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( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )
1
:
同志名無しさん
:2013/02/05(火) 00:00:46 ID:l5u.FjKs0
僕の友人のとある双子の兄弟は仲良しだ。
103
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:19:03 ID:D4Qyf.8U0
_
( ゚∀゚)「おお…弟者よなかなかお目が高い。見ろ!向こうに行ったぞ!推定Gを!!とくとご覧にあれ!」グイ
( ´_>`)「えー…」
ジョルジュに無理やり首を曲げられて弟者のイカ焼きを食べる手が止まる。
ザッ
_
( ゚∀゚)「おっ、逆行った」グイ
(´<_` )「はぁ…」
ジョルジュに解放された弟者は食事を続行する。
(´<_`; )「むぐ?!」
途端、顔を歪ませる。
('A`)「…どうした?」
(´<_`; )「いや、風で焼きそばに砂入ったのかな…まずい…」
104
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:28:27 ID:D4Qyf.8U0
( ^ω^)「兄者も黒ビキニが好みかお!気が合うお!あ!あの子あっち行ったお!」グイ
(´く_` )「痛い、痛い…」
ブーンが無理やり兄者の首を曲げて兄者の食事を中断する。
ザッ
( ^ω^)「あ、向こう行ったお」グイ
( ´_ゝ`)「フーン…」
解放された兄者は再び焼きそばを口に入れる。
( ;´_ゝ`)「うがっ!」
('A`)「…どうした」
( ;´_ゝ`)「風吹いたのかな…焼きそばに砂入ってる…」
105
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:29:29 ID:D4Qyf.8U0
_
( ゚∀゚)「弟者!あっち行った!」グイ
( ´_>`)「はぁ…」
ザッ
( ^ω^)「兄者!あっち行ったお!」グイ
(´く_` )「えー…」
ザッ
('A`)「……」
お前ら、片割れがよそ向いた瞬間砂掛け合うのやめれ。
(´<_`; )「?」モグモグ
( ;´_ゝ`)「?」モグモク
106
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:30:16 ID:D4Qyf.8U0
!(´<_`; )「あ、そうだ、兄者。俺のイカ焼き食べてみろよ」
( ;´_ゝ`)「え?!いや、いいよ!お、弟者こそ俺の焼きそば食えよ!」
(´<_`; )「え!いや、いいって!兄者はそれ一人占めしとけって!」
ああなんという押し付け愛、はねつけ愛。
結果お互い、お互いの食い物を食わせあった。
( iii´_ゝ`)「うっ、お、美味しいなー、ありがとう、弟者…」
(´<_`iii )「うっ…ああ、兄者のも美味しかったぞ…ありがとう、兄者……」
爪'ー`)y‐「なんだよー、本当に仲がいいな、お前たち」
自業自得な二人に同情の余地は無かった。
107
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:31:37 ID:D4Qyf.8U0
あの双子は昔から全く変わらない。
.
108
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:32:33 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )
ーーー
109
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:33:31 ID:D4Qyf.8U0
( *´_ゝ`)「おとじゅあああああ!!!」
兄者が弟者の腰に抱きつく。
(´<_` )「お、兄者」
( *´_ゝ`)「えへへー」
(´<_` )「…いい加減離せよ」
( *´_ゝ`)「もうちょっとー!まだ40%しか充電できてないー」
(´<_`* )「何が充電だよ!このやろ!」
痺れを切らした弟者が兄者の首元をくすぐる。
( *´_ゝ`)「ちょっやめろって!」
余程くすぐったかったのか兄者はついに手を離した。
110
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:36:31 ID:D4Qyf.8U0
(´<_` )「やっと離した。じゃ、俺行かなきゃだから」
(´・ω・`) 「あ、やっと終わった」
( *´_ゝ`)「うし、50%充電出来た!」
爪'ー`)y‐「じゃあ弟者、早く行こうぜ」
( *´_ゝ`)ノシ「はいはーい!いってらっしゃーい!」
兄者が手を振って弟者を見送る。
