*ζ「いいよ」
(゚、゚トソン「デレちゃん!」
ζ(゚ー゚*ζ「なに?」
(゚、゚トソン「私と遊ぼ!」
ζ(゚ー゚;ζ「えぇ…」
(゚、゚トソン…
(;、;トソン「いや?」グス
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
【+ 】;ゞ゚)「いやいやいや」
【+ 】ゞ゚)「そこは『ううん、あそぼ』でしょ!!」
【+ 】;ゞ゚)「なんで当たり前のように拒否してるんですか!!!」
262
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:18:07 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「いやなもんは嫌なのよ」
川 ゚ -゚)「どうしたんだい、トソンちゃん」
(;、;トソン「で、デレちゃんと、遊ぼって、そしたら」ウッウッ
ζ(゚ー゚;ζ(遊ばないだけでなんで泣いてるのよ)
(*'A`)「じゃあみんなで遊ぼ!」
(゚、゚#トソン「いや!」
('A`)「エ・・・」
(゚、゚#トソン「女の子の会話に入ってこないでよ!」
【+ 】;ゞ゚)「女の子ってこんな感じなんですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「トソンはこんな感じの人よ」
263
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:19:47 ID:S0TWOrZI0
二学期終業式
( ,_ノ` )「ええ…皆さん、冬休みだからと言って勉学を怠らないように、それから…」
(゚、゚トソン「ねえデレちゃん」
ζ(゚ー゚*ζ…
(゚、゚トソン「ねえ」
ζ(゚ー゚*ζ…
【+ 】ゞ゚)「よばれてますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「無視で」
【+ 】ゞ゚)「まあ終業式中ですものな」
(;、;トソン ウッ
【+ 】ゞ゚)「泣きかけてますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「女の子は女優よ、覚えているといいよ」
(;、;トソン ウッウッ
【+ 】ゞ゚)「そうは見えないんですけどねえ」
(#,_ノ` )「ええ、そこの!!何をしているんです?人の話はしっかり聞きましょう」
(゚、゚トソン!!!
(゚、゚トソン…
【+ 】;ゞ゚)「急に素顔に戻った!!?」
ζ(゚ー゚*ζ「ね?」
264
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:20:25 ID:S0TWOrZI0
冬休み
ζ(゚ー゚*ζアミアミ
ミセ*゚ー゚)リアミアミ
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「はっ!!!!」」
ξ゚⊿゚)ξつ〇
ξ゚⊿゚)ξ「毛玉ができた」
ζ(゚ー゚*ζ「毛糸貸して」
ξ゚⊿゚)ξ「はい」
ζ(゚ー゚*ζ「ありがとう」
265
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:21:22 ID:S0TWOrZI0
【+ 】ゞ゚)「毛糸を編んでるんですか。何を作るんです?」
ζ(゚ー゚*ζ「ドクオの毛糸帽」
【+ 】ゞ゚)「ほう」
ミセ*゚ー゚)リ「よし!でけた!!」
ミセ*゚ー゚)リ「二人とも!!はいるかな?」
ξ゚⊿゚)ξ「よいしょっと・・・」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、はいる」
ξ゚∀゚)ξ「あったかーーーい!!!」
【+ 】*ゞ゚)「オサム君にはないんですか〜ねえ〜」
ζ(゚ー゚*ζ「ないにきまってるでしょ」
【+ 】ゞ;)「ひどい!!」
266
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:21:44 ID:S0TWOrZI0
ミセ*゚ー゚)リ「あ!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだ、これも作ったんだよ!デレちゃん!」
ζ(゚ー゚*ζ「…これは」
【+ 】ゞ゚)「お!!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「おさむくんのフク!!着せてあげたら?」
