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( ・∀・)+糞ったれBAR NEETのようです川д;川
1
:
同志名無しさん
:2016/02/16(火) 08:25:09 ID:aEbUC3LQ0
前前スレ
【糞ったれBAR NEETのようです】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/13029/1420132513/l30
前スレ
【川д゚川 糞ったれBAR NEETのようです】
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/13029/1435334962/l30
この作品はフィクションです。
お酒を飲むときは法律とマナーを守りましょう。
37
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 21:20:24 ID:lGLWxLjs0
やったね!!!
38
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 21:36:56 ID:EKztSkJs0
予告するスレ間違ってるよね?
39
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 21:42:14 ID:UG3VCljc0
なるほど、所詮犬と同時投下か。胸が熱くなるな
40
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:08:00 ID:FYuBmOAY0
投下するけどほぼながらや
41
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:08:58 ID:FYuBmOAY0
ノパ⊿゚)「ふぅ。これで荷ほどきも終わりだな」
川д川「随分早く終わったなぁ。特別、物が少ねぇって訳でも無ぇのによぉ」
ノパ⊿゚)「昨日の内にダイオードが手伝ってくれたからな。今度お礼にケーキでも焼いて持ってくさ」
川д川「ダイオード居りゃあ百人力だしなぁ、確かにぃ」
ノパ―゚)「……ふふっ」
川д川「あぁん? 何だぁ急にニヤつきやがってぇ」
ノハー⊿゚)「ん? そうだな。やっと」
ノハ*゚―゚)「やっと大好きなミルナと一緒に暮らせるんだな。って思ったら嬉しくてさ」
42
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:10:35 ID:FYuBmOAY0
川д川「……」
ノハー⊿゚)「ん?」
川д川「……ケッ。変な事言ってんじゃねぇっつうのぉ」スタスタ
ノパ⊿゚)「どこに行くんだ? 旦那様?」
川#д川「便所だ便所! 後まだ旦那じゃねぇからぁ!!」
ノパ⊿゚)「……」
ノハー⊿゚)「『まだ』ね」
ノハ*゚―゚)「ふふっ。照れ隠しが下手な男だな、ミルナは
」
.
43
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:11:12 ID:FYuBmOAY0
川;д川「あんにゃろぅ、こっ恥ずかしい台詞を吐きやがってぇ、らしくもねぇ」スタスタ
川;д川「大体よぉ、今までだって月の半分は家に泊まってただろうがぁ」スタスタ
川д川「……」
川д川「……まぁ」
川д川「ぶっちゃけた話よぉ? 悪い気はしねぇんだがよぉ」
川д川「……」
川д川「っとぉ。とっとと出すもん出して酒でも……」ガチャ
lw´‐ _‐ノv「トイレには〜それは〜それはきれいな〜♪」
lw´‐ _‐ノv「 め〜が〜みさまが〜いる〜んや〜」ガチャ バタン!!
川д゚川「」
川д゚川「」
川д゚川「」
44
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:11:54 ID:FYuBmOAY0
ノパ⊿゚)「?? なかなか帰って来ないと思ったらトイレの前でボォっとして何してるんだ?」
川;д゚川「いや……便所の中にチミッコイ座敷わらしみたいな女がウクレレ弾きながらトイレの神様の弾き語りやってんだけどぉ」
ノパ⊿゚)「はぁ? 何を訳の分かんないことを言ってるんだ?」
川;д゚川「いやぁ? 訳の分かんねぇ事を言ってる自覚はあんだがぁ、事実だしどうしようかなぁってぇ……」
ノハー⊿゚)「?? 大体にしてそんな不審者がこの家のトイレなんかに居るわけが……」ガチャ
45
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:12:47 ID:FYuBmOAY0
妖精たちが♪
<lw´‐ _‐ノv>
(ブ) ♪
♪ / ̄\
夏を ヘlw´‐ _‐ノvヘ
|∧
/
刺激する♪ /
♪ lw´‐ _‐ノv ♪
生足 /( )
/ / >
lw´‐ _‐ノv三
♪ (\\ 三 魅惑の
< \ 三
\ ♪
lw´/ _‐ノv
( /) マーメイド♪
/く ♪
出すとこ出してlw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノvっブ )っ
`lw´‐ _‐ノvっブ )っ_フ
(っブ)っ_フ(/彡 ♪
(__フ(/彡
(/彡
lw´‐ _‐ノv/たわわに
(ブ( なったら
> \ ♪
lw´‐ _‐ノv三三(v‐ _‐`wl本物の恋h・・・
<( (> 三三 <) )>
\\ 三三 //
ガチャ バタン
.
46
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:14:07 ID:rdFUab3o0
増えるのはおかしいだろ
47
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:14:31 ID:T/4bT3X.0
テストスレはおまえの仕業か
盛大に吹いたわ
48
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:15:06 ID:FYuBmOAY0
ノパ⊿゚)「」
川д川「」
ノパ⊿゚)「」
川д川「」
ノハ;゚Д゚)そ「居たああああああああああああぁぁぁぁぁ!?」
.
49
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:16:03 ID:FYuBmOAY0
【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
.
50
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:17:23 ID:FYuBmOAY0
lw´‐ _‐ノv「おっすおっすバッチシ☆オラ悟空! 下っ腹がスッゲェむらむらすんぞ! これって恋?」
ノハ;゚⊿゚)「シュール!? お前いつの間に忍び込んだ!? っていうか、いつの間に日本に帰って来てたんだ!?」
lw´‐ _‐ノv「いや、ほら。最近は全日本烏天狗連盟のきゃつらが煩くてさぁ、苺狩りと腸(はらわた)狩りのついでに帰省したと思いきや、なんとまぁ創作板のやつらに規制されてたんだよ」
ノハ;゚Д゚)「会話のキャッチボールをしろおおおおおおぉぉぉぉ!! 私は何故ここに居るのかと聞いているんだああああぁぁぁ!!」
lw´‐ _‐ノv「え? マツタケとバカマツタケの見分けかた? それを説明するにはまず全日本座敷わらし連盟。通称、全座連の過去一ヶ月間の献立をホカホカの白米と一緒に……」
ノハ#;⊿;)「うわああああぁぁぁぁうわああああぁぁぁぁもう嫌だこの妹おおおおおぉぉぉぉぉ!!」
川;д川「何が何だってんだぁ? 糞ったれぇ……」
51
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:18:13 ID:FYuBmOAY0
…………………………………
……………………………
……………………
……………
………
…
52
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:18:43 ID:UG3VCljc0
テストスレお前のせいかよくっそ
53
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:30:52 ID:FYuBmOAY0