( *´_ゝ`)ノシ
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「じゃ、俺らも行くか」
('A`) 「俺ら完璧アウトオブ眼中」
( ^ω^)「それ確か文法的にはおかしいんだっけ?」
( ´_ゝ`)「そだっけ?out of orderで故障中だったからout ofで使えないって意味?」
兄者がそんなことをいいながら手で紙をペラペラと数える。
111
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:38:00 ID:D4Qyf.8U0
('A`) 「おい、なんで千円札もってんだよ」
( ´_ゝ`)「え?」
( ´,_ゝ`)「臨時収入だけど?」
( ^ω^)「でた、謎の臨時収入シリーズ」
兄者がピシッと千円札に指ピンをかます。
よく見れば5枚。
50%の充電って財布の充電のことだったのか。
どうやら本来は100%で1万抜くつもりだったようだ。
( *´_ゝ`)「んなことよりこれどうよ!」
ドヤ顔で胸を手でパンッと叩く。
どうした、食べ物が喉に詰まったか。ちゃんと噛めよ。
112
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:38:55 ID:D4Qyf.8U0
( ;^ω^)「何をだお?」
( *´_ゝ`)「もちろん!この新しいネックレスだよ!お前らにはまだ見せてなかったよな?」
('A`;) 「ああ…確かにまだ見てないが…今も見えないぞ?」
( ;´_ゝ`)「あ…れ?」
手で首元を弄り、探しものが見つからなかったのか落胆の表情を見せた。
( ;_ゝ;)「えー落としたのかなぁ…まだ買ったばかりなのに…」
( ^ω^)「その謎の臨時収入で買い直すといいお」
('A`)
そういや
弟者はなんで兄者の首をくすぐったのだろう。
113
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:39:54 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
(´・ω・`) 「あれ、弟者そんなネックレスつけてたっけ?」
(´<_` )「ああ、最近買ったんだよ」
爪'ー`)y‐「あ、しかもそれ兄者も付けてたよな?」
(´<_` )「ああ…」
(´<_,` )「気に入ったから俺もお揃いの買ったんだ」
114
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:40:39 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
(´・ω・`) 「…やっぱ盗ってたか」
('A`) 「やっぱ盗ってた」
食堂でトンカツ定食と中ライスを食いながら俺らは語らう。
(´・ω・`) 「相変わらずだねぇ…」
('A`) 「…なあショボン。お前、あいつらと幼馴染だろ?小さい頃からあんなえげつないのか?」
(´・ω・`) 「そうだね……」
('A`) 「教えてくれよ、昔はどうだったか」
(´・ω・`) 「…あれは…小3の頃かな…」
115
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:41:40 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
( *´_ゝ`)「おとじゅああああ!マフィン焼いたー!食べて食べて!!」
(´<_`* )「おお…いただきます」
(´・ω・`*) 「美味しそうだね。僕も食べていい?」
( *´_ゝ`)「もちろん!」
(´・ω・`*) 「うわぁ美味しい…これ一人で作ったの?」
( *´_ゝ`)「うん!レシピ片手にな!」
エプロンと三角巾をつけた兄者は両手を腰に胸を張って答えた。
(´<_`* )「他にもある?これから照美ちゃんの家に勉強会で行くんだけど勉強の合間にみんなで食べたいから持って行きたいな」
( *´_ゝ`)「うん!ちょっと待っててね!ラッピングもしてくる!」
兄者が包装紙を切り、リボンで丁寧に包装する。
( *´_ゝ`)「はい、お勉強、頑張れ!」
(´<_`* )「おう!行ってくる!」
笑顔で弟者は出発した。
116
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:42:49 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
⌒*(・∀・)*⌒「弟者君いらっしゃーい!」
(*‘ω‘*)「待ってたっぽ!」
⌒*リ´・-・リ「あれ?弟者君それなぁに?」
(´<_`* )「うちで作ったマフィンだよ」
⌒*(・∀・)そ*⌒「え?弟者君マフィン作れるの?」