【+ 】*ゞ゚)「おおお!!!流石お母さま!ナイスです!!」
ζ(゚ー゚*ζ「あんた自分で着れるでしょ」
【+ 】ゞ゚)「ええ、もちろんです。皆さんにはあなたが着せたように見せておきます」
【+ 】ゞ゚)「おお・・・!!!あったかい。コレがぬくもりなんですな。オサム君はカルチャーショックを受けましたよ、ええ。」
ζ(゚ー゚*ζ「あっそ」
267
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:22:24 ID:S0TWOrZI0
クリスマス・イブ・昼
268
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:23:25 ID:S0TWOrZI0
ミセ*゚ー゚)リ「まっててねー!ごはんつくっちゃうから!! 」
ξ゚⊿゚)ξ「早くー!!」
(メA`)「…今年は賑やかだなあ」ホロリ
(*'A`)「うわぁ…!暖かい!」
ζ(^ー^*ζ「サイズが合ってたみたいでよかった」
川 ゚ -゚)ソワソワ
【+ 】ゞ゚)「そわそわしてますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「誰が」
【+ 】ゞ゚)「貴女の隣にいるじゃないですか」
川 ゚ -゚)ソワソワ
ζ(゚ー゚*ζ「ふーん」
【+ 】;ゞ゚)「ふーん、じゃなくてですな」
269
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:24:36 ID:S0TWOrZI0
川*゚ -゚)「な、なあ」ソワソワ
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの?」
川*゚ -゚)「な、ないのか?」
ζ(゚ー゚*ζ「何が」
川 ゚ -゚)「え・・・」
【+ 】;ゞ゚)「本当に意地悪ですな」
ζ(゚ー゚*ζ「なんのことかしら」
【+ 】ゞ゚)はあ
ζ(゚ー゚*ζ「…はい」
川 ゚ -゚)!!!
ζ(゚ー゚*ζ「手作りの人形」
川*゚ -゚)「お、おお…!!」
( ФωФ)
川 ゚ -゚)「ん、んふ、ありがとな」
【+ 】ゞ゚)「笑いたいなら笑えばいいのに」
270
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:26:10 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「ええ、別にいいわよ」
川 ゚ -゚)「じゃ、じゃあこれあげる」
ζ(゚ー゚*ζ「これは…?」
川 ゚ -゚)「チョコだ!!」
ζ(゚ー゚*ζガサガサ
ζ(゚ー゚*ζ(手作りのチョコか)
ζ(゚ー゚*ζハム
ζ(゚ー゚*ζ「…美味しいよ」
川 ゚ -゚)!!!!!!!!!!!!
川*^-^)「そ、そうか?そうか!!」
271
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:27:57 ID:S0TWOrZI0
ミセ*゚ー゚)リ「はいはーい!!出来ました!!出来ましたよ!」
【+ 】ゞ゚)「豪華ですなあ」
ζ(゚ー゚*ζ「いいじゃない、偶の贅沢ってやつよ」
(*'A`)「美味しソー!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあいただきますしよっか」
いただきまーす!!!
【+ 】ゞ゚)…
【+ 】ゞ^)「いいですな、こういうのは」
272
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:28:57 ID:S0TWOrZI0
…さ…
273
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:29:53 ID:S0TWOrZI0
【+ 】ゞ゚)!!!!
【+ 】ゞー)「やれやれ、全く悲しいことです」
【+ 】ゞ゚)「ちょっと出かけてきますね」
ζ(゚ー゚*ζ「変なことする気じゃないでしょうね」
【+ 】ゞ゚)「いえ」
ζ(゚ー゚*ζ?
【+ 】ゞ-)「とりあえず行ってきます」
ζ(゚ー゚*ζ「まあいいか」
274
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:30:43 ID:S0TWOrZI0
???
