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生かされているようです

1 ◆VJb.odOKiQ:2017/11/28(火) 02:35:52 ID:SDiEXqNI0
ζ(゚ー゚*ζ「これが私の最後か。あまりにもあっけないな」

183ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:31:28 ID:IxRjeQkQ0
川;゚ -゚)「あ、」

('A`)???

('A`)「クールちゃんのお母さん?」

川;゚ -゚)「う、あ、」

('A`)?

( 'A`)「こんにちわーーー!!!!」

lw´‐ _‐ノv「こんにちわ」

ζ(゚ー゚*ζ「こんにちわ」ペコ

lw´‐ _‐ノv「こんにちわ」

川;゚ -゚)

lw´‐ _‐ノv・・・

lw´‐ _‐ノv「菓子でも食うか」

lw´‐ _‐ノv「ちょっと待ってな」

バタン

184ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:32:42 ID:IxRjeQkQ0
川;゚ -゚)

('A`)「クールちゃん?」

【+  】ゞ゚)「硬直してますね」

ζ(゚ー゚*ζ「そうね、怖いのかしら」

【+  】ゞ゚)「でしょうな、しかし・・・」

【+  】ゞ゚)「愛とは分らぬものです」

ζ(゚ー゚*ζ?

185ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:34:04 ID:IxRjeQkQ0
3分後

lw´‐ _‐ノv「ほれ、クッキーだ」

(*'A`)「おいしそー!!!」

川;゚ -゚)

川;゚ -゚)「まま、あの」

lw´‐ _‐ノv「どうした?」

川;゚ -゚)「あ、あ、(*'A`)「このクッキーすごくおいしい!」

【+  】ゞ゚)「どこのメーカーのでしょう」

ζ(゚ー゚*ζ(ところどころ焦げてる)

186ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:35:39 ID:IxRjeQkQ0
ζ(゚ー゚*ζ「彼女のお母さんが作ったものみたいね」

lw´‐ _‐ノv「ああ、そうだよ」

ζ(゚ー゚*ζ・・・

ζ(゚ー゚*ζ「やっぱりですか」

【+  】ゞ゚)「下手に話せませんね」

lw´‐ _‐ノv「おいしい?」

ζ(゚ー゚*ζ「はい、凄くおいしいです」

lw´‐ _‐ノv「そう、それはよかった」

【+  】ゞ゚)(今のは私への返事も兼ねてると受けとった方がよさそうですね)

187ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:36:44 ID:IxRjeQkQ0
川;゚ -゚)

川;゚ -゚)「」

川;゚ -゚)「(*'A`)「クールちゃん!ハイ!」

川;゚ -゚)!

川;゚ -゚)「え?」

('A`)「お母さんのクッキーキライ?」

川;゚ -゚)「う、ううん、ママのクッキー好きだよ、でも」

('A`)「無くなっちゃうから食べないと!!」

【+  】ゞ゚)「といっても彼が殆ど食べてますけどね」

ζ(゚ー゚*ζ「私もそう思うよ」

('A`)「デレちゃんもこう言ってるよ!」

川;゚ -゚)「う、うん、わかった」

lw´‐ _‐ノv・・・

lw´‐ _‐ノv「新しいのを持ってくるよ」

(*'A`)「クールちゃんのお母さんありがと!!」

ζ(゚ー゚*ζ「ありがとうございます」

lw´‐ _‐ノv「いえいえ、どういたしまして」

188ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:38:02 ID:IxRjeQkQ0
1時間後

lw´‐ _‐ノv「それじゃあサヨウナラ」

川;゚ -゚)「じゃあね、デレちゃん、ドクオ」

ζ(゚ー゚*ζ「ええ、また明日」

(*'A`)「バイバーイ!!!」


(*'A)ζ(ー゚*ζ

ガチャ

バタン

189ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:38:42 ID:IxRjeQkQ0

川;゚ -゚)「あの、お母さん」

lw´‐ _‐ノv…

lw´‐ _‐ノv「あの子たちの名前は?」

川;゚ -゚)「え?えと、」

川;゚ -゚)「ドクオに、デレちゃんだよ」

lw´‐ _‐ノv「そう」

190ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:39:19 ID:IxRjeQkQ0
lw´‐ _‐ノv「クールにも友達か…」

lw´‐ _‐ノv「そういえば最近は、中々一緒に居られなかったね」ボソ

川;゚ -゚)?

lw´‐ _‐ノv「クールはハンバーグが好きだったよね、久しぶりにハンバーグにしよっか」

川 ゚ -゚)!!!

川 ゚ -゚)

lw´‐ _‐ノv「いや?」

川 ゚ -゚)「ううん、」

lw´‐ _‐ノv「そう、まずはスーパーに一緒に行こうか」

川 ゚ -゚)

川*゚ -゚)「うん!!」






【+  】ゞ゚)「…不器用ですねー」

【+  】ゞ゚)「母はみな、このように不器用に見守っているのかもしれませんね」

【+  】ゞ゚)「さて、そろそろ戻らないと。あらぬ疑いを掛けられても困りますし」

191ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:40:15 ID:IxRjeQkQ0



ζ(゚ー゚*ζパクパク

ξ゚⊿゚)ξモッチャモッチャ

ミセ*゚ー゚)リパクパク

ミセ*゚ー゚)リ「ツンちゃん」

ξ゚⊿゚)ξ「なモッチャにモッチャ」

ミセ*゚ー゚)リ「口を閉じて食べよう」

ξ゚⊿゚)ξ「はグチュいグチュ」

ミセ*゚ー゚)リつ スッ

ξ゚⊿゚)ξ!!!

ξ#゚⊿゚)ξ「それ私の!!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「口を閉じて食べない子には食べられたくないよぉ〜」

ξ゚⊿゚)ξ「だめ!食べられなさい!!」

ミセ*゚ー゚)リ「やだよぉ〜」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃくにくきょうしょくです、食べられなさい」

ミセ;゚ー゚)リ「ど、何処でそんな言葉を」

ξ゚⊿゚)ξつ フンヌッ!!!

ミセ*゚ー゚)リ「あ!!」

ξ゚⊿゚)ξモッチャモッチャ

【+  】ゞ゚)「いろいろ凄い方ですな」

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

192ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:40:54 ID:IxRjeQkQ0

人は大事なものの為に頑張る、ひたすら無垢な感情を一途に向ける。
時としてそれは、本人の気付かぬところで道を誤る。


大事にすればするほど、いつの間にかそれを失ってしまうかもしれない。
憎しみを向けられるかもしれない、怒りを向けられるかもしれない。

ζ(ー ζ( A)

見捨てられてしまうかもしれない



…人は思ったよりも感情的で、動物としての消せぬものが残っている

だが、強い理性も持っている

193ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/03(日) 13:41:56 ID:IxRjeQkQ0
次に続きます

194同志名無しさん:2017/12/03(日) 19:35:03 ID:HJCXC3IU0
シューさん…乙

195ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:00:07 ID:VTr7n4sc0

2か月後

ξ゚⊿゚)ξ「ひゃっほう!あっと10日!あっと10日!!」

ζ(゚ー゚*ζ「おねえちゃん、下着ではしゃがないで」

ξ゚⊿゚)ξ「あっと10日!あっと10日!!」

ミセ*゚ー゚)リ「もう夏休みかー!!、あっという間だねぇ」

【+  】ゞ゚)「そうですねえ、早い!!早いです、ほんと」

ζ(゚ー゚*ζ「それにしても・・・」

ζ(゚ー゚*ζ(微妙に、微妙にだけど変わっている…)

ζ(゚ー゚*ζ(過去の私とドクオはケンカと仲直りを繰り返した)

ζ(゚ー゚*ζ(でもこの数か月間、一回もケンカをしなかった・・・。運命が変わっている?)