(*‘ω‘*)「すごいっぽ!食べていいっぽ?」
(´<_`* )「どうぞどうぞ」
⌒*リ´・-・リ「モグモグ…うわぁ本当に美味しい…算数もお料理もできるなんて弟者君って本当にすごいんだね」
⌒*(・∀・;)*⌒「お、美味しい…」
⌒*(;・∀・)*⌒「で!でも照美もお料理できるもん!今度作ってあげる!何がいい?マフィン?」
(´<_`* )「プリンがいいな」
(*‘ω‘;*)「わ、私だって作れるっぽ!プリンっぽね?任せるっぽ!」
⌒*リ´・-・リ「じゃあ私も…」
(´<_`* )「…じゃあ楽しみにしてるよ」
(´<_,`* )
117
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:43:40 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
(´<_`* )「ただいま」
( *´_ゝ`)「おかえり!どうだった?みんなの口に合ったかな?」
(´<_`* )「うん!みんなすごい喜んでた!また作ってね!」
( *´_ゝ`)
( *´_ゝ`)「うん!いいよ!」
118
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:44:41 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
数日後。
( *´_ゝ`)「弟者、はい。今日も照美ちゃんの家で勉強会だよな?今日はミニホットケーキだぞー」
(´・ω・`*) 「いいなぁ、僕にも一つちょうだい」
( *´_ゝ`)「あー、ごめん、ショボン。これ弟者たちの為に作ったから…ショボンの分はこれから作るから…」
(´・ω・`*) 「う…うん」
包装されていても漂う甘い香り。
僕はとても食欲がそそられた。
(´<_`* )「じゃあ、行ってきます」
( *´_ゝ`)ノシ「いってらっしゃーい!」
パタリと扉が閉まる。
( *´,_ゝ`)
(´・ω・`*) 「兄者?」
( *´_ゝ`)「あ、そうそう。ショボンの分も作らなきゃな」
119
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:45:49 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
(´<_`* )「おお…プリンだ…」
⌒*(・∀・)*⌒「召し上がれー」
(*‘ω‘*)「さて、こっちも弟者君が作ってくれたミニホットケーキを食べるっぽ」
⌒*リ´・-・*リ「甘い香りがすごーい…」
⌒*(・∀・)*⌒(*‘ω‘*)⌒*リ´・-・リ「いっただきまーす!」
三人同時で口にミニホットケーキを入れる。
⌒*(・∀・)*⌒
(*‘ω‘*)
⌒*リ´・-・リ
⌒*(・∀・;)*⌒「にがっ…!!」
(´<_`*; )「えっ?」
⌒*リ´・-・;リ「弟者君…これバニラエッセンス入れすぎたんじゃない?」
(*‘ω‘;*)「バニラエッセンスはとっても甘い香りだけど入れすぎると苦くなっちゃうんぽよ?!」
(´<_`*; )「え…あっ本当だ…すっごい苦い…」
⌒*(・∀・)*⌒「えー…味見もしないで他人に食べ物あげたの?」
(*‘ω‘*)「なんかがっかりっぽ…」
⌒*リ´・-・リ「うん…バニラエッセンスのことも知らないなんて…お菓子作る身として見損なうよね…」
120
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:48:19 ID:D4Qyf.8U0
「本当に弟者君が作ったのかな…?」コソ
「見栄張って嘘ついたっぽ?」コソ
「シッ、ぽっぽちゃん、聞こえるよ…」コソ
(;<_;* )
121
:
同志名無しさん
:2013/02/22(金) 00:49:42 ID:D4Qyf.8U0
ーーー
(´・ω・`) 「…と、そんなことが」
('A`;) 「うわぁ…」
(´・ω・`) 「っと…まだまだ彼らについてはあるけどここまでね。僕、そろそろバイトあるから」
('A`) 「おっ、いってらっしゃーい」
(´・ω・`) 「…みんながみんなが彼らみたいにお互いでストレス発散してくれればいいのに」
('A`) 「へ?なんか言ったか?」
(´・ω・`) 「いや…別に」
食べ終えたトンカツ定食を下げショボンはバイトへ向かった。
( ´,_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_,` )
第七話 マフィンとミニホットケーキと中ライス
122
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:38:02 ID:s2smMGc.0
僕のバイト先にも仲の良い兄弟がいる。
.
