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仮投下スレ

191 ◆1WOpAbkgRc:2013/03/03(日) 01:59:50 ID:QUuUB0ls0
「オイオイ…センシャトカマジネーワ…(うーむ…戦車は流石に厳しいな…)」

グンマーは田代から逃げ果せたあと、北へとキャタピラを走らせる一台の戦車を発見していた。
現在の武装で戦車を相手取るのは流石に部が悪いと判断したグンマーは、
相手が戦車から降りたところを襲って戦車を奪おうと、陰に隠れながら後を追っていた。

スピードをあまり出してはいないうえに、
入り組んだ街中では戦車の機動が鈍くなることも相まって、
グンマーにとって尾行するのは容易かった。

しばらく尾行を続けていると突然戦車のハッチが開き、中から小太りの男が顔を出した。

「ヤベッ!バレタカ!?(しまった!勘付かれたか!?)」

咄嗟に身を隠すグンマー。
だが男はすぐにまた戦車の中に身を引っ込め、操縦を続けた。

「ビビラセヤガッテ…キノセイカ…(驚いたな…きのせいか…)」

気づかれずにすみほっと胸をなでおろす。同時に彼はある一つの確信を得ていた。

(あいつも試練を受けている新成人だな…)

軍事技術が発達している彼の故郷では、兵器の扱い方も子供のうちからある程度教えている。
グンマー出身者ならたとえ未成年でも戦車を操縦するなど容易なことである。
当然彼も簡単な戦車なら乗りこなすことができた。
故に彼は戦車に乗っている男を自分と同じグンマー出身の新成人だと思っていた。

男がすぐに身を引っ込めたのも、自身の気配を察知したからではないかとグンマーは推測していた。
もし男がそのまま戦車を降りていたら、グンマーは咄嗟に駆け寄って出てきた男を殺していただろう。
その危機を回避した事からも、戦車の操縦者は只者ではないと思い込んでいた。

自分同様に誇り高い戦士を目指す者を殺すのは心苦しいが、席が一つと限られている以上、心を鬼にしなければいけない。
戦場では時に仲間の命を踏み越える勇気も必要なのだ。
グンマーはより警戒を強くしながら再び尾行を始めた。


【E-1 /1日目・早朝】

【グンマー@まちBBS】
[状態]:健康、首筋に血を吸われた痕、首元から出血(微量)
[装備]:熱光学迷彩服(所々破れている)@攻殻機動隊
[道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]
基本:優勝して、村を守る戦士になる
1:戦車(チハ)を尾行し、隙を見て奪い取る
2:使えそうな武器を探したい
3:武器が見つかるまでは弱そうな参加者のみを仕留める
※チハを支給品だと思っています。また、畜生マッマが乗っていることに気づいてません
※やる夫を自分と同様に成人の儀を受けているグンマー出身者だと思っています


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