【+  】ゞ゚)

【+  】ゞ‐)「憐れな…」

196ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:00:57 ID:VTr7n4sc0

ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの?急に」

【+  】ゞ゚)「いえ、なんでも」

ζ(゚ー゚*ζ「ふうん?」

ミセ*゚ー゚)リ「さあてと、二人とも!!学校に行って勉強して!!休みを満喫しようぜ!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「早く来ないっかな!早く来ないっかな!!なっつやっすみ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「行ってきます」

【+  】ゞ^)「いってきまーす」

197ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:01:58 ID:VTr7n4sc0
学校:昼休み

【+  】ゞ゚)

198ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:13:20 ID:VTr7n4sc0
(*'A`)ζ(^ー^*ζ

199ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:13:52 ID:VTr7n4sc0

最近、彼女の顔に笑顔が見られるようになってきた…と思う。
私自身、気乗りではなかったが、こうして近くて遠い隣人の様子を見て、一抹の思いにふけるぐらいにはなった。
…悲しいことだ、人間は”人”にはなれない。
彼女もまた、ささやかな”友人”になることができない。

川*゚ -゚)('A`*)ζ(゚ー゚*ζ

彼を介して繋がる糸も、絆にはなり得ないのだろうか。

200ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:15:50 ID:VTr7n4sc0

ζ(゚ー゚*ζ「面白いね、それ」

川 ゚ -゚)「でしょ?何種類も糸を混ぜたんだ」

('A`)「わぁ…綺麗な毛糸だね」

(*'A`)「ロマネスクに混ぜたら面白そう!!」

川 ゚ -゚)

川 ゚ -゚)「あげようか?」

('A`)!!

(*'A`)「ほんとうに!!?」

川 ゚ -゚)「うん、いいよ」

川 ゚ -゚)「なんでか分からないけど、ドクオの笑顔を見ると、」

川 ゚ -゚)「おちつくから」

(*'A`)「えへへ、ありがと!!」

川 ^ -^)('∀`*)ζ(゚ー゚*ζ

ζ(゚ー゚*ζ…

201ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:16:31 ID:VTr7n4sc0
放課後

(*'A`)〜♪

ζ(゚ー゚*ζ「ねえ」

('A`)「あ、でれちゃん!どうしたの?」

ζ(゚ー゚*ζ「夏休みさ、一緒に遊ばない?」

('A`)!!

(*'A`)「うん!もちろん!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「そっか、じゃ('A`)「クーちゃんはどうする?」

川 ゚ -゚)「うん?なにが?」

('A`)「夏休み一緒に遊ばない?」

川 ゚ -゚)!!!

川 ゚ -゚)「うん!!」

ζ(゚ー゚*ζ…

202ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:17:19 ID:VTr7n4sc0
夏休み初めの方

ミセ*゚ー゚)リ「海だ!!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「川だあ!!!!」

(メA`)「夏休みだああああああ!!!!」

【+  】ゞ^)「ひゃっほい!!!!!!」

川 ゚ -゚)ウズウズ

lw´‐ _‐ノv「こいつらめっさうるせえな」

(メA`)「まあまあ、そんなこと言わずに」

lw;´‐ _‐ノv「ふんどしだけの方に言われるとは…」

川 ゚ -゚)ウズウズ

lw´‐ _‐ノv「クール、日焼け止め塗ってからね」

川*゚ -゚)「う、うん!!!」

203ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:18:08 ID:VTr7n4sc0
ζ(゚ー゚*ζ「暑い…」

【+  】ゞ゚)「まあまあ、良いじゃないですか!!凍りに凍った貴方の心も解けますよ!!!」

ζ(゚ー゚*ζギロリ

【+  】ゞ゚)〜♪

ζ(゚ー゚*ζ(こいつ…クールのお母さんが居るからって調子に乗ってるわね)

lw´‐ _‐ノv「脱衣所に行こうか」

川 ゚ -゚)「うん!」

川 ゚ -゚)(…パパも来てくれた方がよかったけど、仕事が忙しいし仕方ないか)

ミセ*゚ー゚)リ「あ、私たちもシューさんに続くよ!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「尾行じゃあああ!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「うるさいよ、色んな人に視線を向けられてるよ?」

204ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:18:39 ID:VTr7n4sc0
ミセ*゚ー゚)リ「水着じゃみずきじゃあああ!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「うみだああああああああ!!!」

川 ゚ -゚)ウズウズ

lw´‐ _‐ノv「よし!着替えも終わったし皆行ってきな」

ξ゚⊿゚)ξ川 ゚ -゚)('A`)「はーい!!!!!」

川*゚ -゚)「デレちゃん!いこ?」

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

タッタッタッタ

ミセ*゚ー゚)リ…

205ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:19:30 ID:VTr7n4sc0

lw´‐ _‐ノv「おや、ドクオ君のお父さんは彼らと一緒に海に行かないのですか?」

(メA`)「はっはっは、私は彼らの遊んでる姿を見るだけで充分ですよ」

lw´‐ _‐ノv「・・・もしかして泳げない?」

(;メA`)「ふ?え、いやあ、そんあことありまへんよ?」

lw´‐ _‐ノv「まあ、人それぞれですな」

(;メA`)「いや!!本当に違いますから!!」

(メA`)!

(メA`)「三瀬さん?どうしたんですか?」

lw´‐ _‐ノv「いつもの貴方ならこの後、この人の金槌疑惑を追撃しそうな気もしなくはありませんが」

(メA`)「はっはっは、そんなことはどうでもいいのです!!」

(メA`)「三瀬さん、随分と不安げな顔ですね。もしかしてツンちゃんかデレちゃんは泳げないんですか?」

ミセ*゚ー゚)リ「ええ、そのはずなんです。だから、いつも…」

(メA`)?

lw´‐ _‐ノv「それならこんな場所で雑談せずに、彼らのところに行きますか」

ミセ*゚ー゚)リ「…そうしますか!!」

(メA`)「あ、ちょっ

タッタッタッタ

206ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:20:02 ID:VTr7n4sc0


砂浜


【+  】ゞ^)「きゃあ!みずかけないでえ〜」パシャッパシャッ

【+  】ゞ^)「それ!お返しだぁ」パシャッパシャッ

ζ(゚ー゚*ζ「きもいわよ、あんた」

【+  】ゞ-)ハア

【+  】ゞ゚)「私のようなエレガントでリッチな大人は、中々独り身でこの様な場所には来ないんですよ」

207ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:20:59 ID:VTr7n4sc0
【+  】ゞ゚)「なので一人でカップルを演じていただけですよ?」

ζ(゚ー゚*ζ「その発想がキモイのよ」

ξ゚⊿゚)ξ「おりゃ!!」

ζ(゚ー゚*ζパシャッ

ξ^∀^)ξ「デレの髪がワカメみたいになってるーーー!!!」

川 ゚ -゚)「やあ!!」

ζ(゚ー゚*ζパシャッ

川 ゚ -゚)「デレちゃん、ソンナとこに居ないでこっちで遊ぼう!」

【+  】ゞ^)「それ!!!」

ζ(゚ー゚*ζパシャッ

【+  】ゞ゚)「油断大敵ですね」

ζ(゚ー゚*ζ「そうだね、今そっちに行く」

【+  】ゞ゚)「あれ!?ムシ!?」

ζ(゚ー゚*ζ「むう、」

川 ゚ -゚)「足重い?」

ζ(゚ー゚*ζ「ちょっとかな」

【+  】ゞ゚)「おさむ君は浮遊してるんで大丈夫ですよ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「誰もあなたには聞いてないよ」

208ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:23:25 ID:VTr7n4sc0
10分後

ζ(゚ー゚*ζ「えい」

lw´‐ _‐ノv「それ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「やあ!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「ヘイパアアアス!!!」

