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( ・∀・)「既に女の魔物はほとんどいなくなったようです」
1
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:18:47 ID:3dfeGtig0
( ΦωΦ)「…………」
( ΦωΦ)「魔界に女が産まれなくなって早1000年か…………」
( ・∀・)「残っているのは一部の上級魔族くらいですね」
( ΦωΦ)「要するにここにいる奴らだけじゃん…………」
( ・∀・)「女が産まれなくなる呪いなんて、嫌なものかけられましたねぇ」
( ΦωΦ)「魔界に普通に攻め込んだら負けるからって、この方法は陰湿だよなぁ」
( ・∀・)「普通男女逆ですよねぇ」
( ΦωΦ)「そういう問題じゃねーよ」
2
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:20:43 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「で、魔王様はこの問題をどうお考えで?」
( ΦωΦ)「どうって…………ヤバいとは思っているが、この件を任されてるのはお前だろう?」
( ・∀・)「ええ、その通りです」
( ・∀・)「今まで私はこの呪いを解こうとしたり、どうにかして女を作ろうとしたりもしました」
( ・∀・)「時には予算を着服して遊園地に遊びに行ったり、飲み会を開いたりもしました」
( ΦωΦ)「おい何してんだお前」
( ・∀・)「ここまでなんやかんやしました、正直無理だと思った時もありました」
( ・∀・)「しかし!私はこの一件を解決するアイデアをついに思いついたのです」
( ΦωΦ)「嘘くせえ」
3
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:22:50 ID:3dfeGtig0
( ΦωΦ)「一応聞いてやるが、どんなアイデアだ?」
( ・∀・)「二つほどございますが、まずは比較的実用性のあるものから話しましょう」
( ・∀・)「魔王様、現在の魔界の風俗店はどんな状況かご存知ですか?」
( ΦωΦ)「ホモまつり」
( ・∀・)「やだ短絡的…………!Deathがおっしゃる通りでございます」
( ΦωΦ)「事実だろ、それがなんの関係があるのだ?」
( ・∀・)「あるもので済ませてしまおう、ということでございます」
( ΦωΦ)「?」
4
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:24:31 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「案その1『子供を産む女がいないなら、男が子供産めばいいんじゃね?』作戦でございます」
( ΦωΦ)「何言ってんのお前」
( ・∀・)「ある人間の女王は言いました『パンが無いならケーキを食べればいいじゃない』と」
( ΦωΦ)「おーい、無視かテメェ」
( ・∀・)「その要領で、無いなら代用するしかないよね!という作戦でございます」
( ・∀・)「今の魔界にいるのは子を宿さぬ魔物ばかり…………だから子を埋めぬ魔物を子を埋めるようにしてしまおう、という作戦でございます」
( ΦωΦ)「それ思いつくのに1000年かかったのかよお前」
( ・∀・)「ゆとり世代なので…………」
5
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:25:32 ID:3dfeGtig0
( ΦωΦ)「で、子を宿せるようにする方法とは?そのような魔術は聞いたことがないぞ」
( ・∀・)「問題ありません、作りました」
( ΦωΦ)「作っちゃったの!?」
( ・∀・)「頑張ったらなんか出来ちゃいました」
( ・∀・)つ占 「ジャジャーン!これがその薬!『コドモツクール』です!」
( ΦωΦ)「うわあ…………不安になる名称…………」
( ・∀・)「この薬を飲むと性行為をした相手と自分の精液を混ぜ合わせて子作りができます」
( ・∀・)「出来た子供は口から卵の状態で産みます」
( ΦωΦ)「なんでそこナメック星人風なんだ」
( ・∀・)「産む穴がなかったので…………」
( ΦωΦ)「あー…………ていうか性行為って」
( ・∀・)「ホモセックスです。お尻か口から精液体内に取り入れて下さい」
( ΦωΦ)「うわあ…………」
6
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:28:44 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「というわけで、この薬を魔王様に飲んでいただきます」
( ΦωΦ)「待てや」
( ・∀・)「え?」
( ΦωΦ)「え?じゃねーよ、我輩でやる必要は無いだろ、他に被験体募れよ」
( ・∀・)「ああ、そのことなんですけど、実はこの薬まだ試作品でして」
( ・∀・)「よっぽどの強い魔族じゃないと内臓が潰れて死んじゃうんですよ」
( ΦωΦ)「何それ怖っ」
( ・∀・)「被験体に適当なゴブリンを使ったら血を吐いて死にまして…………」
( ΦωΦ)「改良すればいいんじゃ…………」
( ・∀・)「嫌ですよ!!めんどくさい!じゃ!ないですか!!」
( ΦωΦ)「何言ってんのこいつ」
( ・∀・)「改良するより先にデータが欲しいんですよ、時は金なるんです」
( ΦωΦ)「最もらしいこと言ってるけど犠牲しか出ないからなそれ」
7
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:30:34 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「ちなみにお相手の方はすでにこちらで選考済みでございます」
( ΦωΦ)「その労力を何故薬の改良に回さぬ」
( ・∀・)「めんどくさいことより楽しいことを優先するのが私のポリシーでございます」
( ・∀・)「というわけで、お相手の方、ご入場〜」ガラガラ
( ΦωΦ)「魔王城かってに改造してやがるよこいつ」
( ・∀・)「久米田先生の漫画面白いですよね」
「魔王様、お初に目にかかるでござる…………」
(メ._⊿)「拙者、ムーンフォースと申す…………以後お見知りおきを」
( ΦωΦ)「…………」
( ΦωΦ)「いや、あの…………」
( ΦωΦ)「お前、召喚獣の三月ウサ(メ._⊿)「ぬううぉおおおおおおおお!!!」
(メ._⊿)「何のことだかわからぬなあ!!拙者さっぱりでござるよ!!」
( ΦωΦ)「え、えぇ〜…………」
8
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:33:48 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「そちらの方は、魔獣ムーンフォースと言う方らしいですよ」
( ・∀・)「応募書類にも召喚獣三月ウサギ様とは無関係であると細かく書いてくださっています」
(メ._⊿)「その通り!拙者の名前はムーンフォース!三月ウサギなどとは別人でござる!」
( ΦωΦ)「かえって怪しまれるとは思わなかったのかお前」
(メ._⊿)「怪しまれるも何も拙者は三月ウサギなどではござらん!」
( ΦωΦ)「服装と口調変えただけじゃん」
(メ._⊿)「ギ、ギックゥー!そんなことはなかろう!こんなイケメンは一匹で十分でござろう!!?」
( ΦωΦ)「自分でイケメンって言うなよ…………ていうかなんでジャージなんだお前!!」
(メ._⊿)「ジャージを馬鹿にするなぁ!!」
( ΦωΦ)「もうわけわかんねーよお前!」
( ・∀・)「ちなみに応募書類には魔王様への愛もびっしり書いてくださっています」
( ΦωΦ)「え?ぎゃああああああ!キモい!!」
( ・∀・)「これが決定の決め手になりました」
( ΦωΦ)「ねーよ馬鹿!」
9
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:38:28 ID:3dfeGtig0
( ΦωΦ)「この案はダメだ!我輩の神経が持たん…………」
( ・∀・)「えー?彼ちんちん大きいですよ?」
( ΦωΦ)「どうでもいいよ!!」
(メ._⊿)「脱ぐとすごいでござるよ?」バッ
( ΦωΦ)「脱がんでいいわ!!」
( ・∀・)「すごく大きいですよ?」
( ΦωΦ)「それはもういいよ!」
(メ._⊿)「すごく大きいでござるよ?」ヌギヌギ
( ΦωΦ)「脱ぐなっつってんだろ!ってぎゃあああ!でかすぎてキモい!!」
(メ._⊿)ガーン
( ・∀・)「残念ですね…………ではムーンフォースさんは一旦保留ということで」
(メ._⊿)「くっ…………拙者は諦めぬ故、魔王様、また会いましょうぞ」
( ΦωΦ)「やめてもう来ないで」
( ・∀・)「来たら通しますけどね」
( ΦωΦ)「マジでやめろ」
10
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:41:44 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「では案その2『野女と野獣大作戦!』でございます」
( ΦωΦ)「正直すごく期待できないけど、言ってみろ」
( ・∀・)「人間が魔界の瘴気を長期間安定してあゔぃつづけると魔族へと変貌してしまうことがありますね?」
( ΦωΦ)「確かにたまにあったな、お互い干渉不可の法が敷かれて以来なくなったみたいだが」
( ・∀・)「今回はそれを意図的に起こしてしまおうという作戦でございます」
( ΦωΦ)「なるほど…………まあ筋は通っているな」
( ΦωΦ)「だがその作戦、現実的ではないであるな」
( ・∀・)つ占 ゴトリ
( ΦωΦ)「飲まんぞ」
( ・∀・)「シリアスなんて嫌いです」
11
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:44:06 ID:3dfeGtig0
( ΦωΦ)「まず人間はこっちに入って来れないだろう、入ったら最悪戦争だ」
( ΦωΦ)「それに人間が魔族へ変貌する法則だって、正確にわかっていないはずである」
( ・∀・)「いえ、その法則なら先日私たちが解き明かしました」
( ΦωΦ)「都合良すぎねーかお前」
( ・∀・)「世の中そんなものですよ」
( ・∀・)「それに人間社会は魔族以上にこの作戦に都合がいいのです」
( ・∀・)「人間扱いされない人間や、消えても問題視されない人間なんて腐るほどいます」
( ・∀・)「それこそ人間でいることが嫌になるような社会ですからね」
( ΦωΦ)「シリアス嫌いなんじゃなかったのかお前」
( ・∀・)「私が楽しければ気にしません」
( ΦωΦ)「つくづく都合のいい奴であるな…………で、人間が魔族に変貌する法則とは?」
( ・∀・)「ああ、それなら実に単純でわかりやすかったですよ」
( ・∀・)「人間はあらゆる能力が私たちに劣ります」
( ・∀・)「魔力も腕力も知力も、私たち魔族を大きく下回ります」
( ・∀・)「ですが、私たちを大きく上回る能力もあるのですよ」
( ΦωΦ)「ふむう?」
12
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 04:58:01 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「それは感情です」
( ・∀・)「人間達の感情は強いエネルギーを持つのです」
( ・∀・)「私たち魔族にも感情はありますが、人間のそれは私たちを大きく上回っているのです」
( ・∀・)「それこそ不可能を可能にすることだってできるでしょう」
( ΦωΦ)「……つまり、それが人間が魔族へと変貌する理由だと言うのか?」
( ・∀・)「ええ」
( ・∀・)「魔族への憧れ、人間への絶望…………それらの感情があって、人間は魔族へとなるのです」
( ・∀・)「最も、人間を捨てきれない者が大半で、完全なる魔族への変貌は稀のようですが」
(メ._⊿)「所謂闇の力の持ち主でござるな」
( ΦωΦ)「なんでまだいるんだお前」
(メ._⊿)「迷子になったのでござる…………」
( ・∀・)「後で案内しましょう」
13
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 05:04:17 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「まあつまり感情爆発うおおお!!で人間は魔族になっちゃうっぽいですねー」
( ΦωΦ)「まとめ方雑だなオイ」
( ・∀・)「なんか飽きてきちゃいまして」
( ・∀・)「で、ここからが今回の作戦になります」
( ・∀・)「予想はついてるかとお思いですが、その変貌を意図的に起こしてしまおうということでございます」
14
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 05:17:29 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「今回利用する感情はズヴァリ愛情!LOVEでございます」
( ΦωΦ)「はぁ」
( ・∀・)「人間が持つ感情の中でも、恋愛感情は非常に大きなものなのです」
( ・∀・)「さらに身分違いの愛、異種間の愛ともなれば、その感情は燃え上がりんぐ間違いなしのシロモノでしょう」
(メ._⊿)「身分違いの愛でござるか…………」スリスリ
( ΦωΦ)「うん、多分お前のことじゃないから、その動物的な求愛行動をやめなさい」
15
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 05:32:32 ID:3dfeGtig0
( ΦωΦ)「で、恋愛感情をどうするのだ?」
( ・∀・)「はい、そろそろ話もグダグダしてきたので直球に申したいと思います」
( ・∀・)「この作戦では魔王様直々に、人間の少女と恋愛関係になっていただきます」
( ΦωΦ)「えっ」
( ・∀・)「いやー、連れてくるのに苦労しましたよ」
( ΦωΦ)「もう来てんの!?というか薄々察してたけどなんで我輩なの!?」
( ・∀・)「差は大きい方がいいかと思いまして」
( ・∀・)「人間の姫と魔王様で恋仲になっていただくのがベストと私の脳内会議で決定いたしました」
( ΦωΦ)「姫!?姫なの!?それ連れて来たら絶対駄目な人種じゃないの!?」
( ・∀・)「大丈夫ですよ、割愛しますけど、所謂隠し子ですので国は攫われた事実を公表出来ませんからね」
( ・∀・)「公表したらおそらく国が滅びます」
( ΦωΦ)「お前さらっととんでもないことしてくれたな…………」
16
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 05:48:21 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「と言うわけでこちらがお相手の方になります、どうぞー」ゴゴゴゴゴゴ
(メ._⊿)「魔王様、壁が開いてドライアイスの煙とか出ているでござるよ」
( ΦωΦ)「もうここまで派手に改造されてると何も言えないわ」
「は、はじめまして…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………え、えっと、コンニチハ…………」
( ΦωΦ)「…………」
( ・∀・)「西の国コメリアの姫、ハロー様です」
ハハ ロ -ロ)ハ「あの…………魔王様ですか?ハローです。はじめまして」ペコリ
( ΦωΦ)「あ、ああ…………」
( ・∀・)「ハロー様、そんなに魔王様に対して丁寧じゃなくてもいいんですよ?もっと罵ってあげてください」
( ΦωΦ)「何言ってんのお前」
(メ._⊿)「眼鏡巨乳か…………拙者の勝ちでござるな」
( ΦωΦ)「何言ってんのお前」
17
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 06:07:31 ID:3dfeGtig0
( ・∀・)「というわけで魔王様、これよりハロー様と恋仲になっていただき、ハロー様が魔族へと変貌したら子作りをしていただきます」
( ΦωΦ)「うわぁー…………やっぱりそういうことかぁ、ていうかハロー姫はそれでいいのであるか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ええ、ワタシは構いません」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔界に馴染めるかはわかりませんが、国や父に何の気持ちもありませんし…………」
( ΦωΦ)「ハロー姫…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「それにワタシ、人間は恋愛相手として見てませんから!魔王様みたいな殿方が好みデス」
( ΦωΦ)「あれれー?急にこの子に対してものすごく不安になって来たよー?」
( ・∀・)「ちなみに姫様の私物にはこんなものが」 ゴソゴソ
(メ._⊿)「ほう、ケモホモとは業が深い」
( ・∀・)「魔王様はお顔が猫系ですからね」
ハハ*ロ -ロ)ハ「キャー!やめてください恥ずかしい!」
( ΦωΦ)「我輩どうなんのこれ」
( ・∀・)「なるようになりますよ」
18
:
◆kOOBoAAMCg
:2013/11/23(土) 06:18:45 ID:3dfeGtig0
側近の手によって引き合わされた魔王(身長260センチ)と姫(身長140センチバスト94)!
それは魔界を救うため、人間を変えるための僅かな希望(笑)の賭だった!
果たして姫と魔王の恋はどうなってしまうのか!?
そして、魔界に新たな生命は宿るのか!?
(メ._⊿)「次回『麗しの温泉旅行!細胞分裂もあるよ』ご期待下さい!!」
( ΦωΦ)「お前が喋ってんのこれ!?何この中身の無い文章!!」
(気が向いたら)続く!!
19
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 11:32:59 ID:w7pvzhk.0
おおこっちに来たのか
おつー
20
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 19:50:25 ID:55rgPlOk0
乙
21
:
同志名無しさん
:2013/11/23(土) 23:28:31 ID:Zn.Rl9dU0
面白いw
22
:
同志名無しさん
:2013/11/24(日) 00:01:35 ID:FI2eZSl60
乙!
こっちに来たんだなww
楽しみにしてる!
23
:
◆kOOBoAAMCg
:2013/11/26(火) 04:44:32 ID:ztNKKunc0
( ・∀・)「口での場合は気分によるもののようですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうなんですか?口で咥える方がポピュラーな気もしますけど…………」
( ・∀・)「気分が高潮しているとそうなりやすいみたいですね」
( ・∀・)「街頭アンケートでは手や足の方が気持ちいいという結果が多かったですよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「へー、そうなんですか」
( ・∀・)「というわけで練習してみましょうか、ここにちくわがあります」
ハハ ロ -ロ)ハ「キュウリとかバナナの方がそれっぽくないですか?」
( ・∀・)「形はそうですけど、そちらは揉みにくいので不採用となりました」
ハハ ロ -ロ)ハ「あっちゃー」
( ・∀・)「さて、まずは根元の部分を握って…………」
( ΦωΦ)「何してんだお前ら…………」
24
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 04:55:53 ID:ztNKKunc0
( ・∀・)「いえ、魔王様がお仕事の合間に夜のシミュレーションをしようと思いまして」
( ΦωΦ)「うわぁ〜、どう反応すればいいのこれ!せめて我輩の見えないところでやってくんない?」
ハハ ロ -ロ)ハ「いえ、こういうのはアピールが重要かなーと思ったので」
( ・∀・)「セックスアピールというやつですよ」
( ΦωΦ)「セックスアピールってそういう意味じゃ無いよね!?」
( ・∀・)「だって姫様がここに来て数日たちますけど、今だにキッスのひとつもないじゃないですか」
ハハ*ロ -ロ)ハ「一緒のベッドで寝てますけどね…………キャー」
( ・∀・)「もう!毎晩覗き見する身にもなってくださいよ!」
( ΦωΦ)「う、うむ…………今はお互い恥じらいがあるというか…………」
( ΦωΦ)「ていうかさらっと嫌な告白しないでくれるかな!?」
25
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 05:02:04 ID:ztNKKunc0
ハハ*ロ -ロ)ハ「私、そういうのは得意じゃありませんけど、魔王様ならいつでも…………」
( ΦωΦ)「う、うむ…………そうは言ってもだな…………」
( ・∀・)「煮え切らないですねー!絵的にヤバいくらい!」
( ・∀・)「…………あ、そうだ!」
( ・∀・)「魔王様、お仕事ちょっとおやすみいたしましょうか?」
( ΦωΦ)「うん?」
( ・∀・)「ハロー姫様の歓迎会も兼ねて、温泉旅行と洒落込みましょう!」
26
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 05:17:16 ID:ztNKKunc0
こうして温泉旅行へと行くことになった魔王城のメンズメンズ!(女の子もいるよ)
あれよあれよと言う間に温泉旅行の計画は出来上がり、その日のうちにバスに乗り混み、温泉へと向かうのであった!
果たしてこの旅行は基地と出るか狂と出るか!?
そして、魔王と姫は肉体的に繋がることが出来るのか!?