( ´W`)
【+ 】ゞ゚)
275
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:31:35 ID:S0TWOrZI0
( ´W`)「どうだ?」
【+ 】ゞ゚)「見ての通り…順調ですよ」
( ´W`)「そうかそうか、ごくろう。戻っていいぞ」
【+ 】ゞ゚)「それでは」
( ´W`)「…変な気は起こすなよ?」
【+ 】ゞ゚)「もちろんですよ」
【+ 】ゞ゚)「失礼します」
( ´W`)「ふん、あのようなカスどもに感情移入はしていないようだな」
276
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:32:41 ID:S0TWOrZI0
デレ家
【+ 】ゞ^)「ただいまでーす」
ζ(゚ー゚*ζ「早いじゃない」
【+ 】ゞ゚)「そうですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「ちょっと行って戻ってきただけなのに、わざわざ言う必要あったの?」
【+ 】ゞ゚)「…ふうむ、長くこちらにいるせいで感覚が狂ってるんでしょうな」
ζ(゚ー゚*ζ?
【+ 】ゞ゚)「いえいえ、紳士たるものレディに何も告げずに居なくなるなんて有り得ないことです」
ζ(゚ー゚*ζ「相変わらず頭がおかしいようね」
【+ 】ゞ゚)「そうですかね?男は皆こんな感じですよ」
277
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:34:40 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「あっそ」
【+ 】ゞ;)「オサム君にだけ淡白すぎやしませんか!!?」
(*'A`)「デレちゃん!!これ美味しいね!」
川*゚ -゚)「こっちも美味しいぞ!」
ζ(゚ー゚*ζ…
ζ(^ー^*ζ「…そうね」
【+ 】ゞ゚)「へえ、珍しい。あなたも彼女の目の前で笑うんですな」
278
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:35:47 ID:S0TWOrZI0
夜
【+ 】ゞ゚)「静かになりましたな」
ζ(--*ζ〜zzZ
ξ--)ξ〜zzZ
ミセ*゚ー゚)リ「よいしょっと」
【+ 】ゞ゚)「サンタさんですか」
ミセ*゚ー゚)リ「ふふふ、喜んでくれるかな?」
ミセ*゚ー)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「ツンちゃんは何時も通り。でもデレちゃん…」
【+ 】ゞ゚)…
ミセ*゚ー゚)リ「…前までいろんなモノ欲しがってたのになあ」
ミセ*゚ー゚)リ「1年ってあっという間だったなぁ、嬉しいけど、けど」
ミセ*゚ー゚)リ「…明日も早いし早く寝なきゃ」
【+ 】ゞ-)「…貴方の子供は誰よりも貴方を思っていますよ。きっと不器用なだけで」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだ、オサム君にもクリスマスプレゼントあげないとね」
【+ 】*ゞ゚)「ほう、恐縮ですな」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんの大事なお友達だもんね、デレちゃん喜ぶかな?」
【+ 】;ゞ゚)「う、うーん。それは厳しいですかな」
ミセ*゚ー゚)リ「よいしょと」
【+ 】ゞ゚)…
ミセ*゚ー゚)リ「おやすみなさい」
【+ 】ゞ゚)「…ええ、おやすみなさい」
【+ 】ゞ゚)「暖かいですな、よく”眠れそうだ”」
【+ 】ゞ-)
【+ 】ゞ-)〜zzZ
279
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/09(土) 19:36:41 ID:S0TWOrZI0
次回に続く
280
:
同志名無しさん
:2017/12/09(土) 20:23:51 ID:cj2PUlUg0
乙
オサム一体何者なんだろ・・
281
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:30:49 ID:9Qhcnu6w0
次の日
ξ*゚⊿゚)ξ「ひゃっほい!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「お!ツンちゃんにはちゃんとサンタさんが来たようだね!!」
【+ 】ゞ^)「オサム君にも来てましたよ!」
【+ 】ゞ^)vイエイ
ζ(゚ー゚*ζ「私のは…」
ミセ;゚ー゚)リ「あれ?デレちゃんは欲しくないものだったかな?」
ζ(゚ー゚*ζ「ううん」
ζ(^ー^*ζ「凄くうれしい」
ミセ*゚∀^)リ「そっか!よかったね!」
ζ(゚ー゚*ζ「そっか、この時にもらったんだ」
【+ 】ゞ゚)「髪留め…と簡易な化粧セットですか」
ζ(゚ー゚*ζ「ええ、子供用のね。でも…」
【+ 】ゞ゚)「でも?」
ζ(゚ー゚*ζ(最後の最後までずっと大事に持ってた。お母さんとの思いで)
ζ(゚ー゚*ζ「なんでもない」
【+ 】ゞ゚)「ほう」
【+ 】ゞ゚)「ま、いつか聞かせていただきますよ」
ζ(゚ー゚*ζ「そうね、いつかね」
ピンポーン
282
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:32:20 ID:9Qhcnu6w0
ミセ*゚ー゚)リ「うん?こんな日にピンポンか。新聞の勧誘かな」
ミセ*゚ー゚)リ「今行きまーす!」
ガチャ
(゚、゚;トソンハアハア
ζ(゚ー゚*ζ「げ」
【+ 】ゞ゚)?