川д川「末の妹ぉ?」
ノハ;゚⊿゚)「あぁ。この『素直シュール』は我が素直姉妹の末っ子なんだ。ちなみにもうすぐで21だったかな? まぁ、あれだ」
ノハ;ー⊿ー)「うん。その、とにかく『変わった』娘でな」
lw´‐ _‐ノv「変わったなんて失礼な。ウチはそこら辺にいる四次元ゾンビと大して代わらない存在企画だよ。企画と言えばマジックミラー号って面白いよね? 最後までチョコたっぷりだもん」
ノハ#;⊿;)「……ほらぁ! ほらああぁ!こんな感じなんだよ!? 頼むからモララーが前に言葉では説明できないと言った理由を察してくれ!!」
川;д川「あぁ、うん。なんとなく分かったから泣くなぁ」
lw´‐ _‐ノv「どうしたんだヒー姉? 涙なんて凛々しいヒー姉には似合わない。さあさあ、この耳糞味の百味ビーンズを食べて元気をお出し」
ノハ#;⊿;)「んな恐ろしいもの食えるかああああぁぁぁ!! そもそも私が混乱してるのは全てお前のせいだ!!」
lw´‐ _‐ノv「え? 『所詮犬』の投下が遅れてる理由? 多分ジャックダニエルの飲みすぎじゃないかって思うってゴンザレス木林さんが言ってたよ?」
ノハ#;Д;)そ「か い わ を しろおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
54
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:42:15 ID:dXyIFTmY0
これはよいシューだ
55
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:51:01 ID:FYuBmOAY0
川;д川「っつうかよぉ。お前がヒートの妹っつぅのは分かったがぁ、いつの間に忍び込んだんだぁ? このマンションのセキュリティ厳しいぜぇ?」
lw´‐ _‐ノv「ん? んなもん瞬間移動しただけよ」
ノハ;゚Д゚)「て、テレポート!? お前ついにそんな力まで身につけたというのか!?」
lw´‐ _‐ノv「嘘ニダ」
ノハ;゚⊿゚)そ「嘘かい!? 頼むから心臓に悪い冗談は止めてくれ!!」
川;д川「いや普通に考えりゃあテレポートなんか嘘に決まってんだろうがぁ」
ノハ;ー⊿ー)「普通……ははっ。普通の人間だったら私もこんなに騒ぎはしないさ」
川д川「はぁ?」
56
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:51:57 ID:FYuBmOAY0
ノパ⊿゚)「シューがまだ10歳の時の話だ。NHKの教育番組を観ていたアイツは急にこう叫んだんだ」
lw´‐ _‐ノv「海賊王に俺はなる!!」
ノハ;゚⊿゚)「そう叫んだシューは猛ダッシュで2階の窓ガラスを突き破り失踪。一ヶ月間は行方不明になり家族全員が半泣きになりながらアイツを探したよ」
川;д川「もう既にツッコミ処だらけだがぁ、とりあえずスルーしとくぜぇ?」
ノハ;ー⊿゚)「ありがとう……捜索も半ば打ちきり状態。私たち家族が諦めモードになっていた」
ノパ⊿゚)「だがその時、シュールはフラっと私達のもとに帰って来た」
川д川「ん? ならただの家出じゃねえかぁ。んな大騒ぎするような事じゃあ……」
ノハ;゚⊿゚)「ああ。まあ普通に考えればそうだな。だが考えても見ろ、急に失踪した小学生の妹が……」
ノハ;ー⊿ー)「明らかに『そっち系』の組合の方々のベンツ百台を引き連れて悠々と帰宅してきた時の私達家族の衝撃を」
川д゚川「」
.
57
:
同志名無しさん
:2016/02/20(土) 23:55:15 ID:Mc03rRzk0
たしかに賊の王だな……うん
58
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:18:00 ID:tXP4J1SA0
ノハ;゚⊿゚)「しかもメチャクチャ強面の男達がシューに向かって全員頭を下げて『今までありがとうございました!』って叫んでるんだぞ!? もう意味が分かんないだろ!?」
ノハ;゚Д゚)「未だに毎年毎年ウチの実家と姉妹の家にはその組合からものスッゴい豪華な御歳暮と御年賀が届くんだぞ!? 何があったか未だに分からないから恐怖でしかないんだぞ!?」
川;д川「お、おぅ」
ノハ;ー⊿ー)「さらにシューが中学に進学してすぐの時だ」
川;д川「まだあるのかよぉ」
ノパ⊿゚)「母がコンビニで買ってきたオニギリを一口かじったアイツは急に立ち上がってこう叫んだ」
lw´‐ _‐ノv「宮崎をどげんとせんといかん!!」
59
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:18:56 ID:tXP4J1SA0
ノハ;ー⊿ー)「またもや2階の窓を、今度は何故かバク転しながら突き破ったシューは失踪。1年間も行方知れずとなってしまった」
川;д川「お前の実家って川崎だよなぁ? ってツッコミはヤボかぁ」
ノハ;ー⊿゚)「あぁ、スルーしてくれ。前回の騒ぎとは比べ物にならないくらいの長期間の失踪。家族全員がこれはもうダメかと諦めていた時に」
ノパ⊿゚)「シューはまたしてもフラっと帰って来た」
川д川「……ちなみにその時は何を引き連れて来たんだぁ?」
ノパ⊿゚)「いや、その時は誰も引き連れていなかった。シュール本人だけさ」
川д川「なら良かったじゃねえかぁ」
ノパ⊿゚)「ああ。確かにそのままなら良かったよ毎週日曜日になると……」
ノハ;ー⊿ー)「オニギリの被り物を被った変な連中が百人単位で我が家に向かって五体投地するという奇行をやってのけなければな」
川д゚川「」
.
60
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:28:50 ID:kDDepf/60
支援
61
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:30:57 ID:tXP4J1SA0
ノハ;゚Д゚)「教祖だ。教祖になっていたんだアイツは! 『大地を転がるオニギリ教』とかいう訳の分かんない宗教の教祖になっていたんだ!!」
ノハ#゚Д゚)「意味が分かんないだろ!? なんでオニギリなんだよ!! しかも後で発覚したが集めて来た人間は全員が静岡出身だったからな!? 宮崎関係無いじゃないか!!」
川;д川「お、おぅ」
ノパ⊿゚)「そして私がバーテンダーとしての新たな第一歩を踏み出そうと、最初の店舗を立ち上げようとした夏。シュールが中三の時だ」
川;д川「えぇ……まぁだあるのかよぉ」
ノパ⊿゚)「姉妹4人で暇潰しにトランプで大富豪をした時に、1番に上がったシューは立ち上がってこう叫んだ」
lw´‐ _‐ノv「糞ったれBAR NEETは !deus ex machina を心から支援します!」
62
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:43:39 ID:tXP4J1SA0
ノハ;゚⊿゚)「だめ押しとばかりに2階の窓を、今度はベリーロールで突き破ったシューはまたしても行方不明になってしまった」
川;д川「妹は2階の窓にどんな恨みがあるんだよぉ」
ノハ;ー⊿゚)「流石に3度目だったからな。もう、なんかほっといても大丈夫だろみたいな雰囲気で家族全員それぞれの生活を送っていたんだ」
川д川「薄情。って言いてぇがぁ、なぁ? まぁ今までのを聞いてりゃなぁ」
ノパ⊿゚)「心配するだけ無駄だしな。やがてシューが失踪して2年ほど経過した時、実家に1枚のCDが届いた」
ノハ;゚⊿゚)「その中にはシューが間抜けなテンポで白米に対する愛をひたすらに囁くという訳の分からない曲らしきものが収録されていたよ」
川;д川「なんだそりゃあぁ?」
ノハ;ー⊿゚)「初めてあの曲を聴いた私も似たような感想だったよ。曲の題名は『米米クラブ』というどっかで聴いたようなものだったし」
63
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:45:28 ID:JiIfgE2k0
まるで訳ががわからない
64
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:49:53 ID:W7E9aQgM0
ソニー三大イロモノバンドの一角じゃないか
65
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 00:58:29 ID:tXP4J1SA0