(メ._⊿)「次回!!『麗しの温泉旅行!細胞分裂もあるよ』お楽しみに!」
( ΦωΦ)「それ今回だから!!終わらせようとすんな!!」
(メ._⊿)「おっとすみません魔王様、昨日はお楽しみでしたね」
( ΦωΦ)「何の話!?ていうかなんでお前も来てるの?」
( ・∀・)「私が誘ったんですよ、無闇に新キャラ投入するよりはいいと思いまして」
( ΦωΦ)「そんな理由なの!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「第一話で出てた主要キャラクターが第二話で出ないっていうのもおかしいですもんね」
( ・∀・)「ねー?」
( ΦωΦ)「ねー?じゃないよ!!」
( ・∀・)「あ、姫様、アレが魔界の名所ですよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワーオ、禍々しいデスね」
( ΦωΦ)「無視しないでくれるかな?」
( ・∀・)「多少バスっぽさも出した方がいいかと思いまして」
27
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 05:27:56 ID:ztNKKunc0
(メ._⊿)「ところで魔王様、拙者一応魔王城の方々とは初対面にござる」
(メ._⊿)「今のうちに自己紹介件拙者の肉体美を見せておきたいのでござるが…………」
( ΦωΦ)「多分みんな知ってると思うよ?あと脱ぐな」
( ・∀・)「でも自己紹介はいいアイデアですね、姫様は魔王城の面子は知らないわけですし」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、私も皆さんのことはあまり知りませんし、紹介していただけるなら…………」
( ΦωΦ)「む、そうであるか?」
(メ._⊿)「では拙者から…………」ヌギヌギ
( ΦωΦ)「お前はいいよ!脱ぐなっつってんだろ!!」
28
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 05:46:38 ID:ztNKKunc0
( ・∀・)「というわけで若干ダイジェスト☆登場キャラクター(予定)の紹介コーナーとなります」
ハハ ロ -ロ)ハ「フェードアウトどころか今回で消滅する可能性もあるわけですね」
(メ._⊿)「連載にはつきものでござるな」
( ΦωΦ)「嫌な会話だな」
(,,゚Д゚) 「では最初に紹介させて貰います!俺はギコ!魔王軍の将軍です!」
(,,゚Д゚) 「特徴と趣味は筋肉!好きなものはでかいもの!」
(,,゚Д゚) 「よろしくお願いします、姫様!」
ハハ ロ -ロ)ハ「普通ですね」
(メ._⊿)「普通でござるな」
(,,゚Д゚) 「ええっ!?」
( ΦωΦ)「すまんな、容赦なくて」
( ・∀・)「そうですねー、ギコさんは強いて言うなら部下からセクハラ受けまくってるところが特徴じゃないですか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ほう」
(,,;゚Д゚) 「ひょぉっ!?ななななな何のことですか?」
( ΦωΦ)「わかりやすいなお前…………」
( ・∀・)「酷いときにはレイプギリギリのところまで行くので、最近は肛門科に通院し(,,;゚Д゚) 「わー!わー!わーーー!!!!!」
( ΦωΦ)「つ、次行こうか」
29
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 06:02:09 ID:ztNKKunc0
(*゚ー゚) 「しぃです☆ 魔王城でお手伝いをさせていただいてます☆」
(*゚ー゚) 「見ての通り残り少ない女の魔物です☆ 種族はサキュバスですよ☆」
(*゚ー゚) 「年齢はヒミツ☆ でも長生きはしてるから、人生相談は任せてくださいね☆」
( ・∀・)「秘密と言っていますがしぃさんの年齢はにせん(*゚ー゚) 「おいぶっ殺すぞ」
( ・∀・)「ちなみにこちらのしぃさん、REZUBIANNでいらっしゃいます」
( ΦωΦ)「なんでローマ字なんだ読みづらい」
ハハ ロ -ロ)ハ「でもレズビアンでサキュバスというと」
(*゚ー゚) 「子供を産むつもりは無いですし、そもそも男性の夢には出ていきません☆」
ハハ ロ -ロ)ハ「わーやっぱり」
( ・∀・)「さらにちなみに、人間の美少女の間では夢のお姉様として都市伝説化しているんですよ」
(*゚ー゚) 「てへ☆よろしくね☆ハローちゃん☆」
ハハ ロ -ロ)ハ「あれ、なんかこの人怖い!」
30
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 06:11:15 ID:ztNKKunc0
( ´∀`) 「モナはモナーですモナ。ちょっと魔物とは分類が違いますが、魔王城にお邪魔させてもらってますモナ」
ハハ ロ -ロ)ハ「もふもふですね…………アライグマさん?」
( ´∀`) 「タヌキですモナ」
( ´∀`) 「特技は化けることですモナ。長らく悪戯にしか使っとりませんガナー」
ハハ ロ -ロ)ハ「へえー是非見たいです」モフモフ
( ´∀`) 「モナモナ」
( ΦωΦ)「本気出すと血の海を作るやつとは思えんな…………」
( ・∀・)「普段はのんびりしてますからねー」
31
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 06:31:15 ID:ztNKKunc0
( ・∀・)「さて、そろそろバスも付きますし飽きてきましたし、ここらへんで自己紹介タイムは終了としまーす!」
「「「「えぇーーーーー!?」」」」
( ・∀・)「文句がある人は次回登場時にさりげなく自己紹介してくださいねー!」
(メ._⊿)「結局自己紹介できなかったでござる…………」
( ΦωΦ)「だからお前は必要ないであろう」
ハハ ロ -ロ)ハ「もう知られてますからね」
( ・∀・)「そうですねー…………」
(,,゚Д゚) 「あああ…………あんな風に話されてしまうなんて、俺は、俺は…………」
<ヽ;`∀´> 「だ、大丈夫ッスよ将軍、もう大分噂になってたッスから…………」
(;`ハ´)「そうそう、気にすることないアルヨ」
(,,゚Д゚) 「余計大丈夫じゃねぇ…………」
(*゚ー゚) 「ウフフ☆やっぱりお姫様可愛いわ☆尚更仲良くなりたくなっちゃった☆」
( ゚¥゚)「ファイトです、お姉様」
(*゚ー゚) 「ありがとう☆アナタのことも好きよ☆」
( * ゚¥゚)「…………ズモモモ」
( ・∀・)「ほら、あんな風にキャラがわかれば自己紹介なんて不要なんですよ」
(メ._⊿)「成る程!ならば何故皆に自己紹介をさせたのでござるか?」
( ・∀・)「ノリです!」
(メ._⊿)「ワオ」
32
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 06:43:06 ID:ztNKKunc0
( `ー´)「もうじきつきますヨ、皆さん降りる準備をしてくださいネー」
( ´∀`)「ネーノ敬語似合って無いモナー」
( `ー´)「うるせー」
ハハ ロ -ロ)ハ「怒涛の新キャララッシュですねー」
( ・∀・)「どうせ半数は今後出てきませんけどねー、魔王軍というからにはモブも多いんですよ」
( ΦωΦ)「魔王軍をなんだと思ってんだお前」
( ・∀・)「ホモまつり」
( ΦωΦ)「ここでそれで返すかお前」
ハハ ロ -ロ)ハ「薄い本が厚くなりますね」カリカリ
( ΦωΦ)「何を描いてんの姫様ああああ!!」
(メ._⊿)「これは腐敗するでござるな」
33
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 06:50:46 ID:ztNKKunc0
( ^^)「ようこそお越しくださいました^^」
( ・∀・)「で、ようやく温泉ですね」
( ΦωΦ)「大体お前らのせいだけどな、ここまでのレス」
( ^^)「魔王様に来ていただけるなんて光栄です。本日は貸切となっていますので、ごゆっくりどうぞ」
( ・∀・)「わーいやった!貸切ですよ貸切!」
( ΦωΦ)「予約いれたのお前だろ、白々しいわ」
ハハ ロ -ロ)ハ「でも嬉しいことは嬉しいですね、温泉あまり来ませんし」
( ^^)「それではお部屋に案内いたしますね、まずは魔王様から…………」
34
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 07:01:46 ID:ztNKKunc0
( ΦωΦ)「やっぱり我輩とハロー姫で二人部屋か」スタスタ
( ^^)「はい、お布団も一枚でいいとお伺いしています」スタスタ
ハハ*ロ -ロ)ハ「な、なんだか改めて言われると恥ずかしいですね…………」スタスタ
( ^^)「ふふふ、仲がよろしいんですね…………はい、こちらがお部屋になります」ガラリ
( ΦωΦ)「ほう、広いであるな」
ハハ ロ -ロ)ハ「わあっ!見てください、景色も綺麗ですよ!」
( ΦωΦ)「魔界の景色とは思えないであるな…………」
( ^^)「お気に召したでしょうか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、それはもう!」
( ^^)「ありがとうございます。では呼び鈴を置いて行きますので、ご用の際はいつでもお呼びください」
( ^^)「ごゆっくりどうぞ」
35
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 07:09:22 ID:ztNKKunc0
( ΦωΦ)「…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………」
(ΦωΦ )「…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「…………」
( ΦωΦ)「えっと…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ハイ」
( ΦωΦ)「早速だけど、温泉、行くであるか?」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ハイ」
( ΦωΦ)「ノリで出てきたから、もう、夕方であるしな…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「そうですね…………あ、お背中流しましょうか?」
( ΦωΦ)「…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「…………」
( ΦωΦ)「ゆっくり入れると、いいな」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ハイ」
36
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 07:20:35 ID:ztNKKunc0
突然の甘酸っぱい展開!なんでお二人はいきなりそんなにラブラブプラスな仲なんですか!?
果たしてこれがラブコメなのかギャグなのかわからなくなってきた方も多いだろう!拙者もわからぬ!
さて、次回はついに温泉だ!温泉で芽生える恋もアリなんじゃないですか!?
きっとその恋は魔界を救う希望の光となるだろう!
(メ._⊿)「次回!『俗・麗しの温泉旅行!細胞分裂の神秘』!」
(メ._⊿)「次回も、サービスサービスぅ!」ヌギヌギ
( ΦωΦ)「まだ脱ぐかお前は!」
ハハ ロ -ロ)ハ「様式美ですね」
( ・∀・)「ふむ、58センチ、と」
(もしかしたら)続く!
37
:
同志名無しさん
:2013/11/26(火) 07:31:27 ID:ztNKKunc0
☆おまけ☆
( ^^)「山崎渉」
戦力としては弱いが短細胞分裂の容量で増殖することができる魔物だぞ!
分裂した全ての個体は人格や記憶を共有することが出来るぞ!
今回の温泉旅館ではその能力を利用して従業員として働きまくりだぞ!
細胞分裂ってすごい!!でも疲れるから毎日は出来ないぞ!
全滅させられたらそれが最後だ!怖い!
( ^^ ≡ ^^)「どうですか!!この能力!!」ウニョーン
(メ._⊿)「すごいのはわかるがキモグロいでござるな」
ハハ ロ -ロ)ハ「スピードは遅いとはいえネズミ講式に増えるのが怖いですね」
( ΦωΦ)「ていうかサブタイトルの細胞分裂ってこれかよ…………」
( ・∀・)「当たり前じゃないですか」
☆また見てね☆
38
:
◆kOOBoAAMCg
:2013/11/30(土) 15:17:25 ID:suHXZv5.0
( ΦωΦ)「…………というわけで温泉まで来たわけだが」
ハハ ロ -ロ)ハ「大混雑ですね、予想はしてましたけど」
( ・∀・)「あ、魔王様、姫様、こちらの温泉にお入りになりたいのですか?」
( ΦωΦ)「入りたいのはヤマヤマだがな、既に入っているやつらに出ろというのも」
( ・∀・)「出ても白濁どころじゃないどろどろ具合ですけどね、温泉」
( ΦωΦ)「うわぁ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔界の裸の関係ってそういうものなんですね」
( ΦωΦ)「否定出来ないのが哀しい」
39
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 15:27:45 ID:suHXZv5.0
( ΦωΦ)「しかしこれでは湯に浸かれないであるな」
ハハ ロ -ロ)ハ「流石に皆さんが出てしまった後でも抵抗がありますね」
( ・∀・)「じゃあ隠しカメラで盗撮してますけど、温泉の様子見ます?」
( ΦωΦ)「何が「じゃあ」なのか全くわからない上に何してんだお前」
( ・∀・)「編集してアダルトビデオとして売り出そうと思いまして、シリーズ最新作ですよ!」
( ΦωΦ)「シリーズ!?ちょっと待って!?シリーズってどういうこと!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「それよりみてくださいこれ、温泉すごいことになってますよ」
( ・∀・)「ほう、ムーンフォースさんも馴染んできましたね」
( ΦωΦ)「…………うわあ、温泉に謝りたい」
40
:
◆kOOBoAAMCg
:2013/11/30(土) 15:34:28 ID:hE6hMA0g0
一旦中断します
41
:
◆kOOBoAAMCg
:2013/11/30(土) 22:38:09 ID:suHXZv5.0
( ・∀・)「そんじょそこらの薄い本もドン引きの光景ですが、皆様にお見せ出来ないのが残念です」
( ΦωΦ)「見せなくて正解だと思う」
ハハ ロ -ロ)ハ「複数のプレイと趣味趣向が混雑しているせいで何がなんだかわかりませんけどね」
( ・∀・)「魔族は身体の構造的に人間でいうところのアブノーマルなプレイがしたい放題ですからね」
( ・∀・)「姫様も魔族になれば近しいことが出来るかと」
( ΦωΦ)「いややらせんでいいから」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔王様触手って出せます?」
( ΦωΦ)「そういうのは専門外であるよ!?したいの!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「いえ、それほどは」
( ・∀・)「多少はしたいとはお思いなんですね?じゃあ魔王様、触手出せるよう頑張りましょう」
( ΦωΦ)「しねーよ」
42
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 22:52:46 ID:suHXZv5.0
( ・∀・)「まあ姫様が触手出せる魔族になる可能性もありますし、そこは大丈夫でしょう」
( ΦωΦ)「何が大丈夫なの?」
ハハ ロ -ロ)ハ「頑張ります!!!!」
( ΦωΦ)「何を頑張るの!?」
( ・∀・)「それはさておき魔王様、姫様、温泉で愛を深め合いたいとお考えですね?その程度の魔王様の考えなどお見通しでございます」
( ΦωΦ)「そうだけどさりげなく馬鹿にしないでくれるかな?」
( ・∀・)「というわけで魔王様、特別に露天風呂を女湯圏魔王様ハーレム風呂として貸し切ってございます」
ハハ ロ -ロ)ハ「ハーレムですか」
( ・∀・)「ハーレムです」
( ΦωΦ)「ハーレムって」
( ・∀・)「一部の女性と魔王様しか入れませんのでハーレムです」
( ・∀・)「お二方用に用意したかったのですが、女湯が用意出来なかったためこのような形に落ち着きました」
ハハ ロ -ロ)ハ「それでもまあ助かりますね」
43
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 23:04:09 ID:suHXZv5.0
( ^^)「こちらが露天風呂になります」
( ・∀・)「こちらが露天風呂だそうですよ姫様」
ハハ ロ -ロ)ハ「ここが露天風呂らしいですよ魔王様」
( ΦωΦ)「そうであるな、露天風呂であるな」
( ^^)「何かありましたら、我々従業員にお申し付けくださいね」
( ・∀・)「だそうです、姫様」
ハハ ロ -ロ)ハ「ですって魔王様」
( ΦωΦ)「ふむ、わかったである」
( ^^)「では、ごゆっくり」
( ・∀・)「ごゆっくりどうぞ、姫様、魔王様」
ハハ ロ -ロ)ハ「ゆっくりしましょうね、魔王様」
( ΦωΦ)「うむ…………なんだこのたるいやりとり」
44
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 23:16:03 ID:suHXZv5.0
( ΦωΦ)「おお、中々広いであるな」ガラリ
ハハ ロ -ロ)ハ「絶景ですね」
(*゚ー゚)「あら☆魔王様に姫様☆」
( ゚¥゚)「先にお邪魔してます」
( ΦωΦ)「おお、お前らも入っていたか、済まないな」
(*゚ー゚)「いえ、お気にせず☆ワタシは殿方には興味はありませんから☆」
( ゚¥゚)「みーとぅー」
( ΦωΦ)「安心していいのかこれ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシは不安でいっぱいです」
45
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 23:28:02 ID:suHXZv5.0
(*゚ー゚)「いえ☆モララーさんに釘を刺されてますし☆今日のところは何もないですよ☆」
ハハ;ロ -ロ)ハ「今日のところは!?」
( ゚¥゚)「真に残念です」
(*゚ー゚)「こら☆アナタはちょっと露骨すぎるぞ☆アナタにはワタシがいるでしょ☆」
( * ゚¥゚)「お姉様…………」
ハハ ロ -ロ)ハ
ハハ ロ -ロ)ハ「魔界大丈夫なんですかね」
( ΦωΦ)「残念ながらあまり大丈夫ではない」
(*゚ー゚) ゚¥゚)「失礼な」
46
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 23:42:09 ID:suHXZv5.0
( ΦωΦ)「…………ここまで来ればあの二人は見えないであるな」
ハハ ロ -ロ)ハ「あー…………よかった…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「あの方は苦手です…………」
( ΦωΦ)「気持ちはわかる」
ハハ ロ -ロ)ハ「でもこれでゆっくりお湯に浸かったりワタシの爆乳を見せつけたりできますね」
( ΦωΦ)「そうだね、爆乳だね」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワオ、予想外にヌルい反応」
( ΦωΦ)「童貞臭い反応返す年でもないであるよ」ワシッ
ハハ*ロ -ロ)ハ「キャー鷲掴みー!結構だいたーん!」
47
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 23:58:30 ID:suHXZv5.0
(メ._⊿)「!!」
(メ._⊿)「この感じ…………魔王様のときめくメモリアルに新たな1ページが記録されようとしている…………!?」
(メ._⊿)「行かねば…………!」
48
:
同志名無しさん
:2013/11/30(土) 23:59:06 ID:suHXZv5.0
(続くの?)
49
:
同志名無しさん
:2013/12/01(日) 00:22:00 ID:bYEhPR/20
(続いてください)
50
:
同志名無しさん
:2013/12/04(水) 20:04:05 ID:0o/NfJ5s0
続く
51
:
同志名無しさん
:2013/12/05(木) 22:48:06 ID:IzFOKTys0
続け
52
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 01:34:11 ID:ZSO6B1rU0
続かないわけないよな?
