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仮投下スレ
87
:
◆m8iVFhkTec
:2012/11/04(日) 11:31:15 ID:bmfHlM2Q0
こうして、互いに満足の行く取引がここに成立したのであった
なんというか、思ったよりもちょろかった
ダディクールはさっそく、バカに付ける薬を飲み始めた。手遅れだろうな
さて…と
―――僕もさっそくスタンガンを使って、このバカに眠っててもらおうかな―――
役に立ちそうもないバカは足を引っ張るだけ
つまり、他の有能な生き残れる可能性を減らす原因になる
コイツの他の支給品も、僕の方がまともに使えるだろうしね
僕はスタンガンを構え、ダディクールの隙を伺った
だがその時、廊下側の方の窓から突然荒々しい怒号が響いた
(あの女みてぇな唇のクソッタレ野郎め!!オカマ野郎のF-16の20㍉にでもファックされちまえ!!)
吐き捨てるように、聞き捨てならないような悪態がぶちまけられている
流石に無視できないため、月はスタンガンをしまい、声する方を覗いてみた
なんと、そこには一台の戦闘機が駐車場のスペースいっぱいにドンと置かれていた
あろうことかその怒号は、戦闘機から響いていた
中で誰かが大声で叫んでいるのか? いや、だとしたら外にこれほど明瞭に聞こえるはずがないのだが…
まるで脳内に直接響いているような感覚…骨伝導のようなそれに近いものだった…
戦闘機は声だけに留まらず、舌打ちをしたり、前輪を地面に叩き付けたりしていた
まるでそれは、戦闘機が意志を持って言葉を話し、地を蹴りつけているかのようだった
月が呆気に取られていると、外に出ていたファービーがあろうことか「ファッキューファッキュー!ウェハハハハ!」と鳴き出した
(あぁん! 貴様、それは俺に対して言っているのか!?)
「ばっ…このフクロウがっ!」
僕は咄嗟に3階の窓からファービーをぶん投げた
ファービーは落下中に「ドゥーウェーイ!ターノシ…ウオオォォォォ!?」などと悲鳴が聞こえた
(誰に対してファッキューと言ったんだと聞いてるんだ! 答えろこのもやし野郎!)
「ご、誤解です!それは今僕が投げたおもちゃの鳴き声で…」
「Oh!miss spell」
そこへ突然、ダディクールが割り込んできた
何がミススペルなのかわからないが、発音が流暢になっている
バカに付ける薬が効いたのだろうか…?
ダディクールは窓から顔を出して、小さく深呼吸をした
そして真っ直ぐな瞳で戦闘機を見つめ、ただ一言
「Fuck you」
それは実に完璧な発音だったといえよう
彼はファービーと戦闘機の間違った発音に対して、クールにお手本を示したのだ
直後、バラララララッと音と共に戦闘機から機銃が放たれ、ダディクールに襲いかかった
ダディークールはすかさず両手を前に伸ばし、飛んでくる銃弾を見極める…ッ!そして…
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彼の無謀な健闘も虚しく、銃弾の一発が彼の眉間に命中した
(ははっ、ざまぁみやがれ!!)
戦闘機はそう言って機体を揺らして喜びを表現していた
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