【+ 】ゞ゚)「彼女はこの家のことを知らないはずでは?」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんのお友達が来たよ!!」
(゚、゚トソン!!!
(゚、゚*トソン「デレちゃん!遊ぼ!」
ζ(゚ー゚;ζ「ええ…やだあ」
(゚、゚トソン「え!!!?」
(;、;トソン「な、なんでえ?」
ζ(゚ー゚*ζ「というかどうして私の家しってるの?」
(゚、゚*トソン「えへへ、昨日クーちゃんが歩いてるの見て付けてみたらね、デレちゃんが居たってわけ!」
ζ(゚ー゚*ζ「この年でストーキングかしら、将来有望ね」
【+ 】ゞ゚)「いやあ、行動力がありますね」
(゚、゚トソン「それで昨日は何してたの?」
283
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:32:55 ID:9Qhcnu6w0
ζ(゚ー゚*ζ(不味いわね)
【+ 】ゞ゚)「ふうむ、本当のことを言ったら大泣きしそうですな」
ζ(゚ー゚*ζ「ええと・・・」
ζ(゚ー゚*ζ…
(゚、゚トソン
ジイイ
【+ 】ゞ゚)「あ、疑われてますな」
ζ(゚ー゚*ζ「ええと」
(゚、゚トソン
ジイイ
ζ(゚ー゚*ζ「ううんとね」
(゚、゚トソン
ジイイ
ζ(゚ー゚;ζ
ζ(゚ー゚*ζ「あんたなんとかしなさいよ」
【+ 】ゞ゚)「いやあ、きびしいです」
ζ(゚ー゚*ζ「この子しつこいよ」
(゚、゚トソン
ジイイ
(゚、゚トソン
ジイイ
【+ 】ゞ゚)「でしょうな」
284
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:35:58 ID:9Qhcnu6w0
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃんはちゃんとお父さんお母さんに、トモダチの家に来るって伝えてきた?
(゚、゚トソン「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「休みの日だけどちゃんと伝えてないと心配しちゃうからね!」
(゚、゚トソン「えっと…」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「伝えました!!!」
ζ(゚ー゚*ζ(伝えてないね)
【+ 】ゞ゚)(伝えてませんねコレ)
ミセ*゚ー゚)リ「そっか!じゃあごはんはたべてきた?」
(゚、゚トソン「食べてません」
ミセ*^ー^)リ「じゃあ一緒に食べよっか!」
(^、^トソン「はーい!!!」
ζ(゚ー゚;ζ「ええ?やだあ…」
【+ 】ゞ゚)「もう覚悟を決めましょう」
285
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:37:44 ID:9Qhcnu6w0
ちょっと遅めのご飯
いったっだっきまーす!!