53
:
◆kOOBoAAMCg
:2013/12/08(日) 08:19:44 ID:fJkQNZEQ0
ハハ ロ -ロ)ハ「ところでこれは挿入まで行くのですか?」
( ΦωΦ)「お主もお主ですごいことを聞くな」
ハハ ロ -ロ)ハ「いやー現在進行形でおっぱい揉まれてますけど、まずはボディタッチだけで十分かなーって」
( ΦωΦ)「乳のマッサージしてるわけじゃないのだぞ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「正直魔王様のブツが大きすぎて入りきる自信が」
( ΦωΦ)「あー、体格差あるもんなぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔族サイズってこんなものなんですか?」
( ΦωΦ)「いや知らんし」
ハハ ロ -ロ)ハ「デスヨネー」
ハハ ロ -ロ)ハ「でも本当に先っちょしか入りませんねこれは」
( ΦωΦ)「まあ本格的にやるのはもっと先だしな」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔族になれば入るんですか?」
( ΦωΦ)「…………どうだろ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「でも早くそうなれるように、いっぱいドキドキさせてくださいね」
( ΦωΦ)「ハロー姫…………」
54
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 08:30:11 ID:fJkQNZEQ0
ハハ ロ -ロ)ハ「そうだ、毎回『姫』ってつけて呼ぶのやめてください」
( ΦωΦ)「ぬ、嫌か?」
ハハ ロ -ロ)ハ「あまり嬉しくもないですね…………姫と言ってもワタシは…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシのことはハローとだけ呼んでくれればいいです」
( ΦωΦ)「うーん…………わかった、ハロー」
ハハ*ロ -ロ)ハ「なんですか、魔王様?」
( ΦωΦ)「…………呼んでみただけである」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ウフフ」
( ΦωΦ)「そうだな…………どうせだし、吾輩のことも名前で…………」
「…………ぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「ん?」
( ΦωΦ)「…………この声は、まさ「魔王様ああああああああああああああああああああああ!」
(メ._⊿)「拙者も、拙者も拙者もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
( ΦωΦ)「うっわー、やっぱりお前かー」
ハハ ロ -ロ)ハ「様式美ですね」
55
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 08:41:38 ID:fJkQNZEQ0
(メ._⊿)「魔王様!!!拙者も!!拙者も揉んで欲しいでござる!!!!」ビンビン
( ΦωΦ)「嫌だよ!!ビンビンとか擬音付いてる時点で!」
ハハ ロ -ロ)ハ「大きすぎてもはやギャグかグロの域ですね」
(メ._⊿)「ならせめて咥えて!咥えて欲しいでござる!!!!」
( ΦωΦ)「ならじゃねーよ!!ハードルあげんな!!」
( ・∀・)「いやぁ、面白いことになってますね」
ハハ ロ -ロ)ハ「いたんですか」
( ・∀・)「ええ、ずっと」
ハハ ロ -ロ)ハ「ここお風呂なんですから服脱ぎましょうよ」
( ・∀・)「えー」
( ΦωΦ)「論点ズレた会話してないでこいつをどうにかしてくれないか」
(メ._⊿)「魔王様!!魔王様魔王様ああああ!!」
56
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 08:59:22 ID:fJkQNZEQ0
( ・∀・)「せっかく面白いのにー」
( ΦωΦ)「うん、もう湯から出るか」
ハハ ロ -ロ)ハ「まあ興ざめもいいところですしね…………あ、魔王様お背中流しますよ」
(メ._⊿)「いやいや魔王様、拙者がお背中流すでござるよ」
( ΦωΦ)「お前はまず股間のそのおぞましい物体を静めなさい」
( ・∀・)「挿れれば静まるんじゃないですか?」
( ΦωΦ)「はいんねーよこんなの」
ハハ ロ -ロ)ハ「間違いなく裂けますね」
(メ._⊿)「いや、魔王様に触れていればきっとそれだけで放出されるかと…………」
( ΦωΦ)「やめろ」
( ・∀・)「あれだけ出したのにまだ出るのは流石ですねー」
( ΦωΦ)「性欲ウサギが…………」
57
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 09:07:12 ID:fJkQNZEQ0
( ・∀・)「では魔王様、これを」
( ΦωΦ)「タオル?」
( ・∀・)「これでムーンフォース様をお縛りになってください」
( ΦωΦ)「えええ…………」
(メ._⊿)「魔王様に縛られる!?魔王様に触れていただける!?ならば拙者はそれを受け入れよう!!さあ!!さあさあ!!」
( ΦωΦ)「キモい」
ハハ ロ -ロ)ハ「というか、触れたら出るんじゃないでしょうか」
( ・∀・)「いえ、そこは限界まで耐えてもらいましょう」
( ・∀・)「すぐ出てしまっては絵的につまらないですし」
( ΦωΦ)「おいカメラ止めろ」
( ・∀・)「えー」
58
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 09:20:42 ID:fJkQNZEQ0
( ΦωΦ)「なんで露天風呂で召喚獣縛ってんだろう吾輩…………」
(メ._⊿)「あふぅんっ!!もっと!!もっときつくっ!!」 ビクンビクンッ!
( ΦωΦ)「キモい」
ハハ ロ -ロ)ハ「需要あるんですかこれ」
( ・∀・)「ええ、それなりに」
( ΦωΦ)「あってたまるか」
(メ._⊿)「あっああん!!出る!!出るでござるぅ!!」ビクッビクンッ
( ΦωΦ)「出すなよ!!絶対に出すなよ!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「それはフリですよ魔王様」
( ΦωΦ)「マジかよ」
(メ._⊿)「んっ…………も、もうダメっえ…………」ビクッビクッ
( ΦωΦ)「いやあああああ!!やめろ!!やめてええええ!!」
( ・∀・)「なんか爆弾みたいですね」
(メ._⊿)「んはっ…………あ…………」ドピュゥウッ
( ΦωΦ)「うわあああああ!!!出しやがったああああ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「うわー、量多い」
59
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 09:34:11 ID:fJkQNZEQ0
(メ._⊿)「はぁ…………はぁ…………大丈夫…………まだいけるでござるよ…………」ギンギン
( ΦωΦ)「何が大丈夫なんだよ…………」
( ・∀・)「魔王様、早くお縛りにならないと第二波が来ますよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「まだギンギンですね、魔族ってスゴイですねー」
( ΦωΦ)「魔族じゃなくてこいつがおかしいだけだと思う」
(メ._⊿)「魔王様ぁ…………もっと…………もっと欲しいでござる…………」
( ΦωΦ)「」
( ΦωΦ)「うおおおおおおおおおお!!!!」グルグルグルグル
ハハ ロ -ロ)ハ「ああ!魔王様がものすごい勢いでムーンフォースさんをグルグル巻きに!」
( ・∀・)「吹っ切れましたね」
( ΦωΦ)「おりゃあああああああ!!!!!」
(メ._⊿)「も…………もがー!!もがー!!」
( ・∀・)「うわあ、猿ぐつわまで」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんかみのむしみたいになってますけど」
( ・∀・)「それでもギンギンに勃ってるのはわかりますねー」
ハハ ロ -ロ)ハ「とんでもないですねー」
( ΦωΦ)「どりゃああああああああ!!!!!」
(メ._⊿)「もがー!!!」 ドバァシャーン
ハハ ロ -ロ)ハ「投げたぁー!」
( ・∀・)「沈んだー」
60
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 09:49:29 ID:fJkQNZEQ0
(メ._⊿)ブクブクブク…………
( ・∀・)「ムーンフォース様が沈んでいく…………」
( ΦωΦ)「はぁ…………はぁ…………まあ死にはせんだろ」
ハハ ロ -ロ)ハ「お疲れ様です」
( ΦωΦ)「疲れた…………」
( ・∀・)「いやー、面白かったですよ」
( ΦωΦ)「お前ふざけんなよマジで」
( ・∀・)「いえいえ、流石に私もムーンフォース様の乱入は予想外でしたよ?」
( ΦωΦ)「嘘くせえ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「まあこれでようやく魔王様のお背中を流せますね」
( ΦωΦ)「うむ…………疲れたである…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ふふっ、お部屋に戻ったらマッサージもしますよ」
( ΦωΦ)「ぬう、悪いな…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「お気にせず」
(メ._⊿)「ブクブク!!ブク!ブクブクブク!!」ジャバジャバ
( ・∀・)「流石にもう無理ですよ、今回はお諦めになってください」
(メ._⊿)「ブクブク…………」
61
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 09:52:44 ID:fJkQNZEQ0
(*゚ー゚)「…………」
(*゚ー゚)「見苦しい光景だったわ…………」
( ゚¥゚)←失神
62
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 10:11:35 ID:fJkQNZEQ0
温泉での甘いひとときを過ごして、その愛を確かなものに変えた姫と魔王!
最早二人の愛は確実なものになりつつあるのか…………いや早すぎない?まだ3話目だよ?
それはさておき次回はなんと、魔界と人間界で大人気!?腐ったお姉さんに大人気のアイドル登場!?
(^^ ≡ ^^) 「次回『流石だよなガーゴイル』!お楽しみに!」
( ΦωΦ)「なんでお前が次回予告してんの!?」
( ・∀・)「ムーンフォース様が縛られたままなので…………」
(メ._⊿)「もがー!」
ハハ ロ -ロ)ハ「縛られるのがクセになってます?」
(メ._⊿)「もが!」
( ΦωΦ)「もうやだこいつ」
続く!(と思う)
63
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 10:23:01 ID:fJkQNZEQ0
☆おまけ☆
( ΦωΦ)260cm:167:201:174
ハハ ロ -ロ)ハ140cm:94:63:81
( ・∀・)171cm:72:58:76
(メ._⊿)154cm:76:57:94
(*゚ー゚) 「目測だとこんな感じかしら☆」
( ゚¥゚)「流石ですお姉様」
☆また見てね☆
64
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 11:14:10 ID:ejFKL4Yw0
乙ー
(メ._⊿)が出てくる度に笑ってしまうww
65
:
同志名無しさん
:2013/12/08(日) 15:33:06 ID:1gIBRaPg0
そいつは一体なんなんだ?
66
:
同志名無しさん
:2013/12/09(月) 01:56:37 ID:Sr4k2PKU0
魔王と人間の姫で立場的なハードルを高くしてるはずなのに、
物理的なハードルのがでかいように思うのは気のせいかwww
67
:
同志名無しさん
:2013/12/12(木) 00:23:05 ID:UJ/zQlrE0
つぎはいつかなー?
68
:
同志名無しさん
:2013/12/20(金) 12:23:23 ID:o.nacUug0
なにこれおもしろいwwww
69
:
同志名無しさん
:2013/12/21(土) 11:26:10 ID:Zurp6Fjs0
モララースタイルいいな
ロマはガチデブな感じかな
70
:
同志名無しさん
:2013/12/25(水) 08:55:10 ID:/IzxzSZI0
今北けど
>>37
のねずみ講式ってねずみ算式じゃね?
71
:
同志名無しさん
:2014/01/02(木) 21:39:11 ID:dcBf/dgA0
確かにネズミ講式だと会員を増やして増殖するタイプの魔物になるな
72
:
同志名無しさん
:2014/01/09(木) 22:16:59 ID:fq852tCg0
続き待ってます
73
:
同志名無しさん
:2014/01/09(木) 23:12:13 ID:Nw321dbg0
待ってるおー
74
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/01/12(日) 00:38:51 ID:bwygtkII0
( ΦωΦ)「はぁ…………」
( ・∀・)「おや、随分お疲れのようですね」
( ΦωΦ)「誰のせいだと思ってんだ…………」
( ・∀・)「誰のせいなんでしょうねぇ」
( ΦωΦ)「お前のせいだよ…………」
( ・∀・)「嫌ですねー冗談は体型だけにしてくださいよ」
( ΦωΦ)「冗談じゃねー上に失礼だな」
( ・∀・)「冗談みたいな体型なのは事実じゃないですか」
( ΦωΦ)「黙れ」
75
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 00:52:52 ID:bwygtkII0
( ・∀・)「しかし一泊二日の温泉旅行から戻った直後でお疲れとは、一体どういうことです?」
( ΦωΦ)「その温泉旅行のせいで疲れとるんだよ…………」
( ΦωΦ)「性欲むき出しの召喚獣をずっと相手して休まるわけないのである」
( ・∀・)「彼、分単位で夜這いをしかけてきていましたからねー」
( ΦωΦ)「おかげで一睡も出来んかったからな…………魔力も散々使ったし」
( ・∀・)「途中から全力で戦ってらっしゃいましたね」
( ・∀・)「アダルトビデオとしては公開できない映像になりました」
( ΦωΦ)「後で捨てとけよその映像」
( ・∀・)「大丈夫ですよ、股間と目元にモザイクは入れますから」
( ΦωΦ)「そういう問題じゃねーよ」
76
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 01:08:06 ID:bwygtkII0
( ・∀・)「ハロー様は喜んでいらっしゃいましたよ、格好良いとおっしゃっていました」
( ΦωΦ)「う、うむ、そうか、それは良いが…………」
( ・∀・)「あと滾ってきたので魔王様とムーンフォース様をモチーフに創作漫画を描くともおっしゃっていました」
( ΦωΦ)「ハロー姫えええええぇぇぇ!?えええええぇぇぇ!?」
( ΦωΦ)「えええ!?いつもは吾輩のそばにいるのにいないと思ったら部屋でそんなことしてんの!!?」
( ΦωΦ)「昨日眠れなかったから部屋で寝てるとかじゃないの!?そんな腐った作業にせいを出してるの!?」
( ・∀・)「いえ、今日は中庭でお茶会に誘われているそうですよ、創作漫画は昨日書き終えたそうです」
( ΦωΦ)「もう描きおわってんの!?」
( ・∀・)「まあこんな状況ですから世間に公開はされないそうです。残念ですねぇ」
( ΦωΦ)「公開されなくて正解だと思うぞ」
( ・∀・)「その体型じゃ一般受けも狙えないですしね」
( ΦωΦ)「そういう話じゃねーよ」
77
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 01:22:54 ID:bwygtkII0
( ・∀・)「それはさておき、魔王様に姫様から伝言を預かっていますよ」
( ΦωΦ)「オイコラ無礼な発言をさておくな」
( ・∀・)「いえいえ、こんな話を続けても仕方ないので、さておかせてもらいます」
( ΦωΦ)「こんな話って………こんなお前から振った話だろうが」
( ・∀・)「ですがその体型は事実でございますし…………」
( ・∀・)「その体型に魅力を抱く方もいますが、年々お腹周りが太くなっているようですし、少しは気になさった方が良いかと」
( ΦωΦ)「ぬぬぬぬ…………」
( ・∀・)「さて伝言ですが、暫く経ったら魔王様も中庭に来て欲しいとのことです」
( ・∀・)「そろそろ丁度良い頃合いだと思いますよ、職務の休憩も兼ねて中庭へ向かってみてはいかがでしょう」
78
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 01:41:44 ID:bwygtkII0
( ΦωΦ)「全く無礼極まりないなアイツは…………このくらいの方が貫禄があるだろう全く…………」ドシンドシン
( ΦωΦ)「…………」ドシン……
( ΦωΦ)「…………」ポニョポニョ
( ΦωΦ)「…………流石に腹が出過ぎているであろうか…………」ポーニョポニョポニョ
( ΦωΦ)「ハローにはどう思われているのだろうか…………気にしてはいないようだが…………」
( ΦωΦ)「…………デブ専?」
( ΦωΦ)「い、いや吾輩は腕とか結構筋肉質であるし…………ただのデブではないよな、うん」
( ΦωΦ)「それに人の趣味を勝手な印象で見るのは良くないであるな…………うむ」
( ΦωΦ)「…………痩せた方がいいのかな」
( ・∀・)「それより早く中庭に向かわれた方が良いと思いますよ」
( ΦωΦ)「おっと、そうであったな」
( ・∀・)「ええ、あまり待たせるのは良くないですよ」
( ΦωΦ)「うむ」
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)「いやちょっとまてお前」
( ・∀・)「?」
( ΦωΦ)「…………いつから見ていた?」
( ・∀・)「ドシンドシンのあたりからですね」
( ΦωΦ)「ほぼ全部かよ…………」
79
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 02:28:00 ID:bwygtkII0
( ・∀・)「いえ、私も用があるので急いでいたのですが、魔王様があまりにも面白いのでつい」
( ΦωΦ)「ついで盗み聞きされてたまるか」
( ・∀・)「聞かれて嫌なことを口に出して言われるのもどうかと思います」
( ΦωΦ)「ぐう…………確かにそうだが…………」
( ΦωΦ)「…………側近なら聞かないフリを優しさとかもあるだろうに」
( ・∀・)「そうしようとも思いましたよ?ただ、放って置いたら長くなりそうでしたのでお声をかけさせていただきました」
( ・∀・)「女性をあまり待たせるのはよくありませんよ?」
( ΦωΦ)「…………うむ、そうだな、そうだが…………」
( ・∀・)「折角姫様がお誘いしてくださったのですし、時間は大切にされた方が良いかと」
( ・∀・)「では、私はこれにて失礼させていただきます」
( ΦωΦ)「あ、ああ…………ところで、何の用があるんだ?」
( ・∀・)「『コドモツクール』の実験です。協力してくれる方がこれからこちらに来られるので」
( ΦωΦ)「よく協力者いたな…………あの薬飲んだら最悪死ぬのだろう?」
( ・∀・)「ある程度力を持つ魔族ならおそらく大ダメージで済みますのでご安心ください」
( ΦωΦ)「あまり安心できぬなそれ」
( ・∀・)「それでは準備もありますので今度こそ失礼させていただきます」
( ・∀・)「魔王様も姫様の元へ早めに向かわれてくださいね」
80
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 02:33:05 ID:bwygtkII0
一旦中断します
81
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 02:54:37 ID:fMRNdXEg0
来てた!
82
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 03:03:55 ID:wJi4e3hM0
乙。続きはなるべく早く頼むぜ!