123
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:39:06 ID:s2smMGc.0
ーーー
( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )
ーーー
124
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:40:28 ID:s2smMGc.0
( ,,^Д^#) 「おいバイト!とっとと運べ!!」
(´・ω・`) 「はい」
从'ー'从 「店長ー、私は何をすれば…」
( ,,^Д^*) 「お、渡辺ちゃんは休んでて!お疲れ様ー」
おいおい、えらく態度が違うじゃないか。
125
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:42:41 ID:s2smMGc.0
( *^Д^) 「はい、お茶いれたから、ゆっくり飲んでねー」
从'ー'从 「わー、ありがとうございますー!副店長!」
( ^Д^) 「おら!バイト、これ外で配れ!!」
そう言って段ボールに入ったいっぱいのクーポン付きチラシを渡される。
1000枚はあるんじゃないか。
( ,,^Д^#) 「30分で戻れよ!」
無理です。
こんな寒い中誰もこんな寂れたとこまで来ません。
126
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:43:56 ID:s2smMGc.0
ーーー
( ,,^Д^#) 「てめぇ30分で戻って来いっつったろ?!何時間かかってるんだ!給料減らすぞ?!」
(´・ω・`) 「すいません」
(# ^Д^) 「てめぇみたいなバイトなんて代わりが沢山いるんだよ!!辞めちまえ!」
从'ー';从 「あのー、店長、副店長…私は何をしたら…」
( ,,^Д^) 「ゆっくりしてってね!」 (^Д^ )
从'ー';从 「え…私休んでばっかで…こんなのでお給料もらえません…」
( *^Д^) 「いいから!いいから!」
( ,,^Д^*) 「渡辺ちゃんはいるだけでいいの!」
(´・ω・`) 「……」
仕事が厳しいのは仕方が無い。
ただ、この扱いの差はなんなのだろう。
彼女に罪がないのもわかってる。
あの店長副店長コンビがクズなだけだ。
(´・ω・`) 「じゃあ辞めます」
( ,,^Д^) 「辞めちまえ辞めちまえ!根性無し!」
( ^Д^) 「帰れ帰れ!」
( ,,^Д^) 「さ、渡辺ちゃんは俺たちとお話してるか!」
( ^Д^) 「ささっ、あったかい部屋にでも!」
从'ー'从 「あ、あと店長、明日休みたいんですけど…」
( ,,^Д^) 「いいよ!いいよ!どんどん休みなさい!」
(´・ω・`) 「……」
なんだよ、僕が休み取りたいって言ったは嫌味タラタラだった癖に。
127
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:45:00 ID:s2smMGc.0
ーーー
作業着を投げ捨てて自分の荷物をロッカーから取り出す。
なんなんだ。あいつらは、性格が悪すぎる。
ふと頭を別の兄弟が過る。
あいつらはお互いにしかストレス解消するからまだマシだ。
(´・ω・`) 「お互いにストレス解消…」
ふとポケットにある配り残しのクーポン付きチラシを見る。
丁度3枚。
(´・ω・`) 「……」
128
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:46:00 ID:s2smMGc.0
ーーー
翌日。
( ´_ゝ`)「え、このクーポンくれんの?」
(´・ω・`) 「ああ、前に働いてたバイト先になんだけどね、気まずいし、期限は今日までだし、今日僕バイトの面接があるんだ」
(´<_` )「本当にいいのか?」
(´・ω・`) 「うん、品数が売りのビュッフェでデザートも豊富。兄者の好きなナッツ系のデザートとか弟者の好きなプリンもあるし」
( *´_ゝ`)「ナッツ系…」
(´<_`* )「プリン…」
(´・ω・`) 「はい、三枚あるから、ドクオも」
(´・ω・`) 「二人のストッパーになってよ」コソ
('A`) 「…ああ、できる限りを尽くすよ」コソ
129
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:47:09 ID:s2smMGc.0
ーーー
( ,,^Д^) 「いらっしゃいませー!」 (^Д^ )
席に案内されて座ると店員が近寄る。
( ^Д^) 「3名様90分食べ放題プランでよろしいですか?」
('A`) 「はい、それで」
( ^Д^) 「こちら、ライスのみ注文制となっておりますがいかがですか?」
( ´_ゝ`)「あ、俺大ライスお願いします」
(´<_` )「俺はいいや」
('A`) 「俺も」
( ^Д^) 「大ライス一つでよろしかったでしょうか?」
( ´_ゝ`)「いいでーす」
( ^Д^) 「ではごゆっくり」
