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仮投下スレ
236
:
◆i7XcZU0oTM
:2013/05/05(日) 21:05:48 ID:izeT9O/s0
『ああっ、"それ"ってワイのやないか!』
『油断してたお前が悪いんだお! これからは、お前がやる夫の弾除けになるんだお!!』
『ぐうっ……流石に"それ"相手やったら勝てへんわ……』
『やる夫を馬鹿にしてたからこうなるんだお……!』
やる夫の脳内に、都合のいい妄想世界が広がる。
「ヒヒヒ……それじゃあ、早速頂くお!」
こういう時だけは、行動力が高いのがやる夫である。
素早く鞄を引き寄せ、手早く必要なモノを取り出す! ……はずだった。
あの"良いもの"が、なかなか出てこない。どうでもいい物は、すぐ出るのに。
そんな物たちより、あの"良いもの"を。
(早くしないと、あいつが帰って来るお……!)
……やきうのお兄ちゃんの、下品な足音が近づいてくる。
それに同調するように、やる夫の鼓動も早まっていく!
(何でこいつ、鞄の中身片づけてないんだお……!)
やきうのお兄ちゃんの手が、襖にかかったのと同時に。
やる夫の手が、"良いもの"を掴んだ……!
「……!」
「へへへ……これで、やる夫の勝ちだお」
勝ち誇った様に笑うやる夫と、対象的に静かに怒るやきうのお兄ちゃん。
……やきうのお兄ちゃんは恐れていた。"ええの"が、やる夫の手に渡ったのだから。
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