83
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 04:36:28 ID:VgJqKpMQ0
Ⅱ板だからゆっくり書けば良いのでは
84
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 14:22:10 ID:VumD6RVA0
念願の続き!待ち望んでおりましたぞ
85
:
同志名無しさん
:2014/01/12(日) 15:52:43 ID:MmEoa7uE0
おつおつ
86
:
同志名無しさん
:2014/01/15(水) 23:20:18 ID:MFPEI7go0
待ってる
87
:
同志名無しさん
:2014/01/16(木) 13:52:44 ID:2R/dviQg0
はよ
88
:
同志名無しさん
:2014/01/17(金) 22:22:57 ID:cu3dGGK20
お待ち申し上げております
89
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/01/19(日) 02:07:10 ID:RdpiK1KI0
(メ._⊿)「認めない…………認めないでござるよ…………!」
ハハ ロ -ロ)ハ「貴方も強情ですね…………事実なのだから認めたらどうですか」
(メ._⊿)「ふん…………そう言おうにも証拠も何もないでござろう?」
(メ._⊿)「そんな曖昧なものが認められるのなら、戦争も法廷も必要ないのでござる」
ハハ ロ -ロ)ハ「証拠?そんなものすら必要ない事実ですよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「貴方にも事実を確かめる機会がいくらでもあったじゃないですか…………その機会を何故全て無為に?」
ハハ ロ -ロ)ハ「貴方は逃げているに過ぎないのですよ、事実から…………いえ、私からね」
(メ._⊿)「くっ…………!認めない、認めないでござるよ…………!」
(メ._⊿)「たとえ現実であろうとも、拙者はいつまでだって信じないでござる…………」
(メ._⊿)「魔王様がパンツはトランクス派であるなんてこと…………!」
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)「何を話してんだお主らは…………」
90
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 02:10:49 ID:DAPg6A9.0
お、リアルタイム遭遇
支援しよう
91
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 02:21:45 ID:RdpiK1KI0
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、魔王様!来てくださったんですね」
( ΦωΦ)「うん、まあ呼ばれたからな…………」
( ΦωΦ)「…………で、なんなのだこの状況は」
ハハ ロ -ロ)ハ「いや、話せば本来の目的から脱線な方向ですがよろしいですか?」
( ΦωΦ)「今更何を」
ハハ ロ -ロ)ハ「デスヨネー」
ハハ ロ -ロ)ハ「この論争の原因は、昨晩私が描いたある漫画なんですよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「内容は伏せますが魔王様とムーンフォースさんがなんやかんやでエロい合体をする漫画です」
( ΦωΦ)「内容全然伏せてなくないかそれ」
ハハ ロ -ロ)ハ「いえ、全貌はもっとエグいのでこれでも結構伏せてますよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「で、その漫画で合体直前に魔王様が脱がされるシーンがあるのですが…………」
(メ._⊿)「そのシーンで魔王様の下着がトランクスだったのでござるよ!!!!」
( ΦωΦ)「はぁ…………」
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)「え、それだけ?」
92
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 02:22:47 ID:DAPg6A9.0
下らねぇwwww
93
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 02:25:37 ID:q5ogFg7k0
下らねぇwwww
94
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 02:38:12 ID:RdpiK1KI0
ハハ ロ -ロ)ハ「ええ、原因は魔王様のパンツです。模様は縦縞です」
( ΦωΦ)「ええー…………そんな理由であんな激しい口論を繰り広げていたの…………?」
(メ._⊿)「そんな理由とはなんでござるか!!!」
( ΦωΦ)「お前がトランクスに対してそこまで恨みを持つ理由がわからんよ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「未来の方のセルなの?」
(メ._⊿)「トランクスに恨みはないでござるが、魔王様にはもっと色気を醸し出せるエロい下着を穿くべきでござろう?」
( ΦωΦ)「ごめんちょっと意味がわからない」
ハハ ロ -ロ)ハ「まぁ色気はあんまりないですよね、トランクス」
( ΦωΦ)「いや、下着に色気とかいらんから別に…………」
(メ._⊿)つ▼「魔王様は紐とか褌とかの方が体系的に色気が出るかと…………」ヒラヒラ
( ΦωΦ)「いらねーっつってんだろ!!ヒラヒラさせんな!!」
(メ._⊿)「ちなみにこれは拙者の私物なので魔王様が履くと大変ピッチピチで大変おエロいかと…………」ジリジリ
ハハ ロ -ロ)ハ「多分破れますね」
( ΦωΦ)「履かんから!!そんな際どい布履かんから!!持って迫ってくんな!!!」
95
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 02:51:01 ID:RdpiK1KI0
ハハ ロ -ロ)ハ「とまあこんな感じでムーンフォースさんが発情してしまいまして、それにワタシが悪ノリしてあんな感じになったのです」
( ΦωΦ)「要するにハローが三月をオモチャにしてただけであるな…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「扱いがわかってくると面白いですよ」
( ΦωΦ)「あの手の魔族は単純であるからな」
ハハ ロ -ロ)ハ「制御用に魔王様を題材にしたエロ漫画他にも描いときましょうか」
( ΦωΦ)「やめて」
ハハ ロ -ロ)ハ「流石に冗談ですよ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「ワタシが描いたとは言え…………魔王様のお相手は出来るだけワタシが努めたいですし」
( ΦωΦ)「ハロー…………」
( ΦωΦ)「じゃあなんでそんな漫画描いたんだ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「本能は逆らえないから本能なんですよ」
96
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 02:53:44 ID:donxAo220
やおい系同人でなければ魔王様も納得するかもしれんのにな
97
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 03:09:31 ID:RdpiK1KI0
ハハ ロ -ロ)ハ「それはさておき、今日はお茶会をしようと思ってお呼びしたんですよ」
( ΦωΦ)「お茶会?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ええ、モナーさんがお茶の用意をしてくださるというので、甘えちゃいました」
( ´∀`)「甘えられちゃいましたモナー」
( ΦωΦ)「いたのかお前」
( ´∀`)「ずっとお茶会のためにスタンばってましたモナ」
( ΦωΦ)「やだ律儀!」
ハハ ロ -ロ)ハ「折角なのでワタシは女子力を見せつけるためにケーキとクッキーも焼いてみましたよ!」
( ΦωΦ)「わあ!嬉しいけど理由が若干不純!」
(メ._⊿)「拙者も作ろうとしたら毛が混ざりまくったお菓子が出来たでござる!」
( ΦωΦ)「だろうね!どうすんのそれ!?」
( ´_ゝ`)「このクッキー野良犬みたいな味がする」ボリボリ
(´<_` )「わざわざ毛入りを選んで食べるなんて流石だな兄者」
( ΦωΦ)「食べてる!!その毛入りのを食べてる!」
( ΦωΦ)「…………ん?」
ハハ ロ -ロ)ハ「あの、どちら様ですか?」
98
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 03:31:30 ID:RdpiK1KI0
( ´_ゝ`)「おっとすいません、いい匂いがしたのでつい」
(´<_` )「こちらに用があったのですが、なれない場所で道に迷ってしまいまして」
( ΦωΦ)「用…………ということはアイツの客か?」
( ´∀`)「モララーですモナ?」
( ´_ゝ`)「ああ、そんな名前だったか?弟者」
(´<_` )「ああ、確かにそんな名前だったぞ、兄者」
( ΦωΦ)「…………アイツの実験の協力者か」
(´<_` )「ええ、まぁ」
( ´_ゝ`)「協力者だよな俺ら」
99
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 03:51:30 ID:RdpiK1KI0
ハハ ロ -ロ)ハ「…………んー?」
( ΦωΦ)「うん?どうかしたのかハロー」
ハハ ロ -ロ)ハ「いえ、なんだかこのお二方、何処かで見たような気が…………」
(メ._⊿)「デジャ・ヴというやつではござらぬか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「いえ、それとは違うような感じなんですよね」
( ΦωΦ)「ふむ?」
( ´_ゝ`)「うん、もしかしてそこのお嬢さんは人間か?」
(´<_` )「これは驚いたな兄者。人間が魔界にいるぞ」
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、どうもはじめまして」
( ΦωΦ)「ハローお主一応トップシークレットなのだからもうちょっと焦らぬか?」
( ´_ゝ`)「安心してくださいよ、誰にも言いませんから」
(´<_` )「実験の協力に来る時点で守秘義務が適用されますから」
( ΦωΦ)「ぬ、それなら良いが…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「うーん…………やっぱり何処かで見たような…………」
(メ._⊿)「しつこいデジャ・ヴでござるな」
( ´∀`)「デジャヴってそういうのじゃないと思うモナ」
100
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 04:26:06 ID:RdpiK1KI0
( ´_ゝ`)「ああ、もしかしてお嬢さんはもしかしてあのガーゴイルの話をご存知かい?」
(´<_` )「もしかしなくても知ってるだろうな、俺らを題材にしたものは向こうで大量に出回ってる」
(メ._⊿)「ガーゴイルのはなし?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ああ!あの話のガーゴイル!確かにそっくりです!」
( ´_ゝ`)「そっくりなんかじゃないぞ」
(´<_` )「ああ、本物なだけだ」
ハハ ロ -ロ)ハ「わぁお」
( ΦωΦ)「どんな話なのだ?」
( ´_ゝ`)「話自体はよくある感じのものですよ」
(´<_` )「向かい合って置かれていたガーゴイルが動き出してしまうという、ガーゴイルにはよくある話です」
( ´∀`)「普通のガーゴイルですモナー」
( ΦωΦ)「それがなんで有名になるのだ?」
( ´_ゝ`)「ガーゴイルが動き出すには少なくとも百年程度の時間を過ごすか、魔法をかけられるとか色々あるんだけどな」
(´<_` )「俺たちは動き出すまでの過程が非常に短かったんだ」
ハハ ロ -ロ)ハ「その期間、なんと一ヶ月!!」
( ΦωΦ)「短っ!なんだそれ!?」
( ´_ゝ`)「俺らが作った彫刻家の死んだ息子をモデルにしてるからとか言われてるなぁ」
(´<_` )「乗り移ったとかな、まあその息子さんの記憶は無いから違うと思うんだが」
( ´_ゝ`)「で、どういうわけか一ヶ月で俺らは動けるようになったんだが」
(´<_` )「動けるようになった直後に勢い余ってセックスしました」
( ΦωΦ)「いやちょっとまって意味がわからない。意味がわからない」
101
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 04:49:36 ID:RdpiK1KI0
( ´_ゝ`)「一ヶ月見つめあってたらお互いぼた惚れだったんだよなぁ」
(´<_` )「流石だよな俺ら」
ハハ ロ -ロ)ハ「で、その直後に彫刻家さんに見苦しいってボコられるんですよね」
( ΦωΦ)「どんな状況なんだ……」
( ´_ゝ`)「しつけにはとても厳しい彫刻家なんだ」
( ´∀`)「彫刻をボコってしつける彫刻家とか聞いたことないモナ」
(´<_` )「ちなみにめっちゃ強いしオーラとかもすごい」
( ΦωΦ)「お前らが動いたのその彫刻家のパワーかなんかじゃないのか」
( ´_ゝ`)「それからコミックス30刊分程度の色々なことがあって、俺たちは魔族として強くなったんだが」
(´<_` )「その話に尾ひれがつきまくって人間の腐ったお姉さん達に大ウケしてな」
( ´_ゝ`)「今ではそういったお嬢さん方に一番人気の魔族なんだとか」
(´<_` )「気づかれると腐ったお姉さんが集まって来るからろくに里帰りも出来やしないけどな」
( ΦωΦ)「色々ととんでもないなお前ら…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「無意味に騒ぎ立てる人たちはマナーが悪くて困りますね」
( ´_ゝ`)「ガーゴイルは向こうに行ってもばれにくいのが利点のハズなんだけどな」
(´<_` )「俺らは顔が普通のガーゴイルと全然違うからなぁ、困る困る」
102
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 05:16:42 ID:RdpiK1KI0
( ´_ゝ`)「それで子供でも作って親を安心させたいと思ったのだが、困ったことに今の魔界では子作りが厳しい」
(´<_` )「それに出来るなら俺と兄者の間で子供を授かりたいところだ」
( ΦωΦ)「起承転結全部ツッコミどころしかない発想をするなお前ら」
(メ._⊿)「そこにこの実験の話を聞きつけてやってきたワケでござるな」
( ´_ゝ`)「話のシメを取られてしまったぞ弟者」
(´<_` )「流石だよな俺達」
( ΦωΦ)「それでなんで城の中で迷子になってたのであるか?」
( ´_ゝ`)「入り口に『実験室はこちらです』って描いてある矢印看板があったからその方向に歩いてきた」
(´<_` )「そしたら複雑なダンジョンで死を覚悟した」
(メ._⊿)「ここは道が複雑でござるからなぁ」
( ´∀`)「仮にも魔王の城なのであたり前モナ」
( ΦωΦ)「普通客が来るんだったら道案内ぐらいするだろうに…………」
( ・∀・)「えー?だって折角のダンジョンなんですから、攻略してもらいたいじゃないですか」
( ΦωΦ)
ハハ ロ -ロ)ハ「いつからいたんですか」
( ・∀・)「ずっといましたよ」
( ΦωΦ)「お前もう何なん…………」
103
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 05:41:31 ID:RdpiK1KI0
( ・∀・)「面白くなればと思ったのですけど、残念ながらあまり面白くはなりませんでしたね」
( ΦωΦ)「ぶん殴るぞお前」
( ・∀・)「やめてくださいけしとんでしまいます」
(メ._⊿)「ぶん殴るの『ぶん』っていったいなんなんでござろうか」
( ´∀`)「風きり音だと思うモナ」
ハハ ロ -ロ)ハ「でもそのままですねそれ」
( ・∀・)「さて、ではお待たせしてしまいましたが、お二方は実験室に向かいましょうか」
(´<_` )「例の実験か」
( ・∀・)「ええ、身体の検査などをしてからになりますけど、宜しいですか?」
( ´_ゝ`)「あまり余計に弄り回さないでくれな」
( ・∀・)「ええ、魔王様相手じゃありませんし、変な事はしませんよ」
( ΦωΦ)「待てやコラどういう意味だそれ」
( ・∀・)「そのまんまの意味ですよー…………さあ、行きましょう行きましょう」
(´<_` )「ああ、早く済ませてしまおう」
( ´_ゝ`)「せっかちだな弟者」
( ´_ゝ`)「…………あ、そうだ魔王さん、俺らのくだらない話を聞いてくれたお礼に、ちょっと怪しい話を教えますよ」
( ΦωΦ)「うん?」
( ´_ゝ`)「まあ正直眉唾物の噂話に過ぎないんですが…………」
( ´_ゝ`)「コメリアの王都から、魔王を倒すべく、『勇者』が旅立ったそうです」
104
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 05:52:17 ID:RdpiK1KI0
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)「…………勇者が?」
( ´_ゝ`)「ええ、それも干渉不可の法を敷いた国からですよ、胡散臭い話ですね」
( ´_ゝ`)「ただあの国、最近妙な噂がやたら多いんです。それも妙に魔族や魔物に関するものばかりですね」
( ´_ゝ`)「…………もしかしたら、何かあるのかもしれないですよ」
( ΦωΦ)「…………」
( ´_ゝ`)「なんでもない、ただの噂の可能性もありますが、心の隅にでも置いといて下さい」
( ´_ゝ`)「まあただの噂でしょうけどね…………だけど、気をつけて下さい」
(´<_` )「おーい、どうしたんだ兄者、早く行くぞ」
( ´_ゝ`)「ああ、すぐ行くぞ弟者」
( ´_ゝ`)「…………じゃあ、俺はこれで」
105
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 06:02:29 ID:RdpiK1KI0
( ΦωΦ)「変な噂、か…………」
( ΦωΦ)「…………コメリア…………いや、まさか、な…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔王様ー!お茶会再開しますよー!魔王様も座って下さーい」
( ΦωΦ)「あ、ああ」
( ΦωΦ)「…………考えすぎ、だろうか」
( ´∀`)「緑茶と紅茶と…………コーヒーもありますモナー」
(メ._⊿)「いちご牛乳はあるでござるか?」
( ´∀`)「ないよ!!!」
(メ._⊿)ショボーン
ハハ*ロ -ロ)ハ「ほらほら魔王様も座って下さい!一緒にケーキ食べましょう!」
( ΦωΦ)「ケーキ…………」
( ΦωΦ)ポニョポニョ
( ΦωΦ)「なあ、ハロー」
ハハ ロ -ロ)ハ「どうかしました?」
( ΦωΦ)「…………吾輩、ダイエットした方がいいと思う?」
ハハ ロ -ロ)ハ「へ?」
106
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 06:13:04 ID:RdpiK1KI0
着々と問題解決へと近づいている(ような気がする)魔界、そして怪しげな動きの見え始めた人間界…………
一体何が起ころうとしているのか?一体誰が何を企んでいるのか?
そして対には魔王の元に『勇者』を名乗る青年が現れる!?
(メ._⊿)「次回『スターフォックスアドベンチャー!!』お楽しみに!!」
(メ._⊿)「決して諦めるな!自分の感覚を信じろ!」
( ΦωΦ)「それが言いたかっただけだよな?」
(メ._⊿)「はい」
ハハ ロ -ロ)ハ「後それアドベンチャーのセリフじゃないですよ」
(メ._⊿)「うっそーん……」
(暇なときとかに)続く!!
107
:
同志名無しさん
:2014/01/19(日) 07:00:27 ID:5FhgHs8I0
乙!
流石兄弟ワロタww
108
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/01/19(日) 12:46:43 ID:RdpiK1KI0
☆おまけ☆
ワイノワイノ( ^^) (^^ ) キャイキャイ
(メ._⊿)「魔王城にも山崎がいるのでござるな」
( ・∀・)「水と少しの魔力があれば生きて行ける種族ですからね」
( ・∀・)「弱いので戦闘要員ではなく雑務要員ですが、コストパフォーマンスがいいので重宝します」
(メ._⊿)「食事などは与えてない様子でござるが…………」
( ・∀・)「放っておいても大丈夫ですよ、多めに栄養を摂取するとすぐ増えますし」
( ・∀・)「むしろ魔王城は魔力が豊富なのでいるだけでガンガン増えます」
(メ._⊿)「それはネズミ講的に増えるから大変なことになるのでは?」
( ・∀・)「ネズミ算的に増えても結構魔王城を離れてしまいますからねー、外だとあまり長くは…………」
(メ._⊿)「ん?ネズミ算?」
( ・∀・)「何かおかしいことでも?」
(メ._⊿)「ネズミ講ではないのでござるか?」
( ・∀・)「それはソーシャルな詐欺の手口ですよ」
(メ._⊿)「…………そうでござるか」
( ・∀・)つ ^^) 「あ、そうそう。触るとぷるぷるして冷たくて気持ちいいので、暑い時は重宝しますよ」
( ^^) 「無理に話を反らすと余計へこみませんか?」
(メ._⊿)「ケバブ…………」
☆また見てね☆
109
:
同志名無しさん
:2014/01/20(月) 00:57:49 ID:cfBsviUo0
さりげなくねずみ算を訂正したなw
勇者が誰になるか楽しみ
乙
110
:
同志名無しさん
:2014/01/21(火) 07:29:00 ID:5hqnkcm.0
乙!今回も面白かった
111
:
同志名無しさん
:2014/02/13(木) 12:50:40 ID:dN9BXGYA0
読んでみたら面白かった
続き来ないかな
112
:
同志名無しさん
:2014/02/15(土) 14:03:06 ID:SA/095h60
まーだーかーなー
待ってます
113
:
同志名無しさん
:2014/03/02(日) 21:36:15 ID:rJC.bZLk0
生きてる?
114
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/03/03(月) 06:56:47 ID:y/1ZGkjM0
しばらく時間が無いので続きはまだ先になりそうです
ごめんね
(メ._⊿)「働きたくないでござる」
(メ._⊿)「…………働きたくないでござる!!!!」
( ΦωΦ)「黙ってろ」
115
:
同志名無しさん
:2014/03/03(月) 07:11:38 ID:I66xBGVM0
待ってる
116
:
同志名無しさん
:2014/03/06(木) 16:24:45 ID:.eXxS4hg0
年度末はしゃあない 頑張ってー
117
:
同志名無しさん
:2014/03/09(日) 02:09:27 ID:m2IuXPAM0
愛してる
いつまでも待ってるわ!!