ノパ⊿゚)「しかし私は思った。あのシュールが訳もなくこんなヘンチクリンな曲を送ってくるだろうか?」
ノハ;゚⊿゚)「なんとなく不安になった私は曲名とシュールの名前でグーグル検索してみたんだ。そしたらな? その「米米クラブ」は……」
ノパ⊿゚)「スペインとブラジルとポーランドでミリオンヒットしていた」
川д゚川「」
ノハ;゚Д゚)「意味が分かんないだろ!? 歌詞なんて『米』と『ご飯』と『地井武男』の三つの単語しか入ってないんだぞ!?」
ノハ#゚Д゚)「それが何で諸外国でミリオンヒットしてるんだよ!? おかしいだろうが!! お陰さまで素直家1の大金持ちはそこにいる糞ったれの妹様だこんちくしょうが!!」
川;д川「キャラ崩れてるっつうのぉ。まぁ色々と規格外な女だっつぅのは嫌ってほどに分かったわぁ」
66
:
名も無きAAのようです
:2016/02/21(日) 01:07:13 ID:ywL.PJeM0
やべえ…………
やべえ……………………
このシューに泣きついて意思疎通して作詞させるキュートが逆にすごく思えてきた
あとこのシューを含む女傑四姉妹を育てた両親は一体
67
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 01:07:44 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「米は世界を救う。エロい人にはそれが分からぬのだよ」
ノハ#゚Д゚)「誰がエロい人だ!? もうこの際なんでここに居るのかはスルーするが何しに来たんだ!? 最後に連絡した時はウクライナでデュークズウォークを広めているとか言っていたじゃないか!?」
川д川「読者の気持ちを代弁しとくぜぇ?『わけがわからないよ』ぉ」
lw´‐ _‐ノv「ここに来た理由? それは第三宇宙を支配するンニャロフサグヌ人の侵略に対抗するアカサマナネラヒタマヤワラ帝国のカマアナアタク帝王の要請を受けて……」
ノハ#;Д;)「まともに会話をしてくれえええええさっきから全く話が進んで無いんだよおおおおおおぉぉ!!」
川;д川(今日のヒートはよく叫ぶなぁ)
68
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 01:21:29 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「まあマジレスすっとキュー姉に呼ばれたんよ。店のスタッフがヤバイから手伝って〜って」
川д゚川「あぁ? あの残念なスイーツ女かぁ。そういやスタッフ全然足りねぇって騒いでたがアレからどうなったんだぁ?」
ノパ⊿゚)「私とクールのコネを最大限に使ってなんとかギリギリ人員は集めた。そもそもオープンしてから一ヶ月は経つからな。上手く行ってないと困るのだが」
lw´‐ _‐ノv「まあスタッフの人数がギリギリchopだし、1人欠けたらウルトラソウッ! な感じに無きにしも有らずだし? 予備スタッフ集まるまでのヘルプをスーパーラブソングに乗せて頼まれたんよ」
川;д川「あぁ、よく分かんねぇがとりあえず概要だけは分かったわぁ」
ノハ;ー⊿゚)「相変わらずお前はキュートと仲が良いんだな。しかし日本に帰って来た訳は分かったにしても何故この家に来たんだ?」
69
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 01:30:53 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「そりゃあのヒー姉に恋人が出来たって聴いたらねぇ? 相手がどんなモアイかって確かめてみたくなるのが力士の性ってやつでごわす?」
川;д川「誰がモアイだ誰がぁ」
ノハ;゚⊿゚)「わざわざそれだけの為に忍び込んだのか!? っていうか別に私が誰と付き合おうが勝手だろう!」
lw´‐ _‐ノv「えぇ〜でもあのヒー姉だよ〜? 高校中退するまで毎朝の占いコーナーで恋愛運だけをやたらに気にしてたヒー姉だよ〜? 『今日こそは運命の王子様と』って呟いていたヒー姉だよ〜?」
ノハ#゚⊿゚)「おいいいいいぃぃぃぃ!? 人の黒歴史を恋人の前で暴露するなあああああぁぁぁぁ!!」
lw´‐ _‐ノv「『将来の夢、2年3組、素直ヒート。私の将来の夢は誰もが羨むような素敵な王子様と結婚して、素敵なお嫁さんになることです』」
ノハ;゚Д゚)そ「ぎゃああああああああぁぁぁぁ!! 何で私の中学時代の作文を暗記してるんだああああああぁぁぁ!?」
70
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 01:54:23 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「『毎日美味しいご飯を作って、沢山の子供に囲まれた賑やかで優しい家庭を作りたいです』」
ノハ#;Д;)「やめろおおおおおやめろよおおおおおぉぁ!!」
lw´‐ _‐ノv「『やがては家族の力を合わせ、このしみったれた安部政権に大打撃を与えるためのレジスタンスを結成し、いつの日か革命を……』」
ノハ#゚Д゚)そ「後半は完璧に捏造じゃないか!? 私を勝手に左寄りの人間にするな!!」
川;д川(この女ぁ。下手したらペニサス並みの曲者じゃねぇ? こういう時に限ってモララーのやつも居やがらねぇしよぉ)
lw´‐ _‐ノv「てか改めて見ると凄い家よね。キュー姉に聞いてたとは言えガチでバーやん」
ノハ;゚⊿゚)「急に素のテンションに戻るなよ……」
川д゚川「ん? まぁ拘ったからなぁ。つぅかヒートと会うのも久々なんだろぉ? 酒でも飲みながらゆっくり語ればぁ?」
71
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 02:24:52 ID:J3YbdKUI0
お酒の紹介を目前にして潰れたか?
72
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 02:32:27 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「おっ、良いのかい? ウチはスピッツもドン引きするぐらいのザルなんだぜ?」
川;д川「なぜ比較対照にスピッツを出したぁ」
ノハー⊿゚)「しかしシュー。確かお前は生粋の日本酒派じゃなかったか?」
lw´‐ _‐ノv「おうよ。ウチはお米様で作ったお酒以外は酒とは認めないぜっ!」
川;д川「ゲッ、日本酒党かよぉ。久保田くらいしか置いてねぇからなぁ、ライムで割るか?」
lw#´‐ _‐ノv「久保田をライムで割るだって? こんのバカちんが!! どうせ日本酒をカクテルにするんならもっとすんばらしい物にしんしゃい!!」
川д川「おぉ? 拘りでもあんのかぁ?」
73
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 02:33:24 ID:tXP4J1SA0
lw#´‐ _‐ノv「ウチは生粋の米フェチ。故に日本酒フェチ。故にカクテルにも拘りアリよ!!」
lw#´‐ _‐ノv「心から日本酒を愛するウチが頼むカクテル。それは……!!」
lw´‐ _‐ノv「『レインボー』!!」ドドン
ノハ;゚Д゚)そ「「日本酒どこ行ったあああああぁぁぁぁ!?」」Σ川д;川
.
74
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 02:43:06 ID:tXP4J1SA0
【レインボー】
<参考レシピ>
・ クレーム ド カカオ…1/7
・ クレーム ド バイオレット…1/7
・ マラスキーノ…1/7
・ ベネディクティン…1/7
・シャルトリューズ ジョーヌ…1/7
・シャルトリューズ ヴェール…1/7
・ ブランデー…1/7
リキュールグラスに上記の材料を上から順に、材料が混ざり合わないように順に静かに注ぐ。
7色が美しいプーススタイルの代表的カクテル。
度数は使用する材料にもよるが38°。
美しい見た目を楽しむカクテル。
ストローを使って好きな層から飲んでいくなんてスタイルもあるが、ぶっちゃけ味に期待するようなカクテルでは無い。
祝いの席などで飾りとしてどうだろうか?
ちなみに作る時は使用するリキュールのエキス分によって層の順番が前後する場合もある。
.