ξ゚⊿゚)ξ「何て名前なの?」
(゚、゚トソン「戸村トソンっていいます!」
ξ゚⊿゚)ξ「よろしくね!とそんちゃん!」
(゚、゚*トソン「はい!こちらこそお願いします!」
ζ(゚ー゚*ζ(はあメンドクサイ)
【+ 】ゞ゚)「やあ、なんというか馴染んでますね」
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃんが気さくだからよ」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃんのお家はどこにあるの?」
(゚、゚トソン「ええと、〜〜〜です!!」
ミセ*゚ー゚)リ「へえ!結構遠くにあるね」
(゚、゚トソン「はい!デレちゃんに会いたかったから走ってきました!!」
ζ(゚ー゚;ζ「なんなのよ此の子」
【+ 】ゞ゚)「冗談チックな感じではありませんね」
【+ 】ゞ゚)(朝に息切れしてたのは走ってきたからなんですな)
286
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:38:58 ID:9Qhcnu6w0
(゚、゚トソン「デレちゃんのお家ってこんなんなんだね」
ζ(゚ー゚*ζ「まあ」
(゚、゚トソン「今日はデレちゃんのお家だけど今度はわたしのおうちであそぼ!!」
ζ(゚ー゚;ζ「うう…うん」
(^、^トソン「わーい!!」
ζ(゚ー゚*ζ(断ったら大泣きされるわね、まったく、そこまで考えて家に来たのなら大したものよ)
287
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:41:46 ID:9Qhcnu6w0
朝食後
(゚、゚トソン「何してあそぼっか!!」
ζ(゚ー゚*ζ「ええと」
ζ(゚ー゚*ζ!!
ζ(゚ー゚*ζ「かくれんぼでもしない?」
(゚、゚トソン「この家で?」
ζ(゚ー゚*ζ「うん」
(゚、゚トソン「でもすぐ見つかっちゃうよ」
ζ(゚ー゚*ζ(でしょうね)
ζ(゚ー゚*ζ「でもほかにやることないよ」
ζ(゚ー゚*ζ(そういうわけだからさっさと帰りなさい)
(゚、゚トソン「お人形さんは?クーちゃんとこの前遊んだんだよね?」
ζ(゚ー゚;ζ(既にリサーチ済みか)
ζ(゚ー゚*ζ「…そうね、そうしましょう」(やだなあ)
【+ 】ゞ゚)「まあまあ、こう言うのも偶にはいいじゃないですか!」
288
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:43:03 ID:9Qhcnu6w0
お昼
(゚、゚*トソン「えへへ、楽しかったね!!でれちゃん!」
ζ(゚ー゚;ζ(クールでも3時間連続人形遊びはしなかったよ)
(゚、゚トソン「次は何してあそぼっか!」
ζ(゚ー゚;ζ「ええまだ遊ぶの?」
(;、;トソン「いや?」ウルウル
ζ(゚ー゚;ζ「もうちょっと遊ぶ?」
(゚、゚*トソン「うん!!!」
【+ 】ゞ゚)(おお、あのデレさんが押されている)
【+ 】ゞ゚)(明日は雨ですかねえ)
ミセ*゚ー゚)リ「お昼だよ!全員集合!!」
ξ゚⊿゚)ξ「やっほーい!!!」
(*゚ー゚)「お邪魔します」
ミセ*゚ー゚)リ「むむむ、椎ちゃんもいるのか!」
(;゚ー゚)「お邪魔でしたか?」
ミセ*゚ー゚)リ「いいのいいの!多めに作ったから上がりな」
(*゚ー゚)「はい!」
289
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:45:08 ID:9Qhcnu6w0
夕方
ζ(ー;;ζ「う、うう、、」
【+ 】;ゞ゚)(ううむ、流石に助け船を出すべきでしたかな)
(゚、゚トソン「じゃあね!次はね!」
ピンポーン
ミセ*゚ー゚)リ「はーい!」
ガチャ
( l v l)「こんばんわ」
ミセ*゚ー゚)リ「ええと」
( l v l)「ここにトソンちゃんが居ると思うのですが」
ミセ*゚ー゚)リ「えっと・・・あなたは」
( l v l)「申し遅れました、トソンの兄の宗男と申します」
ミセ*゚ー゚)リ「あ!そうなんですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「とそんちゃーーん!!お兄さん来てるよ!!!」
ダッダッダッダ
(゚、゚トソン「あ!!!お兄ちゃん」
( l v l)「おお!!とそん!!!」
290
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:47:06 ID:9Qhcnu6w0
(゚、゚トソン「どうしたの?」
( l v l)「もう夕方だぞ、全く、いきなり飛び出してこの時間帯まで帰って…」
【+ 】ゞ゚)「へえ、彼女にはお兄さんがいるんですな」
【+ 】ゞ゚)(というかどうやってこの家を?)