118
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/03/30(日) 19:20:30 ID:gnCZV8.A0
( ・∀・)「すみませーん、この辺にギコさんはいらっしゃいますかー?」
(,,゚Д゚)「あ、モララーさん、何かご用ですか?」ギリギリギリギリ
(=゚д゚)「レイプレイプレイプレイプレイプレイプ」ギリギリギリギリ
( ・∀・)「うっわー、相変わらず同僚に凄い勢いで迫られてますねー」
(,,゚Д゚)「鍛えに鍛えた筋肉の賜物ですねー、すみませんけど助けていただけませんか?」
( ・∀・)「うーん、そうですね、まあいいでしょう」
( ・∀・)と彡 つ;^^)つ 「秘技!山崎スロー!」シュッ
三(;^^) #)д゚)「レイプゥゥ!!!」ドゴォォ
(#)д ) 死ーん つ;^^)つ
(,,゚Д゚)「どんな技っすか…………」
( ・∀・)「山崎の有効活用です。助かったでしょう?」
(,,゚Д゚)「まあそうっすね…………ありがとうございます」
( ・∀・)「いえいえ、それで頼み事があるのですけど」
(,,゚Д゚)「頼み事?俺にですか?」
( ・∀・)「ええ、突然ですがハロー姫と一日一緒にいていただけませんか?」
(,,゚Д゚)「え?」
119
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 19:36:28 ID:gnCZV8.A0
(,,゚Д゚)「なんで俺が姫様と?魔王様はどうされたんですか?」
( ・∀・)「魔王様は本日外交的なお仕事に出なければならないのですよー」
( ・∀・)「側近である私も行かなければなりませんし、ムーンフォース様は三月中は私用で帰省されてますし」
(,,゚Д゚)「さらっとメタいですね、でもなんでほとんど接点がなかった俺に?」
( ・∀・)「いえ、せっかくなのでサブキャラも掘り下げようかと思いまして」
(,,゚Д゚)「微妙に答えになってない上になんで今回そんなにメタいんですかモララーさん」
( ・∀・)「それは今回が番外編『ギコ将軍と姫様のようです』だからですよ」
(,,゚Д゚)「はあ…………で、結局なんで俺なんですか?」
( ・∀・)「ギコさんと魔王様とハロー姫で三角関係が出来れば面白そうなので」
(,,;゚Д゚)「凄いこと企んでますね!!?嫌ですよそんなの!!」
( ・∀・)「まあギコさんは童貞くさいのであまり期待はしてません」
(,,;゚Д゚)「し、失礼な…………」
( ・∀・)「実際童貞じゃないですか」
(,,゚Д゚)「ほっといてください…………」
( ・∀・)「非処女ですけどね!!!!!!」
(,,;゚Д゚)「ほっといてください!!!!!」
120
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 19:44:32 ID:gnCZV8.A0
( ・∀・)「と、言うわけでハロー姫様でございます」
ハハ ロ -ロ)ハ「ギコさん、今日はよろしくお願いしますねー」
(,,;゚Д゚)「あ、はい、こちらこそ」
ハハ ロ -ロ)ハ「そんなに硬くならないでくださいよー」
(,,;゚Д゚)「あ、ハイ、すいません…………」
( ・∀・)「童貞丸出しですねー、姫様、優しく手ほどきしてあげてくださいねー」
ハハ ロ -ロ)ハ「はーい」
(,,;゚Д゚)「何をするつもりなんですか!!?」
( ・∀・)「じゃあ私はもう行きますね、早く魔王様と合流しなければいけないので」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい、いってらっしゃいです」
(,,;゚Д゚)「あれ!?無視されちゃった!?」
( ・∀・)「いってきまーす」
ハハ ロ -ロ)ハ「いってらっしゃいませー」
(,,;゚Д゚)「い、いってらっしゃいませ…………」
121
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 20:05:45 ID:gnCZV8.A0
(,,゚Д゚)「ところで俺は一体何をすれば…………?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシのそばにいて、変なのが寄ってこないようにしてればいいらしいですよー」
(,,゚Д゚)「俺の時点で変なのが寄ってくると思うんすけど…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワタシに危害が無ければ問題ないんじゃないでしょうか」
ハハ ロ -ロ)ハ「それにああいうのならワタシはむしろ見たいくらいです」
(,,゚Д゚)「ああ…………姫様はそういう趣味の人でしたね…………」
(#)д ) ← ああいうの
ハハ*ロ -ロ)ハ「ギコさんはモテモテだと聞いてますから…………楽しみにしてますね」
(,,;゚Д゚)「そんなこと楽しみにしないでください!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「どうせですから城内の散歩でもしませんか?」
(,,゚Д゚)「襲わせる気マンマンですね?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ええ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ギコさんのエロボディを見た瞬間、皆理性を失い性欲のままに暴走すると聞いてるので、嘘か本当か確認してみようかと」
(,,;゚Д゚)「嘘に決まってるじゃないですかそんなの!誰から聞いたんすかその話!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「モララーさん」
(,,゚Д゚)「ですよね」
ハハ ロ -ロ)ハ「あっ、モナーさんからも聞きました!」
(,,;゚Д゚)「モナーさああああああん!!!!何言ってるんですかモナーさあああああああん!!!!!」
122
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 20:16:51 ID:gnCZV8.A0
ハハ ロ -ロ)ハ「と言うか、それだけモテモテで彼氏の一人や二人くらいいないんですか?」
(,,゚Д゚)「いないっす、ていうか二人いたら駄目っすよ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「この前話してたヒゲの方とか、とかエラの張った釣り目の方とか、何もないんですか?」
(,,゚Д゚)「シナーとニダーのことですか?あいつら付き合ってますから、俺のことは眼中にないと思うっすよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ほう…………後でその話はもっと詳しく聞かせてもらいましょう」
(,,゚Д゚)「呼んどきましょうか?」
ハハ ロ -ロ)ハ+「是非」
(,,゚Д゚)「はあ、じゃあ思念飛ばしときますね、後で来ると思います」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔界美味しいです」
(,,;゚Д゚)「…………?」
123
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 20:28:48 ID:gnCZV8.A0
ハハ ロ -ロ)ハ「じゃあ気になる方はいないんですか?」
(,,;゚Д゚)「気、気になる方…………すか?」ドキィ
ハハ ロ -ロ)ハ「おー?その反応はいる感じじゃないですかー?」
(,,;゚Д゚)「い、い、いませんよ、そんなの…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「えー?嘘ですよねー?絶対いるじゃないですかー」
(,,;゚Д゚)「いないいない!いないっすよ!嫌っすねー姫様!」
ハハ ロ -ロ)ハ「嘘がお下手ですねー?動揺が顔に出っぱなしですよー?汗ダラダラですよー?」
(,,;゚Д゚)「え、いや、その…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「教えてくれないんですかー?もしかして、ワタシの知ってる方ですか?」
(,,;゚Д゚)「…………あ」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………」
(,,;゚Д゚)「…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………誰にも、言いませんよ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「秘密にしますし、応援もしてあげますよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「教えてくださいよ、ね?」
(,,;゚Д゚)「…………」
(,,゚Д゚)「誰にも、言いませんか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ええ」
(,,゚Д゚)「…………笑ったり、しませんか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「?ええ…………」
(,,゚Д゚)「あの、ですね…………」
124
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 20:32:16 ID:gnCZV8.A0
(,,;゚Д゚)
ハハ ロ -ロ)ハ
(,,-д-)≡3
ハハ ロ -ロ)ハ
(,,゚Д゚)
ハハ ロ -ロ)ハ
(,,゚Д゚)「…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………」
(,,゚Д゚)「しぃ、さんです」
(,,゚Д゚)「俺が好きなのは、しぃさんです」
ハハ ロ -ロ)ハ
ハハ ロ -ロ)ハ「え?」
125
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 20:44:31 ID:gnCZV8.A0
ハハ;ロ -ロ)ハ「え?しぃさん?」
(,,゚Д゚)「しぃさんです」
ハハ;ロ -ロ)ハ「しぃさんって、あの、サキュバスのしぃさんですか?」
(,,゚Д゚)「はい、姫様もご存知のサキュバスのしぃさんです」
ハハ;ロ -ロ)ハ「え、いや、しぃさんって、ええ!?えええーーーーーっ!!?」
(,,;゚Д゚)「そ、そんなに驚くことっすか?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「え、いや、だってしぃさんレズじゃないですか!」
(,,;゚Д゚)「ま、まあそうですけど…………」
(,,゚Д゚)「そりゃ、叶うことはない恋なんでしょうけど、それでも俺、しぃさんのことが好きなんですよ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「ギコさん…………」
ハハ;ロ -ロ)ハ「っていうか、散財あんな前フリしておいてギコさんホモじゃなかったんですか!?」
(,,゚Д゚)「むしろ散財な目にあってるせいで男性恐怖症気味です」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………あー…………なるほど…………」
(,,゚Д゚)「…………あの、ガッカリされました?」
ハハ ロ -ロ)ハ「いいえ、ガッカリはしてません。びっくりはしましたけど…………」
126
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 20:54:21 ID:gnCZV8.A0
ハハ ロ -ロ)ハ「いやー…………まさかしぃさんとは」
(,,゚Д゚)「まあしぃさん、あんな感じですから…………このことを告げる気はないっす」
ハハ ロ -ロ)ハ「しぃさんのどこが好きなんですか?」
(,,;゚Д゚)「ええ!そんなのわかんないっすよ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「容姿とか性格とか、挙げようがあると思いますけど」
(,,;゚Д゚)「えー?」
ハハ ロ -ロ)ハ「強いて言うなら、でいいんですよ?」
(,,゚Д゚)「…………強いて言うなら」
ハハ ロ -ロ)ハ「強いて言うなら?」
(,,゚Д゚)「全部ですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「ワオ、大物」
(,,゚Д゚)「なら、そういう姫様はどうなんですか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「え?」
(,,゚Д゚)「魔王様の、どこが好きなんですか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔王様の…………ですか……………」
(,,゚Д゚)「強いて言うなら、でいいんすよ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「…………強いて言うなら」
(,,゚Д゚)「強いて言うなら?」
ハハ ロ -ロ)ハ「全部、ですねぇ?」
(,,゚Д゚)「でしょう?」
ハハ ロ -ロ)ハ「そういうものなんですねえ」
(,,゚Д゚)「そういうものなんすよ」
127
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 21:13:56 ID:gnCZV8.A0
(;`ハ´) 「あ、あのー?」
<ヽ;`∀´> 「ギコ将軍に呼ばれて来たんスけど…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「」
(,,゚Д゚)「」
(,,;゚Д゚);ロ -ロ)ハ「う、うわあああああああああああああああああアアアアアアアア!!!!!!!!」
(;`ハ´)ヽ;`∀´> 「!?」
(,,;゚Д゚)「おおおお、おお、お前ら、今の話、聞いてたのか!?聞いてたのか!?」
<ヽ;`∀´> 「す、少しだけッスよ?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「聴いてたんですか!?どこから聞いちゃったんですか!?」
(;`ハ´) 「えっと、最後の五行あたりアル」
(,,゚Д゚) ロ -ロ)ハ
(,,゚Д゚) ロ -ロ)ハ なーんだ
(,,゚Д゚)「それならさほど問題ないですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうですね、そのくらいなら聞かれてもわけわからないでしょうね」
<ヽ;`∀´> 「あ、あれぇー?なんスかこのリアクション…………」
( `ハ´)「よっぽど恥ずかしい話をしてたに違いないネ」
(,,;゚Д゚)「違うわ!ていうかお前らノックくらいしろよ!!!」
<ヽ;`∀´> 「したッスよ…………将軍と姫様が気づかなかったんじゃないッスか」
( `ハ´)「軽く600回はノックしたアルネ、手の甲が痛いアル」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんかすいません」
(,,゚Д゚)「俺らそんなに話に夢中になってたんすね」
128
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 21:36:43 ID:gnCZV8.A0
<ヽ`∀´> 「で、自分達はなんで呼ばれたんスか?」
( `ハ´)「将軍からエマージェンシーコール以外で呼び出されるなんて珍しいアルネ」
(,,゚Д゚)「ああ、姫様がお前らの話を聞きたいらしくてな」
ハハ ロ -ロ)ハ「聞きたいんですよ」
<ヽ`∀´> 「え?なんで姫様が?」
( `ハ´)「私たちに?」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔界の恋愛事情に興味があるだけですよー」
<ヽ`∀´> 「はあ、恋愛事情に…………」
( `ハ´)「それをなんで私たちに?」
(,,゚Д゚)「え、だってお前ら突き合ってるだろ?」
<ヽ;`∀´> 「え?いや、その…………」
( `ハ´)「…………将軍にはそんなこと話した覚えは無いアルヨ?」
(,,゚Д゚)「いや、誰がどう見てもお前ら突き合ってるって、いつも一緒にいるし」
<ヽ;`∀´> 「そ、それはそういう配属だからで」
(,,゚Д゚)「それに部屋は相部屋だし時々指を絡ませて歩いてるし、服は指輪までペアだしたまに抱き合ってるし」
ハハ ロ -ロ)ハ+「ほほう…………」
(;`ハ´)「いやいやいやいや!!なんでそこまで知ってるアルカ!?おかしいネ!!」
<ヽ;`∀´> 「ちょっ!シナっちそれ肯定してるも同然ッスよ!落ち着くッス!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「シナっち…………」
<ヽ;`∀´> 「あ゛」
(;`ハ´)「アイヤー…………」
(,,゚Д゚)「お前ら隠れてやってるつもりだったのか?全然隠せてないしバレバレだぞ」
(;`ハ´)「マジカヨ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「中々アホですね」
<ヽ;`∀´> 「あうあうあう…………」
129
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 21:48:42 ID:TSeezIhA0
支援
中韓関係がなんだかおかしい
130
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 21:51:44 ID:gnCZV8.A0
ハハ ロ -ロ)ハ「…………ふむふむ、で、どっちが上に?」
<ヽ;`∀´> 「じ、自分ッス…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「ほう…………こういう時は意外にグイグイ行くタイプなんですね」
( `ハ´)「中々激しいアルヨこいつ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ほうほう」
<ヽ;`∀´> 「うう、なんでシナっちはそんなに冷静なんスか…………」
( `ハ´)「バレたもんは仕方ないアルヨ、もうこの際ヤケクソネ」
ハハ ロ -ロ)ハ「そういえばなんで付き合ってることを隠されてたんですか?別に隠すようなことじゃないと思いますけど」
( `ハ´)「軍隊とはいえ、職場に色恋沙汰は持ち込みたくなかったアルヨ」
<ヽ`∀´> 「あんまり囃し立てられるのも嫌ッスからね…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「真面目なんですねー」
(,,゚Д゚)「…………随分と根掘り葉掘り聞くなぁ」
(,,゚Д゚)「あんなに聞いてどうする気なんだろう」
( ・∀・)「あれで漫画を描くんだと思いますよー」
(,,゚Д゚)「へえ、姫様漫画描かれるんすか…………」
(,,゚Д゚)「…………あれ、モララーさん、帰られたんですか?」
( ・∀・)「ええ、ただいま帰りました。時期に魔王様も帰られると思います」
(,,゚Д゚)「おかえりなさいませ、お疲れ様です」
131
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 22:04:16 ID:gnCZV8.A0
( ・∀・)「しかし思ったより面白いことにはなりませんでしたねー」
(,,゚Д゚)「俺は結構充実してましたけど…………」
( ・∀・)「お互いに恋のライバルができちゃうドロドロが理想だったんですけどねー」
(,,;゚Д゚)「嫌な理想っすね…………」
( ・∀・)「まあ、たまにはこんなのも悪くないでしょう」
( ・∀・)「私は一旦研究室に潜りますので、後少し、魔王様が戻られるまでお願いしますね」
(,,゚Д゚)「はい」
( ・∀・)「ではまた後で」
( ・∀・)「報酬といってはなんですが、しぃさんと少しお近づきになれるよう手配しておきますよー」
(,,゚Д゚)「はい、ありが…………」
(,,;゚Д゚)「…………あれ?」
ギコ将軍と姫様のようです
☆おわり☆
132
:
同志名無しさん
:2014/03/30(日) 23:49:45 ID:u7LOf4Fc0
乙
まともなキャラがようやく出てきた
133
:
同志名無しさん
:2014/04/03(木) 01:37:37 ID:rL6Ju2t60
おつ
134
:
同志名無しさん
:2014/04/03(木) 19:41:08 ID:PiuY4F8I0
>>(,,゚Д゚)「え、だってお前ら突き合ってるだろ?」
生々しいww
135
:
同志名無しさん
:2014/04/09(水) 10:31:20 ID:kmqfjrr20
おつ
続きが来てうれしいな!
136
:
同志名無しさん
:2014/04/10(木) 19:36:02 ID:wTilJqX.0
そういや流石兄弟は無事実験成功したのだろうか
137
:
同志名無しさん
:2014/04/14(月) 02:08:30 ID:/85YVN6Y0
待ってまーす
138
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/05/11(日) 18:18:15 ID:yyH3J.VQ0
( ´_ゝ`)「んっ…………ふぐぅ…………」
(´<_` )「どうした、早く出してしまうんだ兄者」
( ´_ゝ`)「 ハァハァ…………そう言ってもだな弟者、自分から出そうとすると以外と辛いものだぞ」
(´<_` )「とはいえいつまでもそうはしてられないだろう?そんなもの溜め込んだら体に悪い」
( ´_ゝ`)「いや、結構身体に吸収されるものだと思うんだが」
(´<_` )「こんな出す気満々の体制で何を言う。いつまで俺を待たせるんだ、兄者」
( ´_ゝ`)「…………そうだな、すまない弟者」
(´<_` )「謝るようなことじゃないだろ、早く出せ兄者」
( ´_ゝ`)「あ、ああ…………」
( ´_ゝ`)「お゛え゛ぇええぇぇぇぇ…………」 ゲロゲロゲロゲロ
( ・∀・)「うーん、だいぶマシになりましたけど、まだまだ酷いですねー」
(´<_` )「量は減った気がするな」
( ´_ゝ`)「うえ゛ぇ…………やっぱ気持ち悪いわこれ…………」
(´<_` )「だが出さないと身体に悪いぞ兄者」
( ´_ゝ`)「そうだけどさー…………」
( ・∀・)「お薬出しておきますねー」
( ΦωΦ)
( ΦωΦ)「…………何してんのお前ら」
139
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 18:36:09 ID:yyH3J.VQ0
( ・∀・)「あ、魔王様」
( ´_ゝ`)「お邪魔してます…………」
(´<_` )「見ての通り兄者が血ゲロを吐いていたところですよ」
( ΦωΦ)「うん、それはわかるよ?」
( ΦωΦ)「なんで玉座の間でやってんの?」
( ・∀・)「たまにはこういう場所でするのもいいかなーと思いまして」
( ΦωΦ)「ゲロを?」
( ・∀・)「はい」
( ΦωΦ)「その発想に至るのはおかしいだろオイ」
ハハ ロ -ロ)ハ「そもそもいつもは何処でやってるんですか?」
( ´_ゝ`)「いたんですか姫様」
(´<_` )「まるで気づかなかったよな俺ら」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔王様の後ろにいました」
( ´_ゝ`)「なるほど」
( ・∀・)「RPGっぽいですね!」
( ΦωΦ)「やかましいわ」
ハハ ロ -ロ)ハ「で、いつもは何処で?」
( ・∀・)「いつもは私の研究室でやってますよ」
( ΦωΦ)「そもそもなんで定期的にやってるのかこれ?しかも血を吐くと言うのはどういう…………」
( ・∀・)「薄々勘付いてるとは思いますが、コドモツクレールの実験のせいです」
( ´_ゝ`)「死にはしなかったが内臓へのダメージが酷くてな」
(´<_` )「定期的に見てもらってるんだ」
140
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 18:41:04 ID:Pe6ectsM0
モララー最低だなwww支援
141
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 18:47:28 ID:YBoc7FsY0
ハハ ロ -ロ)ハ「実験失敗したんですか?」
( ・∀・)「いえ、成功しましたよ。体の作りそのものは変わってます」
( ΦωΦ)「マジで!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「この小説終わるじゃないですか」
( ´_ゝ`)「ところがどっこい」
(´<_` )「そう簡単に使えるものじゃないんだよな」
( ・∀・)「主人公補正的なものとギャグ補正があったから内臓ボロボロで済んでますけど、普通の魔族が飲んだら即死ですね」
( ・∀・)「それにこの状態が完治するまでは性交も危ないですし」
( ΦωΦ)「まあ、そうだろうな」
( ・∀・)「まあこれなら多分魔王様が飲めばすぐ効果が確認出来るかと」
( ΦωΦ)「飲まんて」
(メ._⊿)「魔王様と子作りが出来ると聞いて!」バーン!