(#'A`)「やああ!!!」

川;゚ -゚)「わッ!」

(;メA`)「え?ちょ!!!とおいいいいいい!!!」

【+  】ゞ゚)「ビーチバレーですか、いいですねえ」

(#メA`)「男のダッシュをみよ!!!!」ダッダッダッダ

(メA`)「あ」
ドサア

川;゚ -゚)「あ!!!」

ξ;∀;)ξ「ドックンのパパ転んだああああ!お尻見えてる!!!」ゲラゲラ

ミセ*゚ー゚)リ「うわ、キッたね」

lw;´‐ _‐ノv「女の子がいるのにセクハラは辞めてほしいなあ」

(;'A`)「ぱ、パパ、毛が凄いよ」

ζ(゚ー゚;ζ「凄い…」

(;メA`)「や、やばい!!!ふんどしが!!!」

209ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:24:41 ID:VTr7n4sc0
【+  】ゞ゚)「おやおや、少し不味そうですね。手助けしてきます」

ζ(゚ー゚*ζ「何する気よ」ヒソヒソ

【+  】ゞ゚)「あのままだと暴君が見えてしまいますし、見えないように上手く調節します」

ζ(゚ー゚*ζ「なら良いけど」ヒソヒソ

【+  】ゞ゚)「よいしょと」

(メA`)「おお!!!風が!!」

(;メA`)(今なら締めなおせる!!!この褌を!!)

(#メA`)「はあ!!!!!」

【+  】ゞ゚)「あ」

(;メA`)「あ、やべ」

ミセ*゚ー゚)リつ(;メA`)グイッ

ミセ*゚ー゚)リ「だいじょうぶですか?」

【+  】ゞ^)「ナイスです!」

ζ(゚ー゚*ζハア

(;メA`)「すみません、助かりました。褌を締めなおそうとしたら足がもつれて」

ミセ*゚ー゚)リ「見えちゃうから直してくださいよ」

(メA`)「勿論ですとも!」

210ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:26:01 ID:VTr7n4sc0
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____________________________


川;゚ -゚)「あ、ドクオ君のお父さん」

川;゚ -゚)「ごめんなさい!!!」

(メA`)「うん?どうして謝るんだい?」

川;゚ -゚)「だって私がボール飛ばしたせいで…」

(メ∀`)「はっはっは!!良いの良いの!クールちゃんは気にしなくていいぞ!!」

川;゚ -゚)「でも…」

211ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:26:27 ID:VTr7n4sc0
ミセ*゚ー゚)リ「いいんだよ!!グリイイイインだよ!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「綺麗???くりーんなの???」

ζ(゚ー゚*ζ「違うよソレ」

【+  】ゞ゚)「お姉さまは英語が分かるんですか!」

ζ(゚ー゚*ζ「お母さんが偶に教えてたでしょ」ヒソヒソ

【+  】ゞ゚)「そういえばそうですねぇ…」

lw´‐ _‐ノv「とりあえず再開しますか」

ミセ*゚ー゚)リ「うっしゃああああ!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「私の華麗な技をみしてやるう!!!!」

212ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:27:03 ID:VTr7n4sc0
夕方

ξ゚⊿゚)ξウトウト

ミセ*゚ー゚)リ「だいじょうぶ?ツンちゃん」

ξ゚⊿゚)ξ!!

ξ゚⊿゚)ξ「私お姉さんだもん!!デレが歩いてるなら私も歩く!!」

ξ゚⊿゚)ξウトウト

ミセ;゚ー゚)リ「あぶないなあ」

(メA`)「ツンちゃんはえらいなあ」

( -A-)グウグウ

(メA`)「でも無理はいけないぞ?」

ξ゚⊿゚)ξウトウト

ミセ*゚ー゚)リ「よいしょと」

ξ --)ξグウ

ミセ*^ー^)リ「まだまだ子供だね」

213ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:27:28 ID:VTr7n4sc0

ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんは大丈夫?」

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

ミセ*゚ー゚)リ「辛くなったらいうんだよ?」

ζ(゚ー゚*ζ「わかった」

川 --)スウスウ

lw´‐ _‐ノv(重くなったなぁ)

【+  】ゞ゚)「眠くないんですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

【+  】ゞ゚)「子どもは遊んだ後に眠くなるものですよ!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「あら、随分と面白いことをいうのね」

【+  】;ゞ゚)「何一つとしてそんなこと言ってませんよ!!」

214ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:30:44 ID:VTr7n4sc0


ミセ*゚ー゚)リ「よっと」

ξ゚⊿゚)ξ「ねむーーーい!!」

ζ(゚ー゚*ζウトウト

ミセ*゚ー゚)リ「お風呂入ってさっぱりしたし!!眠るか!!」

ξ゚⊿゚)ξ「うん!!!」

【+  】ゞ゚)「おやおや…」

ζ(--*ζスウ

【+  】ゞ゚)「冷たい仮面を着けていても、眠れば唯の子供になるんですな」

【+  】ゞ゚)「それではおやすみなさい、お嬢さん」

【+  】ゞ___

【+  ______

【_____________________

____________________________________

215ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:31:16 ID:VTr7n4sc0

( A)デレ

なあに?ドクオ。愛の告白でもしに来た??

( A)…

( A)クールとさ、付き合うことにした

ッ!!!!!!!

( A)…

( A)そんな、そんな顔すんなよ

だったら言わなきゃいいのに

( A)お前にだけは言いたかったんだ



( A)本当にさ、大切な人だから…

ッ!!何がよ!!!知らない、貴方なんか知らない!!!大っ嫌い!!

( A;)・・おれ・・・お・・・・・ご・・・・

216ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:32:02 ID:VTr7n4sc0
_______________________________________

_________________________

______________

なぜ私に貴方の心を向けてくれなかったの

知ってたんでしょ?私があなたのこと好きって

苦しい、苦しいよ

一人にしないで…

もう嫌なの…もう、もう…

217ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:32:33 ID:VTr7n4sc0
_______________________________________

_______________________

_________

ζ(;ー;ζウッウッウッ

ミセ*゚ー゚)リ!!

ミセ;゚ー゚)リ「どうしたの?デレちゃん」

ζ(;ー;ζウッウッウッ

ミセ*゚ー゚)リ(目を閉じながら泣いてる)

ミセ*゚ー゚)リ「怖い夢を見てるの?大丈夫だよ、わたしもお姉ちゃんもいるよ」

ζ(;ー;ζウッウッウッ

ミセ*゚ー゚)リ

ミセ*-ー-)リζ(;ー;ζウッウッウッ

ギュウ

ミセ*゚ー゚)リ「大丈夫、皆そばにいるよ…」

218ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:32:53 ID:VTr7n4sc0
____________________________________


_____________________


_______

219ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:33:21 ID:VTr7n4sc0


凍える夜、世界は眠りにつく
世界とは、一人称の我々が把握できるほんの一握りの世界だけ
我々が観測しない限りは眠りについてい

220ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:33:42 ID:VTr7n4sc0
【+  】ゞ゚)

221ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:34:13 ID:VTr7n4sc0
風が涼しい
まるで、太陽を嫌った何かが、彼を認識の外に追いやってしまったかのようだ

【+  】ゞ゚)「いやぁ、こういう仕事は嫌になりますねぇ」

私がそう言うと、認識の外にある世界が私を見つめる
私が彼らを知っているように、彼らも私を知っている

222ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:34:35 ID:VTr7n4sc0
ζ(゚ー゚*ζ

女は知らない、これは繰り返しではないと
本当の意味で知ったわけではない

223ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:35:11 ID:VTr7n4sc0

('A`)

男は知らない
歯車とは得てして摩耗するものであると

224ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:35:53 ID:VTr7n4sc0
川 ゚ -゚)

開かれた世界は化学反応のごとく永久に交わりつづける
安定したように見えても、安定したわけではない
プラスとマイナスの量が同じになっただけだ
決して消滅したわけではない

225ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/04(月) 18:36:28 ID:VTr7n4sc0
【+  】ゞ゚)

本当は眠りが必要ない我々は、彼らと同じ世界にありながら、別の世界の住人だ

【+  】ゞ゚)「やれやれ、私も狂いましたね。このような感傷に浸るようになるとは」

世界が私を再度、見つめなおした

_________________________________

___________________

__________

____

226ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:16:15 ID:og0VvCK20
次の日の朝

ζ(゚ー゚*ζ「…目元が赤い、私に何かした?」

【+  】ゞ゚)「おさむくんはパリピなのでザ銀でウェーイwwwwしてましたよ」

ζ(゚ー゚*ζ「あっそ」

【+  】ゞ;)「もっとかまって!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「デレーーー!!!おさむくんと遊んでないで私にも鏡みしてーーー!!」

ζ(゚ー゚*ζ「わかった」

227ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:16:48 ID:og0VvCK20
朝食

ミセ*゚ー゚)リ「今日も二人きりかー、変な人を家に入れちゃだめだよ?」

ξ゚⊿゚)ξ「ドックンのおとーさんはー?」

ミセ*゚ー゚)リ「うーん…」

ミセ*゚ー゚)リ「ぎりオッケー」

ξ゚⊿゚)ξ「はーい!!」

ミセ*゚ー゚)リ(つっても私と同じで仕事だろうけどなぁ)

ξ゚⊿゚)ξ「ドックンはーーー?」

ミセ*゚ー゚)リ「もちオッケー」

ミセ*゚ー゚)リ(…離れてるしさすがに一人では来ないと思うけどなあ)

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ行ってきます!食べ物はチンするんだよー、お菓子を食べすぎないように!!!」

228ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:17:17 ID:og0VvCK20

ξ゚⊿゚)ξ「わかったーー!ママみたいな牡牛さんに成らないようにする!!」

ミセ*゚ー゚)リ「聞き捨てならないねぇ、私はグラマラスなだけだから」

ξ゚⊿゚)ξ「わかったーー!!!!グラマラスにならないようにする!!」

ミセ;゚ー゚)リ「「とにかく!!!変な人は入れちゃだめだよ??」

ζ(゚ー゚*ζ「分かった」

ミセ*゚ー゚)リ「うしっ!!!行ってくるぜい!!」

ガチャ

ξ゚⊿゚)ξ「デレ!!ロマネスク見よ!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「うん、カギ閉めてからね」

229ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:17:55 ID:og0VvCK20


ξ゚⊿゚)ξ「めしだああああああああああああああ!!!」

【+  】*ゞ゚)「それより続き見ましょうよぉ〜、ダイオードはどうなっちゃうんですか!!!?」

ζ(゚ー゚*ζ「遺伝子を採取されてぶら【+  】ゞ゚)「ダメ!!!!!ダメです!!!!ネタバレはやめてください!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「貴方が見たいって言ったんじゃない」

【+  】ゞ゚)「続きが見たいだけでネタバレしてほしいわけじゃないんですよ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「めんどくさいわね」

こんこん

ζ(゚ー゚*ζ【+  】ゞ゚)ξ゚⊿゚)ξ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

230ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:19:19 ID:og0VvCK20

ξ;゚⊿゚)ξ「ま、窓から!!!??なにやつ!!!」ドキドキ

【+  】;ゞ゚)「あ、あ安心してください!!!!イザとなったら不思議な力でウェーいwwwwします!!!!!!!!!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「いみがわからないよ」

ζ(゚ー゚*ζ…


川 ゚ -゚|ヒョコッ



ζ(゚ー゚;ζ「クール?なんでここに?」

【+  】ゞ゚)「え!!?」

【+  】ゞ゚)「大人が歩いて15分の距離ですよ!!?子どもだったらもっとかかるし・・・」

【+  】ゞ゚)「何より彼女はこの家を知らないのでは???」

ξ゚⊿゚)ξ「クーちゃん!!!!!!!!!!」

川 ゚ -゚)( 'A`|…

ξ゚⊿゚)ξ「あの梅みたいな顔・・・ドックン!!!!!!!!!」

【+  】;ゞ゚)「梅みたいな顔って酷いですね」

ζ(゚ー゚*ζ「まあお姉ちゃんだから」

ξ゚⊿゚)ξ「今アケルーーーー!!!」

ガラララ

231ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:19:58 ID:og0VvCK20
川 ゚ -゚)「あ、お姉さんこんにちは」

ξ゚⊿゚)ξ「はいってはいってーーー!!!」

(;'A`)「窓からだけど大丈夫??」

ξ゚⊿゚)ξ「勿論!!!!」

川 ゚ -゚)「お、お邪魔します」

ζ(゚ー゚*ζ「どうやってここまで来たの?」

川 ゚ -゚)「うん、ドクオが私の家に来たんだ」

ζ(゚ー゚*ζ…

川 ゚ -゚)「デレちゃんのお家に行こうって誘われて、私は行けないって言ったんだけどドクオが私【+  】*ゞ<)「きゃああああああああああ!!!!!!押し倒されたんですか!!!!?」

【+  】*ゞ゚)「まったく最近の子供は!!!!肉食化が過ぎますよ!!!!!!!!」

ζ(゚ー゚#ζ(聞こえなかったんだけど。というかなんで昼ドラみたいなことが子供二人、しかも玄関で起こるのよ。頭おかしいの?)

川 ゚ -゚)「だからデレちゃんの家に来たんだ」

ζ(゚ー゚*ζ「そうなんだ」(とりあえず返事はしておこう)

232ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:20:27 ID:og0VvCK20

ξ゚⊿゚)ξ「でも二人とも!!!子供が二人で出歩いちゃ危ないよ!!」

【+  】ゞ゚)「それは言えてますな」

(;'A`)「ご、ごめんなさい」

ξ゚ー゚)ξ「ゆるす!!」

【+  】;ゞ゚)「え!?許していいんですか?」

川;゚ -゚)「お父さんとお母さん、怒るかなあ」

ξ゚ー゚)ξ「うん!」

【+  】;ゞ゚)「そこは冗談でも否定してあげましょうよ!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「とりあえず二人とも上がって、カギ閉めちゃうから」

川;゚ -゚)「う、うん」

233ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:21:36 ID:og0VvCK20
昼飯

ξ゚⊿゚)ξ「フレーク食べよ!!」

川 ゚ -゚)「ふれーく?」

('A`)「フレークって何?」

ξ゚⊿゚)ξ「ごはん」

川 ゚ -゚)「食べ物?」

ξ゚⊿゚)ξ「うん」

ζ(゚ー゚*ζ「御昼は冷蔵してあるよ」

234ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:22:37 ID:og0VvCK20
ξ゚ー゚)ξ「お客さんにはそんなもの出せないよ!」

【+  】ゞ゚)「とかいいながら自分が食べたいからでしょうな」

ζ(゚ー゚*ζ「でしょうね」

ξ゚⊿゚)ξカラカラカラカラ

ξ゚⊿゚)ξ「はい!!!」

川 ゚ -゚)「これがふれーく?」

('A`)「たべてみていい?」

ξ゚⊿゚)ξ「いいけど牛乳かけた方がおいしいよ!!」

('〜`)ムシャムシャ

('∀`)「あまい!!」

川 ゚ -゚)パク

川 ゚ -゚)…

川*゚ -゚)「おいしい!!!」

ξ゚ー゚)ξ「牛乳かけたらもっと美味しいよ!!」

235ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:23:55 ID:og0VvCK20
昼飯後

川 ゚ -゚)「あ!!ロマネスクだ!」

('A`)「ダイオードが捕まっちゃう話?」

ξ゚⊿゚)ξ「うん」

ζ(゚ー゚*ζ「そうだよ」

【+  】ゞ゚)「一目見ただけでわかるんですか」

ζ(゚ー゚*ζ「そりゃね」

ξ゚⊿゚)ξ「見る?」

【+  】ゞ^)川*゚ -゚)「見るーーーーーー!!!」('∀`)

ζ(゚ー゚*ζ(まあ家の中で変なことするよりはいいか)

ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ今ビデオ入れるね」

ξ゚⊿゚)ξカチャ

ξ゚⊿゚)ξポチ

( ФωФ)<ダイオード…今助けるのである!!!!