130
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:48:54 ID:s2smMGc.0
ーーー
( *´_ゝ`)「うまそー!」
(´<_` )「だな」
('A`) 「お前ら盛りすぎだろ…」
i!iiリ゚ ヮ゚ノル「いやーん、あの人達イケメーン」
||‘‐‘||レ「その上仲良しな双子だー」
セリフの順に料理を取るための列をなす。
てかお前らモテるの早い。
カウガールと花柄女がすでにメロメロじゃないか。
131
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:50:31 ID:s2smMGc.0
そんなことも露知らず。
二人の頭に食後のデザートの文字は無く、最初からデザート含め盛るつもりのようだ。
( *´_ゝ`)「あ、アーモンドプリンラス1もーらい!」
(´<_` )「!!」
瞬間、兄者が見えなくなり轟音が聞こえる。
( ;´_ゝ`)「イタタタタ…」
(´<_`; )「大丈夫か?!兄者?」
('A`;) 「……」
何が起こったかは光景を見ればだいたいわかった。
床に散らばった皿の破片と食べ物と倒れた兄者と弟者の片足だけ前に出した姿勢。
しかも兄者の皿から忽然と消えたアーモンドプリンがちゃっかり弟者の皿に乗っている。
( ;´_ゝ`)(´<_,` )('A`#)
おい、何実の兄に足払いしてんだよ。
プリンくらい待てばすぐに追加されるだろうに。
132
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:51:37 ID:s2smMGc.0
( ,,^Д^#) 「お客様?!」
怒って店員がやってくる。
(´<_`; )「顔は大丈夫か??ああ…婿入り前なのに…」
お前の家では長男は婿入りするのか。
数少ない一族増やす気は無いのか。
この前苗字サイトで検索したらヒット0世帯だったぞ。
お前ら存在してないことになってっぞ。
( ;´_ゝ`)「大丈夫…手切っただけ」
(´<_`; )「待ってろ、今絆創膏出すから!」
弟者さん、カバンから絆創膏出してるところで悪いですけど割れ物割って怪我したらまず流水で傷口洗うのが正しい応急手当です。
まあわかっててやってるんでしょうが。
( ;´_ゝ`)(´<_,` )
133
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:52:42 ID:s2smMGc.0
( ;^Д^#) 「あーあ、こんなにしちゃって…ちゃんと弁償してくださいね!!」
(´<_` )「……」
丁度指にくるりと一周絆創膏を貼り終わった時、店員が言った。
やべぇ、やな予感。
(´<_` )「…確かに兄が店の物を破損させたのは謝りますが…こういう時はまず怪我人を心配するのが人として先決なんじゃないんですか?」
i!iiリ゚ ヮ゚#ノル「そうよ!そうよ!」
||‘‐‘#||レ「人としてサイテー!」
( ,,^Д^;) 「うぐっ」
( ;^Д^) 「あ…すいません」
見れば店中の女性客がこちらを見ている。
もういやだ。
134
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:53:53 ID:s2smMGc.0
ーーー
( ;´_ゝ`)「お皿と料理ごめんなさい…」
( ,,^Д^;) 「いや!いいよ!弁償なんてしなくて結構です!」
( ´_ゝ`)「え…でも…」
( ;^Д^) 「むしろこれ…治療費に…」
( ,,^Д^;) 「あと、またの御来店お待ちしています!」
金一封とクーポン。
治療費ってただの切り傷ですが。
チリンとドアベルを鳴らしながら扉が閉まる。
しかしなぜかその後連続でチリンチリンとドアベルを鳴る。
('A`;) 「何事?!」
振り向けば店中の女性客が代金をぶっきらぼうにレジに叩きつけながら退出していた。
おい、あの客確か俺たちより後に来てただろうが。
||‘‐‘*||レ「あの!連絡先書いたので受け取ってください!」
i!iiリ゚ ヮ゚*ノル「わ!私も!手、お大事に!!」
次々と我も我もと女性客が二人にメアドを渡して行き風のように去って行った。
( ´_ゝ`)「あの中で誰が1番料理うまいのかなぁ……」
そこかよ。
135
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:55:16 ID:s2smMGc.0
ーーー
('A`) 「…てなことがあったわ」
(´・ω・`) 「ふーん、お店をメチャクチャにしたんだ…」
('A`) 「俺には何も出来なかった。すまない」
(´・ω・`) 「いいよいいよ、もう辞めたバイトだし」
('A`)「…そっか」
(´・ω・`) 「あ、そろそろバイトだから行くよ。じゃあね」
('A`) 「おう、またな」
去って行くショボン。
なんとなくその顔を見る。
(´^ω^`))) ('A`)
('A`) o0(……?)