( ΦωΦ)「飲まんて!!帰れ!!」
142
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 19:00:21 ID:yyH3J.VQ0
( ・∀・)「ところで最初の質問ですが、野外プレイにここを選んだのには魔王様に言うことがあったからなんですよ」
( ΦωΦ)「野外プレイとか言うなよ!!用があるにしてもここでゲロ吐くか?!普通!!」
( ・∀・)「ここでボケると大体都合良く魔王様が現れるのでつい」
ハハ ロ -ロ)ハ「ああー、確かに」
( ΦωΦ)「吾輩そんな風に見られてんの!?」
( ・∀・)「だって基本的にツッコミは魔王様しかいないじゃないですか」
( ΦωΦ)「いや、吾輩以外にもギコとかいるだろう…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「ギコさんはツッコミじゃないです、弄られです」
( ΦωΦ)「弄られ!?何言ってんだハロー!?」
( ・∀・)「ギコさん突っ込む方じゃなくて突っ込まれる方ですしねー」
( ・∀・)「…………あ、それは魔王様もですね!失礼しました!!」
( ΦωΦ)「そういう意味もなく捻ったことは言わなくていいよ!!もういいから早く要件言え!!」
(メ._⊿)「いや、魔王様はガードが硬いので突っ込ませては貰えなくて…………」
( ΦωΦ)「お前は黙ってろ!!頼むから!!」
143
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 19:18:01 ID:yyH3J.VQ0
( ・∀・)「早く挿れさせて貰えるといいですねー、ちなみに用件は人間が魔王城下町に入り込んでしまっている件です」
(メ._⊿)「頑張らせていただこう」
( ΦωΦ)「そんなこと頑張らないで!!頼むから!!」
( ΦωΦ)「…………て、え?人間?」
( ・∀・)「人間です。俗に言う勇者的なアレです」
( ΦωΦ)「…………お前、そう言うことは早く言うべきだと思うんだが…………」
( ・∀・)「いえ、手配とかは済ませたんで魔王城に来ちゃってからでいいかなーと」
( ΦωΦ)「そういう手配って普通魔王が決定権持ってるんだけど?」
( ・∀・)「その辺は偽装しましたんで大丈夫です」
( ΦωΦ)「よくねーよ!!さらっとすごいこと言ってんぞお前!!」
( ・∀・)「細かいこと気にしてたらストレスで太りますよ?」
( ΦωΦ)「細かくねーよ!!仮にストレスで太ってもお前のせいだよ!!」
( ´_ゝ`)「魔王様体型気にしてるのか?」
ハハ ロ -ロ)ハ「最近ズボン新調したばかりですよ」
(´<_` )「へえ、俺らとは縁のない話だな」
ハハ ロ -ロ)ハ「ガーゴイルですもんね」
(メ._⊿)「羨ましいでござるな」
144
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 19:34:52 ID:yyH3J.VQ0
( ・∀・)「ちなみにその勇者(仮)は魔王城に向かっているようです」
( ΦωΦ)「まあ勇者なら当然っちゃ当然だよな」
(メ._⊿)「ここまで来れるのでござるか?城下町は上級魔族がウジャウジャしているでござる」
ハハ ロ -ロ)ハ「ラストダンジョン一歩手前ですもんね」
( ΦωΦ)「うーん、死なれたら露骨に問題になるな」
( ・∀・)「ご安心を、攻撃は加えないように既に伝えてあります」
( ・∀・)「理性の制御が効かないやつや、見ただけでダメージを与えるような輩も引っ込ませました」
( ΦωΦ)「…………てことは城まで来るのか」
ハハ ロ -ロ)ハ「うわー、魔王っぽいですね」
( ・∀・)「まあ平和協定もありますし、戦闘はしない方が良いかと」
(メ._⊿)「何が目的なのでござろうか…………」
(メ._⊿)「はっ…………!?まさか、魔王様の体を…………!?」
( ΦωΦ)「いや絶対違うだろ!?普通魔王の顔知らないだろ!?」
( ´_ゝ`)「あ、でも魔王城の日常シリーズは向こうにも流出してますよ」
(´<_` )「このご時世にAVが流出するのを防げというのも無理があるしな」
( ΦωΦ)「嘘おおおおおお!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「ネットは広大だわ」
145
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 19:46:44 ID:yyH3J.VQ0
(メ._⊿)「くっ…………!ならこんなところでおとなしくしてはいられまい!!」ダッ
( ΦωΦ)「あ!おい!?何処に行くつもりだ!!」
(メ._⊿)「勇者(仮)の元へ行ってまいります!!人間如きに魔王様は渡さぬでござる!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「あれ!?なんかワタシ宣戦布告されましたよ!!」
( ΦωΦ)「すごい今更だな!!ていうか人間に危害を加えちゃならんと言ってるだろ!?」
(メ._⊿)「大丈夫でござる!!ちょっと先っちょ挿れるだけなんで!!」
( ΦωΦ)「大丈夫じゃねえよそれ!!なんでその発想に至ったの!?」
( ・∀・)「うーんそのくらいならまあ…………」
( ΦωΦ)「良くないから!!!」
(´<_` )「先っちょくらいなら大丈夫じゃないか兄者?」
( ´_ゝ`)「いや、ジャージ着ててもわかるあのビッグマグナムを人間に挿れたら先っちょだけでも裂けるだろ」
ハハ ロ -ロ)ハ「大きくて困ることもあるんですね」
( ΦωΦ)「そういう話でもないから…………」
146
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 20:03:03 ID:yyH3J.VQ0
( ・∀・)「まあお待ちください、既に迎えを行かせてますので、ムーンフォース様はその辺に這いつくばっていてください」
( ΦωΦ)「何を要求してるんだお前」
( ・∀・)「いえ、ここに連れてくるのでそれっぽいセッティングをしようと思いまして」
( ΦωΦ)「…………え?ここ?」
( ・∀・)「はい、魔王様とご対面していただきます」
( ΦωΦ)「ええー、マジで…………?」
ハハ ロ -ロ)ハ「これは気合が入りますね、ワタシはどうすれば?隠れていた方が?」
( ・∀・)「見た目だけじゃ人間か判別は難しいですし、ここは何故か二つある玉座の片方に座っていただきましょうか」
ハハ ロ -ロ)ハ「わーい」
( ΦωΦ)「何故かってお前…………」
(メ._⊿)「では拙者はここで魔獣らしく這いつくばっていればいいのでござるな?」 ヌギヌギ
( ΦωΦ)「なんで脱ぐの?」
(メ._⊿)「全裸の方が雰囲気が出るかと…………」
( ・∀・)「ジャージよりはそれっぽいですねー」
( ・∀・)「そうだ、せっかくですし流石様達にもガーゴイルらしく佇んでいただきます」
( ´_ゝ`)「流石ガーゴイルだよな俺ら」(´<_` )
( ΦωΦ)「あの…………乗り気じゃないのにどんどん話が進んでいくんですが」
ハハ ロ -ロ)ハ「もう乗りかかった舟ですよ、ノッていかなきゃ!」
( ΦωΦ)「そんなノリで勇者待っていいのか?」
147
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 20:16:29 ID:yyH3J.VQ0
( ・∀・)「まあ魔王様も座ってくださいよ。とりあえず魔王様の玉座にはサキュバスをはべらせます」
(*゚ー゚)「任せて☆」
( ΦωΦ)「お前ら…………」
( ・∀・)「姫様の玉座には…………堕天使を佇ませましょうか」
ハハ ロ -ロ)ハ「堕天使?」
(*゚ー゚)「ユリエルちゃんよ☆」
( ゚¥゚)「はい、私です」
ハハ ロ -ロ)ハ「アナタ堕天使だったんですか?」
( ゚¥゚)「はい、百合が好きすぎて魔界に堕とされました」
ハハ ロ -ロ)ハ「そ、そんな理由なんですか…………」
( ΦωΦ)「そんな理由で堕とされてるのもこいつぐらいだろうな」
( ・∀・)「ふむ…………まあこんなものでしょうか」
( ・∀・)「後は薄暗くして、勇者(仮)が魔王城に入ったらモナーさんに雷鳴らしてもらいましょう」
( ΦωΦ)「なあ、ここまでする必要あるのか?」
( ・∀・)「一応威厳を見せた方がいいですよ、魔王ですし」
( ΦωΦ)「はぁ…………」
( ・∀・)「時期にギコさんが勇者(仮)を連れて来ます、しばらくこのままお待ちください」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんだかワクワクしますねー」
( ΦωΦ)「そうか?」
(メ._⊿)「拙者はなんだか興奮してきたでござる…………」
( ΦωΦ)「裸で這いつくばってるからだろ…………」
148
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 20:27:39 ID:yyH3J.VQ0
ゴロゴロ…………
(,,゚Д゚)「なんだか天気が崩れてきましたね…………」
「え?ええ…………は、はい…………」
(,,゚Д゚)「…………」
「…………」
(,,゚Д゚)「…………」
「…………」
(,,゚Д゚)「…………つきました」
「え?」
(,,゚Д゚)「こちらに魔王様がおられます」
「…………魔王」
(,,゚Д゚)「逃げないでくださいね、魔王様からお連れしろとの命令ですので」
「…………ませんよ」
(,,゚Д゚)「…………」
「逃げ…………ませんよ、俺が、用があるのは、魔王ですから」
(,,゚Д゚)「…………そうですか」
(,,゚Д゚)「では、お入りください」
「…………」
ギィィィ
149
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 20:41:32 ID:yyH3J.VQ0
( ω )
( ∀ )
(メ._ )
(* ー )
ハハ - )ハ
( ¥ )
( _ゝ )
( <_ )
( ω )「お前が、城下町に忍びこんだという人間だな?」
「あ、ああ…………そうだ!」
( ΦωΦ)「…………何が目的だ?我々はお互いに干渉することは禁じられているはずだ」
( ΦωΦ)「それをあんな目立つ真似をして、一体魔界に何用だ?」
「な、なにを言う!そっちが先にやったことだろう!?」
( ΦωΦ)「…………」
( ΦωΦ)「…………なんのことだ?」
ハハ - )ハ「…………?」
; ー )「…………に来た」
爪;'ー`)「姫を…………ハロー姫を!返して貰いに来た!!」
( ΦωΦ)「な…………!?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「…………」
ハハ;ロ -ロ)ハ「…………フォックス?」
150
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 20:47:39 ID:yyH3J.VQ0
民衆に知られることのない存在だったはずのハロー姫を突如として取り返しに現れた謎の青年、フォックス!
もしかしなくてもシリアスとか修羅場とかそんな展開が目に見えるようだ!!
ていうかこういうことにはならないはずじゃなかったの?!モララーさんそこんとこどうなの?!
( ・∀・)「なっちゃったもんは仕方ないですよ」
(メ._⊿)「そうでござるな」
( ΦωΦ)「仕方ないで済むか!!」
( ・∀・)「むしろ面白い展開になってきましたよ!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「需要あるんですか?」
( ・∀・)「あんまり無いと思います」
( ΦωΦ)「駄目じゃねえか」
続く!!(といいな)
151
:
同志名無しさん
:2014/05/11(日) 21:14:36 ID:yyH3J.VQ0
☆おまけ☆
( ´_ゝ`)流石兄弟の流石な経歴(´<_` )
0歳:動き出した直後に合体。親(人間)にぶっ飛ばされる
その後はだらだらイチャイチャと親である彫刻家の元で暮らす
1歳:偶然動いているところを見られてしまい、国家の犬共に捕えられてしまう
逃げ出すことには成功するものの、生まれた国を敵に回し、逃亡生活を余儀無くされる
2歳〜6歳:魔界と人間界の間をかける大冒険
7歳:偶然母国の危機を知り、奮起する
母国の知られざる英雄となり、なんだかんだで国に帰れるように
8歳:子供が欲しくなり、魔王城のモララーを訪ねて今にいたる
( ´_ゝ`)「…………こうしてみると、色々あったんだなぁ」
(´<_` )「その『色々』を書かないとは流石だな兄者」
☆また見てね☆
152
:
同志名無しさん
:2014/05/12(月) 00:59:43 ID:K5Owwb6I0
続き来てた!
乙です
153
:
同志名無しさん
:2014/05/15(木) 13:07:46 ID:voT0gkZ60
おつおつ
久しぶりで嬉しい
154
:
同志名無しさん
:2014/05/20(火) 03:04:46 ID:0fW7Oj9k0
乙www
155
:
同志名無しさん
:2014/05/30(金) 10:22:30 ID:sc1kc1oE0
あああああ上がってなかったから気が付かなかったorz
乙!
156
:
同志名無しさん
:2014/06/10(火) 16:00:52 ID:VBJbf.EE0
次はいつくるかなー
157
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 00:10:22 ID:N1x84kN20
2ヶ月経ったな…そろそろか?
158
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/07/15(火) 18:32:59 ID:rzPIJjHs0
(*゚ー゚)「ウフフフフ…………さあ、楽になりなさい☆」
爪;'ー`)「くそっ…………どうしてだ…………どうして、俺は、こんなことに…………」
( ・∀・)「おや?誘いにのられたのは貴方でしょう?」
(メ._⊿)「この程度で根をあげるようでは、到底魔王様の相手などは務まらぬ…………」
爪;'ー`)「なんとか…………なんとかこの状況を切り抜ける方法は無いのか…………?」
(*゚ー゚)「あらあら…………☆往生際が悪いのね☆嫌いじゃないわ☆」
爪;'ー`)「くっ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「フォックス…………」
( ゚¥゚)「…………そろそろ、これで最後にさせてもらいましょうか」
爪;'ー`)「まだだ…………まだ、まだなんとか…………」
( ゚¥゚)「では…………」
( ゚¥゚)「はい、揃いましたので私の勝ちです」
爪;'ー`)「うわああああああ!!またジョーカーが残ったああああああ!!」
( ・∀・)「これでフォックスさんの10連敗ですねー」
ハハ ロ -ロ)ハ「フォックスよわーい」
( ΦωΦ)「…………何してんのお前ら」
159
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 18:40:42 ID:PIs4wmhY0
ほのぼのしてんなwwww
160
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 18:54:53 ID:mzrXRWms0
あらあら☆来てたのね☆支援☆
161
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 19:01:31 ID:rzPIJjHs0
(*゚ー゚)「あら、魔王様☆」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔王様もします?ババ抜き」
( ΦωΦ)「いやいやいや、しないよババ抜きとか」
(メ._⊿)「おや?ではまさか拙者に用が…………?」
( ΦωΦ)「ねーよ」
( ΦωΦ)「いやねえ…………なんで前回のあの状況からこうなるのかなっていう疑問がね…………?」
( ・∀・)「え?何をおっしゃるんですか」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうですよ、確かにフォックスは最初私を連れ帰るべく果敢に魔王城に乗り込んで来ましたけど、もうそのことは諦めたじゃないですか」
(*゚ー゚)「そうそう☆てっきり姫様が過酷な状況にあるものだと思って助けに来たけど、全然そんなことなくて一兵士として悩んじゃったのよね☆」
( ゚¥゚)「ですけど姫様に一途に思いを寄せていたりしたものの、あまりにも姫様が幸せそうなのですっぱり諦めることにしたんでしたよね」
爪;'ー`)「ちょ、ちょっとやめてくださいよ恥ずかしい…………それでコメリア王に無茶言われて出て来たはいいけど、連れて帰れないとなると到底向こうには帰れなくて…………」
(メ._⊿)「その話を聞いたモララー殿が起点を聞かせて魔王様の部下として働けるようにしたんだったでござるな」
( ΦωΦ)「うっわー…………それ1話分として扱うべき内容だろ…………何説明で済ませてんだよ」
( ・∀・)「シリアス満載すぎて需要がないと判断したのでカットさせていただきました」
( ΦωΦ)「やっぱりお前の仕業かよ…………」
( ・∀・)「シリアスなんて嫌いです」
( ΦωΦ)「誰のせいだよ」
( ・∀・)「コメリア王です!!」
( ΦωΦ)「元を辿ればお前だよ!!」
( ・∀・)「ちなみに今回はコメリアの内部の問題点に偶然気づき、私達がコメリアに乗り込む予定です」
( ΦωΦ)「言っちゃっていいのそれ?!ネタバレじゃねえのかそれ?!」
( ・∀・)「だってこれ言っておかないとシリアスっぽくなるじゃないですか!!!!」
( ΦωΦ)「いいんだよそれで!!!シナリオねじ曲げようとすんのやめて!!!」
162
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 19:24:43 ID:rzPIJjHs0
( ・∀・)「というわけで、フォックスさんにコメリアの腐り切った内部問題を聞いてみようと思います」
( ΦωΦ)「いいのかよそんなノリで…………」
( ゚¥゚)「ところでなんでコメリア王は表に出ることのない姫様を連れ戻そうとしたんですか?」
爪'ー`)「うーん、セフレ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「いや、オナホって言った方がいいんじゃないですか?」
( ゚¥゚)「…………コメリア国王って…………?」
爪'ー`)「性欲に忠実すぎる人だからなぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「穴があればなんでもいい人ですからね」
(*゚ー゚)「嫌ねぇ…………一国の王がそんななんて」
( ΦωΦ)「あの、なんかもう腐った内部事情が漏れ聴こえくるんですが」
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、姉妹の中でそんな扱いだったのは私だけですよ?」
( ΦωΦ)「全然安心出来ないぞハロー、むしろお主に対して可哀想な気持ちでいっぱいだ」
ハハ ロ -ロ)ハ「そんなこと言わないでください…………私、今は幸せなんですから」
( ΦωΦ)「ハロー…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「魔王様…………」
(メ._⊿)「いい雰囲気でごまかされているが、かなりとんでもない話をしていないでござるか?」
(*゚ー゚)「貴方が言えた義理じゃないわよ」
爪;'ー`)「しぃさんもですよ…………」
163
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 19:44:38 ID:mzrXRWms0
ハローテラカワイソス
コメリア王市ね
164
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 19:50:04 ID:PIs4wmhY0
機転じゃね?