75
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 02:46:24 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「」ゴクゴクゴクゴク
lw´‐ _‐ノv「」ゴクゴクゴクゴクカラン
lw´‐ _‐ノv「……」
ノパ⊿゚)「……」
川д川「……」
lw´‐ _‐ノv「……」
ノパ⊿゚)「……」
川д川「……」
lw#´ ゚Д゜ノv「不味いわあああああああぁぁぁぁぉぁ!!」クワッ
ノハ;゚⊿゚)「当たり前だろうが!!」
川;д川(まあ見た目にステ全フリしてるカクテルだからなぁ、味はお察しだぁ)
76
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 02:54:57 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「あかん不味いくっそ不味いなんだこれうっわ不味」
ノハ;゚⊿゚)「というかストローを使ってゆっくり飲むカクテルだからな? いやまあ、それでも味に期待するようなカクテルでは無いが」
川д川「まあストロー使って飲むくらいなら初めからリキュールだけショットで飲みゃあ良い話だしなぁ」
lw´‐ _‐ノv「あぁ、まっず糞まず。日本酒への冒涜としか考えられないカクテルだなこりゃ」
川;д川「だから日本酒入って無ぇっつうのぉ」
ノハー⊿゚)「それこそ口直しに日本酒飲んだらどうだ? サッパリさせないと甘ったるくて気持ち悪いだろ?」
77
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 02:55:34 ID:QSKkJ1A.0
色が混ざってしまわないようにするのは難しいと漫画で読んだけど、ミルナが作れたならヒートにかなりしごかれた()んだろうなぁ
78
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 03:11:22 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「いやいや待ちんしゃいヒー姉。カクテルでの失敗はカクテルで取り戻すのが素直家の家訓ってもんよ」
ノハ;゚⊿゚)「勝手に変な家訓を付け足すんじゃないよ」
川д川「日本酒のカクテルねぇ。やっぱり『サムライ・ロック』が無難じゃねぇ? サッパリするしぃ」
lw#´‐ _‐ノv「渇っ!! そんな邪道カクテルは日本酒大好きシューちゃんは認めません!!」
川д゚川「んじゃあ何飲みてぇんだぁ?」
lw´‐ _‐ノv「サッパリとしていて、日本酒の旨味が最大限に活きるカクテル。それは……」
lw´‐ _‐ノv「『ニコラシカ』!!」ドドン
ノハ#゚⊿゚)「「だから日本酒どこ行ったあああああぁぁぁぁ!?」」川д#川
.
79
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 03:25:24 ID:tXP4J1SA0
【ニコラシカ】
<参考レシピ>
・ブランデー …適量
・レモンスライス …1枚
・砂糖 … 適量
あらかじめレモンを輪切りにしてえたく。
リキュール・グラスにブランデーを適量注ぐぎ、レモンスライスでグラスに蓋をする。
その上に、山形に整えた砂糖を適量乗せる。
初見の人間にはどう飲めばいいのか見当もつかない変わったカクテル。
アルコール度数は使用するブランデー次第。
飲み方はこうだ。まずレモンスライスで砂糖の山をサンドするように挟み、口に入れる。
この際、果汁だけ口に含むか果肉ごとか、皮ごとかは好み次第だ。
砂糖とレモンを口の中で咀嚼し、甘酸っぱいジュースを口内で作ったらブランデーを口に含み、カクテルとして味わう。
飲み方のスタイルのようなものなので覚えておいて損は無い。
味わいは強い酸味と砂糖の甘みがブランデーに絡み、非常に美味。
ちなみに砂糖が多すぎた場合はナプキンに避けてしまってもOK。
.
80
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:11:20 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「レモンではさみーの、あむっと」モグ
lw´‐ _‐ノv「」ブランデークイッ
lw´‐ _‐ノv「」ぐちゅぐちゅ ゴク
lw´‐ _‐ノv「……」
lw´‐ _‐ノv「日本酒じゃねえなこれ」
ノハ#゚⊿゚)「当たり前だろうが!」
川д゚川「何だかんだで洋酒ばっかりだなぁ」
81
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:11:55 ID:tXP4J1SA0
lw*´‐ _‐ノv「まぁマジレスすっと日本酒なら馴染みの居酒屋で飲みたいしね。てかニコラシカ美味いね、癖になりそう」
ノパ⊿゚)「飲み方で敬遠されやすいが味わいはシンプルで美味しいよな。ある程度レベルのバーなら確実にメニューに乗っているカクテルだ」
川д川「シュールは洋酒もいけんのかぁ?」
lw´‐ _‐ノv「あんま飲まないけどね。茶色いスピリッツなら飲めるよ。ジンとかウォッカは無理だわ」
ノパ⊿゚)「クールがしきりにシュールにジンを飲ませようとしていたのが懐かしいな」
lw´‐ _‐ノv「薬とか葉っぱの臭いがダメなのよ。だからクー姉とモララーとは趣味が合わないね」
川д川「モララーはハーブリキュールマニアだからなぁ。バーテンダーとしての知識が高まるにつれて好みが偏った気もすっけどぉ」
82
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:12:41 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「キュー姉から聴いたけどモララーは相変わらずの天才っぷりなんしょ? カクテルあんま飲まんからバーテンダーの善し悪し分からんけど」
ノハー⊿ー)「カクテル作りの腕はな。悔しいが私は負けていると自覚しているよ」
川;д川「あれで性格が残念じゃなきゃ自分の店とか出しても問題無ぇんだがなぁ」
lw´‐ _‐ノv「そのうち何とかなんじゃない? モララーだし。さてっと」ガタッ
ノパ⊿゚)「もう行くのか?」
lw´‐ _‐ノv「ん。まあしばらくは日本に居っからまた遊びに来るわ」ガチャ ガラララ
川д゚川「あぁん? 急に窓開けてどうしたんだぁ」
83
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:13:31 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「さて、最後にお前らに言っておく。この素直家四女の日本酒フェチ、素直シュール。米と日本酒を何より愛している」テクテク
ノハ;゚⊿゚)「……ってちょっと待てシュールお前まさか!?」
lw´‐ _‐ノv「だが米と日本酒と同じくらいに」ピタ
lw*´‐ _‐ノv「ブーン系が大好きだああああああぁぁぁ!! 雲をつぅきぬけふらいあうぇ〜い!!」ピューーーン
ノハ;゚Д゚)そ「「落ちたああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」Σ川゚д;川
.
84
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:15:20 ID:tXP4J1SA0
「シューちゃんは今が楽しければなんでもいいようですの更新をまってるんだああああああぁぁぁぁ……!」ピューーーン……
川;д゚川「3階だぜここぉ!? 打ち所悪けりゃ死ぬぞぉ!?」
ノハ;゚⊿゚)「……」
川;д゚川「やっべぇこの場合は救急車かぁ警察かぁ!? どっちが先だぁ!?」
ノハ;゚⊿゚)(……う〜ん)
ノハ;゚⊿゚)(まあシュールだし大丈夫だろう。って微塵も心配していない私は異常なのだろうか)
.
