[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
仮投下スレ
260
:
◆i7XcZU0oTM
:2013/06/15(土) 21:08:40 ID:UCoTApuQ0
静かな街中を、たった一人で歩き続ける。
夜の闇は既に消えて、辺りを朝の光が包んでいる。
レストランから離れて、そんなに経ってはないはずだけど。
何故だか、長い時間が経過しているように感じる。
「……もう、6時過ぎなのか……」
もうそんなに経っているのか、とも思う反面。
まだそれだけしか経っていないのか、とも思ってしまう。
これまで、いつもの生活じゃ有り得ないような事ばかりだったけれど。
それでもまだ、僕は生きている。でも……別の場所では、誰かが殺されているんだ。
さっき確認した、定時更新に、殺された人の名前が載っていたから……。
そして、誰かを殺めた人のリストの中には、やっぱり川越さんの名前が……。
(……)
悶々とした気持ちのまま、僕は図書館に辿り着いた。重い足取りで、図書館へ入る。
ひんやりとした空気と、図書館特有の本の匂いが、僕を迎えた。
「……確か、キバヤシさんのいた所はこっちだったはずだけど」
朝だと言うのに、どことなく薄暗い通路を通り、キバヤシさんのいる所……資料室に向かう。
資料室の扉を開き、キバヤシさんの姿を確認した時。
「ただいま戻り……って、えぇ!?」
「アッ、ナンダオマエ! オイキバヤシ、ヒトガキタゾ!」
何だか小っちゃい生命体(?)がぽよんぽよんと跳ねながらキバヤシさんに向かっていく。
「む……ああ、バイク君。戻ってきたのか。随分と時間がかかったようだが……?」
「え、ああ、ちょっと」
「?」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板