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仮投下スレ

232 ◆i7XcZU0oTM:2013/05/05(日) 21:04:35 ID:izeT9O/s0

 先程の考えと結論を、しぃに小声で伝えるいわっち。
 説得力があるような結論に、ただただしぃは感心するばかりだった。

(そこで……少々危険ですが、近づいて調べてみようかと思います)
(ええッ!?)
(勿論、しぃさんを危険な目に遭わせたりはしません。私の後ろに隠れていれば、大丈夫ですよ)

 そう言って、つかつかと停まっている戦車まで歩いて行こうとすると……!

(あっ! ……お姉さーん! 誰か来たよー!)








「で、あなたがいわっち、そっちの子がしぃ、ね……」
「そうです」
「渾名みたいな名前ね……まぁ、私も人の事は言えないけど」

 民家の中。
 いわっちとしぃ、それとマッマは、ダイニングで向かいあって座っていた。
 簡単に自己紹介を済ませ、2人は一息ついていた。
 ……やきうのお兄ちゃんとやる夫には、別室で未だ気絶したままのグンマーと共に待機させている。
 あの2人がいると、話がややこしくなると考えたマッマの措置だ。

「あなた、目標はあるの?」

 マッマがそう言うと、いわっちは地図を取り出し、森林公園を指差しながら言った。

「まず……一緒に来ていただける方を、この公園に集めるつもりです。その後……」
「それで?」

 ススッと指先をテレビ局の所まで持って行き、話を続ける。

「できれば12時までには、テレビ局にて、停戦の意思を伝えるつもりです」
「停戦?」

 その単語に、マッマは怪訝そうな顔をする。


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