ζ(゚ー゚*ζ「へえ、知らなかった」
【+ 】ゞ゚)「貴女も知らなかったんですか」
ζ(゚ー゚*ζ「そもそもトソンとなんてそんなに関わらなかったし」
( l v l)「本当に申し訳ありません、それではまた」
ミセ*゚ー゚)リ「はい、こちらこそ!」
(゚、゚トソン「デレちゃんじゃーねえ!!!」
ζ(゚ー゚*ζ「じゃ」
バタン
ζ(゚ー゚*ζ「年を取ったお兄さんね。何歳なのかしら」
【+ 】ゞ゚)「ふうむ、20前半当たりのように見えますな」
ζ(゚ー゚*ζ「そんなにいってないとおもうけど」
【+ 】ゞ゚)「そうですか?」
【+ 】ゞ゚)「にしてもですね、どうやってこの家を突き止めたんでしょうね」
ζ(゚ー゚*ζ「さあ?おおかたトソンにGPSでも付けてたんじゃないの」
【+ 】;ゞ゚)「そこまでしますかね」
291
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:48:30 ID:9Qhcnu6w0
1か月後
ζ(゚ー゚*ζ「ふう、本当に退屈ね」
【+ 】ゞ゚)「ですねえ」
(フδ∀δ)フ「というわけで今日の算数を終わりにします!起立!!気を付け!礼!!ありがとうございました」
ありがとうございました!
ζ(゚ー゚*ζ「ん、次は給食か」
【+ 】ゞ゚)「つくえくっつけましょうよ〜」
川 ゚ -゚)ソワソワ
【+ 】*ゞ゚)「ねえ〜」
ζ(゚ー゚#ζ「今やるから黙ってなさい、席替えでクールと同じグループになったからって急にうるさくしないの」
川 ゚ -゚)ガタ
川 ゚ -゚)ガチャガチャ
(゚、゚トソン「クーちゃん!給食だからってはしゃぎすぎだよ!!」
川*゚ -゚)「え?いや、そのな?」
(゚、゚トソン「クーちゃんって給食大好きだよね」
川*゚ -゚)「ええと、ま、まあな」
292
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:49:06 ID:9Qhcnu6w0
(*=゚ω゚)ノ「俺も好きだよ!給食!」
川 ゚ -゚)「ふーん、私は別に」
(=゚ω゚)ノ「え」
【+ 】ゞ゚)「彼はいつもクールさんと同じことが好きと言ってますが、彼女の事が好きなんですかね」
ζ(゚ー゚*ζ「くっ付いてくれるならそれが一番よ」
【+ 】ゞ゚)「無理ですな、そもそも彼女は、、、」
【+ 】ゞ゚)「とっとっと、失敬、何でもありません」
ζ(゚ー゚*ζ「別に興味なんてないからハナから聞いてないわよ」
【+ 】ゞ゚)(…今回はその方がいいですねえ)
293
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:49:39 ID:9Qhcnu6w0
給食の時間
ζ(゚ー゚*ζモグモグ
(=゚ω゚)ノ「スナオ!昨日面白いことがあったんだよぅ」
川 ゚ -゚)「デレちゃん、そういえばこんどさ」
(=;ω;)ノ「無視はつらいよぅ!!」
ζ(゚ー゚*ζモグモグ
【+ 】ゞ゚)「彼女が話しかけてきてますよ!」
ζ(゚ー゚*ζモグモグ
【+ 】;ゞ゚)「オサム君にも構ってくださいよ〜」
ζ(゚ー゚*ζモグモグ
川 ゚ -゚)「えっと、でれ(゚、゚トソン「デレちゃん!!!今度あそぼ!!」
川;゚ -゚)「ぁ…」
【+ 】;ゞ゚)「あーーーー!!!もっとメンドクサイ方に話しかけられちゃいましたよ!!!」
ζ(゚ー゚*ζ(一理あるわね)
ζ(゚ー゚*ζ「クール、どうしたの?」
川*゚ -゚)「え」
(゚、゚トソン「え」
294
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:51:45 ID:9Qhcnu6w0
ζ(゚ー゚*ζ「最初に話しかけてきたでしょ?」
川*゚ -゚)「ま、まあな」
川*゚ -゚)「ちゃんと聞いててくれたんだな」ボソ
(;、;トソン「ウッウッ」
(;´_ゝ`)「なんで泣いてるんだよ!」