85
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:16:56 ID:tXP4J1SA0
…………………………………
……………………………
……………………
……………
………
…
86
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:35:03 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「ふぅ〜。ヒー姉は相変わらずリアクションが面白いね、だから好きなんよ」テクテク
lw´‐ _‐ノv「さて、どうすっかな? キュー姉んとこ行く前にでもモララー辺りをからかいに行こうかな〜」テクテク
lw´‐ _‐ノv「……」テクテク
lw´‐ _‐ノv「……」ピタッ
lw´‐ _‐ノv「……きさま」
lw#´‐ _‐ノv「見ているな!!」
「ンフフ。流石は噂に名高いシュール様だ。いや、まさか気付かれてしまうとは」
lw´‐ _‐ノv「……」
lw´‐ _‐ノv(え、本当にいたよ。なにこれこわい)
87
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:36:47 ID:tXP4J1SA0
「おっと失礼。先ずは御挨拶を。私の名は……」
( ,,^Д^)「タカラと申します」
lw´‐ _‐ノv「はぁ」
( ,,^Д^)「対面して確信致しました。類いまれなるカリスマ性。シュール様、あなたはそれを持っている」
( ,,^Д^)「人を惹き付け、魅了する。さらに商才に溢れ頭の回転まで早い。失礼ながら私、調べさせて頂きました、ンフフ」
( ,,^Д^)「裏組織をわずか1月でまとめあげ、1年の短い月日で教祖として崇めたてられる。諸外国にて歌手活動を行い、各国の要人とコネクションを築く」
( ,,^Д^)「ンフフ……やはり貴女は素晴らしい人材ですね、シュール様」
88
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:37:24 ID:tXP4J1SA0
lw´‐ _‐ノv「ねぇ、タカラさんだっけ? 誉めてくれんのはいいけどさ、ウチは自分が愉しいと思ったようにやってるだけよ?」
( ,,^Д^)「ンフフ……ええ、存じております。ですから私は」
( ,,^Д^)「貴女様をお迎えにあがったのです」
lw´‐ _‐ノv「?? 迎え?」
( ,,^Д^)「ええ、シュール様。愉しいことがだ〜い好きな貴女様にとって最高の御仕事があるんですよ。ンフフ」
( ,,^Д^)「是非とも私と共に愉しい愉しい御仕事をしてみませんか? なぁに退屈はさせませんよ。何故なら私が仕えるあの御方は」
( ,,^Д^)「やがてこの日ノ本を牛耳る男となる……」
( ,, Д^)「『大魔王』様、ですから。ね? ……ンフフフフフ」
.
89
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:39:28 ID:tXP4J1SA0
【CLOSE】
.
90
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:40:15 ID:tXP4J1SA0
おしまいける。
91
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:51:50 ID:9zHT0YdA0
乙乙ー。
え、まさかのロマシュー?
92
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 04:58:00 ID:ewumGVbY0
乙
レインボー一度は作って貰いたい
93
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 07:22:38 ID:oQ86T/nY0
B-52難しいからな
レインボーとか大変だろうな
94
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 11:55:27 ID:rOqltePo0
15時〜16時に
『アル中野郎とアイラモルト』投下。
95
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 12:19:32 ID:FbZyo5j60
来た!これでかつる!
96
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:06:03 ID:W7E9aQgM0
ちょうど仕事の休憩時間である
97
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:12:07 ID:8Hjuhemo0
( l v l)「いいじゃねえかよ〜奢るからさ? な?」
彡 l v lミ「俺達と遊べば楽しいって! 退屈なんかさせやしないからよ〜」
川 ゚ -゚)「悪いが他を当たってくれ。迷惑だ」
从 ゚∀从「……」
( l v l)「連れない事言わないでよ〜でもそんな態度でも綺麗だね〜」
彡 l v lミ「てか二人とも美人ってやばくね? これって絶対運命だって〜」
从 ゚∀从「……」
从#゚∀从(糞うぜぇ野郎共が。普段だったら二度と臭ぇ息吐けねぇようにボコボコにしてやんだが……)
( l v l)「ねえねえ〜」
川 ー -゚)「はぁ。だから……」
从#゚∀从(クールの前で、あんま暴れたくねぇしな。つってもマジでどうすっかなこいつら……)
从 ゚∀从(……ん?)
98
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:12:36 ID:8Hjuhemo0
从 ゚∀从「悪ぃ。ほら、連れが来たから」
彡 l v lミ「え〜連れ?」
川 ゚ -゚)「?? ハイン?」
从 ー∀从「話、会わせてくれ。こういう時に、ちょうどいい奴をみつけた」ボソボソ
从 ゚∀从ノ「おーい!! こっちだ!! 俺だ! 高岡だ!!」
「……ん〜? こっちからハインちゃんの声が聞こえたぜ〜?」
( l v l)「チッ……男かよ。マジ空気読めし」
彡;l v lミ「てか酒臭っ!? ただの酔っぱらいじゃねえかよ!!」
「ん〜? 知らない男だなぁ? ハインちゃ〜ん? 友達〜?」
(# l v l)「そうそう。友達なんだよ、だからお前は引っ込んでな」
彡#l v lミつ「つぅかマジで酒臭ぇから寄るなっつぅの」ドンッ
「フギャッ!?」ドサッ
99
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:16:18 ID:8Hjuhemo0
(* l v l)「だっせ!? 軽く押したらぶっ倒れたぜ?」
彡*l v lミ「酔っぱらい乙wwそのまま寝ちまえよ」
川#゚ -゚)「おい! 怪我をしたらどうするんだ!」
( l v l)「こんな酔っぱらい何か構うなよ〜そんなことより〜」
彡 l v lミ「俺達とこれからドライブでも「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
从 ー∀从「……御愁傷様」ボソッ
(# l v l)そ「うっせぇなあ!? 何なんだよこいつ!?」
「何なんだ? 何だ? 何? アヒャww」
「 何様だ? 何様、俺様。何様? アヒャ…アヒャヒャヒャヒャヒャ」ゆらり
.
100
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:16:45 ID:8Hjuhemo0
彡;l v lミ「お、おい。こいつなんかヤバくねえか?」
(;l v l)「は、はぁ? こんな酔っぱらいにビビる事無ぇだろうが」
( Д゚ )「何様? 俺様?……アヒャw 俺様……何様ぁ!? アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」ギロリ
彡;lv lミ「ひっ……ひぃ!?」
(;l v l)「なっ……何だこいつ!?」
.
101
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:17:37 ID:8Hjuhemo0
( ∀ )「俺様何様!? アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……」
(# ゚∀゚ )「 笑角福アヒャ様だあああぁぁぁぁアヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ――――――!!」
.
102
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:18:18 ID:8Hjuhemo0
【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
.
103
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:18:36 ID:h0S24geU0
バイトの休憩時間ぴったしこれで勝つる(`・ω・´)!!!
104
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:18:48 ID:8Hjuhemo0
川; ゚ -゚)「……な、なぁ。幾らなんでもやり過ぎじゃないのか?」
从 ゚∀从「気にすること、無ぇよ。絡んできた、アイツらが悪ぃんだし」
川; ゚ -゚)「いや、それにしたって」
(# ゚∀゚ )「んだよ! こいつら! 女ナンパしてる癖に貧乏じゃねえか!! 使えねえな!!」ゲシゲシッ
( v )「「」」彡 v ミチーン
川; ゚ -゚)(気絶するまで一方的にボコボコにして財布から金を取って下着一枚にひん剥いてなお足蹴にするか……訴えられたら負けるぞ?)