165
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 19:53:08 ID:rzPIJjHs0
( ・∀・)「というわけで、コメリアの内部情勢は腐り切っているようです」
( ΦωΦ)「ていうか、王だけじゃね…………?」
ハハ ロ -ロ)ハ「まあ、そう言えばそうなんですけど」
( ´_ゝ`)「ところがどっこいしょ」
(´<_` )「そーでもないんだな」
( ΦωΦ)「…………またお前らか」
( ・∀・)「いらっしゃいませ」
ハハ ロ -ロ)ハ「そうでもないって、どういうことですか?」
( ´_ゝ`)「まず、干渉不可の法と呪いのせいで、魔物達はろくに数が増えてないだろ?」
(´<_` )「その一方で、人間達は魔物に殺されることが少なくなり、数を爆発的に増やしている」
( ΦωΦ)「ふむ、確かにそうだな」
( ´_ゝ`)「ところが人間、増えればいいってもんじゃない」
(´<_` )「人間は皆同じものが必要だからな、結果足りなくなるのは資源だ」
爪'ー`)「確かにコメリアの貧困差は深刻ですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「コメリアだけじゃないですよ…………どこの国もそうです」
( ΦωΦ)「内部情勢というか…………国全体の問題ではないか?」
( ・∀・)「全体が腐ってるなら中枢も、ではないですか?」
( ´_ゝ`)「例えるならなんだろうな?」
(´<_` )「魔界の性事情みたいなモノじゃないか?」
( ΦωΦ)「すごく納得した」
(メ._⊿)「え?」
166
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 20:06:10 ID:rzPIJjHs0
( ´_ゝ`)「で、表面上は平和でもあっちはあっちで追い込まれてるんだ」
(´<_` )「自分たちがやったことが原因でな」
( ´_ゝ`)「そこで彼らは足りなくなったから資源を補うことにした」
(´<_` )「ズバリ、魔界からな」
( ΦωΦ)「は?」
( ・∀・)「ひ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ふ」
(*゚ー゚)「へぇ」
(メ._⊿)「ほァァーーーーーー!!!!!」
( ΦωΦ)「ごめん黙っててお前ら」
( ´_ゝ`)「また邪魔が入る前に言うけど、つまりあいつらは魔界に攻め込む気だな」
(´<_` )「それもコメリアを筆頭に戦える人間を片っ端から集めてな」
( ΦωΦ)「内部どころか…………大変な話だな」
( ・∀・)「魔界も魔界で平和ボケしてますからねー、数で押し負ける可能性もアリアリ未来です」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔物さん達もしばらくベッドの上でしか戦ってませんもんねー」
( ΦωΦ)「それを戦いって言ったら四六時中戦いまくりだよ魔界…………」
167
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 20:21:58 ID:rzPIJjHs0
( ´_ゝ`)「まあそんなことをコメリア王は企んでいるようだな」
(´<_` )「それが通ったら双方余計ボロボロだろうにな」
( ΦωΦ)「奴らが率先して定めた法だと言うのに…………向こうから破るというか」
(*゚ー゚)「千年以上経ってるものね☆」
( ゚¥゚)「人間には当時のことなんてわかり得ませんから」
( ´_ゝ`)「ま、まだどうなるかわからないんだけどな」
(´<_` )「それでもあの王は叩けばいくらでも埃が出てくるがな」
爪'ー`)「本当にどうしようもない王ですみません」
ハハ ロ -ロ)ハ「死ねばいいのにアイツ」
( ・∀・)「嫌われてますねえ」
( ´_ゝ`)「まあ一番真実味があって危ない話はこれくらいだぞ」
(´<_` )「怪しい噂は後でリストアップしておこう」
( ・∀・)「お願いしますね」
( ΦωΦ)「しかしお前らよくこんな話を見つけられるな」
( ´_ゝ`)「あっちこっち飛び回っているんでね」
(´<_` )「耳に入る話も、情報提供者も多いんだ」
(メ._⊿)「実際のところは?」
( ´_ゝ`)「話の都合」
(´<_` )「なんと」
168
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 20:45:07 ID:6iZUWFfI0
( ・∀・)「さて、茶番も住んだところですし、コメリア内部に忍び込む算段でも考えましょうか」
( ΦωΦ)「茶番ってお前…………」
( ・∀・)「まずメンバーですが、魔王様と私は固定ですね」
( ΦωΦ)「いや、そんな軽々しく魔王と側近が国を空けたら駄目であろう…………まずは魔王軍の兵士をだな」
( ・∀・)「何言ってるんですか、こういう時は主役格が向かわないと面白くないですよ」
( ΦωΦ)「うん、まあそんなこったろうと思ったよ」
ハハ ロ -ロ)ハ「主役格が行くならヒロインもですね!私も向かいます!」
( ΦωΦ)「囚われの姫が自分から帰るの!?」
( ・∀・)「でも魔王様、こういう時ヒロインが同行しないとホモ展開まっしぐらになりますよ?」
( ΦωΦ)「行こうハロー、お前は吾輩が死守する」
ハハ ロ -ロ)ハ「きゃー☆」
爪'ー`)「姫様が行くなら俺も付いて行きますよ、俺は姫様を守るために来たんですから」
(*゚ー゚)「きゃーかっこいいー(棒」
( ゚¥゚)「おとこらしいー(棒」
( ・∀・)「よくそんなクサいセリフ言えますね」
ハハ ロ -ロ)ハ「正直そのセリフはないと思いますよ…………」
爪;'ー`)「姫様まで!?ひどいっ!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「でも嬉しかったですよ、フォックス。私のこと、守ってくださいね?」
爪*'ー`)「姫様…………」キュン
( ΦωΦ)「…………」
( ・∀・)「嫉妬はみっともないですよ、魔王様」
( ΦωΦ)「しとらんわ」
169
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 21:05:31 ID:rzPIJjHs0
(メ._⊿)「では拙者はペット枠でござるな!!魔王様と精一杯スキンシッて、心の栄養になるでござる!!」
( ΦωΦ)「いらんわ」
(メ._⊿)ガーン
ハハ ロ -ロ)ハ「まあ4人くらいの方がきりがいいですからねえ」
爪'ー`)「今この状況でさえ人数が多いですもんね」
(メ._⊿)ゴーン
(*゚ー゚)「5人だとちょっと微妙かしらね☆」
( ゚¥゚)「2人組を作ると1人あまりますね」
(メ._⊿)ズルーン
( ´_ゝ`)「随分とダイナミックに服を脱いだな」
(´<_` )「うわあ、でかっ」
(メ._⊿)ビクーン!!
( ΦωΦ)「なんかおぞましい光景になってんだが」
(メ._⊿)「うぐううう…………魔王様あ…………拙者は、拙者は御一緒出来ないと申すか…………」
( ΦωΦ)「うん、まあ…………」
(メ._⊿)「ならば何とぞ!長き別れになる前に拙者と肌を重ねて下され!!」
( ΦωΦ)「嫌だけど!?なんでそうなんの!?」
(メ._⊿)「んはああああああん!!!!ならば拙者のこの気持ちは!!荒ぶる魔王様への思いはどこにぶつければいいのでござるか!!!!」
( ΦωΦ)「知らねーよ!!」
( ・∀・)「5人だとイマイチっていうのが残念でしたねー、せめて6人目がいたら良かったんでしょうけど」
(メ._⊿)「!!!!!6人目!!!6人目がいれば拙者も連れていって貰えるのでござるな!!!!」
( ΦωΦ)「いや連れて行かんけど」
(メ._⊿)「漢に二言はないでござるよおおおおおおおっぉお!!!!」
( ΦωΦ)「もうやだコイツ」
170
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 21:21:50 ID:rzPIJjHs0
(メ._⊿)「さあ!!6人目!!誰か魔王様と共に行きたいモノはおらぬか!!」
( ´_ゝ`)「そう言われてもなあ」
(´<_` )「俺らは俺らでしか行動するつもりはないし」
(メ._⊿)「これだから双子カップルは!!!他に!!他におらぬか!!!!」
(*゚ー゚)「まず股間をどうにかしなさいよ…………」
( ゚¥゚)←失神
(メ._⊿)「くっそおおおおおお!!!!何故だ!!!!何故誰もいない!!!魔王様への忠誠心はそんなものか貴様ら!!!!」
( ΦωΦ)「みんなお前に引いてるんだよ…………」
爪;'ー`)「魔物とは別次元の恐怖さえ感じます…………」
(メ._⊿)「ならば!!!!今から城内で見つけてくるでござるよ!!!!!確実に!!!!6人目を!!!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「もう支離滅裂ですね」
( ・∀・)「まあ面白いですしいいんじゃないですか?」
( ΦωΦ)「ねーよ」
(メ._⊿)「首を洗って待っていろおおおおおおおお6人目ええええええええ!!!!!」ドドドドドドド
ハハ ロ -ロ)ハ「あらら、行っちゃった」
( ΦωΦ)「うわあ、しかも全裸のままかよ…………」
( ・∀・)「まあまあ、いつものことじゃないですか」
( ΦωΦ)「それはそれで嫌だ…………」
爪'ー`)「なんなんだろう魔界…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「慣れれば楽しいですよ?」
171
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 21:39:50 ID:PIs4wmhY0
山崎仲間になる展開か?
172
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 21:48:54 ID:6iZUWFfI0
( ・∀・)「では、せっかくですしムーンフォース様が誰を連れてくるか決めましょうか」
ハハ ロ -ロ)ハ「え?決めるんですか?賭けるんじゃなくて?」
( ・∀・)「はい、決めちゃいますよ。こういう時に都合の良い魔術があるんです」
( ΦωΦ)「魔術って言えばなんとでもなると思ってないかお前」
( ・∀・)「当たり前じゃないですか」
(*゚ー゚)「便利な言葉よね☆」
( ΦωΦ)「うん…………もういいや」
( ・∀・)「これから使う魔術は別の次元に干渉し、向こうの住人に導いてもらうというものです。ただしこっちの要求はまず通りません、彼らは気まぐれですから」
( ΦωΦ)「やる意味あるのかそれ」
( ・∀・)「面白いからに決まってるじゃないですか」
( ΦωΦ)「ああ、そう…………」
(*゚ー゚)「なんていう魔術なの?」
( ・∀・)「呼び方は様々ですが、ある世界ではアンカーテイk( ΦωΦ)「うおおおおいおおおいおおおおおおいおいおいおい!!!!!!!!」
(*゚ー゚)「露骨かお前!!!なんつー名前出してんだ!!!」
ハハ;ロ -ロ)ハ「ヤバいですよ…………いくらなんでもそれはヤバいですよ…………」
( ΦωΦ)「そもそも魔術でもなんでもねーだろそれ!!!!」
( ・∀・)「ダメですか?」
( ΦωΦ)「主に名前がな!!!?方法自体は別にいいけど!!!」
( ・∀・)つ>>「では魔王様、これを」
( ΦωΦ)「…………なにこれ」
( ・∀・)「それにお好きな数字とかを書いて、投げてください」
( ΦωΦ)「吾輩がやんの!!?」
( ・∀・)「勿論ですよ?早くしないとムーンフォース様が戻って来てしまいますよ」
( ΦωΦ)「ええー…………?ええー…………ええい!!!もうどうにでもなれ!!」
6人目のメンバー
>>175
173
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 21:54:13 ID:PIs4wmhY0
山崎渉
174
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 21:57:01 ID:mzrXRWms0
合体状態の流石兄弟
175
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 23:22:08 ID:52n5V80M0
ハイン
176
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 23:41:20 ID:rzPIJjHs0
(メ._⊿)「6人目!!!連れてきたでござる!!!」
从 ゚∀从「こんにちはー」
( ΦωΦ)「マジで連れて来たのかよ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「誰?」
(メ._⊿)「魔王様!!これで拙者も同行して構わないのでござるな!!同行できるのでござるな!!」
( ΦωΦ)「させてやるから黙ってろ」
(メ._⊿)「やっったああああああああ!!!!魔王様!!!!魔王様魔王様魔王様ああああああ!!!!」
( ΦωΦ)「黙れって」
(メ._⊿)「はい」
( ΦωΦ)「で…………」
从 ゚∀从
( ΦωΦ)「こいつ誰だ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「まさかここに来て新キャラなんて想定外ですね」
( ・∀・)「魔王城の魔物ではないようです、城下町から連れてきたみたいですね」
爪'ー`)「見た目は魔物っぽくないですね、やたら肌が青い以外は」
(*゚ー゚)「なんだか同族の気配がするわ☆」
( ゚¥゚)「でもお姉様、こちらの方は男性ですよ?」
( ´_ゝ`)「じゃあインキュバスじゃないのか?」
(´<_` )「なんで召喚獣がインキュバス連れて来るんだ?」
( ・∀・)「そういう魔術だからですよ」
( ´_ゝ`)「なるほど」(´<_` )
爪'ー`)「それで納得していいんですか?」
( ΦωΦ)「残念だがこいつに常識は通じないのでな…………」
177
:
同志名無しさん
:2014/07/15(火) 23:49:39 ID:PIs4wmhY0
新キャラワロタwwww
178
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/07/16(水) 00:16:41 ID:UKHHVGgE0
( ΦωΦ)「えーと、お主、名はなんというのだ?」
从 ゚∀从「お初にお目にかかります魔王様ー、ボクはインキュバスのハインリッヒです。ハインと呼んでくださーい」
( ΦωΦ)「ではハイン、三月…………いやムーンフォースか?こいつとはどんな関係だ?」
从 ゚∀从「あー、ムーンフォースさんにはいつもご奉仕させていただいてますよぉー、お店の常連さんなんです」
( ΦωΦ)「おいコラ性欲ウサギ…………何を連れて来てんだ!!何を!!」
(メ._⊿)「え…………その、ですな、城の近くに彼のいるお店が…………ですね…………」
( ・∀・)「はい、多分このお店ですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「どれどれ?『理想の男性と夢の中で会えるお店』?『好きな子を指名して一緒に寝るだけでOK!貴方の記憶を元に理想の男性をばっちり演じてくれます!』…………要するに風俗ですよね?」
( ・∀・)「ですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「恐らくムーンフォースさんがハインさんに演じさせたのは…………」
从 ゚∀从「はい〜、ムーンフォースさんの記憶と理想を元によく魔王様を演じさせていただきましたー」
( ΦωΦ)「お、お前なぁ…………」
(メ._⊿)「だ、だって!!魔王様に対しての気持ちが抑えられなくて!!場内の魔物でも自慰でも収まらなくて!!もう風俗行くしかないじゃないですか!!それでも収まらないんですよ!!」
( ΦωΦ)「お前の性欲はどうなってんだ…………」
( ・∀・)「キャラ忘れてますよー」
从 ゚∀从「『ふふ…………可愛い奴め…………吾輩がそんなに欲しかったとはなあ、呆れた奴だ、今日ぐらいは好きにさせてやろう…………』」
(メ._⊿)「きゃーーーーーーーーーー!!!!!!!!」ドブシャア
( ΦωΦ)「ぎゃああああああああああああ!!!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「録音した」
爪;'ー`)「姫様!?」
( ´_ゝ`)「あの状況であんなこと言うとか鬼畜だな」
(*゚ー゚)「夢魔や淫魔は基本的に鬼畜よ☆」
(´<_` )「マジか」
( ゚¥゚)←失神
179
:
同志名無しさん
:2014/07/16(水) 00:39:26 ID:dq45.IH60
(メ._⊿)「ハア…………ハア…………とにかくこれで連れて行って貰えるので…………ござるな?」ボタボタ
( ΦωΦ)「明らかにこいつ連れてきたせいで瀕死じゃねーかお前…………いいのかこいつ連れてって」
(メ._⊿)「いやこれはちょっと噴出の勢いが強すぎただけで…………それが拙者にかかってしまっただけで…………」ポタポタ
( ΦωΦ)「ダメージの原因それ!?自分の精液で死にかけるやつとか聞いたことねーよ!」
(メ._⊿)「とにかく!ハイン殿を連れて行って拙者も連れていっていただけるなら!それでお願いするでござる!」
( ΦωΦ)「ううむ…………ハインはそれでいいのか?我々はこれからコメリアに向かうのだが…………」
从 ゚∀从「はい〜コメリアには屈強な男性が多いですからね〜、是非ともついて行きたいです〜」
( ΦωΦ)「わあ、超不安」
ハハ ロ -ロ)ハ「でもムーンフォースさんの性欲処理係がいりますし、いいんじゃないですか?」
(*゚ー゚)「一応上級の悪魔だもの☆いざって時の戦力にもなるわよ☆」
( ΦωΦ)「ううむ…………まあ、大丈夫だろう、ハイン、よろしく頼むぞ」
从 ゚∀从「は〜い、任されましたー」
( ・∀・)「では向かいましょう!いざ、コメリアへ!!」
( ΦωΦ)「うむ」
ハハ ロ -ロ)ハ「はい!」
爪'ー`)「はい…………!」
(メ._⊿)「行くでござる!」
从 ゚∀从「はーい」
180
:
同志名無しさん
:2014/07/16(水) 00:47:21 ID:UKHHVGgE0
新たな仲間を向かい入れ、陰謀渦巻くコメリアへ向かう魔王一向!!
コメリアで待ち受けるのは混沌かはたまた混乱か!?
果たしてコメリア王(死ね)の陰謀を打ち破ることは出来るのか!?魔界に未来はあるのか!?