(;、;トソン「だっでえ、わたじもはなじがげだのにい」
(;´_ゝ`)「すなおの方が先だったんだから仕方ないだろ…」
(´<_` )「まあ兄者、仕方のないことだ。女の子は泣く生き物だ。妹者もそうだろう?」
( ´_ゝ`)「言われてみれば確かに」
(´<_` )「トソンも女の子だという事だ」
( ´_ゝ`)「さすが弟者、頭の良さが俺より上なだけある」
ζ(゚ー゚*ζ(頭の良さには全く関係してない気がするけど)
【+ 】ゞ゚)「頭の良さには全く関係してない気がしますけどねえ」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ(コイツと同じこと考えてた、なんか腹立つ)
295
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:53:15 ID:9Qhcnu6w0
2週間後
【+ 】ゞ^)「いえーい!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「次はクラス替えだああああ!!!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「椎ちゃんたちと同じクラスになれるかなあ」ドキドキ
ζ(゚ー゚*ζ「まだ2か月先だよ」
【+ 】ゞ゚)「でも後数週間で春休みですよ!!?」
ζ(゚ー゚*ζ「まあ」
ξ;゚⊿゚)ξ「ドキドキするウ」
ミセ*゚ー゚)リ「ほらほら二人とも!学校に遅刻しちゃうよ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「はーい!!」
ζ(゚ー゚*ζ「分かった」
296
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:54:00 ID:9Qhcnu6w0
通学路
【+ 】ゞ゚)「お姉さま置いてきたけど良いんですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「椎名さんと登校するから大丈夫よ」
ζ(゚ー゚*ζ「…あら、こんなところに神社なんてあったのね」
【+ 】ゞ゚)…!!!!!!
【+ 】ゞ゚)「…ええ、そうですね。おさむくんもびっくり」
ζ(゚ー゚*ζ「随分と寂れてるわね」
【+ 】ゞ゚)「現代になってから神を信仰する人など減りましたからな。当然なのかもしれません」
ζ(゚ー゚*ζ「そうかもね」
【+ 】ゞ゚)「…よりますか?」
ζ(゚ー゚*ζ「学校に遅れちゃうよ、行きましょ」
【+ 】ゞ゚)「そうですね、行きますか」
【+ 】ゞ゚)…
297
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:55:08 ID:9Qhcnu6w0
学校・給食
ζ(゚ー゚*ζモグモグ
( ´_ゝ`)「弟者、それくれ」
(´<_` )「無理、というか兄者がよこせ」
( ´_ゝ`)「むり」
(゚、゚トソン「今日の給食おいしーね!デレちゃん!!」
ζ(゚ー゚*ζモグモグ
(;、;トソン「何でむじずるのおおおお??」
ζ(゚ー゚*ζモグモグ
(=゚ω゚)ノ「素直はデレたちとよく遊んでるのかよぅ?」
川 ゚ -゚)「まあな」
(*=゚ω゚)ノ「な、ならよう!今度俺とも遊ばないかよぅ!!」
川 ゚ -゚)「うん?意味がよく分からないのだが」
(=゚ω゚)ノ「え」
川 ゚ -゚)「私とデレちゃんがよく遊ぶからって、何故いよう君と私が遊ぶことにつながるのだ?」
(;=゚ω゚)ノ「えっと」
川 ゚ -゚)「すまない、今デレちゃんとの会話で忙しいから後にしてくれないか」
(=;ω;)ノ「ごめんだよ〜・・・」
ζ(゚ー゚*ζ「別に会話してないから、いようと会話してくれて結構よ」
川 ゚ -゚)「え」
( ´_ゝ`)「なぜここの班だけこんな風なのか」
(´<_` )「確かに」
ζ(゚ー゚*ζ…
ζ(゚ー゚*ζ?