ふっふっふ、よくもまぁそんなこと言えたわね>(  )

(;ФωФ)!!!!

(;ФωФ)<だ、ダイオード?

/ ■、■ /<くくく…

【+  】;ゞ゚)ドキドキ

川;゚ -゚)ゴクッ

ζ(゚ー゚*ζ(なんか眠くなってきた)

(*'A`)…

236ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:24:23 ID:og0VvCK20
夕方

ζ(--*ζスウスウ

ξ;゚⊿゚)ξつ/←ペン

川;゚ -゚)(デレちゃん起きちゃうよ!)

(;'A`)(怒られちゃうよ…)

237ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:25:33 ID:og0VvCK20

    ダメだよ!    後ちょっと、あと少し!!
川;つ゚ -゚)つ(;つ'A`)つ⊂ξ;゚⊿゚)ξつ/ζ(--*ζスウスウ
          グググ


【+  】ゞ゚)(落書きですか、起こした方がいいんですかねぇ)

【+  】ゞ゚)…

【+  】ゞ゚)(ζ(゚ー゚#ζなんでクールがドクオの体を抱きしめてるのに私を起こさなかったの?馬鹿なの?死ぬの?というか顔に落書きされてるんだけど)

【+  】ゞ゚)…

【+  】ゞ゚)(ここは狸寝入りでもしておきますか)

【+  】ゞ゚)〜zzZ

ピンポーン

【+  】ゞ゚)!!!

238ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:26:42 ID:og0VvCK20

【+  】ゞ゚)〜zzZ

ζ(゚ー゚*ζ「うん?」

ξ゚⊿゚)ξつ/ζ(゚ー゚*ζ

ξ゚⊿゚)ξサッ

ξ゚⊿゚)ξ「ママが帰ってきたーーー!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「ねえ、今何持ってたの?」

ξ゚⊿゚)ξ

タッタッタッタ

ζ(゚ー゚*ζ…

川;゚ -゚)「えっとね、そのね」

(;'A`)「止めようとしたんだよ!!、で、でもね」

【+  】ゞ-)〜zzZ

【+  】ゞ゚)チラッ

ζ(゚ー゚*ζ

【+  】;ゞ゚)〜zzZ

239ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:27:35 ID:og0VvCK20
ミセ*゚ー゚)リ「みんなただいまー・・・って」

ミセ;゚ー゚)リ「あれ?クーちゃんにドクオ君?」

ξ゚⊿゚)ξ「遊びに来たの!!!」

ミセ;゚ー゚)リ「そ、そっか。ママかパパにちゃんと言った?」

('A`)「ううん」

川;゚ -゚)「いってない」

ミセ*゚ー゚)リ「わかった。今連絡するね。お母さんたち困ってるだろうから」

(*'A`)「ありがとーー!!」

川;゚ -゚)「ありがとうございます」

240ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:28:48 ID:og0VvCK20


ミセ;゚ー゚)リ「本当にすみません」

lw;´‐ _‐ノv「いえ、こちらこそお宅に迷惑をかけてしまったようで」

川;゚ -゚)「ごめんなさい…」

ミセ*゚ー゚)リ「大丈夫!!むしろうちの子たちも喜んでたから!」

lw´‐ _‐ノv「それじゃ、また」

ミセ*゚ー゚)リ「はい、それでは」

ガチャ

ミセ*゚ー゚)リ「ふう」

ξ゚⊿゚)ξ「あークーちゃん帰っちゃったか」

ζ(゚ー゚*ζ「そうだね」

241ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:29:31 ID:og0VvCK20
【+  】(#)ゞ゚)「ドクオ君も帰っちゃったし暇ですな」

ζ(゚ー゚*ζ「でもこの調子なら暇なときに来るんじゃない?」

【+  】(#)ゞ゚)「そうかもしれませんな」

【+  】(#)ゞ゚)「しかし…」

【+  】(#)ゞ゚)「こどもは案外に、行動力があるんですな」

ζ(゚ー゚*ζ「…かもね」

ミセ*゚ー゚)リ「さっ!テレビ見よ!デレちゃん!」

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

242ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:31:25 ID:og0VvCK20
1週間後

ζ(゚ー゚*ζ…

川 ゚ -゚)…

ξ--)ξグウゥ

ζ(゚ー゚*ζ「あ川 ゚ -゚)「でれちゃん、なにしてあそぼっか」

ζ(゚ー゚*ζ…

川 ゚ -゚)…

【+  】ゞ゚)「ここは私を使って姑ごっこでもします?」

ζ(゚ー゚*ζ「却下」

川;゚ -゚)「きゃっか?ってなに?」

ζ(゚ー゚*ζ「…お人形遊びでもする?ってこと」

川 ゚ -゚)!!

川*゚ -゚)「うん!!」

【+  】*ゞ゚)「あ、何だかんだ言って私の案、採用ですか?」

243ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:33:01 ID:og0VvCK20

川 ゚ -゚)「デレちゃんってやっぱりお人形さんいっぱい持ってるの?」

ζ(゚ー゚*ζ「まあ・・・」

川 ゚ -゚)「…そうなんだ」

ζ(゚ー゚*ζ「…うん」

【+  】ゞ゚)「ちょっと!!!」

【+  】#ゞ゚)「コミュニケーションがうまくいかない男女ですか!!?なんで次の会話に繋げようとしないんですか!!」

ζ(゚ー゚#ζ(本当にうるさいな)

ζ(゚ー゚*ζ「じゃあ今持ってくるね」

川 ゚ -゚)「…あのさ」

ζ(゚ー゚*ζ

ζ(゚ー゚*ζ「うん?」

川 ゚ -゚)…

ζ(゚ー゚*ζ…

川 ゚ -゚)「やっぱり何でもない」

ζ(゚ー゚*ζ「…そう」

244ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:33:46 ID:og0VvCK20

【+  】ゞ<)「もおおおお!!!!もっと会話を続ける努力をしましょうよ!!初対面じゃないでしょ!!!?」

【+  】ゞ゚)「そこは『うん☆もっとわたしにきいていいんだよ?☆私クーちゃんの事が…』位行きましょうよ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「貴方ってこの子のことになると人が変わるよね」

川;゚ -゚)「え!?」

ζ(゚ー゚*ζ「…クールちゃんのことじゃないよ」

川 ゚ -゚)「…おさむくんと話してたの?」

ζ(゚ー゚*ζ「…うん、まあ」

ζ(゚ー゚;ζ(これだと不思議ちゃん一直線ね)

川 ゚ -゚)「…いいなぁ」

【+  】ゞ゚)「お!!!会話のチャンス到来ですよ!!!」

ζ(゚ー゚*ζハア

ζ(゚ー゚*ζ「どうして?」

川 ゚ -゚)「え?」

ζ(゚ー゚*ζ「だって四六時…ずっとずうっと話しかけてくるんだよ?」

川 ゚ -゚)「でも」

川 ゚ -゚)「独りぼっちよりもずっといいから…」

ζ(゚ー゚*ζ「ふうん」

川 ゚ -゚)…

ζ(゚ー゚*ζ…

川 ゚ -゚)…

ζ(゚ー゚*ζ…

245ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:34:41 ID:og0VvCK20

【+  】#ゞ゚)「ちょっとおお!!!」

ζ(゚ー゚*ζ「なによ、うるさいな」ボソボソ

【+  】#ゞ゚)「そこでもっと話を掘り下げてあげるんですよ!!なにが『ふうん?』なんですか!!」

【+  】#ゞ゚)「そこで『何かあったの?』くらい聞きましょうよ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「子ども相手に言葉を合わせるのって案外難しいのよ?」ボソボソ

【+  】ゞ゚)「今のは明らかに会話をするのがメンドクサカッタだけじゃないですか!!」

ζ(゚ー゚*ζハア

ζ(゚ー゚*ζ(小姑がずっと横に居るのってこんな感じなのかしら)

ζ(゚ー゚*ζ「何かあったの?」

川 ゚ -゚)!!!

