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仮投下スレ
277
:
◆shCEdpbZWw
:2013/06/17(月) 23:12:51 ID:3NVYLIzY0
前哨戦となる舌戦が幕を閉じる。
最初に動いたのは……兵装の無いA-10神だった。
「ミンチにしてやらあっ!!」
その巨躯を以って、一直線にファヌソへと突っ込んでいく。
アヴェンジャーもMINIMIも使えないA-10神に唯一残されたのは己が体だけである。
「おぉ、危ない危ない」
しかし、決して小回りが効くとは言えない。
おまけにほぼ停止した状態からの発進である。
ファヌソがこれを易々とかわしたのも当然の帰結であった。
「ちっ、どいつもこいつもちょこまかと……!!」
怒りに身を任せるA-10神はすぐさま方向転換を仕掛ける。
その速度は、ファヌソが想定していたよりもずっと速いものであった。
再び突っ込んでくるA-10神の前に、ファヌソの顔から余裕の色が若干失われた。
今度は機敏な動きで横に飛んでその突進を避ける……が、それをA-10神は織り込み済みだった。
「この俺から逃げられるとでも思ったか!!」
ファヌソが避けたかどうかというタイミングで、既にA-10神は方向転換の動作に入っていた。
180度回転をかける拍子に、その胴体も大きな弧を描いてファヌソに追撃をかける。
「おぉっと!」
素早く屈んでファヌソがこの攻撃もかわす。
しかし、立ち上がる前にA-10神が次の攻撃態勢に入る。
「しゃらくせえっ!!」
三度、突進を仕掛けるA-10神に対し、ファヌソの取った行動は……
「はっ!!」
「んだとぉ!?」
まっすぐ後方にジャンプして距離を取る事であった。
普通に考えれば無理な体勢であるが、神通力を使えば造作も無いこと。
風の流れを作り出し、それに身を任せる形でA-10神から離れる。
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