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仮投下スレ

311 ◆m8iVFhkTec:2013/08/05(月) 10:54:09 ID:7kSsahpA0
悪魔が目を覚ましたのだ。
雄叫びとほぼ同時に、田代の首を軽く撥ね飛ばす。

「くそ……情けねぇ最後だ……これが人間をやめた者の末路か……畜生」

クマーは生首に齧り付き、肉を貪る。
滴り落ちる唾液、己の血と獲物の血で酷く赤黒く染まる毛。
ポルナレフはその様子を見て、底知れぬ恐怖を感じた。

階段を駆け下りる音、只ならぬ異変を聞き付け、1階で待機していたいわっちが顔を出す。

「いったいこれは……!? ポルナレフさん、田代さんとあの女性は……」
「死んだ……おい、もはやどうしたらアイツを殺せるんだ……?」
「に、逃げましょう……!」

いわっちは足を負傷したポルナレフに肩を貸し、逃げようとする。
しかし、そのあまりにも遅く、クマーによって容易く追いつかれてしまう。
クマーは目を光らせ、じわじわといわっちたちに距離を詰める。
そしてその鋭い爪で、無慈悲に二人を引き裂く……。


  エイチティーティーピーレーザー!!
      ∧∧
     (,,゚ー゚)//
   〜(__つhttps://llllllll.llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
        \

階段からしぃが青い光線を放ち、それはクマーの目に直撃した。

「クマアァッ!?」

クマーは視界を奪われたこと、予期せぬ痛みを受けたことにより驚いて撤退をする。
地上へとつながる駐車場の出口へと一目散に向かっていく。
逃げようとする怪物を止める術は、いわっちたちには無かった。



クマーの頭にぶつかったことで『https://www.hellowork.go.jp/』は割れてしまった。
しぃはその文字列『https://』を見て、かつて自分の仲間が行っていた技を思いついたのだった。

「……結局、二人も味方を殺してしまい、熊にも逃げられてしまいましたね……」
「いわっちサン……」
「あぁ……情けない限りです……」
「……いわっちサンよ、味方だったのは一人だけだぜ?
 それにあの熊はどっちにしろ簡単には殺せやしない。
 準備も不十分な俺らじゃどうしようもなかったんだよ」
「ポルナレフさん……」
「さぁ、どうする? 熊がいなくなってテレビ局に平穏が取り戻されたんだぞ?
 ここからがあんたの仕事だろ。さぁ、言ってくれよ。どうすればいいかを」


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