川*゚ -゚)「えっと、えっとな…んふふふ」

【+  】ゞ゚)「あれですな、教室の端っこで本を読んでいる子が笑うときのあれみたいな」

ζ(゚ー゚*ζ「貴方にしては珍しく辛辣じゃない、同意見だけど」ボソボソ

川 ゚ -゚)「…やっぱりな、その、」

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

川 ゚ -゚)…

ζ(゚ー゚*ζ…

川 ゚ -゚)…

ζ(゚ー゚*ζ…

【+  】;ゞ゚)「そ、そこで止まるんですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「だから言ったじゃない、私だけが問題じゃないのよって」

246ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:36:28 ID:og0VvCK20
十分後

川 ゚ -゚)…

ζ(゚ー゚*ζ…

【+  】ゞ゚)…

【+  】ゞ゚)(これが本当に小学生の遊んでいる風景なのでしょうか)

247ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:37:15 ID:og0VvCK20
【+  】ゞ゚)(運ばれてきた人形)

( ФωФ)/ ゚、。 /\(^o^)/|  ^o^ |( ・3・)

248ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:38:48 ID:og0VvCK20
【+  】ゞ゚)(何故か正座している二人)


   川 ゚ -゚) …      ζ(゚ー゚*ζ
  ( J J      し し )
  (、_)_)      (_(_, )

249ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:39:43 ID:og0VvCK20
【+  】ゞ゚)(そして放置された私)

ξ--)ξ〜zzZ

【+  】ゞ゚)(お姉さまはずっと昼寝してるし)

250ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:41:30 ID:og0VvCK20
   川 ゚ -゚)あのさ    ζ(゚ー゚*ζ
  ( J J      し し )
 ( 、_)_)     (_(_, )

 
   川 ゚ -゚)         ζ(゚ー゚*ζうん
  ( J J       し し )
 ( 、_)_)      (_(_, )

   川 ゚ -゚) …     ζ(゚ー゚*ζ
  ( J J      し し )
 ( 、_)_)     (_(_, )

【+  】;ゞ゚)(会話の止まるスピードが早すぎませんかね)

251ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:42:12 ID:og0VvCK20
川 ゚ -゚)「お人形遊びしようよ」

【+  】ゞ゚)(お)

ζ(゚ー゚*ζ「そうね、そうしましょう」

【+  】ゞ゚)(ようやくこの膠着状態から抜け出しましたか)

   川 ゚ -゚) …     ζ(゚ー゚*ζ…
  ( J J      し し )
 ( 、_)_)     (_(_, )

【+  】;ゞ゚)(ってなんで元に戻ってるんですか!!!)

252ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/05(火) 19:42:33 ID:og0VvCK20
次回に続く

253同志名無しさん:2017/12/05(火) 20:55:37 ID:9vd/pZB.0


254ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:06:41 ID:S0TWOrZI0
夏休み終わり直前

(;'A`)「ううう」

川 ゚ -゚)φ_スラスラ

川 ゚ -゚)「デレちゃんはどう?」

ζ(゚ー゚*ζ「わたし?私はもう終わったけど」

川 ゚ -゚)…

川 ゚ -゚)「流石だな」

ζ(゚ー゚*ζ「そう?」

【+  】ゞ゚)「まあ中身は大人ですからね」

(;'A`)「ううう…」

ζ(゚ー゚*ζ「どくお、大丈夫?」

(;'A`)「ううん…」

ζ(゚ー゚*ζ「みせて」

ζ(゚ー゚*ζ「ここはこうやるんだよ」

(;'A`)「え!?なんで?」

ζ(゚ー゚*ζ「先生が言ってたでしょ」

(;'A`)「そ、そうだっけ」

ζ(゚ー゚*ζ「うん、そうだよ」

255ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:07:55 ID:S0TWOrZI0

川 ゚ -゚)…

川 ゚ -゚)「ほら、私のノート見て」

(;'A`)「!!あ、ありがと・・・」

川 ゚ -゚)「うん」

ζ(゚ー゚*ζ…

【+  】ゞ゚)「きれいなノートですな」

ζ(゚ー゚*ζ「そうね」ボソボソ

【+  】ゞ゚)「貴女は確かノートを取ってないんですよね」

ζ(゚ー゚*ζ「当り前じゃない、とってるふりはしてるけど」ボソボソ

【+  】ゞ゚)「いやあ、とってたら彼の横に張り付いて教えられたんですけどなあ、彼女みたいに」

ζ(゚ー゚#ζ…

【+  】ゞ゚)「失礼、用事を思い出しました」

ζ(゚ー゚#ζ…

【+  】ゞ^)「いってきまーす」

ガチャ

256ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:09:17 ID:S0TWOrZI0

ξ゚⊿゚)ξ「あ!!」

【+  】ゞ゚)「おや?」

(*゚ー゚)「あれ?ツンちゃんどうしたの?」

【+  】ゞ゚)「貴女は?」

('A`)「あれ?お姉さんの横に居るのは?」

ξ゚⊿゚)ξ「しいちゃんだよ!!」

(*゚ー゚)「よろしくね、ええと…」

川 ゚ -゚)「クールです」

('A`)「どくおっていうんだ!」

(*゚ー゚)「クールちゃんにドクオ君…そっちの子はもしかして?」

ζ(゚ー゚*ζ「でれです、よろしくお願いします。椎名さん」

(*゚ー゚)?

(*゚ー゚)「あれ?名前教えたっけ?」

ζ(゚ー゚*ζ!!!

257ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:10:29 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「しいさんって言ってませんでしたっけ」

(*゚ー゚)「あれ?聞き間違いだったかな。いま椎名って聞こえたような…」

ξ゚⊿゚)ξ「聞き間違いだよ!!!今日初めてだもん!私もまだ話してなかったし!」

(*゚ー゚)「そっか、そうだよね」

(*゚ー゚)「みんな何してるの?」

川 ゚ -゚)「宿題です、デレちゃんのところに集まってやろうってなって」

(*゚ー゚)「そっか」

ξ゚ー゚)ξ「分からないところが有ったらお姉さんにみしてみなさい!」

(;'A`)「これ…」

ξ゚⊿゚)ξ…

ξ゚⊿゚)ξ「しいちゃん!!!二階であそぼっか!!」

(;゚ー゚)「え?でもドクオ君がξ゚⊿゚)ξ「とにかく行こう!」

('A`)「エ・・・」

ガチャ

バタン

川;゚ -゚)「私が教えてあげるよ。デレちゃんもな、教えてくれるよ」

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

(;'A`)「あ、ありがとう」

【+  】;ゞ゚)「簡単な計算だったんですが…」

ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃんだもん、仕方ない」

258ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:12:26 ID:S0TWOrZI0
1か月後

259ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:14:19 ID:S0TWOrZI0
夏休みも終わり10月に入った

ζ(゚ー゚*ζ

ドクオは相変わらずといったところだ

('A`)「」

( ´_ゝ`)「」

(´<_` )「」

('A`)「」

兄者と弟者との交流は夏休みの間も続いていたらしく、以前よりも仲が良くなっていた

( ・∀・)「」

('A`)!!