105
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:19:30 ID:8Hjuhemo0
从 ゚∀从「アヒャ、サンキュ。助かったわ」
( ー∀゚ )「気にすんなよハインちゃ〜ん! お小遣いも手に入ったしなぁ。まぁ、それより〜?」
( ゚∀゚ )「こちらの黒髪が素敵なお嬢ちゃんはどちら様〜? 俺様に紹介してくれよ? アヒャヒャww」
川; ゚ -゚)「あ、ああ。素直クールだ。助かったよ、えと……笑角福(えすみね)さん、で良かったかな?」
(* ゚∀゚ )「クールちゃ〜ん!? 可愛いお名前だね〜? 俺様の事はアヒャちゃんで構わないぜぇ!? んなことよりよぉ?」
(* ゚∀゚ )「その黒髪いいねぇ! 白い肌に映えて最高だぜぇ! クールちゃんは美人だなぁ? 縁が出来た事だし俺様と遊ばな〜い? アッヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
川; ゚ -゚)(うっ、箱入さんのようなタイプか。苦手だがハインの知り合いだし、何より恩人を無下に扱うわけには……)
106
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:20:06 ID:8Hjuhemo0
从 ゚∀从「おい、アヒャ。そこまでにしろ」
( ー∀゚ )「あ〜ん? 何さハインちゃん? 美人を口説くのは俺様の生き甲斐だぜ〜?」
从 ゚∀从「クールは、俺の女だ。諦めろ」
( ゚∀゚ )「??」
( ゚∀゚ )「……あぁ〜」
(; ゚∀゚ )「んだよ。『そっち系』の人なのかよ〜。何だ、残念だなぁ」
川 ゚ -゚)「ハイン?」
从 ゚∀从「こいつ、こんなんだけど、一応信頼できる地元の奴なんだ。カミングアウトは、してある」
川 ゚ -゚)「そうか、なら良かった」
( ゚∀゚ )「まぁ言われて見れば〜? 確かにハインちゃんの好みドンピシャな感じだな〜? アヒャw」
从;゚Д从「よ、余計なこと言うなっ!!」
107
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:20:44 ID:8Hjuhemo0
川 ー -゚)「ふふっ……改めて自己紹介させて貰うよ。私は素直クール、ハインの恋人さ。先程は助かったよ」
( ー∀゚ )「気にしなくていいぜクールちゃ〜ん。ちょうど酒が切れてイライラしてたところだったしぃ? 何より」
(* ゚∀゚ )「良いストレス解消になったしな!! 先に手出させりゃ一方的にボコっても文句言われねえから最高だぜぇ〜アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
川 ー -゚)(この様子だと押された時に転んだのはわざとだな。恐ろしい)
从 ゚∀从「つうかお前、臭ぇ。何本飲んだ?」
( ゚∀゚ )「さぁ? 3本目だったとは思うけどなぁ? 酔っぱらっちまえば気になんなくなっちまうだろ? アヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
川; ゚ -゚)(そんなに飲んでいたのか!? ボトルをラッパ飲みしながら歩いていたからまさかとは思ったが、トソン君並の酒豪だな。酒癖は悪そうだが)
108
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:21:23 ID:8Hjuhemo0
从 ゚∀从「お前ぇ、肝臓死ぬぜ? 医者からも、言われてんだろ?」
( ゚∀゚ )「酒飲めなくなるくらいだったら死んでやらぁ! 酒こそ俺様の人生よ〜アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
从 ー∀从「はぁ。相変わらず、煩ぇやつ」
川 ゚ -゚)(箱入さんよりタチが悪そうだな。しかしハインが信頼していると言うことは悪人ではない。……と信じたいが)
从 ゚∀从「クール。礼にアヒャと一件飲みに行きてえんだが、いいか?」ボソッ
川 ゚ -゚)「ん? ああ、私は構わないよ。恩人だしな」
川 ー -ー)(あまり長居はしたくないものだ。やれやれ、今日はツイてないな)
从 ゚∀从「おい、アヒャ。馬鹿をシバいてくれた礼だ。飲み行くぞ?」
(* ゚∀゚ )「アヒャ!? お酒の誘いはだ〜いか〜んげ〜い!!」
109
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:22:05 ID:8Hjuhemo0
(; ー∀゚ )「……って言いてぇとこなんだがよ。今日はダメなんだ、先約があってよ」
从 ゚∀从「お前が飲みの誘い断るなんて、珍しいな」
( ゚∀゚ )「アヒャヒャヒャww 実は高校の頃のダチに呼ばれててよ? そこで飲む約束してんだわ。いや、そいつが面白いやつでな」
(* ー∀゚ )「アホみてぇな大金持ちでよ!? 自宅をリフォームして本物のバーみたいにしてんだ! スッゲェだろ!?」
从 ゚∀从「ん?」
川; ゚ -゚)「……もしや」
( ゚∀゚ )「アヒャ? どったの?」
川 ゚ -゚)「笑角福さん、ちょっと聞きたいのだがその友人の名前って……」
( ゚∀゚ )「あん? 名前? ミルナちゃんってやつ
だけど……」
110
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:22:51 ID:8Hjuhemo0
…………………………………
……………………………
……………………
……………
………
…
111
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:23:19 ID:8Hjuhemo0
ガチャ カランカラン
(* ゚∀゚ )「ミイイイイィィィルナちゃあああああああぁぁぁぁぁんお久しぶりー!! アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
川;д川「相変わらず煩ぇなぁ糞ったれがぁ。ん? 何でクールにハインまでぇ?」
从 ゚∀从「どもっす」
川 ゚ -゚)「色々あってね、笑角福さんに助けられたんだよ。そしたら彼がミルナの友人だと聞いてね?」
从 ゚∀从「アヒャは、俺の地元仲間なんすよ」
川д川「そうだったのかぁ、つぅことはハインも平塚かぁ」
从 ゚∀从「っす。あと、フォックス分かりますか? あいつもダチです」
112
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:23:54 ID:8Hjuhemo0
川д川「フォックスも平塚出身だからなぁ。なぁるほどねぇ、世間は狭いわなぁ?」
川 ゚ -゚)「フォックス?」
从 ゚∀从「地元のダチ。アヒャと同じ高校だったから、ミルナさんともダチかなって。当たったみてぇだな」
( ー∀゚ )「そんなことよりミルナちゃ〜ん!! 聞いたぜぇ!? あのヒートちゃんとラブラブ何だってぇ!? 羨ましいね〜アヒャヒャヒャヒャヒャヒャww」
川;д川「だから煩ぇっつうのぉ。そういやお前ぇ、ヒートんとこの常連だったっけなぁ?」
ノハー⊿゚)そ「何やら騒がしいが……あっ」
(* ゚∀゚ )「ヒィィィィィィトちゃあああああああぁぁぁぁぁん!! 店以外で会うのは久々だな!? アヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
ノパ⊿゚)「お久しぶりです、笑角福さん。ミルナの高校時代のご友人だとか?」
113
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:24:23 ID:8Hjuhemo0
( ゚∀゚ )「そ〜よ〜? 俺とミルナちゃん。それからフォックスとアサピーちゃんは何時でも4人一緒の仲良しさんだったからな〜」
川 ゚ -゚)「アサピー?」
川;д川「まぁ、ダチだぁ。一応なぁ」
川 ー -゚)(随分と歯切れの悪い言い方だな。何か複雑な関係なのだろうか)
( ゚∀゚ )「まっさかあの美人オーナーのヒートちゃんを捕まえるなんてね〜? 畜生、俺も狙ってたっつうのにぃ」
从; ゚∀从「お前は女なら、誰でもいいんだろうが?」
(* ゚∀゚ )「胸がデカくてケツもデカけりゃ言うこと無しだけどな? アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
川; ゚ -゚)(……やはり私は苦手な人種だな。ハインの地元は彼みたいな奴が多いのだろうか?)