136
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:56:26 ID:s2smMGc.0
ーーー
客は店に好感を覚えた場合、3人にそれを伝えるが、もし店に嫌悪感を覚えた場合は33人にそれを伝えるという。
('A`;) 「これはひどい」
後にその店のネットでの評判を見ると大変なことになっていた。
('A`;) 「これ、全部あの時居た女性客関係かね…」
('A`) 「あれ?」
その中に一つ、気になる評価があった。
『前働いてたけどあの店長兄弟は本当に人の心が無いと思うほど酷い。』
('A`) 「この評価…俺らが店に行く前日…」
笑顔のショボン、前のバイト、兄者と弟者。
('A`;) 「闇落ちしたか…」
俺はアンタみたいには、ならねぇぞ。たれまゆさんよ。
結局店長からもらったクーポンを使わぬ内にその店が潰れたのは言うまでもない。
( ´,_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_,` )
第八話 アーモンドプリンとお茶と大ライス
137
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:57:39 ID:s2smMGc.0
あの仲良しの兄弟の日々がまさかこんな展開になるとは。
.
138
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:58:33 ID:s2smMGc.0
ーーー
( *´_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_`* )
ーーー
139
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 22:59:32 ID:s2smMGc.0
( *´_ゝ`)「ご報告します!」
いつもの面子で食堂で昼の竜田揚げ定食を食ってる時に兄者が突然立ち上がった。
('A`) 「…なんだよ、突然」
( *´_ゝ`)「えへへー」
( *´_ゝ`)「この度私流石兄者の!4月からボストンへの留学が決まりました!!」
('A`)
( ^ω^)
爪'ー`)y‐
(´・ω・`)
(´<_` )モグモグ
140
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:00:33 ID:s2smMGc.0
('A`;) 「まじかよ…!」
( ;^ω^)「四月って…もう一ヶ月だお!」
爪'ー`)y‐「こりゃめでてぇ。みんなで祝おうぜ」
141
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:01:30 ID:s2smMGc.0
ーーー
( *^ω^)「では!我が友達。流石兄者君の門出を祝って乾杯!!」
いつもの居酒屋で枝豆ツマミに飲みながらお別れ会。
('A`) 「いやー、いきなりだな。ボストンってお前英語出来んのかよ?」
( ´_ゝ`)「まあ、ドクオよりはな」
('A`) 「試しになんでもいいから英語で言ってみろよ」
( ;´_ゝ`)「えー…なんでもいいって1番めんどくさい」
142
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:03:31 ID:s2smMGc.0
( ´_ゝ`)「My brother's name is Otojya!」
('A`) 「俺でも言えるわ」
( ´_ゝ`)「A beautiful boy,Otojya!」
('A`) 「なんだよビューティフルって。てかボーイって年じゃないだろ」
( ´_ゝ`)「Number one is Otojya!」
('A`) 「何のナンバーワンだ」
( ´_ゝ`)「Universal boy…」
('A`) 「Otojyaだな、もう読める」
( ´_ゝ`)「Kind…」
('A`) 「……」
( ´_ゝ`)「Energetic!」
(´<_`* )「おい、褒めすぎだ。照れる」
( *´_ゝ`)「うふふふふ」
( *´,_ゝ`)(´<_`* ) ('A`)
('A`) 「……」
My brother's name is Otojya!
A beautiful boy,Otojya!
Number one is Otojya!
Universal boy
Kind
Energetic
('A`#) 「……」
最後の最後までわけわかんねぇ縦読み仕込みやがって!!!
143
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:04:41 ID:s2smMGc.0
ーーー
そして兄者が発つ前の日。
( ´_ゝ`)「一回空港近くのホテルで一泊するから出発は明日だけど今日でしばらくお別れなんだ」
('A`) 「元気でな」
( ^ω^)「一年なんてあっという間だお!」
爪'ー`)y‐「連絡忘れんなよ!」
(´・ω・`) 「しばらく二人が仲良くしてるの、見れないのかぁ」
(´<_` )「……」
( ´_ゝ`)「みんな今までありがとう。たった一年だから…」
(´<_` )「……」
( ´_ゝ`)「弟者…」
(´<_` )
(´<_`。 )ホロリ
( ´_ゝ`)そ('A`)そ( ^ω^)そ
爪'ー`)y‐そ (´・ω・`) そ
144
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:05:52 ID:s2smMGc.0
(∩<_∩ )バッ
( _ゝ )「…うう…う…」
( ;_ゝ;)「…うわあああん!嫌だ!!弟者と離れたくない!!!」
(∩<_` )「バカ!留学はずっとお前の夢だったろ?!どうせ一年で帰れるんだから!目一杯楽しんでこい!!」
( ;_ゝ;)「うわあああん!!毎日電話するぅぅぅぅ!!!」
( ;ω;)「うう…僕まで悲しくなってきたお…」
爪;ー;)y‐「やめろ!俺はこういうのは苦手なんだ!!!」
(´;ω;`)
('A`)
ああ、こいつらもお別れの時は素直なんだな。
('A`。)
('A`。)o0(……ん?)