(メ._⊿)「次回!!『潜入!コメリア(仮称)』お楽しみに!!」
(メ._⊿)「次回も、サービスサービ…………あ、脱いだままだった」
ハハ ロ -ロ)ハ「もう脱いでるのがデフォですね」
( ΦωΦ)「元々は着てないしなぁ…………」
続く!(笑)
181
:
同志名無しさん
:2014/07/16(水) 00:56:25 ID:c/a0.Psc0
おつ
182
:
同志名無しさん
:2014/07/16(水) 01:12:04 ID:UKHHVGgE0
☆おまけ☆
(*゚ー゚)172cm:86:56:83
( ゚¥゚)160cm:83:54:80
(,,゚Д゚) 203cm:158:110:132
( ´∀`)130cm:93:101:96
( ^^)95cm:46:40:48(だいたい平均)
( ´_ゝ`)186cm:78:61:67
(´<_` )189cm:82:64:71
爪'ー`) 167cm:90:64:70
从 ゚∀从 154cm:70:48:74
ハハ ロ -ロ)ハ「目測だとこんな感じでしょうか?」
爪'ー`)「これ適当ですよね?」
ハハ ロ -ロ)ハ「こんなのしぃさんにかなうわけないですよ…………」
☆また見てね☆
183
:
同志名無しさん
:2014/07/16(水) 06:08:35 ID:.ypJ4mcc0
乙んこ。こっからシリアス挟んだりするのかな
184
:
同志名無しさん
:2014/07/16(水) 08:12:30 ID:TOW70o/o0
乙
このノリが好きだから挟まんで欲しい気もするけどなー
みんなの体格に笑った
185
:
同志名無しさん
:2014/07/17(木) 03:19:54 ID:t4ZL5lAA0
乙乙
186
:
同志名無しさん
:2014/07/22(火) 17:43:47 ID:iYUhK0W.0
来てたの気づかなかった
乙!
187
:
同志名無しさん
:2014/07/29(火) 15:10:14 ID:T9XQeJwM0
マダカナー
188
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/08/09(土) 02:21:35 ID:ZA9p/ntc0
( ・∀・)「みなさんこんにちは!私たちは今、コメリアへと向かうべく、魔草原を歩いています!」
( ΦωΦ)「誰に話しているのだお前は」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔草原ってわかりやすいネーミングですね」
( ・∀・)「こちらは画面の前のみなさんにもおなじみの魔王様です!」
( ・∀・)「魔草原の艶かしい光に包まれて、人気のセクシーボディが際立ってますね!」
( ΦωΦ)「おい待てカメラ止めろお前」
( ・∀・)「えー?でもこんな映像滅多に撮れませんよ?」
( ΦωΦ)「撮らなくていいよ?そもそも今回の目的にカメラ必要ないよ?」
( ・∀・)「いえ、魔王様のお体を屋外の立体感溢れる明かりの下で眺めたいというリクエストが結構ありまして、折角なので思って」
(メ._⊿)「ほう」
( ΦωΦ)「なんだその需要のよくわからないリクエストは…………」
( ・∀・)「ここなら影がはっきりわかる分、魔王様のビッグなお腹の魅力が何十倍にもなるんですよ?」
( ΦωΦ)「そんな魅力いらんわ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「画面の前の貴方にも伝えたいっ!」
(メ._⊿)「魔王様のこのお腹の魅力!!」
从 ゚∀从「ラララ♪ボタンがたまに弾け飛ぶ〜♪」
( ΦωΦ)「お前らも乗っかるな!!伝えなくていいからそんなの!!」
ハハ ロ -ロ)ハ「えーせっかく魅力的なのにー」スリスリ
( ΦωΦ)「それはいいが腹に頬ずりしないでくれないか…………」
(メ._⊿)「しかし拙者達だけで魔王様を占領出来ると思えば悪い感じはしないでござるな!」スリスリ
( ΦωΦ) ゴシャッ
(メ._⊿)「」
爪;'ー`)「うわあ、戸惑いなく…………」
从 ゚∀从「見事な金的…………!」
189
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 02:39:45 ID:ZA9p/ntc0
从 ゚∀从「ところでなんで徒歩で向かうんですか〜?」
ハハ ロ -ロ)ハ「そーいえばそうですね、ワタシがこっちに来たときはワープ的なやつでしたのに」
( ・∀・)「それはですね…………こっちの方が面白そうだからですよ!」
( ΦωΦ)「おい」
( ・∀・)「冗談です」
( ・∀・)「実を言うと前回やる予定だった部分を話に入れそこねたので、それを丸々1話分にしちゃうために尺を稼ぐ必要があるんですよねー」
( ΦωΦ)「適当にも程があるわ」
爪;'ー`)「見事なまでにノープランですね…………」
( ・∀・)「ええ、まあ」
( ・∀・)「なので今回は」
( ・∀・)「強引にでも話を伸ばして行きますよ」
从 ゚∀从「強引すぎて清々しいですね」
ハハ ロ -ロ)ハ「ラノベとかでたまにある身のない文章がギッシリ並べて行稼ぎ兼ギャグにしちゃう自虐的なやつですね」
( ΦωΦ)「いつもにまして会話の内容に身が無いな…………」
( ・∀・)「今回はゆるゆる回なんですよ」
( ΦωΦ)「ゆるいのはお前の頭だよ」
(メ._⊿)「拙者の魔王様への愛はゆるくなどないでござるよ…………?」
( ΦωΦ)メシャッ
(メ._⊿)「」
爪;'ー`)「また迷うことなく…………」
从 ゚∀从「天丼ってやつですね〜」
190
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 03:07:33 ID:ZA9p/ntc0
( ・∀・)「まあそろそろこんな痛寒い話はやめて、本題に移ろうと思います」
( ΦωΦ)「ああ…………もういいどんどん進めてくれ」
ハハ ロ -ロ)ハ「この空気耐え難いですもんね」
( ・∀・)「まあこの後の予定としては、適当に人間界の各地を見て回りつつ、コメリアに乗り込む予定となっています」
( ΦωΦ)「うむ」
( ・∀・)「人間界の現状を間近で見ることで、今後の方針を決め、場合によってはそのままコメリアを落とします」
( ΦωΦ)「うむ…………うむ?」
( ・∀・)「コメリアを落とせれば人間界の統率は乱れに乱れることでしょう。そうなれば一気に魔界の領土を広げ、呪いの元を断つことも可能かと」
( ΦωΦ)「いやいやいや待て待て待て」
( ・∀・)「何か問題でも?」
( ΦωΦ)「問題っていうか…………えー?」
爪;'ー`)「コ、コメリアを滅ぼすって言うんですか?」
ハハ;ロ -ロ)ハ「もうなんの愛着もありませんけど、それはいくらなんでも…………」
( ・∀・)「場合によっては、ですよ?」
( ΦωΦ)「場合によっては…………とは言っても、お前いくらなんでもメチャクチャだろう」
( ・∀・)「いえ、流石に最終判断は魔王様と姫様にお任せしますよ?」
( ・∀・)「そんな風に判断されるようなこともないと思いますし、半分冗談みたいなものですよ」
( ΦωΦ)「お前が言うと冗談に聞こえんのだよ…………」
(メ._⊿)「一周して全部冗談に聞こえるでござるな」
( ・∀・)「そうですか?」
从 ゚∀从「裏表の無い〜ってやつですね〜」
( ΦωΦ)「裏しかねーよ」
191
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 03:33:16 ID:ZA9p/ntc0
( ・∀・)「何はともあれ、人間界をウロウロするならこのままでは目立ちますよね?」
( ΦωΦ)「そりゃそうだな、いかにも人間じゃないからな」
( ・∀・)「ええ、ですので魔草原を抜ける前にお姿を変えていただこうと思います」
ハハ ロ -ロ)ハ「姿を?」
爪'ー`)「そんなことが出来るんですか?」
( ΦωΦ)「ああ、一部の魔族はな」
( ΦωΦ)「吾輩とモララーは問題無いが…………」
从 ゚∀从「ボクはインキュバスなので出来ますよ〜、こっちだとちょっと制限されますけど〜」
(メ._⊿)「拙者は出来ないのでござるよ、変幻の魔術は産まれ持った才能に大きく左右されるのでござる」
ハハ ロ -ロ)ハ「へぇー」
( ・∀・)「それにムーンフォース様は能力の殆どを攻撃に振ってますからねー」
ハハ ロ -ロ)ハ「じゃああの無限の性欲は?」
(メ._⊿)「いやはや…………魔王様に対して愛を育んでいった結果というか…………」
( ・∀・)「産まれつきのものと種族的なものもあるでしょうけどねー」
爪;'ー`)「その結果そうなるんですか…………」
从 ゚∀从「すごいですね〜」
(メ._⊿)「照れるでござるよ…………」ムクムク
(メ._⊿)「あっ…………拙者としたことが…………」ビンビン
(メ._⊿)「魔王様…………拙者…………その…………」ビクッビクン
( ΦωΦ)「いまの話のどこにそうなる流れがあったの?ねえ」
(メ._⊿)「あっ…………魔王様…………拙者のを…………受け入れて…………くださらぬか?」
( ΦωΦ)「平常運転かよお前」
192
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 03:56:05 ID:ZA9p/ntc0
从 ゚∀从「魔王様〜ここはボクにお任せくださ〜い」
( ΦωΦ)「ん?あれを抑えられるのか?」
从 ゚∀从「はい、ちょっとムーンフォース様の視界から外れてもらっていいですか〜?」
( ΦωΦ)「…………無理だな」
ハハ ロ -ロ)ハ「ああなると魔王様しか見えてませんからねー」
(メ._⊿)「魔王様…………あっ、ああん…………魔王様あああん…………」ビクンビクン
( ΦωΦ)「キモい」
从 ゚∀从「あ〜、じゃあ何かでムーンフォース様の視界を塞いでもらっていいですか〜?」
( ・∀・)「丁度ここに撮影用に持ってきたアイマスクがありますよー」
( ΦωΦ)「待て、何に使うつもりで持ってきたそれ」
( ・∀・)「都合良くボールギャグもありますのでこれ使って拘束しますねー」
( ΦωΦ)「都合良くあってたまるかそんなもん!お前何する気だったんだよおい!」
(メ._⊿)「!?も゛っ!?もがー!もがー!?」ビクッビクッ
爪li'ー`)「うわあ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「ごめんねフォックス、これが彼の日常なの」
爪;'ー`)「いや、姫様があやまることじゃ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「大人になるって悲しいことなの…………」
爪;'ー`)「姫様!?」
( ΦωΦ)「なんか嫌な会話してるな…………」
( ・∀・)「縛り終わりましたよ、これでよろしいでしょうか」
(メ._⊿)「んん…………っんふう…………ぶっんん…………」ビクビク
( ΦωΦ)「…………うっわぁ」
从 ゚∀从「ん〜、いいんですけど、そこまでやってくれなくてもよかったんですけど〜…………」
从 ゚∀从「ま、いっかぁ〜、へ〜んし〜ん」
193
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 04:15:02 ID:ZA9p/ntc0
( ΦωΦ)「…………ふふ、どうですか?似てますか〜?」
爪;'ー`)「おおっ!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「おおー、変身したー」
( ・∀・)「ほほう、これはなかなか」
( ΦωΦ)「うーむ、予想はしていたが…………そういうことか」
( ΦωΦ)「んん〜、やっぱり夢の中じゃないとあまり魅力的になれないかもですね〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「うーん?そっくりですけど確かに何か違うような…………」
爪'ー`)「?俺には見分けがまったくつかないほどそっくりに見えますけど」
ハハ ロ -ロ)ハ「うーん…………あっ、もしかして」
ハハ ロ -ロ)ハノ" ポニョポニョ
ハハ ロ -ロ)ハノ" ボニョボニョ
ハハ ロ -ロ)ハ「やっぱり…………!本物とするとお腹に張りがありません!」
( ΦωΦ)「…………え、そんなとこ?」
( ΦωΦ)「あ〜、そうなんですよね〜…………夢の中じゃないと一番魅力的なところがイマイチなんですよね〜」
ハハ ロ -ロ)ハ「これは許せませんね…………実にだらしない感じのお腹です」ボニョボニョ
( ΦωΦ)「待って、ねえ?吾輩の一番の魅力って腹なの?ねえ」
( ・∀・)「そうですよー、城内アンケートの結果ぶっちぎりでトップでした」
( ΦωΦ)「何のアンケートとってんだお前は!!」
( ・∀・)「人気の理由としては、雄々しい、撫で回したくなる、なんかかわいいといったものが主でした」
( ・∀・)「ちなみに魅力2位は威厳だったのでご安心ください」
( ΦωΦ)「あ、ああ…………?うん?」
爪;'ー`)「騙されてます!それ騙されてますって!」
194
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 04:36:36 ID:ZA9p/ntc0
ハハ ロ -ロ)ハ「で、魔王様に変身してどうするんですか?」
( ΦωΦ)「う〜ん、ちょっと不安ですが、この姿でムーンフォース様の性欲を処理させていただきます〜」
( ΦωΦ)「わー、やっぱそういうことかぁ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「ですが、このお腹でごまかせるでしょうか?」ボニョボーニョ
爪;'ー`)「そのわりにはさっきから随分と揉んでますね」
ハハ ロ -ロ)ハ「魔王様だと思えばこのだらしない感じのお腹もなんだか許せるかなーって思えちゃうんですよねー」
( ΦωΦ)「ハロー…………」
ハハ*ロ -ロ)ハ「魔王様…………」
(メ._⊿)「んんん…………んふっ…………フスー…………フスー…………」ブルブル
( ・∀・)「まあこれだけ焦らされてなんか変な汁まみれな感じですし、多分バレないでしょう」
( ΦωΦ)「空腹は最高の調味料ってやつですねー」ヌギヌギ
( ・∀・)「準備いいですか?じゃあ目隠しとボールギャグ外しますねー」
(メ._⊿)「ムッハァ!!うぇっ、ま゛、魔王様ぁ…………?」
( ΦωΦ)「うぇっほん…………んん〜、どうしたのだ?そんなにも耐え続けて、そこまで吾輩に抱かれたいのか?」
(メ._⊿)「…………!魔王様!?その格好は…………!?拙者と…………!?まさか、そんな…………ああ、まさか、これは、夢?」
( ΦωΦ)「何を言う、夢などではないぞ…………?ほら、んっ…………?」
(メ._⊿)「ん…………」
ぽつー爪;'ー`)ーん
爪;'ー`)「俺は…………俺は一体どうしたら…………?」
195
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 05:01:19 ID:ZA9p/ntc0
( ・∀・)「…………さて、じゃあ皆さん落ち着いたところで話の続きに参りましょうか」
(メ._⊿)「ああん…………魔王様とあんなに熱い時間が過ごせるなんて…………」
( ΦωΦ)「これ事実を言うべきかな…………」
从 ゚∀从「言わぬが華ですよ〜」
爪'ー`)「なんか使い方おかしいですよそれ…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「で、何の話でしたっけ?」
( ・∀・)「人間界をウロウロするためにお姿を変えていただこうというお話です」
( ・∀・)「今回は姫様とフォックス様も何かあると困るので、姿を変えさせていただこうと思います」
ハハ ロ -ロ)ハ「え?ワタシたちも?」
爪'ー`)「でもどうやってですか?俺たちは姿を変えたり出来ないですよ」
(メ._⊿)「その点は心配ナシでござる!モララー殿や魔王様ほどの魔族ならば、他者の姿を変えるなど容易いことでござるよ」
( ΦωΦ)「そうだけどお前が威張ることじゃないからな」
ハハ*ロ -ロ)ハ「わあー!すごいです!変身って結構憧れてたんですよー!」
( ΦωΦ)「いや、変身とは少々違うような…………」
从 ゚∀从「ま〜でもそんなものですよ〜」
( ・∀・)「そうそう、そんなものですよ」
( ・∀・)「それで、どんなお姿になりたいんですか?それをまずお聞きしようと思って…………」
ハハ ロ -ロ)ハ「おおっ!そういうリクエストもありですか!」
爪'ー`)「俺は特になんでも…………」
(メ._⊿)「拙者も特にござらんなぁ」
ハハ*ロ -ロ)ハ「じゃあ!じゃあ!ワタシ、いいですか?」
( ΦωΦ)「うむ、随分と嬉しそうだな、ハロー」
ハハ*ロ -ロ)ハ「えへへ、一度なってみたかったものがあって…………」
( ΦωΦ)「ふむ…………」
196
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 05:13:13 ID:ZA9p/ntc0
こうして拙者と魔王様は無事、熱い絆で結ばれ、体を重ねたのであった…………
さてさて、それはさておき次回!
コメリアに向かうべく姿を隠し旅を続ける魔王一行!
ハロー姫の念願かなったその姿はちょっと意外なもので!?
長らく交流のなかった人間界もちょっと意外な感じで!?
物語ももしかしたら新展開ばかりで!?
なんだかよくわからない感じで本当に続きがよくわからない!!
先の展開が未定なまま旅は続く!!
(メ._⊿)「次回!『まだコメリアにつかないっぽい』!お楽しみに!!」
(メ._⊿)「はぁん…………予告をしている間も魔王様の温もりを体が忘れられないでござる…………」
( ΦωΦ)「あれ吾輩じゃないんだけどなぁ…………」
从 ゚∀从「言い出しにくくなっちゃいましたね〜」
続く!!(って言い切れない)
197
:
◆kOOBoAAMCg
:2014/08/09(土) 05:21:26 ID:ZA9p/ntc0
☆おまけ☆
(,,゚Д゚)「魔王様がお出かけの間、俺が影武者を務めさせていただくことになりました!」
(*゚ー゚)「こんにちは☆ギコ君☆話は聞いてるわよ☆」
(,,゚Д゚)「し、ししし、しぃさん!?しぃさんがなぜここに!?」
(*゚ー゚)「ウフフ☆私は、モララー君の代理なのよ☆」
(,,゚Д゚)「えっ…………!?ってことは」
(*゚ー゚)「私が側近です☆よろしくお願いします☆魔王様☆」
(,,゚Д゚)
(*゚ー゚)「あら?」
( ゚¥゚)「…………気絶してます」
(*゚ー゚)「な、なんで?」
( ゚¥゚)「さあ…………?」
☆また見てね☆
198
:
同志名無しさん
:2014/08/09(土) 23:54:39 ID:zs1JVvnc0
乙
199
:
同志名無しさん
:2014/08/10(日) 02:12:20 ID:RiTDA4PA0
ギコww
200
:
同志名無しさん
:2014/08/19(火) 16:09:55 ID:mfbb2nEg0
wktkして待ってる
201
:
同志名無しさん
:2014/09/08(月) 04:30:00 ID:XQ8P6yC.0
乙乙
よかったなぁギコ役得
202
:
同志名無しさん
:2014/10/07(火) 19:42:54 ID:13mImYxc0
そろそろ頼みますよ
203
:
同志名無しさん
:2015/02/17(火) 00:39:06 ID:Ho4K5xZY0
まだ待ってるからな!
204
:
同志名無しさん
:2015/07/03(金) 06:54:38 ID:PP2XIfcI0
改めて読み直したけどやっぱり面白い
続ききてくれー
205
:
同志名無しさん
:2016/07/19(火) 02:05:22 ID:5kCrbD7.0
これおもしろいな
206
:
同志名無しさん
:2016/07/28(木) 13:20:09 ID:KMc2MDTw0
2週間ぶりのレスかと思ったら1年と2週間ぶりのレスだった
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