114
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:30:39 ID:8Hjuhemo0
( ゚∀゚ )「あっ。そうそう、これ土産だ。渡しとくぜ〜?」
川д川「おう、今日は何を持って来たんだぁ?」
( ゚∀゚ )「俺様特性のティラミスよ〜。チーズの配合は誰にも真似できねぇ一級品のレシピだぜぇ?」
川*д川「おぉ、いいじゃねぇかぁ。有り難く頂くわぁ」
川 ゚ -゚)「ティラミス? 手作りとは以外だな……」
从 ゚∀从「アイツ、ああ見えても、レストランの店長やってんだ。店名なんだっけ?」
( ゚∀゚ )「創作チーズレストラン『フロマージュ・マリアージュ』だぜぇ〜? マリアージュって知ってるかぁ? アヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
川 ゚ -゚)「チーズレストラン?」
115
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:34:49 ID:8Hjuhemo0
川д川「こいつはアホみてぇなチーズ馬鹿だからなぁ。まぁ、とにかくチーズが入ってる料理を作らせたら一級品だぁ」
从 ゚∀从「ま、確かに。そこらの高級店よりも、手軽で美味いモノ、作るよな」
(* ゚∀゚ )「だって俺様天才だも〜ん? アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」
川 ゚ -゚)(まさか私と同業者だったとは)
( ゚∀゚ )「さ〜て世間話は後回しだ。とっとと酒寄越しやがれ!!」
川д川「へいへい。いつも通りアイラでいいのかぁ?」
( ゚∀゚ )「もちろ〜ん。『カリラ』を瓶ごと寄越しやがれ!!」
川д川「お前は本当に1本飲み干すからダメだぁ。ロックグラス満タンで我慢しろぉ」トクトク
( ゚ぺ )「ケチぃ」
116
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:35:29 ID:8Hjuhemo0
【カリラ 12年】
シングルモルトの中でも個性の強いアイラモルト。
なかなか敷居が高いアイラの世界の入門酒として推してみたいのがこの『カリラ 12年』だ。
アルコール度数は43°。
アイラらしいピート香が香るが、比較的個性は控えめ。
口当たりは水のようにサラサラとして飲みやすい。
臭くて飲みづらいと敬遠されがちなアイラの世界。
カリラで踏み込んでみてはいかが?
.
117
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:35:51 ID:8Hjuhemo0
(# ゚∀゚ )「」ゴクゴクゴクゴク
ノハ;゚⊿゚)「相変わらず怖いくらいの飲みっぷりですね」
川; ゚ -゚)「姉さんの店でもこんなに激しく飲んでいるのか?」
ノハ;ー⊿゚)「普段はボトル1本抱えて飲み干してるからな。客に向かってこう言うのは何だが、化物だよ」
从; ゚∀从「相変わらず、勿体無ぇ飲み方」
(* ゚∀゚ )「……ッカアアアア!! まぁ、口直しにちょうどいい飲みやすさだな。アヒャヒャヒャww」
川д川「カリラはアイラモルトの入門酒として有名だからなぁ。ピート香はするもののぉ、抑えめだしぃ」
川 ゚ -゚)「ピート香とは、あの独特な薬のような臭いの事だよな?」
ノパ⊿゚)「厳密に言うとちょっと違うのだが、まぁ大体はそうだな。アイラモルトの最大な特徴がそのピート香と強めなスモーキー感だ。人を選ぶがマニアックな人気を誇るウィスキーだよ」
118
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:36:12 ID:8Hjuhemo0
川д川「ピート香の中でも薬っぽいあの臭いはメディシナルっつぅんだがぁ。まぁ普通のやつはこんな表現使わねぇしなぁ?」
从 ゚∀从「俺は、苦手かな。臭ぇ」
( ゚∀゚ )「酒とチーズは臭ぇ方が美味ぇんだよ!! ミルナちゃ〜ん『アードベッグ』!!」カラン
川;д川「もう飲んだのかよぉ……」
119
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:36:36 ID:8Hjuhemo0
【アードベッグ・10(ten)】
代表的なアイラモルトの1つで、圧倒的なスモーキー感で抜群の個性を主張する緑の酒瓶。
それが『アードベッグ 10』だ。
アルコール度数は少々高めの46°
先ずは煙い。
思わず目をつぶってしまうような圧倒的なスモーキー感に度肝を抜かされる。
味わいは辛めで、やはり圧倒的にスモーキー。
それでいて果実のような爽やかな甘味が香る。
好みがハッキリと別れるモルトだが、ハマってしまうと先ずは抜け出せないだろう。
.
120
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:37:00 ID:8Hjuhemo0
(* ゚∀゚ )「あぁ〜ん。このスモーキー感だ。これでこそアードベッグ! いいね〜アヒャヒャヒャヒャヒャヒャww」ゴクゴクゴクゴク
川д川つЦ「ほれぇ、クールとハインもどうだぁ。ハインはハイボールなぁ」 スッ
从 ゚∀从「あ、どもっす」ゴクゴク
川 ー -゚)「頂くよ……む?」チビ
川; ゚ -゚)「本当に煙いな。いや、美味いには美味いんだが……目にくる煙さだ」チビチビ
从 ゚∀从「ハイボールなら、まあ。飲めなくは、無ぇかな」ゴクゴク
川д川「アイラの中でもアードベッグは格別にスモーキー感が強いからなぁ。だが味自体は滑らかで美味ぇだろぉ?」
川 ー -゚)「あぁ。最初はこの煙臭さに押され勝ちだが味わいは意外にも上品なのだな」チビチビ
川 ゚ -゚)「どちらかと言うと辛めか? だが口に入れると青リンゴのような瑞々しい果実香もわずかに広がる。うん、悪くない」ゴクゴク
121
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:42:09 ID:8Hjuhemo0
从 ゚∀从「俺は、まあ。たまにならって感じかな?」
( ゚∀゚ )「その内その臭さが無ぇと物足りなくなるぜぇ? ミルナちゃん、『オクトモア』はぁ?」ゴクゴクカラン
川д川「今切らしてるんだわぁ。『ラフロイグ』の若い奴で勘弁してくれぇ」
( ー∀゚ )「ん〜ラフロイグは昨日飲んだからなぁ。たまにはシンプルに『ボウモア』ちゃんでも行っとくかぁ」
川д川「あいよぉ」
ノパ⊿゚)「笑角福さんは本当にアイラモルトがお好きなんですね。ウチの店ではラムばかりだったので、てっきりラム派かと思っていましたが」
( ゚∀゚ )「いやだってヒートちゃんのお店ってラムしか無いじゃないの。それにアイラは別格だとしてもスピリッツはみんな大好きだしよ〜」
122
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:42:30 ID:8Hjuhemo0
从 ゚∀从「スピリッツが好きなら、ちなみに、『スピリタス』は?」
(* ゚∀゚ )「キンキンに冷やしてショットグラスで頂きたいね〜! 冷てぇのに熱く燃える感触が最高だぜぇ!!」
从; ゚∀从「この化物……」
川; ゚ -゚)「あれをショットで飲もうという発想が恐ろしいな」
川д゚川「ほぉれぇ。『ボウモア12年』なぁ」
(* ゚∀゚ )「サンキューミルナちゃん。アヒャww」
123
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:43:07 ID:8Hjuhemo0
【ボウモア 12年】
アイラモルトの女王と呼ばれたシングルモルトがある。
それがこのボウモアだ。
アルコール度数は40°。
程よいヨード香とスモーキー感。
甘味よりも苦味とシャープさを押し出した味わいはまさにアイラの集大成。
アイラモルトはボウモアに始まりボウモアに終わるという人もいるくらい、バランスに長けた素晴らしい1本だ。
.