ζ(゚ー゚*ζ(こういうこと言うと必ず騒ぎ出すあいつが居ないわね、何処に行ったのかしら)
298
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:55:48 ID:9Qhcnu6w0
同時刻・神社
299
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:56:36 ID:9Qhcnu6w0
ノノ)\⊂从゚ー ゚ノノ パタパタ
イ从゚ ー゚ノi「やれやれ、神主が居ないと掃除もタイへ…!!!」
【+ 】ゞ^)「…おやおや、懐かしい顔じゃありませんか」
300
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:57:03 ID:9Qhcnu6w0
イ从゚ ー゚ノi く゚ 【 +】…
301
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:58:33 ID:9Qhcnu6w0
イ从゚ ー゚ノi「…ふん、久しいな。ご主人様のお人形遊びに付き合うのは楽しいか?」
【+ 】ゞ゚)「…さてね」
イ从゚ ー゚ノi「…嫌ならやめちまえばいいのに」
【+ 】ゞ゚)「…」
イ从゚ ー゚ノi「あっちに行きな、お前と話すことなんてないよ」
【+ 】ゞ゚)「ええ、それではまた。お元気で」
302
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 17:59:40 ID:9Qhcnu6w0
イ从゚ ー゚ノi「…無理するなよ」
【+ 】*ゞ゚)「え!!!!?珍しいですね!!会ったら攻撃してくるくらい私を嫌っていると思ったのに!!心配してくれるんですか!!?オサム君うれしい!!!!」
イ从#゚ ー゚ノi「相変わらずだな…さっさと行け!!!」
【+ 】ゞ゚)「…いわれなくても行きますよ」
イ从゚ ー゚ノi「…」
イ从゚ ー゚ノi「”生きる”ってのは相変わらず難しいな!!!生まれるのよりもはるかに大変だ」
【+ 】ゞ゚)「…ふっ」
【+ 】ゞ^)「そうですね」
イ从゚ ー゚ノi「ああ…」
【+ 】ゞ゚)ヒュン
イ从゚ ー゚ノi「本当に難しいもんだ…、お前も私もな」
イ从゚ ー゚ノi「さて、境内の掃除でもするか…」
303
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 18:00:57 ID:9Qhcnu6w0
/ ,' 3「ふう、ふう、」
イ从゚ ー゚ノi!!!
イ从゚ ー゚ノi「お前か」
/ ,' 3「ふいい、きついの」
イ从゚ ー゚ノi「きついならもう辞めたらどうだ、わざわざこんなオンボロに来る必要ないだろ」
/ ,' 3「よいしょと」チャリン
/ ,' 3ノノ"パンパン
イ从゚ ー゚ノi「信心深いねえ…、いつからだ?人が私たちを忘れて暮らすようになったのは」
/ ,' 3人…
イ从゚ ー゚ノi「人は手を合わせて祈るんだっけか」
/ ,' 3「それでは神様、またいつか来ますじゃ」
イ从゚ ー゚ノi「見えない聞こえない、そんなもんに祈る物好きおまえくらいさ。…またおいでよ」
304
:
ζ(゚ー゚*ζ
◆2Dzcd.zhQM
:2017/12/10(日) 18:01:56 ID:9Qhcnu6w0
イ从゚ ー゚ノi!
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