('A`)「」

1学期の時は交流が途絶えたと思われたモララーは、ほかのクラスからわざわざドクオたちとおしゃべりの為にこのクラスによく来るようになった。

川 ゚ -゚)「」

川 ゚ -゚)「…ちゃ・・」

川 ゚ -゚)「デレちゃん!」

260ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:15:32 ID:S0TWOrZI0

ζ(゚ー゚*ζ「クール?どうしたの」

川 ゚ -゚)「何してるのかなって」

ζ(゚ー゚*ζ「…今日の晩御飯は何かなって思ってただけ」

川 ゚ -゚)「そうなんだ」

(゚、゚トソン「何してるの?」

川 ゚ -゚)!!!!!!!!!!!

(゚、゚トソン?

川;゚ -゚)「ええ、ああ、ふほ」

(゚、゚;トソン「大丈夫?」

ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの、トソンちゃん」

(゚、゚トソン「え?二人でよく話してるから、何話してるのかなって…」

【+  】ゞ゚)「ほうほう、トソンさんですか。珍しい、いつもは別のグループの方と話しているのに」

ζ(゚ー゚*ζ「そうね」

(゚、゚トソン「…めいわくだったかな」

川;゚ -゚)「そそそんな!!!そんにゃ!わへないよ」

【+  】;ゞ゚)「うーむ?彼女ってこんな方でしたっけ?かみっかみじゃないですか」

ζ(゚ー゚*ζ「人と関わらなさ過ぎて関わり方を忘れたんじゃない?」

(゚、゚トソン「そっか、ありがと」

川*゚ -゚)「う、うん!もちろんだ!」

【+  】ゞ゚)「ふうむ?」

261ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:17:22 ID:S0TWOrZI0
1か月後

('A`)「デレちゃん!一緒に遊ぼ!」

ζ(゚ー゚*ζ「いいよ」

(゚、゚トソン「デレちゃん!」

ζ(゚ー゚*ζ「なに?」

(゚、゚トソン「私と遊ぼ!」

ζ(゚ー゚;ζ「えぇ…」

(゚、゚トソン…

(;、;トソン「いや?」グス

ζ(゚ー゚*ζ「うん」

【+  】;ゞ゚)「いやいやいや」

【+  】ゞ゚)「そこは『ううん、あそぼ』でしょ!!」

【+  】;ゞ゚)「なんで当たり前のように拒否してるんですか!!!」

262ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:18:07 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「いやなもんは嫌なのよ」

川 ゚ -゚)「どうしたんだい、トソンちゃん」

(;、;トソン「で、デレちゃんと、遊ぼって、そしたら」ウッウッ

ζ(゚ー゚;ζ(遊ばないだけでなんで泣いてるのよ)

(*'A`)「じゃあみんなで遊ぼ!」

(゚、゚#トソン「いや!」

('A`)「エ・・・」

(゚、゚#トソン「女の子の会話に入ってこないでよ!」

【+  】;ゞ゚)「女の子ってこんな感じなんですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「トソンはこんな感じの人よ」

263ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:19:47 ID:S0TWOrZI0
二学期終業式

( ,_ノ` )「ええ…皆さん、冬休みだからと言って勉学を怠らないように、それから…」

(゚、゚トソン「ねえデレちゃん」

ζ(゚ー゚*ζ…

(゚、゚トソン「ねえ」

ζ(゚ー゚*ζ…

【+  】ゞ゚)「よばれてますよ」

ζ(゚ー゚*ζ「無視で」

【+  】ゞ゚)「まあ終業式中ですものな」

(;、;トソン ウッ

【+  】ゞ゚)「泣きかけてますよ」

ζ(゚ー゚*ζ「女の子は女優よ、覚えているといいよ」

(;、;トソン ウッウッ

【+  】ゞ゚)「そうは見えないんですけどねえ」

(#,_ノ` )「ええ、そこの!!何をしているんです?人の話はしっかり聞きましょう」

(゚、゚トソン!!!

(゚、゚トソン…

【+  】;ゞ゚)「急に素顔に戻った!!?」

ζ(゚ー゚*ζ「ね?」

264ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:20:25 ID:S0TWOrZI0
冬休み

ζ(゚ー゚*ζアミアミ

ミセ*゚ー゚)リアミアミ

ξ゚⊿゚)ξ…

ξ゚⊿゚)ξ「はっ!!!!」」

ξ゚⊿゚)ξつ〇

ξ゚⊿゚)ξ「毛玉ができた」

ζ(゚ー゚*ζ「毛糸貸して」

ξ゚⊿゚)ξ「はい」

ζ(゚ー゚*ζ「ありがとう」

265ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:21:22 ID:S0TWOrZI0

【+  】ゞ゚)「毛糸を編んでるんですか。何を作るんです?」

ζ(゚ー゚*ζ「ドクオの毛糸帽」

【+  】ゞ゚)「ほう」

ミセ*゚ー゚)リ「よし!でけた!!」

ミセ*゚ー゚)リ「二人とも!!はいるかな?」

ξ゚⊿゚)ξ「よいしょっと・・・」

ζ(゚ー゚*ζ「うん、はいる」

ξ゚∀゚)ξ「あったかーーーい!!!」

【+  】*ゞ゚)「オサム君にはないんですか〜ねえ〜」

ζ(゚ー゚*ζ「ないにきまってるでしょ」

【+  】ゞ;)「ひどい!!」

266ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:21:44 ID:S0TWOrZI0
ミセ*゚ー゚)リ「あ!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「そうだ、これも作ったんだよ!デレちゃん!」

ζ(゚ー゚*ζ「…これは」

【+  】ゞ゚)「お!!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「おさむくんのフク!!着せてあげたら?」

【+  】*ゞ゚)「おおお!!!流石お母さま!ナイスです!!」

ζ(゚ー゚*ζ「あんた自分で着れるでしょ」

【+  】ゞ゚)「ええ、もちろんです。皆さんにはあなたが着せたように見せておきます」

【+  】ゞ゚)「おお・・・!!!あったかい。コレがぬくもりなんですな。オサム君はカルチャーショックを受けましたよ、ええ。」

ζ(゚ー゚*ζ「あっそ」

267ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:22:24 ID:S0TWOrZI0
クリスマス・イブ・昼

268ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:23:25 ID:S0TWOrZI0
ミセ*゚ー゚)リ「まっててねー!ごはんつくっちゃうから!! 」

ξ゚⊿゚)ξ「早くー!!」

(メA`)「…今年は賑やかだなあ」ホロリ

(*'A`)「うわぁ…!暖かい!」

ζ(^ー^*ζ「サイズが合ってたみたいでよかった」

川 ゚ -゚)ソワソワ

【+  】ゞ゚)「そわそわしてますよ」

ζ(゚ー゚*ζ「誰が」

【+  】ゞ゚)「貴女の隣にいるじゃないですか」

川 ゚ -゚)ソワソワ

ζ(゚ー゚*ζ「ふーん」

【+  】;ゞ゚)「ふーん、じゃなくてですな」

269ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:24:36 ID:S0TWOrZI0
川*゚ -゚)「な、なあ」ソワソワ

ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの?」

川*゚ -゚)「な、ないのか?」

ζ(゚ー゚*ζ「何が」

川 ゚ -゚)「え・・・」

【+  】;ゞ゚)「本当に意地悪ですな」

ζ(゚ー゚*ζ「なんのことかしら」

【+  】ゞ゚)はあ

ζ(゚ー゚*ζ「…はい」

川 ゚ -゚)!!!

