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仮投下スレ
88
:
◆m8iVFhkTec
:2012/11/04(日) 11:31:38 ID:bmfHlM2Q0
何がなんだかわからない…
☆
「…という訳で、この全部このおもちゃの仕業だったんですよ」
「\フヒヒ、クスグッタイヨ!/」
(そうだったのか。ならば先程俺を怒らせた処遇については不問に処そう)
こちらを狙撃しておいてよくもここまで上から目線で言えたもんだな
だがなんとか誤解が解けた。友好的な態度で自己紹介をする
どうやたこの戦闘機は「A-10神」と呼ばれているそうだ。アメリカ空軍の信仰対象らしい
何故乗り物が言葉をしゃべるのかがよくわからない、最先端のAIでも搭載されているのかもしれない
軍人気質な性で荒っぽいが、戦闘機が味方についてくれればこれほど心強いことはないだろう
無差別に誰かを殺すという気は無いみたいだし、僕は交渉をすることにした
「単刀直入に言います。僕と協力して、この殺し合いから共に脱出しようとは思いませんか?」
(ふん…そいつは名案だな。脱出手段はあるに越したことはなかろう。だがな貧弱もやし、俺はあのクソッタレにケツを向けて逃げる気なんざねぇ!
あのクソッタレタラコめ…この俺から兵装を全て奪い取りやがった! ゴミどもを吹っ飛ばす術を奪い取って、何が殺し合いだ!
兵装のねぇ戦闘機など鉄クズだ! つまりこれは恥辱であり、俺に対する宣戦布告なのだ! 決して生かしておかん!)
「はぁ…。え、でもさっきダディクールを殺した機銃はあなたの装備ではないんですか?」
(舐めてんじゃねぇ! 俺の本来の装備なら、間違いなくさっきの男は首ごと持ってかれてるはずだぜ?
あれは俺に支給されたマシンガンだ!こんな玩具同然の武器じゃ、虫も殺せねぇ!)
そう言って窓際にいる月に座席が見えるように車体を傾けた
なるほど、そこにはマシンガンが設置されていた。出来ればどうやって撃ったのか、原理も説明してもらえないだろうか
それにしても…もしコイツが兵器を積んでたら、躊躇いなく全参加者をなぎ払ってただろう…ある意味、制限に感謝すべきだったかもしれない
(そんなわけで俺はクソ主催者を跡形もなく吹っ飛ばすつもりだ!)
「でも、そんな事企てたら主催者に首吹っ飛ばされるんじゃ…」
(一にも二にもクソ度胸だ!そんなのにビビって戦ってられるか!
一応貴様に聞いておこう。あの主催の野郎をぶっ飛ばすのに協力するよな?)
そう言ってマシンガンをこちらに向けてきた。おい待て、最初に協力するかの話を持ちかけたのは僕じゃなかったか?
だがスタンガン一丁の僕に、異を唱えるという選択肢はもはや存在しなかった
「わかりました…共に主催者を倒しましょう…」
(いい返事だぞ貧弱もやし!まずは俺の兵装となり得る道具を探してくるんだ。アヴェンジャーならなおよし
道が狭く、滑走路もない…つまり俺は身動きが取れない。だから貴様ら二人の活躍に期待している!)
「え、二人って…僕以外に誰が…?」
振り向くとそこには元気にビシッと親指を立てるダディクールの姿が!
額には絆創膏が貼られている、どこからか調達してきたのだろう
「馬鹿なっ!? さっきA-10神に撃たれて死んだはずじゃ…!」
「ギリギリ急所を外していたため、なんとか一命を取り留めました」
そうクールに言い放った。待て、眉間って急所に入らないのか?
いったいどういう生命力をしているんだ…イラっとする笑顔がなんか得体の知れないものにも見えてくる
(はははっ、流石にあんなヘボい銃弾一発でくたばる程ヤワじゃねぇようだな!気に入ったぜ!クールガイ!)
いや、普通の人はあんたらみたいに銃弾食らって平気でいられませんから
あとダディクール、褒められて嬉しそうな顔してこっち見んな、腹立つ
そんなわけで、僕が理想としていた状況とは全く正反対の立場に立つ羽目になってしまった
リーダーはA-10神…荒っぽい強引な指揮しか取れないんじゃないか?
そして主催者打倒派、この考えで賛同してくれる参加者は限られるだろう。まず僕自身が賛同できないんだが
さらに切り捨てるべき役立たずは生命力が異常に高く、排除することが非常に困難…
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