('A`)
('A`#)
あの野郎ども……
( ∩,_ゝ∩)(∩<_,∩ ) ('A`#)
目薬隠すなら俺に見えないようにしろ!!
145
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:06:54 ID:s2smMGc.0
ーーー
('A`) 「…行っちまったんだろうな、今頃」
( ^ω^)「…さびしくなるお」
兄者が発った日の昼。
俺たちは食堂でオニオンスライスサラダを食いながら駄弁っていた。
爪'ー`)y‐「よっ」
(´・ω・`) 「やあ」
('A`) 「よぉ、あれ?弟者は?」
(´・ω・`) 「それが…今日一度も会ってないんだよ」
( ^ω^)「きっと寂しくて家で泣いてるんだお。帰りに寄るお」
146
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:07:58 ID:s2smMGc.0
ーーー
('A`;) 「…どういうことだよ」
二人の部屋はもぬけの殻だった。
その時丁度、アパートの大家と思わしき爺さんが廊下を通った。
爪'ー`;)y‐「あの?大家さん?」
/ ,' 3「はぁ、そうですが…」
( ;^ω^)「あの!ここに住んでる流石さんは?!」
/ ,' 3「ああ…ボストン留学とかなんとかで出て行ったよ」
('A`;) 「それは!兄の方ですよね?!弟の方は?!」
/ ,' 3「ああ…彼は…」
147
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:08:57 ID:s2smMGc.0
ーーー
ーー
ー
( う_ゝ`)「あーやっと着いた」
( ´_ゝ`)「…夜に出て、時差があるけど14時間飛ぶからボストンは朝か…」
( ´_ゝ`)「…スーツケースまだかなぁ」
148
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:09:56 ID:s2smMGc.0
ーーー
( ´_ゝ`)「…来ない」
( ;´_ゝ`)「え?なんで来ないの?えっ?こういう時はどこに聞けば…」
( iii´_ゝ`)「外国って荷物届かなくても対応悪いんだっけか…うわぁ、どうしよう…」
149
:
同志名無しさん
:2013/02/28(木) 23:11:23 ID:s2smMGc.0
ーーー
空港出口付近でこれから留学生を受け入れるホストはソワソワしながら留学生を待つ。
ハハ ロ -ロ)ハ「ニホンゴウマクハナセルでしょか…」
彼女は留学生を見かけ、手を振る。
ハハ *ロ -ロ)ハノシ「あ!Here!コチでーす!」
ハハ *ロ -ロ)ハ「I'm Hello Sun. ハローって呼んでクダサイ。Mr.Sasuga」
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、お隣さんも日本人の留学生受け入れシテマス。仲良く、シテクダサイ」
ハハ ロ -ロ)ハ「それにしても…荷物がlooks so heavy…オモソ、オモソデス」
ハハ ロ -ロ)ハ「なんてったってtwo suitcases!カタポ、モチマス?」
(´<_,` )「いえ…結構です」
( ;_ゝ;)「俺の荷物どこー?!」
( ´,_ゝ`)双子は仲良しのようです(´<_,` )
最終話 竜田揚げと枝豆とオニオンスライス
150
:
同志名無しさん
:2013/03/01(金) 02:41:54 ID:W3fjAO0I0
ん?
終わり・
151
:
同志名無しさん
:2013/03/04(月) 15:19:50 ID:8G2Es.g60
乙
執念だなww
152
:
同志名無しさん
:2024/06/27(木) 00:46:10 ID:HVCR9uKI0
乙
洒落にならない悪戯でも延々に続けられるのはもはや愛だね…お爺ちゃんになっても続けてそう
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