124
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:43:35 ID:8Hjuhemo0
(* ゚∀゚ )「ん〜。流石はアイラモルトの看板だね〜バランス取れた良いモルトだ」ゴクゴクゴクゴク
川 ゚ -゚)「不思議な味だ。わずかなスモーキー感と独特なピート香、だが不快に感じない程度の絶妙なバランス。と言ったところか?」チビチビ
从 ゚∀从「辛いっつうか、苦い? こんな甘くないウィスキー、久々だわ」ハイボールでゴクゴク
川д川「アイラモルトの女王って言われてっからなぁ。アイラの特徴を詰め込んだ味わいってとこかぁ?」
ノパ⊿゚)「特に日本人に好まれるシングルモルトはフルーティーで甘めの物が多いからな。私も初めて飲んだときは面食らったよ」
( ゚∀゚ )「俺様からすりゃカリラとこいつは水みてぇなもんだけどなぁ。個性弱くね?」
川;д川「いやぁ、ボウモアは充分だろぉ。お前ぇみてぇに毎日ラフロイグやらオクトモアかっ食らってるアイラ狂いと比べんなっつうのぉ」
125
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:44:00 ID:8Hjuhemo0
(* ゚∀゚ )「ピート香ってブルーチーズに最高に合うんだよな〜。アイラとブルー、チェイサーにビールがありゃ桃源郷さ。アヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwww」ゴクゴクゴクゴク
从 ー∀从「ブルーチーズ、嫌いだわ」
川; ゚ -゚)「まあ、臭いが、な」
川д川「あぁ、そういや話は変わるんだがよぉ。ちょっと前にぃ、お前んとこのスタッフ来てたぞぉ? レモナっつったっけぇ?」
(; ゚∀゚ )そ「んげっ!? なんで『レモン』がミルナちゃんの家に!?」
川д川「まぁダチの知り合いって感じかぁ? つうかレモンって何だぁ? あだ名かぁ?」
( ー∀゚ )「ケッ! あんな貧乳(レモンボール)娘なんざレモンで充分だっつうの! 何で俺様が行くとこ来るとこアイツが居るかねぇ?」
川д゚川「……もしかして嫌いなのかぁ?」
126
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:44:21 ID:8Hjuhemo0
( ゚∀゚ )「嫌いって訳じゃ無ぇぜぇ? ブスな訳でも無ぇし、何だかんだ言って俺の店がやってけんのもアイツの力がデケェし」
ノパ⊿゚)「レモナさんと良くウチの店にいらっしゃってくれますからね。仲つつまじく見えますよ」
(# ゚∀゚ )「冗談! あんな事ある毎にフライパンで俺様の顔面ぶん殴ってくる暴力女と仲良しなものかっつうの!!」
从 ゚∀从「それは、お前がレモナに任せて、サボりまくるからだろうが」
( ー∀゚ )「ケッ! 知るか知るか!! 大体にしてアイツはグチグチうるせ〜んだよ!! 俺様のやることなす事にケチつけやがってあの貧乳レモンが!!」
川;д川「おいおいぃ」
( ゚∀゚ )「確かに俺は大前の家にデケェ借りがある。だからって何でこの俺様があのワガママお嬢様の面倒なんてみなくちゃいけねえんだっつうの!!」
(# ゚∀゚ )「あああああぁぁぁ!! 思い出したら腹立って来たぜ!! あんの成金寸胴貧相ボディの生意気レモンが!!」
127
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:54:41 ID:8Hjuhemo0
ガチャ カランカラン
ノハー⊿゚)「ん…… ?」
川;д゚川そ「あぁん?……って、ぅげぇっ!?」
(# ゚∀゚ )「お嬢様だかなんだか知らねぇが、所詮は学生の糞ガキ!! だっつうのに子供扱いするなって言ったり、大人の女として扱えだなんだってマセたことばっかり抜かしやがって! んなもん知るかっつ―の!!」
(# ゚∀゚ )「オマケに頼んでもねぇのにやけに俺様の世話を焼いてきやがってウザって―ったらありゃしねえ!! 俺様の周りをチョコマカチョコマカと……あの貧乳レモンが!!」
(# ー∀゚ )「大体にして店長様は俺だっつうのにヒステリック起こしてパカスカ頭をフライパンで殴って来ること自体がおかしいんだよ! あの、The貧乳!!」
128
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:55:05 ID:8Hjuhemo0
「まあ、そんな風にお考えになられていたのですか?」
(# ゚∀゚ )「あったりまえだ!! あんの糞レモンが!! まるで小姑みて―にぐちぐちうるせ―んだよ!! その内シワだらけになんじゃねえの!?」
「小姑、ですか?」
(* ゚∀゚ )「そうそう! まだ若いっつうのに可愛そうな貧乳女だぜ!! 貧乳! 無い乳!! ツルペタ!! 寸筒!! ドラム缶!! まな板レモンが!! アッヒャッヒャッヒャッwwwwww」
(* ゚∀゚ )「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwwww」
(* ゚∀゚ )「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……」
129
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:55:55 ID:8Hjuhemo0
( ゚∀゚ )「アヒャ……?」
(; ゚∀゚ )「えっ? 今、俺様誰と喋ってた?」
从;ー∀从「バカ野郎が」
川;д川「うん、あれだぁ。ベタだがよぉ」
ノハ;ー⊿ー)「笑角福さん。後ろ」
(; ゚∀゚ )「」
(゚∀゚ ;)「」クルッ
|゚ノ ^∀^)「オホホホ……」
( ゚∀゚ )「」
( ゚∀゚ )(あれれ〜目の前にレモナちゃんがいるよ〜?)
130
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:56:53 ID:8Hjuhemo0
|゚ノ ∀^)「ア ヒャ さ ま ?」ユラ〜リ
(; ゚∀゚ )「お――っとちょっと待つんだ、よし、レモン。じゃなかったレモナちょっと落ち着け。うん、暴力なんて不毛だとは思わね―か? 思うよな? 賢いお前なら分かってくれるよな!? って言うか何でお前がここに居んの!?」
|゚ノ ∀^)つ=lニニフ「先日のお礼にいいワインが手に入りましたのでお届けに上がりましたの。お陰さまでとっても素敵なお話も聴けましたわ……オホホホ……」スッ
(; ゚∀゚ )そ「どっから出したその凶器!? 明らかにお前の手提げ袋の容量越えてるデカさの包丁じゃねえか!?」
|゚ノ ∀^)つ=lニニフ「殿方がそのような些細な事を気にしてはいけませんわよ? オホホホ……」
(; ゚Д゚ )そ「さ さ い じゃNeeeeeee!? まだフライパンはギャグとして処理できるからともかくその中華包丁はヤバイ! っていうかどっから持ってきたんだそんなもん!? ウチはそんな物騒な包丁使うメニューなんか無ぇぞ!?」
131
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:57:54 ID:8Hjuhemo0
|゚ノ ∀ )つ=lニニフ「……いたいけなレディーに向かって……」ワナワナ
(; ゚∀゚ )「お―け―お―け―俺様が悪かった、よし、特別だ! 特別にこの俺様が謝ってやる。いやむしろ謝らせて下さいマジで本当に悪かったってだから頼むから包丁を振り上げるのは止めていやマジで!!」
|゚ノ ∀ )つ=lニニフ「そのような心無い暴言をぶつける下郎は……」ワナワナ
(; ゚∀゚ )「わ――ごめんごめんごめんごめんマジでごめんってイイ女だよ、うん間違いない間違いないレモナは誰もが認めるいい女だって俺様か保証する!! だからそんな無い胸をわざわざ強調するような姿勢で包丁なんか振り上げるのは止め」
ブチンッ
|゚ノ#^∀^)つ=lニニフ))「ギルティですわあああああぁぁぁぁぁ!!」ブンッ
(; Д )そ「ぎゃああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
.
132
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:58:31 ID:8Hjuhemo0
川д゚川「ちなみにこの後アヒャは入院。全治1ヶ月のそこそこ重症を負いましたとさぁ」
川д゚川「……」
川д゚川「……まぁ、あれだぁ」
川;д゚川「女の胸をぉ、悪く言うとバチが当たるって事でぇ」
133
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 15:59:34 ID:8Hjuhemo0
【CLOSE】
.
134
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 16:00:33 ID:8Hjuhemo0
おしまいける。
今日中にもう1話投下出来るのだろうか……
135
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 16:22:23 ID:dfJUw3XQ0
おい一ヶ月って相当な傷じゃねぇかおつ
酒断てばもう一話いけるよ!
136
:
同志名無しさん
:2016/02/21(日) 17:48:57 ID:vjyqWa9c0
あんたの話好きだから2日連続で読めて嬉しいよ
乙
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