ζ(゚ー゚*ζ「手作りの人形」

川*゚ -゚)「お、おお…!!」

( ФωФ)

川 ゚ -゚)「ん、んふ、ありがとな」

【+  】ゞ゚)「笑いたいなら笑えばいいのに」

270ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:26:10 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「ええ、別にいいわよ」

川 ゚ -゚)「じゃ、じゃあこれあげる」

ζ(゚ー゚*ζ「これは…?」

川 ゚ -゚)「チョコだ!!」

ζ(゚ー゚*ζガサガサ

ζ(゚ー゚*ζ(手作りのチョコか)

ζ(゚ー゚*ζハム

ζ(゚ー゚*ζ「…美味しいよ」

川 ゚ -゚)!!!!!!!!!!!!

川*^-^)「そ、そうか?そうか!!」

271ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:27:57 ID:S0TWOrZI0
ミセ*゚ー゚)リ「はいはーい!!出来ました!!出来ましたよ!」

【+  】ゞ゚)「豪華ですなあ」

ζ(゚ー゚*ζ「いいじゃない、偶の贅沢ってやつよ」

(*'A`)「美味しソー!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあいただきますしよっか」

いただきまーす!!!

【+  】ゞ゚)…

【+  】ゞ^)「いいですな、こういうのは」

272ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:28:57 ID:S0TWOrZI0
…さ…

273ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:29:53 ID:S0TWOrZI0
【+  】ゞ゚)!!!!

【+  】ゞー)「やれやれ、全く悲しいことです」

【+  】ゞ゚)「ちょっと出かけてきますね」

ζ(゚ー゚*ζ「変なことする気じゃないでしょうね」

【+  】ゞ゚)「いえ」

ζ(゚ー゚*ζ?

【+  】ゞ-)「とりあえず行ってきます」

ζ(゚ー゚*ζ「まあいいか」

274ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:30:43 ID:S0TWOrZI0
???

( ´W`)

【+  】ゞ゚)

275ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:31:35 ID:S0TWOrZI0
( ´W`)「どうだ?」

【+  】ゞ゚)「見ての通り…順調ですよ」

( ´W`)「そうかそうか、ごくろう。戻っていいぞ」

【+  】ゞ゚)「それでは」

( ´W`)「…変な気は起こすなよ?」

【+  】ゞ゚)「もちろんですよ」

【+  】ゞ゚)「失礼します」

( ´W`)「ふん、あのようなカスどもに感情移入はしていないようだな」

276ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:32:41 ID:S0TWOrZI0
デレ家

【+  】ゞ^)「ただいまでーす」

ζ(゚ー゚*ζ「早いじゃない」

【+  】ゞ゚)「そうですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「ちょっと行って戻ってきただけなのに、わざわざ言う必要あったの?」

【+  】ゞ゚)「…ふうむ、長くこちらにいるせいで感覚が狂ってるんでしょうな」

ζ(゚ー゚*ζ?

【+  】ゞ゚)「いえいえ、紳士たるものレディに何も告げずに居なくなるなんて有り得ないことです」

ζ(゚ー゚*ζ「相変わらず頭がおかしいようね」

【+  】ゞ゚)「そうですかね?男は皆こんな感じですよ」

277ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:34:40 ID:S0TWOrZI0
ζ(゚ー゚*ζ「あっそ」

【+  】ゞ;)「オサム君にだけ淡白すぎやしませんか!!?」

(*'A`)「デレちゃん!!これ美味しいね!」

川*゚ -゚)「こっちも美味しいぞ!」

ζ(゚ー゚*ζ…

ζ(^ー^*ζ「…そうね」

【+  】ゞ゚)「へえ、珍しい。あなたも彼女の目の前で笑うんですな」

278ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:35:47 ID:S0TWOrZI0


【+  】ゞ゚)「静かになりましたな」

ζ(--*ζ〜zzZ

ξ--)ξ〜zzZ

ミセ*゚ー゚)リ「よいしょっと」

【+  】ゞ゚)「サンタさんですか」

ミセ*゚ー゚)リ「ふふふ、喜んでくれるかな?」

ミセ*゚ー)リ…

ミセ*゚ー゚)リ「ツンちゃんは何時も通り。でもデレちゃん…」

【+  】ゞ゚)…

ミセ*゚ー゚)リ「…前までいろんなモノ欲しがってたのになあ」

ミセ*゚ー゚)リ「1年ってあっという間だったなぁ、嬉しいけど、けど」

ミセ*゚ー゚)リ「…明日も早いし早く寝なきゃ」

【+  】ゞ-)「…貴方の子供は誰よりも貴方を思っていますよ。きっと不器用なだけで」

ミセ*゚ー゚)リ「そうだ、オサム君にもクリスマスプレゼントあげないとね」

【+  】*ゞ゚)「ほう、恐縮ですな」

ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんの大事なお友達だもんね、デレちゃん喜ぶかな?」

【+  】;ゞ゚)「う、うーん。それは厳しいですかな」

ミセ*゚ー゚)リ「よいしょと」

【+  】ゞ゚)…

ミセ*゚ー゚)リ「おやすみなさい」

【+  】ゞ゚)「…ええ、おやすみなさい」

【+  】ゞ゚)「暖かいですな、よく”眠れそうだ”」

【+  】ゞ-)

【+  】ゞ-)〜zzZ

279ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/09(土) 19:36:41 ID:S0TWOrZI0
次回に続く

280同志名無しさん:2017/12/09(土) 20:23:51 ID:cj2PUlUg0

オサム一体何者なんだろ・・

281ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/10(日) 17:30:49 ID:9Qhcnu6w0
次の日

ξ*゚⊿゚)ξ「ひゃっほい!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「お!ツンちゃんにはちゃんとサンタさんが来たようだね!!」

【+  】ゞ^)「オサム君にも来てましたよ!」

【+  】ゞ^)vイエイ

ζ(゚ー゚*ζ「私のは…」

ミセ;゚ー゚)リ「あれ?デレちゃんは欲しくないものだったかな?」

ζ(゚ー゚*ζ「ううん」

ζ(^ー^*ζ「凄くうれしい」

ミセ*゚∀^)リ「そっか!よかったね!」

ζ(゚ー゚*ζ「そっか、この時にもらったんだ」

【+  】ゞ゚)「髪留め…と簡易な化粧セットですか」

ζ(゚ー゚*ζ「ええ、子供用のね。でも…」

【+  】ゞ゚)「でも?」

ζ(゚ー゚*ζ(最後の最後までずっと大事に持ってた。お母さんとの思いで)

ζ(゚ー゚*ζ「なんでもない」

【+  】ゞ゚)「ほう」

【+  】ゞ゚)「ま、いつか聞かせていただきますよ」

ζ(゚ー゚*ζ「そうね、いつかね」

ピンポーン

282ζ(゚ー゚*ζ ◆2Dzcd.zhQM:2017/12/10(日) 17:32:20 ID:9Qhcnu6w0
ミセ*゚ー゚)リ「うん?こんな日にピンポンか。新聞の勧誘かな」

ミセ*゚ー゚)リ「今行きまーす!」

ガチャ

(゚、゚;トソンハアハア

ζ(゚ー゚*ζ「げ」

【+  】ゞ゚)?

【+  】ゞ゚)「彼女はこの家のことを知らないはずでは?」

ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんのお友達が来たよ!!」

(゚、゚トソン!!!

(゚、゚*トソン「デレちゃん!遊ぼ!」

ζ(゚ー゚;ζ「ええ…やだあ」

(゚、゚トソン「え!!!?」

(;、;トソン「な、なんでえ?」

ζ(゚ー゚*ζ「というかどうして私の家しってるの?」

(゚、゚*トソン「えへへ、昨日クーちゃんが歩いてるの見て付けてみたらね、デレちゃんが居たってわけ!」

ζ(゚ー゚*ζ「この年でストーキングかしら、将来有望ね」

【+  】ゞ゚)「いやあ、行動力がありますね」

(゚、゚トソン「それで昨日は何してたの?」


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