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仮投下スレ
168
:
◆m8iVFhkTec
:2013/01/13(日) 21:52:59 ID:mDpuemQE0
ギコは語調を強めて問い返した
「私がやらなくては、誰がやるというのでしょう?この願いは私利私欲ではない
ゲームを楽しむユーザーたち、SCEを叩く2ちゃんねるの人達、全ての人々をより高みへと進化させるためのものだ!
これは世界を動かす最も大きな『仕事』、そして『ゲーム』なのです! 私が作りたかったプレイステーションの世界が目の前にあるのです!」
男は―――もといクタタンは、酔いしれたような表情を浮かべてそう叫んだ
逃げられない…!とギコは直感した
あの獣から放たれる威圧感、そして殺意…
その目が俺という獲物を捉えたら最後、確実に逃さないことを予感させた
「ネメア、アイアンヘッド」
クタタンは指先を茂みに向けて、彼の『武器』へと指示を下した
命令に反応し、ネメアは大地を蹴り、そのツノを茂みへと叩き付けた
打撃音が響き、土埃を巻き上げ、植木が宙を舞う
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;. ←コロちゃん
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
「…人形…?」
ネメアの攻撃で出来た小さなクレーター、そこにあったのは無残にも綿が飛び出し、首が千切れたクマのぬいぐるみ『コロちゃん』
ギコの姿はいなかった
はたして、それが意味するのは…
―――ギコねこに かわって みがわりが こうげきを うけた!
「逝ってよし!!」
ギコ猫はサバイバルナイフを構え、クタタンの首筋へ迫る
キラリと光る両刃のナイフは、その柔い肉を容易く切り裂いた…!
「ぐっ…!!」
だが、間一髪で気付いたクタタンは腕で防御をした
深々と肉をえぐり、彼の右腕から血がほとばしる
「クソッ!」
「ネメア、悪の波動!」
ネメアが咆哮する
禍々しい肉体からブラックライトのような色の『波動』をギコ猫に向けて放つ
ギコ猫は困惑した。彼はこんな攻撃の挙動を、かつて一度も見たことがなかったからだ
例えば、生まれて始めて「自分に飛んでくるボール」を目の当たりにした時、それを反射的に避けることが可能だろうか?
ほとんどの場合それは不可能である。何故ならばどう対処するかを思考する必要があるからだ
かくして、悪の波動はギコ猫に命中する
「グハアッ!!」
衝撃で吹っ飛ばされ、地面に叩き付けられた
腹部の皮膚がただれ、血がにじみ出ている
倒れているギコ猫にクタタンは歩み寄る
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